1.財務諸表の作成方法について
2.監査証明について
3.連結財務諸表について
4.財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (2023年7月31日) |
当事業年度 (2024年7月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
契約資産 |
|
|
|
製品 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
原材料及び貯蔵品 |
|
|
|
前払金 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
未収還付消費税等 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (2023年7月31日) |
当事業年度 (2024年7月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
1年内返済予定の長期借入金 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
契約負債 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
前受収益 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
その他資本剰余金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
△ |
△ |
|
利益剰余金合計 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業損失(△) |
△ |
△ |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
株式交付費 |
|
|
|
支払手数料 |
|
|
|
上場関連費用 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常損失(△) |
△ |
△ |
|
特別損失 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純損失(△) |
△ |
△ |
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等合計 |
|
|
|
当期純損失(△) |
△ |
△ |
【売上原価明細書】
|
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
||
|
区分 |
注記 番号 |
金額(千円) |
構成比 (%) |
金額(千円) |
構成比 (%) |
|
Ⅰ サービス売上原価 |
|
|
|
|
|
|
労務費 |
|
82,221 |
|
126,301 |
|
|
経費 |
※1 |
244,876 |
|
275,716 |
|
|
小計 |
|
327,098 |
|
402,018 |
|
|
期首仕掛品棚卸高 |
|
- |
|
- |
|
|
合計 |
|
327,098 |
|
402,018 |
|
|
期末仕掛品棚卸高 |
|
- |
|
2,296 |
|
|
サービス売上原価 |
|
327,098 |
99.5 |
399,721 |
87.8 |
|
Ⅱ 製品売上原価 |
|
|
|
|
|
|
期首製品棚卸高 |
|
- |
|
13,880 |
|
|
当期製品製造原価 |
|
- |
|
67,426 |
|
|
他勘定受入高 |
※2 |
13,880 |
|
11,556 |
|
|
合計 |
|
13,880 |
|
92,863 |
|
|
期末製品棚卸高 |
|
13,880 |
|
33,166 |
|
|
他勘定振替高 |
※3 |
- |
|
4,000 |
|
|
製品売上原価 |
|
- |
- |
55,697 |
12.2 |
|
Ⅲ 商品売上原価 |
|
|
|
|
|
|
期首商品棚卸高 |
|
- |
|
- |
|
|
当期商品仕入高 |
|
1,733 |
|
- |
|
|
合計 |
|
1,733 |
|
- |
|
|
期末商品棚卸高 |
|
- |
|
- |
|
|
商品売上原価 |
|
1,733 |
0.5 |
- |
- |
|
売上原価 |
|
328,832 |
100.0 |
455,418 |
100.0 |
(注)※1 主な内訳は次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度(千円) |
当事業年度(千円) |
|
業務委託費 |
65,684 |
64,287 |
|
減価償却費 |
62,002 |
59,516 |
|
消耗品費 |
38,208 |
58,287 |
|
外注加工費 |
18,600 |
6,569 |
※2 他勘定受入高の内訳は、次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度(千円) |
当事業年度(千円) |
|
固定資産からの受入高 |
13,880 |
11,556 |
|
合計 |
13,880 |
11,556 |
※3 他勘定振替高の内訳は、次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度(千円) |
当事業年度(千円) |
|
固定資産への振替高 |
- |
4,000 |
|
合計 |
- |
4,000 |
【製造原価明細書】
|
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
||
|
区分 |
注記 番号 |
金額(千円) |
構成比 (%) |
金額(千円) |
構成比 (%) |
|
Ⅰ 材料費 |
|
- |
- |
49,080 |
98.8 |
|
Ⅱ 労務費 |
|
- |
- |
573 |
1.2 |
|
当期総製造費用 |
|
- |
- |
49,654 |
100.0 |
|
期首仕掛品棚卸高 |
|
- |
|
15,260 |
|
|
他勘定受入高 |
※1 |
- |
|
17,309 |
|
|
合計 |
|
- |
|
82,224 |
|
|
期末仕掛品棚卸高 |
|
- |
|
11,032 |
|
|
他勘定振替高 |
※2 |
- |
|
3,765 |
|
|
当期製品製造原価 |
|
- |
|
67,426 |
|
(注)当社は、当事業年度より製品の製造を開始したことに伴い、製品に係る原価計算を行っております。
※1 他勘定受入高の内訳は、次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度(千円) |
当事業年度(千円) |
|
固定資産からの受入高 |
- |
17,309 |
|
合計 |
- |
17,309 |
※2 他勘定振替高の内訳は、次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度(千円) |
当事業年度(千円) |
|
固定資産への振替高 |
- |
3,295 |
|
原材料への振替高 |
- |
470 |
|
合計 |
- |
3,765 |
原価計算の方法
当社の原価計算の方法は個別原価計算であり、一部の製品については予定原価を適用し、原価差額は調整計算を行っております。
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
|
株主資本 |
||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
株主資本 合計 |
|||
|
|
資本準備金 |
その他 資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
その他利益 剰余金 |
利益剰余金合計 |
||
|
|
繰越利益 剰余金 |
||||||
|
当期首残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
新株の発行 |
|
|
|
|
|
|
|
|
減資 |
△ |
|
|
|
|
|
|
|
欠損填補 |
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
当期純損失(△) |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
△ |
|
|
|
△ |
△ |
|
|
当期末残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
|
新株予約権 |
純資産合計 |
|
当期首残高 |
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
新株の発行 |
|
|
|
減資 |
|
|
|
欠損填補 |
|
|
|
当期純損失(△) |
|
