当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動などの影響があるものの、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあり、緩やかに回復しています。
日本人のレジャー旅行市場は国内・海外ともに円安による旅行費用の高止まりが続いており、旅行市場の回復ペースは鈍化して推移しました。
このような状況のもと、当社の旅行関連事業におきましては、引き続きユーザー利便性向上のためのシステム開発等に努めてまいりました。
この結果、当中間連結会計期間の業績は売上高1,268,489千円(前年同中間期比9.6%減)、営業損失1,526千円
(前年同中間期は131,318千円の営業利益)、経常損失4,092千円(前年同中間期は136,811千円の経常利益)、親会社株主に帰属する中間純損失12,385千円(前年同中間期は73,539千円の親会社株主に帰属する中間純利益)となりました。
なお、当社グループの報告セグメントは「旅行関連事業」のみであり、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産)
当中間連結会計期間末における総資産は5,283,070千円(前連結会計年度末比380,300千円減少)となりました。これは主に、投資有価証券が414,110千円減少したことによるものであります。
(負債)
当中間連結会計期間末における負債は469,980千円(前連結会計年度末比81,714千円減少)となりました。これは主に、繰延税金負債が126,800千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当中間連結会計期間末における純資産は4,813,089千円(前連結会計年度末比298,585千円減少)となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が287,309千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)の残高は、前連結会計年度末より56,765千円減少し、2,569,650千円(前連結会計年度末比2.2%減)となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において営業活動の結果減少した資金は53,516千円(前年同中間期は36,574千円の収入)となりました。これは主に、仕入債務の増加48,462千円などの増加要因と、売上債権の増加109,776千円などの減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において投資活動の結果減少した資金は3,227千円(前年同中間期は13,579千円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出637千円、その他の支出2,589千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間において財務活動の結果減少した資産は21千円(前年同中間期は発生なし)となりました。これは、自己株式の取得によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当中間連結会計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。