(セグメント情報等)
【セグメント情報】

1. 報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会等が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために定期的に検討を行う対象になっているものであります。

当社グループは、「デザインパートナー事業」と「デザインプラットフォーム事業」の2つを報告セグメントとしております。

 

(2) 各報告セグメントに属するサービスの種類

「デザインパートナー事業」は、Webサイトやアプリケーション等のデジタルプロダクトをはじめとしたUI/UXデザイン支援、アプリケーション開発、新規事業の検証やアイデアを創出するための支援を行っております。

「デザインプラットフォーム事業」は、デザインパートナー事業によって行われるUI/UXデザイン支援を様々な側面からサポートするサービスを提供しております。自社で構築したデザイン人材プールを活用したデザイナー採用支援サービス「ReDesigner」、SaaS型のオンラインホワイトボードツール「Strap」を提供しております。

 

2. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。

報告セグメントの利益又は損失は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結財務
諸表計上額

デザイン

パートナー事業

デザイン

プラット

フォーム

事業

日本国内

Goodpatch
Anywhere

ヨーロッパ
(ドイツ)

小計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上高

2,738,158

833,242

34,258

3,605,659

322,864

3,928,524

3,928,524

セグメント間の
内部売上高
又は振替高

366

366

366

2,738,158

833,242

34,258

3,605,659

323,231

3,928,890

366

3,928,524

セグメント利益又は損失(△)

344,131

88,855

△37,706

395,281

96,284

298,997

366

298,630

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

19,875

1,185

21,061

1,852

22,913

22,913

のれんの償却額

63,467

63,467

63,467

63,467

持分法投資利益

7,775

7,775

7,775

7,775

事業整理益

46,481

46,481

46,481

46,481

有形固定資産
及び無形固定
資産の増加額

113

113

113

113

 

(注)1.セグメント利益又は損失の合計額は連結損益計算書の営業利益と一致しております。

2.セグメント資産及び負債の金額については、事業セグメントに資産及び負債を配分していないため記載しておりません。ただし、配分されていない資産の減価償却費等は、合理的な配賦基準で各事業セグメントへ配賦しております。

 

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結財務
諸表計上額

デザイン

パートナー事業

デザイン

プラット

フォーム

事業

日本国内

Goodpatch
Anywhere

ヨーロッパ
(ドイツ)

小計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上高

2,666,895

928,670

3,595,566

347,401

3,942,967

3,942,967

セグメント間の
内部売上高
又は振替高

2,666,895

928,670

3,595,566

347,401

3,942,967

3,942,967

セグメント利益又は損失(△)

15,579

116,801

△4,009

128,371

93,845

34,526

34,526

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

18,133

739

18,872

1,493

20,365

20,365

のれんの償却額

63,467

63,467

63,467

63,467

持分法投資利益

15,160

15,160

15,160

15,160

事業整理益

有形固定資産
及び無形固定
資産の増加額

6,657

6,657

6,657

6,657

 

(注)1.セグメント利益又は損失の合計額は連結損益計算書の営業利益と一致しております。

2.セグメント資産及び負債の金額については、事業セグメントに資産及び負債を配分していないため記載しておりません。ただし、配分されていない資産の減価償却費等は、合理的な配賦基準で各事業セグメントへ配賦しております。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

1. 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2. 地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3. 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

1. 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2. 地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3. 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、特定の顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%に満たないため、主要な顧客ごとの情報の記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

連結財務諸表

計上額

デザイン

パートナー事業

デザインプラット

フォーム事業

当期末残高

476,005

476,005

476,005

 

(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

連結財務諸表

計上額

デザイン

パートナー事業

デザインプラット

フォーム事業

当期末残高

412,538

412,538

412,538

 

(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

記載すべき重要な取引はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

記載すべき重要な取引はありません。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

前連結会計年度(自 2022年9月1日 至 2023年8月31日)

記載すべき重要な取引はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年9月1日 至 2024年8月31日)

記載すべき重要な取引はありません。

 

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自 2022年9月1日

至 2023年8月31日)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

至 2024年8月31日)

  1株当たり純資産額

429.49

425.75

  1株当たり当期純利益

24.97

1.27

  潜在株式調整後1株当たり当期純利益

24.54

1.26

 

(注)1.1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自 2022年9月1日

 至 2023年8月31日)

当連結会計年度

(自 2023年9月1日

 至 2024年8月31日)

  1株当たり当期純利益

 

 

 親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

216,039

11,532

 普通株主に帰属しない金額(千円)

 普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益

 (千円)

216,039

11,532

 普通株式の期中平均株式数(株)

8,652,063

9,083,093

 

 

 

 潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

 親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円)

 普通株式増加数(株)

152,269

72,755

 (うち新株予約権(株))

(152,269)

(72,755)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

第8回新株予約権

新株予約権の数  510個

(普通株式  51,000株)

第8回新株予約権

新株予約権の数  389個

(普通株式   38,900株)

第9回新株予約権

新株予約権の数  410個

(普通株式   41,000株)

 

 

2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

項目

前連結会計年度

(2023年8月31日)

当連結会計年度

(2024年8月31日)

 純資産の部の合計額(千円)

3,943,626

3,872,380

 純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

14,135

21,930

(うち新株予約権(千円))

(14,135)