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
当期末残高 |
|
|
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
|
株主資本 |
||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
株主資本 合計 |
|||
|
|
資本準備金 |
その他 資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
その他利益 剰余金 |
利益剰余金合計 |
||
|
|
繰越利益 剰余金 |
||||||
|
当期首残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
新株の発行 |
|
|
|
|
|
|
|
|
減資 |
|
|
|
|
|
|
|
|
欠損填補 |
|
|
|
|
|
|
|
|
当期純損失(△) |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
|
当期末残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
|
新株予約権 |
純資産合計 |
|
当期首残高 |
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
新株の発行 |
|
|
|
減資 |
|
|
|
欠損填補 |
|
|
|
当期純損失(△) |
|
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
当期末残高 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税引前当期純損失(△) |
△ |
△ |
|
減価償却費 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
受取利息 |
△ |
△ |
|
支払利息 |
|
|
|
補助金収入 |
△ |
△ |
|
売上債権の増減額(△は増加) |
|
△ |
|
契約資産の増減額(△は増加) |
|
|
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
|
|
|
前払金の増減額(△は増加) |
|
|
|
未収消費税等の増減額(△は増加) |
△ |
|
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
契約負債の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
未払金の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
未払費用の増減額(△は減少) |
|
|
|
未払法人税等(外形標準課税)の増減額(△は減少) |
|
|
|
その他の資産の増減額(△は増加) |
△ |
△ |
|
その他の負債の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
その他 |
|
|
|
小計 |
△ |
△ |
|
利息の受取額 |
|
|
|
利息の支払額 |
△ |
△ |
|
補助金の受取額 |
|
|
|
法人税等の支払額 |
△ |
△ |
|
法人税等の還付額 |
|
|
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
|
無形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
長期借入れによる収入 |
|
|
|
長期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
|
株式の発行による収入 |
|
|
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
|
|
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
|
|
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
|
|
1.有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
(1)製品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
(2)仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
(3)原材料及び貯蔵品
主に総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法を採用しております。
ただし、建物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 8~15年
工具、器具及び備品 2~15年
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づいております。
4.繰延資産の処理方法
株式交付費
支出時に全額費用処理しております。
5.引当金の計上基準
貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
6.収益及び費用の計上基準
当社は点検ソリューション、プロダクト提供サービス(機体販売・レンタルサービス)、データ処理・解析サービス、デジタルツインプラットフォーム及びソリューション開発などのサービス提供を主な事業としております。
点検ソリューション、プロダクト提供サービス(機体販売)及びデータ処理・解析サービスは、顧客からの要請に応じた都度の契約であり、当該契約に基づくサービスの提供について履行義務を認識しております。顧客からの要請に応じた都度の契約は、当該サービス提供が完了したときに履行義務が充足されるため、当該時点で収益を認識しております。プロダクト提供サービス(機体販売)について、機体販売及び修理サービス等の複数の財又はサービスが含まれる取引においては、その契約に含まれる履行義務をそれぞれ識別しております。各履行義務への取引価格の配分は、約束した財又はサービスの独立販売価格の比率に基づいております。なお、独立販売価格を直接観察できない場合には、当該財又はサービスの履行義務を充足するために発生するコストに利益相当額を加算するアプローチにより算定された独立販売価格に基づき、取引価格の配分を行っております。
プロダクト提供サービス(レンタルサービス)及びデジタルツインプラットフォームは、一定期間の契約であり、当該契約に基づくサービスの提供について履行義務を認識しております。一定期間の契約は、契約期間にわたり時の経過につれて履行義務が充足されるため、当該契約期間に応じて収益を認識しております。
ソリューション開発は、開発業務の受託契約であり、当該契約に基づく成果物の納品について履行義務を認識しております。開発業務の受託契約は、一定の期間にわたり充足される履行義務であると判断しており、発生した原価が履行義務の充足に係る進捗度に寄与及び概ね比例していると考えられることから、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができる場合は、発生した原価に基づくインプット法(原価比例法)により進捗度を見積り、収益を認識しております。また、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積ることができないが、当該履行義務を充足する際に発生する費用を回収することが見込まれる場合には、原価回収基準により収益を認識しております。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い場合には、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。
7.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
会計上の見積りにより当事業年度に係る財務諸表にその額を計上した項目であって、翌事業年度に係る財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があるものは、次のとおりであります。
固定資産の減損
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
|
|
前事業年度 |
当事業年度 |
|
有形固定資産 |
178,891 |
112,954 |
|
無形固定資産 |
4,895 |
5,210 |
|
投資その他の資産 |
4,606 |
2,276 |
|
減損損失 |
3,343 |
- |
(注)投資その他の資産については、減損会計の対象となる金額を記載しております。
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
①算出方法
