(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

 当社グループは、製品・サービス別に「メディカルケアセールス事業」、「ヘルスケアセールス事業」及び「ヘルスケアマーケティング事業」の3事業を運営しており、各事業単位で事業戦略の立案、検証を行っております。そのため、これら3事業を報告セグメントとしております。

 

(2) 各種セグメントに属する製品及びサービスの種類

①「メディカルケアセールス事業」

医療プラットフォームサービス「SOKUYAKU」、調剤薬局の運営及び医療用医薬品の通信販売事業、並びにホワイピュアシリーズ・漢方薬といった医薬品の企画・製造及び通信販売、医療人材紹介事業等を運営しております。

②「ヘルスケアセールス事業」

酵水素328選シリーズに代表される健康食品及び化粧品等の企画・製造及び通信販売を運営しております。

③「ヘルスケアマーケティング事業」

主にキャスティング・SNS・PRイベント等他社ヘルスケア商品の販促支援及び自社商品等の卸売、ダイレクトメール(DM)マーケティングやコールセンターなどのBPOサービスを行っております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

連結財務諸表

計上額

(注2)

メディカルケアセールス事業

ヘルスケア

セールス事業

ヘルスケア

マーケティング事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 外部顧客への売上高

7,675,468

4,110,782

5,058,321

16,844,572

16,844,572

 セグメント間の内部
  売上高又は振替高

564

185,149

185,713

185,713

7,676,032

4,110,782

5,243,471

17,030,286

185,713

16,844,572

セグメント利益
又は損失(△)

1,098,735

28,474

39,261

1,087,948

728,536

1,816,484

セグメント資産

2,403,725

2,404,049

1,097,124

5,904,899

1,335,648

7,240,548

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 減価償却費

14,139

3,652

5,107

22,899

765

23,664

 のれん償却額

57,311

78,730

38,383

174,425

174,425

 顧客関連資産償却額

10,584

85,512

96,097

96,097

 のれん未償却残高

613,840

780,144

278,162

1,672,147

1,672,147

 有形固定資産及び
  無形固定資産の増加額

288,067

1,111,421

4,466

1,403,954

1,617

1,405,572

 

(注)1.セグメント利益の調整額△728,536千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用及び子会社株式の取得関連費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

    2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

3.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、子会社株式の取得や事業譲受に伴い発生したのれんが含まれております。

 

当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注1)

連結財務諸表

計上額

(注2)

メディカルケアセールス事業

ヘルスケア

セールス事業

ヘルスケア

マーケティング事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 外部顧客への売上高

6,837,714

4,546,313

6,330,876

17,714,904

17,714,904

 セグメント間の内部
  売上高又は振替高

9,463

993

232,471

242,929

242,929

6,847,177

4,547,307

6,563,348

17,957,833

242,929

17,714,904

セグメント利益

又は損失(△)

257,552

163,423

129,063

34,935

587,936

553,001

セグメント資産

1,942,090

5,319,964

2,229,313

9,491,369

1,222,417

10,713,787

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 減価償却費

32,138

2,928

10,206

45,273

1,818

47,091

 のれん償却額

73,275

128,504

55,021

256,801

256,801

 顧客関連資産償却額

10,584

93,286

103,871

103,871

 のれん未償却残高

219,026

1,957,081

497,891

2,673,999

2,673,999

 有形固定資産及び
  無形固定資産の増加額

85,101

1,508,926

418,250

2,012,278

5,065

2,017,343

 

(注)1.セグメント利益の調整額△587,936千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用及び子会社株式の取得関連費用が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

    2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

  3.セグメント資産の調整額1,222,417千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であり、主に現金及び預金、貸付金であります。

4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、子会社株式の取得や事業譲受に伴い発生したのれんが含まれております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略

しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

株式会社SARUCREW

2,250,320

メディカルケアセールス事業

ヘルスケアマーケティング事業

 

 

当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結

財務諸表

計上額

メディカルケアセールス事業

ヘルスケアセールス事業

ヘルスケアマーケティング事業

減損損失

487,012

205,023

137,198

829,233

829,233

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年6月1日 至 2023年5月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)

 株式会社ジャスティの株式を取得したことにより、 「ヘルスケアセールス事業」において259千円の負ののれん発生益を計上しております。

 

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

前連結会計年度(自  2022年6月1日  至  2023年5月31日)

重要性が乏しいため注記を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2023年6月1日  至  2024年5月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金
又は
出資金
(千円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

連結子会社の役員が代表を務める会社

ECH株式会社(注)1

東京都

目黒区

74,500

自社商品の企画開発及びECサイトの運営・販売

 

営業取引

資金の貸付

役員の兼任

資金の貸付(注)2

300,000

短期貸付金

300,000

 

(注)1.連結子会社である株式会社ウェルヴィーナスの取締役 井関貴博氏が代表取締役を務めております。

   2.資金の貸付は、市場金利等を勘案して利率を決定しております。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

(ア)連結財務諸表提出会社の重要な子会社の役員及びその近親者

前連結会計年度(自  2022年6月1日  至  2023年5月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金
又は
出資金
(千円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