(21,930)

 普通株式に係る期末の純資産額(千円)

3,929,490

3,850,450

 1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の
 普通株式の数(株)

9,149,119

9,043,975

 

 

 

 

(重要な後発事象)

(自己株式の取得)

 当社は、2024年10月15日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項を以下のとおり決議いたしました。

 

1.自己株式の取得を行う理由

当社株式の市場価格及び財務状況等を総合的に勘案し、資本効率の向上を通じた株主利益の向上、M&Aにおける活用を含めた将来の機動的な資本政策の遂行を可能とすること等を目的として、自己株式の取得を行うものであります。

 

2.自己株式の取得に係る事項の内容

 (1)取得対象株式の種類  : 当社普通株式

 (2)取得する株式の総数  : 450,000株(上限)

(発行済株式総数に対する割合 4.98%)

 (3)株式の取得価額の総額 : 150,000,000円(上限)

 (4)取得する期間     : 2024年10月16日から2025年4月14日まで

 (5)取得の方法      : 東京証券取引所における市場買付

 

 

(合弁会社の設立)

当社は、2024年8月21日開催の取締役会において、株式会社PeopleX(以下、「PeopleX」)との共同出資により合弁会社を設立することを決議し、2024年10月1日より事業を開始いたしました。

 

1.合弁会社設立の目的及び背景

労働人口減少や働く人の価値観の多様化、働き方の多様化等のビジネス環境の激しい変化により、企業では採用やオンボーディング(社員の戦力化)、エンゲージメント(企業と社員の関係性の強化)をはじめとした組織課題の解決難度が高まっています。

当社は2011年の創業以来、UI/UXデザインの強みを生かし、スタートアップから大企業まで、さまざまな企業のデザインパートナーとして、ビジネス課題の解決や価値創造を行ってきました。また、2018年よりデザイン人材のキャリア支援サービス「ReDesigner」の展開を始め、デジタル領域のデザイナーを中心に、採用面から多くの企業の課題解決に寄与しています。

当社はこれまでデザインパートナーとして手がけたプロジェクトを通じて、顧客の組織に関わる人々の体験(People Experience)が向上するに伴い、事業やサービスの質についても大きく改善するものと考えております。また、昨今はデザイン支援を通じて組織課題の解決を図る機会も増えており、UXデザインやリサーチをはじめとしたデザインの知見を生かして、企業理念の策定や浸透、DXに適応できる組織への変革などを支援してきました。

当社自体も、創業から数年で急成長と引き換えに組織崩壊を経験し、さまざまな組織課題に直面してきました。そのたびに"人と組織"に徹底して向き合い、信頼を回復しながら乗り越え、2020年には国内のデザイン会社として初の上場を果たし、現在に至ります。

こうした背景と経験から「組織に関わる人々の体験価値の向上が、企業の成功につながる」と考え、HR領域での事業展開を強化する方針を決定しました。あらゆる企業の人と組織の信頼をデザインし、愛される組織づくりを通じて事業の成功を支援するために、このたび「社員を成功させることで、企業を成長に導く」をミッションに掲げるPeopleXと共に、合弁会社として株式会社ピープルアンドデザイン(以下、「ピープルアンドデザイン」)を設立しました。

 

 

2.合弁会社の概要

(1)合弁会社の事業内容

今回、合弁会社として設立するピープルアンドデザインは、組織に関わる人々に愛されることを目指す企業の戦略HRパートナーとして、組織に関わる人々の体験(People Experience)を軸に、採用前から入社後の活躍、退職後に至るまで、一貫性のある戦略策定や課題解決を行うコンサルティングサービスと、人と学びのプラットフォーム(HR SaaS)を提供します。

 

(2)合弁会社の概要

① 名称

株式会社ピープルアンドデザイン

② 所在地

東京都渋谷区鶯谷町3番3号

③ 代表

代表取締役 土屋 尚史

④ 設立年月日

2024年10月1日

⑤ 事業内容

People Experienceを軸にしたHRコンサルティング、

HR SaaS販売・導入支援

⑥ 資本金

2,500万円

⑦ 大株主及び持株比率

株式会社グッドパッチ 51%

株式会社PeopleX    49%

⑧ 当社と当該会社との間の関係

資本関係

当社の子会社となります。

人的関係

当社の取締役1名が当該会社の取締役を兼務いたします。また、当社の監査役1名が当該会社の監査役を兼務いたします。

取引関係

該当事項はありません。

関連当事者への

該当状況

該当いたします。

 

 

3.合併相手先の概要

① 名称

株式会社PeopleX

② 所在地

東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号

③ 代表

代表取締役 橘 大地

④ 設立年月日

2023年9月11日

⑤ 事業内容

HRプラットフォームの開発・運営等

⑥ 資本金

116万円(資本準備金含む)

⑦ 当社と当該会社との間の関係

資本関係

該当事項はありません。

人的関係

該当事項はありません。

取引関係

当社のデザインプラットフォーム事業に関する取引等を行っております。

関連当事者への

該当状況

該当事項はありません。

 

 

4.日程

① 取締役会決議日

2024年8月21日

② 契約締結日

2024年9月2日

③ 事業開始日

2024年10月1日

 

 

5.今後の見通し

本件が当社の2025年8月期の業績に与える影響は軽微であります。