当社は、減損会計の適用にあたり、事業用資産については概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位によって資産のグルーピングを行い、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。
減損の兆候があると認められる場合には、資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較することによって、減損損失の認識の判定を行っております。
減損損失の認識の判定の結果、減損損失の認識が必要と判断された場合、帳簿価額を回収可能価額(正味売却価額又は使用価値のいずれか高い価額)まで減額し、当該減少額を減損損失として認識しております。
なお、当事業年度においては、営業損益が継続してマイナスであることにより減損の兆候があると判断した資産グループについて、減損損失の認識の判定を行った結果、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回ったことから、減損損失を認識しておりません。
②主要な仮定
減損損失の認識の判定に用いられる割引前将来キャッシュ・フローの見積りにおける主要な仮定は、将来のサービス種類別の販売数量及び販売単価であり、過年度の実績や類似企業の販売動向等をもとに将来の変動要因を加味したものにより算定しております。
③翌事業年度の財務諸表に与える影響
割引前将来キャッシュ・フローの算定に用いた主要な仮定は、見積りの不確実性を伴い、市場環境が変化した場合や将来の経済状況の変動等が生じた場合には、翌事業年度の財務諸表において減損損失が発生する可能性があります。
(損益計算書)
前事業年度において、「営業外収益」の「助成金収入」に含めていた「補助金収入」は、表示の明瞭性を高める観点から表示科目の見直しを行い、当事業年度より独立掲記することとしております。また、前事業年度において「営業外費用」の「その他」に含めていた「株式交付費」は、営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当事業年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の損益計算書において、「営業外収益」の「助成金収入」に表示していた33,000千円及び「その他」に表示していた1,022千円は、「補助金収入」30,000千円及び「その他」4,022千円として組み替えております。また、「営業外費用」の「その他」に表示していた3,151千円は、「株式交付費」3,151千円として組み替えております。
(キャッシュ・フロー計算書)
損益計算書の表示方法の変更を反映させるため、前事業年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「助成金収入」△33,000千円は、「補助金収入」△30,000千円に変更しております。それに伴い、小計以下の該当科目の受取額も上記に合わせて変更しております。
※ 有形固定資産の減価償却累計額は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (2023年7月31日) |
当事業年度 (2024年7月31日) |
|
有形固定資産の減価償却累計額 |
|
|
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
関係会社への売上高 |
74,664千円 |
178,900千円 |
※3 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度5%、当事業年度3%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度95%、当事業年度97%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
給与手当 |
|
|
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減価償却費 |
|
|
|
研究開発費 |
|
|
※4 一般管理費に含まれる研究開発費の総額は次のとおりであります。
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前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
|
|
|
※5 減損損失
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
当事業年度において、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
|
場所 |
用途 |
種類 |
|
千葉県千葉市中央区 |
遊休資産 |
工具、器具及び備品 |
当社は、原則として、事業用資産については概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位によって資産のグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。
当事業年度においては、ドローン関連設備のうち、将来の使用が見込まれていない遊休資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(3,343千円)として特別損失に計上しました。
なお、当資産グループの回収可能価額は正味売却価額により測定しております。正味売却価額は、売却見込価額から処分費用を控除した金額をもって算定することとしていますが、将来の売却が困難な資産については、零としております。
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
該当事項はありません。
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
|
|
当事業年度期首 株式数 (株) |
当事業年度 増加株式数 (株) |
当事業年度 減少株式数 (株) |
当事業年度末 株式数 (株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式 |
66,800 |
- |
- |
66,800 |
|
A1種優先株式 |
14,500 |
- |
- |
14,500 |
|
A2種優先株式 |
8,700 |
- |
- |
8,700 |
|
B種優先株式 |
14,500 |
- |
- |
14,500 |
|
C種優先株式 |
15,200 |
- |
- |
15,200 |
|
D種優先株式(注) |
13,334 |
29,999 |
- |
43,333 |
|
合計 |
133,034 |
29,999 |
- |
163,033 |
(注)D種優先株式の株式数の増加29,999株は、第三者割当による新株の発行によるものであります。
2.新株予約権に関する事項
|
区分 |
新株予約権の内訳 |
新株予約権の目的となる株式の種類 |
新株予約権の目的となる株式の数(株) |
当事業年度末残高 |
|||
|
当事業 年度期首 |
当事業 |
当事業 |
当事業 |
||||
|
提出会社 |
ストック・オプションとしての第1回新株予約権 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
ストック・オプションとしての第2回新株予約権 |
- |
- |
- |
- |
- |
60 |
|
|
合計 |
- |
- |
- |
- |
- |
60 |
|
(注)ストック・オプションとしての第1回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
|
|
当事業年度期首 株式数 (株) |
当事業年度 増加株式数 (株) |
当事業年度 減少株式数 (株) |
当事業年度末 株式数 (株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(注)1 |
66,800 |
18,769,900 |
- |
18,836,700 |
|
A1種優先株式(注)3 |
14,500 |
- |
14,500 |
- |
|
A2種優先株式(注)3 |
8,700 |
- |
8,700 |
- |
|
B種優先株式(注)3 |
14,500 |
- |
14,500 |
- |
|
C種優先株式(注)3 |
15,200 |
- |
15,200 |
- |
|
D種優先株式(注)2、3 |
43,333 |
8,334 |
51,667 |
- |
|
合計 |
163,033 |
18,778,234 |
104,567 |
18,836,700 |
