(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

(1)報告セグメントの決定方法

 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営 資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
  当社は主に、商品・サービス別の事業会社を置き、各事業会社は、取扱う商品・サービスについて包括的な事業戦略の立案並びに事業活動を展開しております。

 したがって、事業会社を基礎とした商品・サービス別の事業セグメントから構成されており、「蔦屋書店事業」 「ゲーム・トレーディングカード事業」「スポーツ関連事業」「訪問看護事業」「飲食事業」の5つを報告セグメントとしております。                                                                    

(2)各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

 「蔦屋書店事業」は、書籍、CD・DVD、特撰雑貨・文具等の販売およびCD・DVD等のレンタルを取扱うチェーンストアを事業展開しております。   

 「ゲーム・トレーディングカード事業」は、ゲーム・トレーディングカード及び中古書籍・音楽・映像ソフトの売買を主な事業内容としており,「古本市場トップブックス」及び「ふるいちトップブックス」の店舗展開を行っております。

   「スポーツ関連事業」は、サッカークラブ及びサッカースクールの運営並びにスポーツ施設の企画・経営等

  を事業内容として展開しております。

    「訪問看護事業」は、精神疾患・認知症を中心とした訪問看護事業を行っております。

     「飲食事業」は、タリーズコーヒーのフランチャイズ運営を主な事業内容としており、当社の蔦屋書店内へ

  22店舗を展開しております。

(3)報告セグメントの変更に関する事項

当連結会計期間より、従来「その他」に含まれていた「ゲーム・トレーディングカード事業」について量的な重要性が増したため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。

なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の名称により作成しております。

また、株式会社メソッドカイザーを連結の範囲に含めたことに伴い、「飲食事業」を新たに追加しております。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 

セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 

 

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2021年11月1日  至  2022年10月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1
(注)3

連結財務諸表計上額
(注)2

蔦屋書店事業

ゲーム・

トレーディング

カード事業

スポーツ

関連事業

訪問看護

事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 外部顧客に
 対する売上高

20,467,152

135,941

186,188

116,276

20,905,558

20,905,558

 セグメント間の
 内部売上高又は
  振替高

19,323

16,278

35,601

35,601

20,486,475

135,941

202,467

116,276

20,941,160

35,601

20,905,558

セグメント利益又は損失(△)

209,639

3,968

4,690

6,571

194,410

39,626

154,784

セグメント資産

18,064,504

179,472

20,684

52,495

18,317,157

139,119

18,178,038

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 減価償却費

339,907

1,936

325

1,698

343,868

343,868

 有形固定資産及

 び無形固定資産

 の増加額

443,297

45,145

1,800

490,242

490,242

 

(注)1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

 2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 3 セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去であります。

 

当連結会計年度(自  2022年11月1日  至  2023年10月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1
(注)3

連結財務諸表計上額
(注)2

蔦屋書店

事業

ゲーム・

トレーディング

カード事業

スポーツ

関連事業

訪問看護

事業

飲食事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 外部顧客に
 対する売上高

17,859,800

342,533

202,668

122,286

426,244

18,953,534

18,953,534

 セグメント間

 の内部売上高

 又は振替高

105,856

36,218

142,074

142,074

17,965,656

342,533

238,886

122,286

426,244

19,095,608

142,074

18,953,534

セグメント利益又は損失(△)

886,764

7,455

10,804

407

15,958

852,138

49,878

802,260

セグメント資産

16,884,924

269,327

31,166

50,179

303,044

17,538,642

301,807

17,236,835

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 減価償却費

462,098

19,051

263

2,074

498

483,986

483,986

 のれんの

 償却額

8,821

8,821

8,821

 有形固定資産

 及び無形固定

 資産の増加額

195,348

83,785

152,611

431,746

431,746

 

(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

3 セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去であります。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2021年11月1日  至  2022年10月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

  本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

  本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

3  主要な顧客ごとの情報

  外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略して

 おります。

 

当連結会計年度(自 2022年11月1日  至  2023年10月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

    セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

  本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。

(2) 有形固定資産

  本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。

 

3  主要な顧客ごとの情報

  外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略して

 おります。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年11月1日  至  2022年10月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

蔦屋書店事業

ゲーム・

トレーディングカード事業

スポーツ

関連事業

訪問看護

事業

減損損失

89,086

89,086

 

 

当連結会計年度(自 2022年11月1日  至  2023年10月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

蔦屋書店事業

ゲーム・

トレーディングカード事業

スポーツ

関連事業

訪問看護

事業

飲食事業

減損損失

430,797

430,797

 

 

  【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年11月1日  至  2022年10月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年11月1日  至  2023年10月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

蔦屋書店事業

ゲーム・
トレーディング
カード事業

スポーツ

関連事業

訪問看護

事業

飲食事業

当期償却額

8,821

8,821

当期末残高

139,385

139,385

 

 

  【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

    該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1 関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る)等