重要な子会社の役員及びその近親者

柴田 恭志

㈱シーディ代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入に対する債務保証(注)1

91,817

重要な子会社の役員及びその近親者

福嶋 義洋

㈱アルファラン

代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入に対する債務保証(注)1

174,248

重要な子会社の役員及びその近親者

嶋田 怜輔

㈱ECスタジオ代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入及び社債に対する債務保証(注)1

199,984

 

 (注)1.連結子会社の債務に対する個人保証が付されております。なお、取引金額については被保証残高を記載しております。また、保証料の支払は行っておりません。

 

 

当連結会計年度(自  2023年6月1日  至  2024年5月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金
又は
出資金
(千円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

重要な子会社の役員及びその近親者

福嶋 義洋

㈱アルファラン

代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入に対する債務保証(注)1

144,776

重要な子会社の役員及びその近親者

嶋田 怜輔

㈱ECスタジオ代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入及び社債に対する債務保証(注)1

364,816

 

重要な子会社の役員及びその近親者

今野 雅之

㈱ジャスティ代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入及び社債に対する債務保証(注)1

18,610

重要な子会社の役員及びその近親者

磯貝 昌彦

㈱ONEST

代表取締役

債務被保証

子会社銀行借入及び社債に対する債務保証(注)1

29,319

重要な子会社の役員及びその近親者

宮内 兼康

 

㈱グリフィス

代表取締役

債務被保証

資金の借入

子会社銀行借入及び社債に対する債務保証(注)1

81,422

資金の借入(注)2

40,000

長期借入金

40,000

連結子会社の役員が議決権の過半数を自己の計算において所有している会社

リークス
株式会社
(注)3

東京都

中央区

 

1,000

広告代理業

 

営業取引
役員の兼任

商品の仕入

63,006

買掛金

 

 (注)1.連結子会社の債務に対する個人保証が付されております。なお、取引金額については被保証残高を記載しております。また、保証料の支払は行っておりません。

     2.資金の借入については、借入期間及び財務状況を勘案し取引条件を決定しております。

    3.連結子会社である株式会社アルファランの代表取締役 福嶋義洋氏が代表取締役を務めており、同氏が議決権の100%を直接保有しております。

    4.商品の仕入については、同社の原価等を勘案して一般的取引条件と同様に決定しております。

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

 

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自  2022年6月1日

至  2023年5月31日)

当連結会計年度

(自  2023年6月1日

至  2024年5月31日)

1株当たり純資産額

525.78円

232.55円

1株当たり当期純損失(△)

△410.60円

△426.06円

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。

2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年6月1日

至  2023年5月31日)

当連結会計年度

(自  2023年6月1日

至  2024年5月31日)

1株当たり当期純損失

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円)

△1,899,919

△2,086,426

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する

当期純損失(△)(千円)

△1,899,919

△2,086,426

普通株式の期中平均株式数(株)

4,627,225

4,896,991

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要

第7回新株予約権

418個(普通株式 41,800株)

 

3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年5月31日)

当連結会計年度
(2024年5月31日)

純資産の部の合計額(千円)

2,714,794

1,620,898

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

247,810

468,194

(うち新株予約権)(千円)

(10,125)

(1,465)

(うち非支配株主持分)(千円)

(237,684)

(466,729)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

2,466,984

1,152,704

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)

4,692,041

4,956,886

 

 

 

(重要な後発事象)

(連結子会社株式の譲渡)

 当社は、2024年6月27日開催の取締役会において、当社連結子会社であるAIGATEキャリア株式会社(以下「AIGATEキャリア」といいます。)の当社保有株式の全てを譲渡することを決議し、2024年7月1日付で実施いたしました。

 なお、本株式譲渡に伴い、AIGATEキャリアは当社の連結の範囲から除外されることになります。

 

1.株式譲渡の理由

 当社は当社グループとの事業シナジーや市場環境の観点から経営資源の選択と集中を進めた結果、当初想定していた医療人材に関わる包括的なサービスを、AIGATEキャリアを通じて提供することよりも、「SOKUYAKU」事業とシナジーの大きいオンライン医療人材に限定した人材サービスを自社あるいは業務提携を通じて提供していくことが最適と判断し、AIGATEキャリアの株式売却について検討を進めておりました。

 譲渡先である株式会社ツナググループ・ホールディングスは、AIGATEキャリアと事業領域が近く、直接的な事業シナジーの創出が可能であるということから、同社へ株式譲渡することが最善であるとの判断いたしました。

 

2.株式譲渡の相手先の名称

 名称:株式会社ツナググループ・ホールディングス

 

3.当該子会社の名称及び事業内容

 名称:AIGATEキャリア株式会社

 事業内容:営業・事務派遣事業、コールセンター事業、医療介護人材紹介及び派遣事業等

 

4.株式譲渡の概要

 株式譲渡日        2024年7月1日

 譲渡株式数        普通株式65,542株

 譲渡価額         174,997千円

 譲渡後の所有株式数    0株

 譲渡後の議決権所有割合  0%