(注)1.普通株式の株式数の増加18,769,900株は、A1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式のすべてにつき、定款に定める取得条項に基づき、2024年4月11日付で自己株式として取得し、その対価としてA1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式1株につき普通株式1株を交付したことによる増加104,567株、株式分割による増加16,965,333株並びに公募による新株の発行1,700,000株であります。また、当社が取得したA1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式のすべてについて、2024年4月11日付で会社法第178条に基づき消却しております。
2.D種優先株式の株式数の増加8,334株は、第三者割当による新株の発行によるものであります。
2.新株予約権に関する事項
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区分 |
新株予約権の内訳 |
新株予約権の目的となる株式の種類 |
新株予約権の目的となる株式の数(株) |
当事業年度末残高 |
|||
|
当事業 年度期首 |
当事業 |
当事業 |
当事業 |
||||
|
提出会社 |
ストック・オプションとしての第1回新株予約権 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
ストック・オプションとしての第2回新株予約権 |
- |
- |
- |
- |
- |
5,512 |
|
|
ストック・オプションとしての第3回新株予約権 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
|
|
合計 |
- |
- |
- |
- |
- |
5,512 |
|
(注)ストック・オプションとしての第3回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
※1 現金及び現金同等物の期末残高と貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
現金及び預金勘定 |
608,673千円 |
1,061,245千円 |
|
現金及び現金同等物 |
608,673 |
1,061,245 |
※2 重要な非資金取引の内容
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
保有目的変更による固定資産から棚卸資産への振替額 |
13,880千円 |
28,865千円 |
|
保有目的変更による棚卸資産から固定資産への振替額 |
-千円 |
7,295千円 |
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、資金運用については預金等の安全性の高い金融資産で行う方針であります。資金調達については、設備投資計画等に照らして、必要な資金を増資や銀行借入等により調達する方針であります。なお、デリバティブ取引は行っておりません。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
営業債務である買掛金及び未払金は、そのほとんどが2ヶ月以内の支払期日であります。借入金は、主に運転資金に係る資金調達を目的としたものであり、償還日は最長で決算日後7年であります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、営業債権について、主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引先別に回収期日及び残高を管理し、円滑かつ確実な回収を図っております。
② 市場リスク(金利等の変動リスク)の管理
当社は、借入金については、支払金利の変動リスクを回避するため主に固定金利を利用しております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
資金収支計画を作成し、資金需要を把握しております。また、一定の手許流動性を維持することにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前事業年度(2023年7月31日)
|
|
貸借対照表計上額 (千円) |
時価(千円) |
差額(千円) |
|
(1)敷金(※2) |
5,826 |
5,822 |
△4 |
|
資産計 |
5,826 |
5,822 |
△4 |
|
(1)長期借入金(1年内返済予定を含む) |
385,730 |
379,525 |
△6,204 |
|
負債計 |
385,730 |
379,525 |
△6,204 |
(※1)「現金及び預金」「売掛金」「未収還付消費税等」「買掛金」「未払金」「未払費用」「未払法人税等」「預り金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)「敷金」については、回収が最終的に見込めないと認められる金額(賃借建物における原状回復費用見込額)の未償却残高を控除しております。
(※3)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
|
区分 |
当事業年度(千円) |
|
関係会社株式 |
34,000 |
当事業年度(2024年7月31日)
|
|
貸借対照表計上額 (千円) |
時価(千円) |
差額(千円) |
|
(1)敷金(※2) |
6,542 |
6,463 |
△78 |
|
資産計 |
6,542 |
6,463 |
△78 |
|
(1)長期借入金(1年内返済予定を含む) |
370,210 |
359,599 |
△10,610 |
|
負債計 |
370,210 |
359,599 |
△10,610 |
(※1)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払金」「未払費用」「未払法人税等」「預り金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(※2)「敷金」については、回収が最終的に見込めないと認められる金額(賃借建物における原状回復費用見込額)の未償却残高を控除しております。
(※3)市場価格のない株式等の貸借対照表計上額は以下のとおりであります。
|
区分 |
当事業年度(千円) |
|
関係会社株式 |
34,000 |
(注)1.金銭債権の決算日後の償還予定額
前事業年度(2023年7月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 5年以内 (千円) |
5年超 10年以内 (千円) |
10年超 (千円) |
|
預金 |
608,673 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
17,426 |
- |
- |
- |
|
未収還付消費税等 |
41,212 |
- |
- |
- |
|
敷金 |
3,205 |
2,621 |
- |
- |
|
合計 |
670,517 |
2,621 |
- |
- |
当事業年度(2024年7月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 5年以内 (千円) |
5年超 10年以内 (千円) |
10年超 (千円) |
|
預金 |
1,061,245 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
140,746 |
- |
- |
- |
|
敷金 |
- |
6,542 |
- |
- |
|
合計 |
1,201,991 |
6,542 |
- |
- |
(注)2.長期借入金の決算日後の返済予定額
前事業年度(2023年7月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
|
長期借入金(1年内返済予定を含む) |
77,520 |
77,520 |
77,520 |
76,498 |
26,952 |
49,720 |
|
合計 |
77,520 |
77,520 |
77,520 |
76,498 |
26,952 |
49,720 |
当事業年度(2024年7月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
|
長期借入金(1年内返済予定を含む) |
77,520 |
80,840 |
92,210 |
34,200 |
34,200 |
51,240 |
|
合計 |
77,520 |
80,840 |
92,210 |
34,200 |
34,200 |
51,240 |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価
レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で貸借対照表に計上している金融商品
該当事項はありません。
(2)時価で貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前事業年度(2023年7月31日)
|
区分 |
