当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
1.当該事象の発生年月日
2024年1月23日(取締役会決議日)
2.当該事象の内容
①のれんの追加的な償却費及び有形固定資産の減損損失(連結)
当社の連結子会社であるBlommer Chocolate Company社(米国、以下「Blommer社」)は、油脂事業との連携、生産性の改善等の取り組みにより、収益性の強化に努めたものの、買収後に生じたコロナ禍の影響、急速な金利上昇及びインフレに伴う固定費増加等により、買収時に想定していた事業計画を下回って推移する見通しとなったことから、想定していた収益の実現が困難であるとの判断に至りました。このため、Blommer社に係るのれんの追加的な償却費及び有形固定資産の減損損失を特別損失に計上することといたしました。
②関係会社株式評価損の計上(個別)
Blommer社の有形固定資産の減損等を要因として、当社が保有する同社株式に係る関係会社株式評価損を計上することといたしました。
3.当該事象の損益及び連結損益に与える影響額
当該事象の発生により、2024年3月期第3四半期の連結決算において、のれんの追加的な償却費64億円、Blommer社の有形固定資産の減損損失37億円の合計101億円(71百万米ドル)を特別損失に計上いたします。また、個別決算においては関係会社株式評価損69億円を特別損失として計上いたします。
以 上