前連結会計年度(自 2021年11月1日 至 2022年10月31日)

属性

会社等の
名  称

所在地

  資本金
又は出資金
(百万円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有割合
(被所有割合)(%)

関連当
事者と
の関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

その他の

関係会社

(法人)

カルチュア・
コンビニエンス・クラブ
株式会社

東京都

渋谷区

100

TSUTAYA、蔦屋書店、Tカード等のプラットフォームを通じてお客様にライフスタイルを提案する企画会社

(被所有)
直接20.00

レンタルCD・DVD等のフランチャイズ契約の締結、備品等の購入

固定資産

の売却

23,416

未収入金

10,132

 

(注)1 取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税が含まれております。 

   2 固定資産の売却額については、双方協議の上、決定しております。

 

当連結会計年度(自 2022年11月1日 至 2023年10月31日)

属性

会社等の
名  称

所在地

  資本金
又は出資金
(百万円)

事業の内容又は職業

議決権等の所有割合
(被所有割合)(%)

関連当
事者と
の関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

その他の

関係会社

(法人)

株式会社

トーハン

東京都

新宿区

4,500

書籍・雑誌等出版物の取次販売、これに関する物流業務

(被所有)

直接22.59

書籍・雑誌等出版物の取次

商品の購入

5,348,836

買掛金

5,852,292

その他の

関係会社

(法人)

カルチュア・
コンビニエンス・クラブ
株式会社

東京都

渋谷区

100

TSUTAYA、蔦屋書店、Tカード等のプラットフォームを通じてお客様にライフスタイルを提案する企画会社

(被所有)
直接15.48

レンタルCD・DVD等のフランチャイズ契約の締結、備品等の購入

預り金の

入金

330,000

預り金

330,000

 

(注)1 取引金額には消費税等は含まれておらず、期末残高には消費税が含まれております。

   2 商品の仕入額については、双方協議の上、決定しております。

 

(イ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る)等

前連結会計年度(自 2021年11月1日 至 2022年10月31日)

 該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年11月1日 至 2023年10月31日)

 該当事項はありません。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

    該当事項はありません。

 

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

 

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2021年11月1日

至 2022年10月31日)

当連結会計年度

(自 2022年11月1日

至 2023年10月31日)

1株当たり純資産額

99円39銭

19円79銭

 1株当たり当期純損失金額(△)

△22円58銭

△110円98銭

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益金額

 

(注)1 前連結会計年度及び当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

 

   2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2022年10月31日)

当連結会計年度
(2023年10月31日)

純資産の部の合計額(千円)

3,401,951

2,510,233

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

1,201,081

308,872

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

2,200,869

2,201,360

差額の主な内訳(千円)

 

 

 新株予約権

8,249

8,249

 非支配株主持分

29,620

30,110

 優先株式の払込金額

2,100,000

2,100,000

 優先配当額

63,000

63,000

 普通株式の発行済株式数(株)

12,688,000

16,214,400

 普通株式の自己株式数(株)

603,480

603,480

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式数(株)

12,084,520

15,610,920

 

 

3 1株当たり当期純損失金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2021年11月1日

至 2022年10月31日)

当連結会計年度

(自 2022年11月1日

至 2023年10月31日)

 1株当たり当期純損失金額(△)

 

 

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(千円)

△272,846

△1,376,505

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純損失(△)(千円)

△272,846

△1,376,505

  普通株主に帰属しない金額(千円)

  普通株式の期中平均株式数(株)

12,084,520

12,403,345

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要

 

 

(重要な後発事象)

(資本金及び資本準備金の額の減少)

当社の業容及び損益の現状を踏まえ、今後の資本政策の柔軟性及び機動性を確保することを目的として、会社法第447条第1項及び第448条第1項の規定に基づき、2024年1月18日に開催された第39回定時株主総会において、次のとおり決議いたしました。

 

1.本資本金等の減少の目的

当社の業容及び損益の現状を踏まえ、今後の資本政策の柔軟性及び機動性を確保するため。

2.資本金及び資本準備金の額の減少の内容

(1)   減少すべき資本金の額

資本金の額2,342,378千円を2,242,378千円減少して、100,000千円とする。

(2)   減少すべき資本準備金の額

資本準備金の額366,924千円を366,924千円減少して、0円とする。

(3)   本資本金等の額の減少の方法

資本金の額及び資本準備金の額の減少を、上記のとおり行ったうえで、それぞれの全額をその他資本剰余金に振り替えます。

(4)   本資本金等の額の減少の日程

取締役会決議日         2023年12月14日

債権者異議申述公示日   2023年12月28日

債権者異議申述最終期日 2024年1月29日(予定)

定時株主総会決議日     2024年1月18日

効力発生日             2024年1月31日(予定)

(5)  今後の見通し

本資本金等の額の減少は「純資産の部」における振替処理であり、当社の損益及び純資産額の変動はなく、業績に与える影響はありません。