時価(千円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
敷金 |
- |
5,822 |
- |
5,822 |
|
資産計 |
- |
5,822 |
- |
5,822 |
|
長期借入金(1年内返済予定を含む) |
- |
379,525 |
- |
379,525 |
|
負債計 |
- |
379,525 |
- |
379,525 |
当事業年度(2024年7月31日)
|
区分 |
時価(千円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
敷金 |
- |
6,463 |
- |
6,463 |
|
資産計 |
- |
6,463 |
- |
6,463 |
|
長期借入金(1年内返済予定を含む) |
- |
359,599 |
- |
359,599 |
|
負債計 |
- |
359,599 |
- |
359,599 |
(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
敷金
敷金の時価は、回収可能性を反映した将来キャッシュ・フローを残存期間に対応する国債の利回りで割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
長期借入金
長期借入金の時価は、元利金の合計額と、同様の新規借入等を行った場合に想定される利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
子会社株式及び関連会社株式
前事業年度(2023年7月31日)
市場価格のない株式等の貸借対照表計上額
|
区分 |
当事業年度 (千円) |
|
子会社株式 |
- |
|
関連会社株式 |
34,000 |
当事業年度(2024年7月31日)
市場価格のない株式等の貸借対照表計上額
|
区分 |
当事業年度 (千円) |
|
子会社株式 |
- |
|
関連会社株式 |
34,000 |
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
(単位:千円)
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
販売費及び一般管理費 |
- |
5,452 |
2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
|
|
第1回新株予約権 |
第2回新株予約権 |
|
付与対象者の区分及び人数 |
当社取締役 1名 当社従業員 3名 |
コタエル信託株式会社(注)2 |
|
株式の種類別のストック・オプションの数(注)1 |
普通株式 112,500株 |
普通株式 1,217,500株 |
|
付与日 |
2022年2月1日 |
2022年6月16日 |
|
権利確定条件 |
「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
|
対象勤務期間 |
対象勤務期間の定めはありません。 |
対象勤務期間の定めはありません。 |
|
権利行使期間 |
自 2024年2月1日 至 2031年12月21日 |
自 2022年6月16日 至 2034年6月15日 |
|
|
第3回新株予約権 |
|
付与対象者の区分及び人数 |
当社取締役 2名 当社従業員 6名 |
|
株式の種類別のストック・オプションの数(注)1 |
普通株式 383,000株 |
|
付与日 |
2023年11月1日 |
|
権利確定条件 |
「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
|
対象勤務期間 |
対象勤務期間の定めはありません。 |
|
権利行使期間 |
自 2025年11月2日 至 2033年10月17日 |
(注)1.株式数に換算して記載しております。なお、2024年4月12日付株式分割(普通株式1株につき100株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。
2.本新株予約権は、コタエル信託株式会社を受託者とする信託に割り当てられ、当社の役員及び従業員等のうち受益者として指定されたものに交付されます。
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当事業年度(2024年7月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
|
|
第1回新株予約権 |
第2回新株予約権 |
第3回新株予約権 |
|
|
権利確定前 |
(株) |
|
|
|
|
前事業年度末 |
|
112,500 |
1,217,500 |
- |
|
付与 |
|
- |
- |
383,000 |
|
失効 |
|
- |
- |
- |
|
権利確定 |
|
112,500 |
1,217,500 |
- |
|
未確定残 |
|
- |
- |
383,000 |
|
権利確定後 |
(株) |
|
|
|
|
前事業年度末 |
|
- |
- |
- |
|
権利確定 |
|
112,500 |
1,217,500 |
- |
|
権利行使 |
|
- |
- |
- |
|
失効 |
|
- |
- |
- |
|
未行使残 |
|
112,500 |
1,217,500 |
- |
(注)2024年4月12日付株式分割(普通株式1株につき100株の割合)による分割後の株式数に換算して記載しております。
② 単価情報
|
|
第1回新株予約権 |
第2回新株予約権 |
第3回新株予約権 |
|
|
権利行使価格 |
(円) |
65 |
70 |
120 |
|
行使時平均株価 |
(円) |
- |
- |
- |
|
付与日における公正な評価単価 |
(円) |
- |
ⅰ 50(注)2、3 ⅱ 50(注)2、3 ⅲ -(注)2 |
- |
(注)1.2024年4月12日付株式分割(普通株式1株につき100株の割合)による分割後の価格に調整して記載しております。
2.ⅰ 2023年9月29日受益者指定分
ⅱ 2024年5月31日受益者指定分
ⅲ ⅰ、ⅱ以外
3.第2回新株予約権について、受益者指定時に条件変更を行なった結果、条件変更日におけるストック・オプションの公正な評価単価が付与日の公正な評価単価を上回ったため、公正な評価単価の見直しを行いました。なお、条件変更日時点で当社株式は未公開株式であり、公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
ストック・オプションの付与日及び条件変更日時点において、当社株式は未公開株式であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。また、単位当たりの本源的価値の算定基礎となる自社の株式の評価方法は、オプション価格算定モデル法(OPM)及びDCF法により算定しております。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当事業年度末における本源的価値の合計額及び当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
(1)当事業年度末における本源的価値の合計額
606,657千円
(2)当事業年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
-千円
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
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前事業年度 (2023年7月31日) |
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当事業年度 (2024年7月31日) |
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繰延税金資産 |
|
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|
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税務上の繰越欠損金(注)2 |
545,094千円 |
|
666,351千円 |
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未払賞与 |
- |
|
16,207 |
|
ソフトウエア |
8,310 |
|
6,140 |
|
棚卸資産評価損 |
1,692 |
|
4,192 |
|
敷金償却 |
1,629 |
|
1,873 |
|
減損損失 |
1,513 |
|
1,186 |
|
一括償却資産 |
850 |
|
942 |
|
その他 |
55 |
|
5,936 |
|
繰延税金資産小計 |
559,146 |
|
702,831 |
