該当事項はありません。
当中間連結会計期間の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、次のとおりであります。なお、本項に記載した将来や想定に関する事項は、当中間連結会計期間末現在において当社グループが判断したものであります。なお、当社は、第42期中間連結会計期間については、TOKYO PRO Marketに上場していたことから金融商品取引法に基づいた半期財務諸表を作成していないため、前年同中間連結会計期間との比較分析は行っておりません。
将来や想定に関する事項には、不確実性を内在しており、あるいはリスクを含んでいるため、実際の結果と大きく異なる可能性もあります。
①経営成績の状況
当中間連結会計期間における世界経済は、景気は緩やかに回復しているとされる一方で、各国の金融引き締めに伴う物価や為替の変動、中国経済の低迷、長期化するロシア・ウクライナ紛争などによるエネルギー価格や原材料価格の高騰、中東情勢の緊迫化など、依然として先行きの不透明な状況であります。
わが国においては、雇用・所得環境の改善や設備投資の持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復傾向となりました。
このような状況の中、当社グループにおいては、自動車部品の受注が続いており、これに対応するため設備投資を積極的に行い、増収・増益に努めてまいりました。
これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は2,869百万円、営業利益は181百万円、経常利益は204百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は155百万円となりました。
②財政状態の状況
(資産)
当中間連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ381百万円増加し、3,734百万円となりました。これは主に、「その他」が77百万円減少した一方、「仕掛品」が304百万円、「売掛金」が88百万円、「現金及び預金」が46百万円増加したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ135百万円増加し、2,662百万円となりました。これは主に、「有形固定資産」が155百万円、「無形固定資産」が36百万円増加した一方、「投資その他の資産」が56百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ118百万円増加し、2,539百万円となりました。これは主に、「買掛金」が78百万円、「1年内返済予定の長期借入金」が44百万円増加した一方、「短期借入金」が73百万円減少したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べ21百万円増加し、1,785百万円となりました。これは主に、「長期借入金」が22百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ375百万円増加し、2,081百万円となりました。これは主に、「利益剰余金」が130百万円、「為替換算調整勘定」が163百万円増加したことによるものであります。
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、1,043百万円となりました。当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。なお、当社は、第42期中間連結会計期間については、TOKYO PRO Marketに上場していたことから金融商品取引法に基づいた半期財務諸表を作成していないため、前年同中間連結会計期間との比較分析は行っておりません。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、288百万円の収入となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益205百万円、減価償却費184百万円、棚卸資産の増加額259百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、234百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出286百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、85百万円の支出となりました。これは主に、配当金支払による支出24百万円、短期借入金の純減少額103百万円、長期借入金の借入れによる収入193百万円、長期借入金の返済による支出206百万円、株式の発行による収入81百万円によるものであります。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。