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税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 |
△545,094 |
|
△666,351 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△14,052 |
|
△36,479 |
|
評価性引当額小計(注)1 |
△559,146 |
|
△702,831 |
|
繰延税金資産合計 |
- |
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- |
|
繰延税金資産の純額 |
- |
|
- |
(注)1.評価性引当額の変動の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の増加であります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前事業年度(2023年7月31日)
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|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
合計 (千円) |
|
税務上の繰越欠損金(※) |
- |
- |
805 |
9,552 |
- |
534,736 |
545,094 |
|
評価性引当額 |
- |
- |
△805 |
△9,552 |
- |
△534,736 |
△545,094 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当事業年度(2024年7月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
合計 (千円) |
|
税務上の繰越欠損金(※) |
- |
805 |
9,552 |
- |
32,035 |
623,957 |
666,351 |
|
評価性引当額 |
- |
△805 |
△9,552 |
- |
△32,035 |
△623,957 |
△666,351 |
|
繰延税金資産 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
(※)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
関連会社に対する投資の金額 |
34,000千円 |
34,000千円 |
|
持分法を適用した場合の投資の金額 |
38,087 |
42,870 |
|
持分法を適用した場合の投資利益の金額 |
2,883 |
4,783 |
当社は、事務所等の不動産賃借契約に基づき、退去時における原状回復に係る債務を資産除去債務として認識しております。
なお、賃借契約に関連する敷金が資産に計上されているため、当該資産除去債務の負債計上に代えて、当該不動産賃借契約に係る敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担に属する金額を費用に計上する方法によっております。
1. 顧客との契約から生じる収益を分解した情報
当社は、ドローン等を軸としたハードウェア技術と、撮影画像・映像等の加工・処理・管理といったソフトウェア技術を用い、インフラ施設・設備等へのDXソリューションを提供するインフラDX事業という単一セグメントであり、顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、以下のとおりであります。
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|
|
(単位:千円) |
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|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
点検ソリューション |
148,821 |
170,950 |
|
プロダクト提供サービス |
90,677 |
401,820 |
|
データ処理・解析サービス |
33,671 |
80,630 |
|
デジタルツインプラットフォーム |
10,020 |
32,865 |
|
ソリューション開発 |
96,415 |
129,041 |
|
顧客との契約から生じる収益 |
379,604 |
815,308 |
|
その他の収益 |
- |
- |
|
外部顧客への売上高 |
379,604 |
815,308 |
2. 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
収益を理解するための基礎となる情報は、財務諸表「注記事項(重要な会計方針)6.収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。なお、顧客との契約に係る対価は、履行義務を充足してから短期のうちに受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。
3. 顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当事業年度末において存在する顧客との契約から翌事業年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
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|
(単位:千円) |
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|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
顧客との契約から生じた債権(当期首) |
23,472 |
17,426 |
|
顧客との契約から生じた債権(当期末) |
17,426 |
140,746 |
|
契約資産(当期首) |
19,221 |
4,031 |
|
契約資産(当期末) |
4,031 |
3,726 |
|
契約負債(当期首) |
29,316 |
21,637 |
|
契約負債(当期末) |
21,637 |
62,605 |
契約資産は、開発業務に係る受託契約の一部の契約について進捗度に基づいて認識する収益に係る未請求の対価であり、対価に対する当社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、顧客からの前受金であり、収益の認識に伴い取り崩されます。
(2)当期に認識した収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額
前事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は29,316千円、当事業年度に認識された収益の額のうち期首現在の契約負債残高に含まれていた額は21,637千円であります。
(3)残存履行義務に配分した取引価格
残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下のとおりであります。
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|
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(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
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1年以内 |
14,985 |
91,206 |
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1年超2年以内 |
5,378 |
- |
|
合計 |
20,363 |
91,206 |
【セグメント情報】
【関連情報】
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
|
(単位:千円) |
|
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
|
CalTa株式会社 |
74,664 |
インフラDX事業 |
|
清水建設株式会社 |
52,954 |
インフラDX事業 |
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
|
(単位:千円) |
|
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
関連するセグメント名 |
|
CalTa株式会社 |
178,900 |
インフラDX事業 |
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
当社は、インフラDX事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
(ア)財務諸表提出会社の子会社及び関連会社等
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
|
種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (千円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の所有(被所有)割合 (%) |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (千円) |
科目 |
期末残高 (千円) |
|
関連会社 |
CalTa 株式会社 |
東京都 港区 |
50,000 |
インフラDX事業 |
(所有) 直接 34.0 |
営業取引、役員の兼務、事務所賃借、社員の出向 等 |
サービスの提供、受託開発(注) |
74,664 |
売掛金 |
1,944 |
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
|
種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (千円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の所有(被所有)割合 (%) |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (千円) |
科目 |
期末残高 (千円) |
|
関連会社 |
CalTa 株式会社 |
東京都 港区 |
50,000 |
インフラDX事業 |
(所有) 直接 34.0 |
営業取引、役員の兼務、事務所賃借、社員の出向 等 |
サービスの提供、受託開発(注) |
178,900 |
売掛金 契約資産 契約負債 |
11,616 398 4,242 |
(注)取引条件及び取引条件の決定方針等
営業取引(サービスの提供及び受託開発)については、一般の取引条件と同様に市場価格等を勘案し、交渉のうえ決定しております。
(イ)財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前事業年度(自 2022年8月1日 至 2023年7月31日)
|
種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (千円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の所有(被所有)割合(%) |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (千円) |
科目 |
期末残高 (千円) |
|
役員 主要株主 |
閔 弘圭 |
- |
- |
当社代表取締役 |
(被所有) 直接 21.1 |
債務被保証 |
当社金融機関からの借入に対する債務被保証 (注) |
38,000 |
- |
- |
(注)当社の金融機関からの借入に対して、債務保証を行っております。取引金額には、被債務保証の当事業年度末残高を記載しております。なお、保証料は支払っておりません。
当事業年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)
該当事項はありません。
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
△104.16円 |
45.66円 |
|
1株当たり当期純損失(△) |
△46.74円 |
△25.53円 |
(注)1.前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、また、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
3.当社は2024年3月19日開催の取締役会決議により、A1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式のすべてにつき、定款に定める取得条項に基づき、2024年4月11日付で自己株式として取得し、その対価としてA1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式1株につき普通株式1株を交付しております。また、当社が取得したA1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式のすべてについて、2024年3月19日開催の取締役会決議により2024年4月11日付で会社法第178条に基づき消却しております。
4.当社は、2024年4月11日開催の取締役会決議により、2024年4月12日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純損失を算定しております。
5.1株当たり当期純損失(△)の算定上の基礎は、以下のとおりであります。なお、A1種優先株式、A2種優先株式、B種優先株式、C種優先株式及びD種優先株式は、剰余金の配当請求権について普通株式と同等の権利を有しているため、普通株式と同等の株式としております。
|
|
前事業年度 (自 2022年8月1日 至 2023年7月31日) |
当事業年度 (自 2023年8月1日 至 2024年7月31日) |
|
当期純損失(△)(千円) |
△641,105 |
△437,972 |
|
普通株主に帰属しない金額(千円) |
- |
- |
|
普通株式に係る当期純損失(△)(千円) |
△641,105 |
△437,972 |
|
普通株式の期中平均株式数(株)
(うち普通株式数(株)) (うちA1種優先株式数(株)) (うちA2種優先株式数(株)) (うちB種優先株式数(株)) (うちC種優先株式数(株)) (うちD種優先株式数(株)) |
13,717,803
(6,680,000) (1,450,000) (870,000) (1,450,000) (1,520,000) (1,747,803) |
17,152,273
(17,152,273) - - - - - |
|
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要 |
新株予約権2種類 (新株予約権の数 13,300個) (新株予約権の目的となる株式の数 1,330,000株)
なお、新株予約権の概要は、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
新株予約権3種類 (新株予約権の数 17,130個) (新株予約権の目的となる株式の数 1,713,000株)
なお、新株予約権の概要は、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2) 新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。 |
(子会社の設立)
当社は、2024年9月13日開催の取締役会において、当社の100%子会社として「Liberaware Korea Co., Ltd.」を設立することを決議いたしました。
1.設立の目的
当社は、アジア圏を皮切りにグローバルでの展開の加速を視野に入れ、かねてより韓国を含むアジア諸国へ当社ソリューションを展開するために現地企業や官公庁と折衝を継続してまいりましたが、この度、韓国での子会社設立を決定いたしました。韓国は日本と類似している製造業中心の産業基盤であり、産業化も早い段階で進行していることから、社会インフラの老朽化が進んでいます。鉄道、道路、電気、ガス、下水道等のインフラ設備の中で、建設後20年以上経過している施設は全体の51.2%、30年以上経過している施設は全体の25.2%であり(※1)、今後もさらに老朽化が進んでいくことが予測されます。また、韓国では労働人口の減少も大きな社会問題となっており、少子化により生産年齢人口は2019年3,763万人から2050年に2,419万人と約30年で1,300万人以上も減少すると言われております(※2)。加えて、2022年1月27日に「重大災害の処罰等に関する法律」が施行されたことにより、韓国では安全に対する意識が一層高まっております。
上述のような法整備や深刻な社会課題の背景により、韓国現地にて多数の企業・官公庁における当社ソリューションのニーズを確認し、また、実証実験の実施や「IBIS2」の前身となる「IBIS」の販売実績を得てきました。当該子会社設立により、日本国内の成功事例やノウハウを活かし、狭小空間点検ドローン「IBIS2」や3次元データを活用したDXソリューションを提供することで、韓国市場において屋内ドローン市場の形成やDX市場への当社画像解析技術の浸透を進めてまいります。
[出典]
※1 韓国国土交通部報道資料「道路・鉄道等15種基盤施設標準管理体系構築‘国民の日常に安全を足す’」
※2 韓国雇用労働部「高齢者雇用政策基本計画インフォグラフィック」
2.設立する子会社の概要
|
(1) |
名称 |
Liberaware Korea Co., Ltd. |
|
(2) |
所在地 |
ソウル(詳細未定) |
|
(3) |
代表者の氏名 |
金 泰泓(予定) |
|
(4) |
事業内容 |
ドローンの販売/レンタル、点検ソリューション、データ処理・解析サービス、ソリューション開発等 |
|
(5) |
資本金 |
50百万円(470百万ウォン相当)(予定) |
|
(6) |
設立年月日 |
2024年11月1日(予定) |
|
(7) |
出資比率 |
当社100% |
(資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分)
当社は、2024年9月17日開催の取締役会において、2024年10月30日開催の第8回定時株主総会において資本金及び資本準備金の額の減少並びに剰余金の処分に関する議案を付議することを決議し、同定時株主総会で承認されました。
1.目的
今後の機動的かつ柔軟な資本政策の実施を可能とすること、及び更なる財務体質の健全化を図り効率的な経営を推進するため、会社法第447条第1項及び会社法第448条第1項の規定に基づき、資本金及び資本準備金を減少し、これらをその他資本剰余金に振り替えるとともに、会社法第452条の規定に基づき、増加後のその他資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替えるものです。なお、本件による発行済株式総数及び純資産額に変更はなく、1株当たり純資産額に影響はありません。
2.内容
(1)資本金の額の減少の内容
① 減少する資本金の額
資本金の額462,420,000円を452,420,000円減少し、減少後の資本金の額を10,000,000円といたします。なお、当社が発行しているストック・オプション(新株予約権)が、減資の効力発生日までに行使された場合、資本金の額及び減少後の資本金の額が変動いたします。
② 資本金の額の減少の方法
発行済株式総数の変更は行わず、減少する資本金の額の全額をその他資本剰余金に振り替えることといたします。
③ 資本金の額の減少が効力を生ずる日
2024年12月16日を予定しております。
(2)資本準備金の額の減少の内容
① 減少する資本準備金の額
資本準備金の額1,178,175,000円を686,174,055円減少し、減少後の資本準備金の額を492,000,945円といたします。なお、当社が発行しているストック・オプション(新株予約権)が、減資の効力発生日までに行使された場合、資本準備金の額及び減少後の資本準備金の額が変動いたします。
② 資本準備金の額の減少の方法
発行済株式総数の変更は行わず、減少する資本準備金の額の全額をその他資本剰余金に振り替えることといたします。
③ 資本準備金の額の減少が効力を生ずる日
2024年12月16日を予定しております。
(3)剰余金の処分の内容
下記のとおり、会社法第452条の規定に基づき、上記の資本金及び資本準備金の額の減少の効力発生を条件に、その他資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替えることで、欠損填補に充当いたします。これにより、振替後の当社の繰越利益剰余金の額は0円となります。
① 減少する剰余金の項目及びその額
その他資本剰余金 1,138,594,055円
② 増加する剰余金の項目及びその額
繰越利益剰余金 1,138,594,055円
③ 剰余金の処分が効力を生ずる日
2024年12月16日を予定しております。
3.日程
(1)取締役会決議 2024年9月17日
(2)株主総会決議 2024年10月30日
(3)債権者異議申述公示日 2024年11月8日(予定)
(4)債権者異議申述最終期日 2024年12月9日(予定)
(5)効力発生日 2024年12月16日(予定)
|
資産の種類 |
当期首残高 (千円) |
当期増加額 (千円) |
当期減少額 (千円) |
当期末残高 (千円) |
当期末減価償却累計額又は償却累計額 (千円) |
当期償却額 (千円) |
差引当期末残高 (千円) |
|
有形固定資産 |
|
|
|
|
|
|
|
|
建物 |
36,028 |
- |
- |
36,028 |
9,205 |
2,543 |
26,822 |
|
工具、器具及び備品 |
205,503 |
57,426 |
31,352 |
231,576 |
149,836 |
64,076 |
81,740 |
|
建設仮勘定 |
45,740 |
20,488 |
61,836 |
4,391 |
- |
- |
4,391 |
|
有形固定資産計 |
287,271 |
77,915 |
93,189 |
271,996 |
159,041 |
66,620 |
112,954 |
|
無形固定資産 |
|
|
|
|
|
|
|
|
ソフトウエア |
- |
- |
- |
12,810 |
7,599 |
2,025 |
5,210 |
|
無形固定資産計 |
- |
- |
- |
12,810 |
7,599 |
2,025 |
5,210 |
|
長期前払費用 |
3,870 |
907 |
1,149 |
3,628 |
2,212 |
1,363 |
1,416 |
(注)1.無形固定資産の金額が資産総額の1%以下であるため、「当期首残高」、「当期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しております。
2.当期増加額のうち主なものは次のとおりであります。
|
工具、器具及び備品 |
ドローンの製造 |
25,600 |
千円 |
3.当期減少額のうち主なものは次のとおりであります。
|
工具、器具及び備品 |
製品への振替 |
24,807 |
千円 |
該当事項はありません。
|
区分 |
当期首残高 (千円) |
当期末残高 (千円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
77,520 |
77,520 |
1.96 |
- |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
308,210 |
292,690 |
1.28 |
2025年~2031年 |
|
合計 |
385,730 |
370,210 |
- |
- |
(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)の貸借対照表日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
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|
1年超2年以内 (千円) |
2年超3年以内 (千円) |
3年超4年以内 (千円) |
4年超5年以内 (千円) |
|
長期借入金 |
80,840 |
92,210 |
34,200 |
34,200 |
|
区分 |
当期首残高 (千円) |
当期増加額 (千円) |
当期減少額 (目的使用) (千円) |
当期減少額 (その他) (千円) |
当期末残高 (千円) |
|
貸倒引当金 |
165 |
536 |
165 |
- |
536 |
該当事項はありません。
① 流動資産
イ.現金及び預金
|
区分 |
金額(千円) |
|
預金 |
|
|
普通預金 |
1,061,245 |
|
合計 |
1,061,245 |
ロ.売掛金
相手先別内訳
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相手先 |
金額(千円) |
|
KDDIスマートドローン株式会社 |
25,395 |
|
VFR株式会社 |
17,600 |
|
ブルーイノベーション株式会社 |
17,600 |
|
長谷川産業株式会社 |
14,960 |
|
株式会社日立プラントコンストラクション |
12,335 |
|
その他 |
52,856 |
|
合計 |
140,746 |
売掛金の発生及び回収並びに滞留状況
|
当期首残高 (千円) |
当期発生高 (千円) |
当期回収高 (千円) |
当期末残高 (千円) |
回収率(%) |
滞留期間(日) |
|||||||||||||||
|
(A) |
(B) |
(C) |
(D) |
|
× 100 |
|
||||||||||||||
|
17,426 |
793,393 |
670,072 |
140,746 |
82.6 |
36 |
|||||||||||||||
ハ.製品
|
品目 |
金額(千円) |
|
機体販売関連 |
33,166 |
|
合計 |
33,166 |
ニ.仕掛品
|
品目 |
金額(千円) |
|
機体販売関連 |
11,032 |
|
受託業務関連 |
2,296 |
|
合計 |
13,328 |
ホ.原材料及び貯蔵品
|
品目 |
金額(千円) |
|
製造用部材 |
63,736 |
|
開発用部材 |
280 |
|
その他 |
152 |
|
合計 |
64,169 |
② 流動負債
イ.買掛金
|
相手先 |
金額(千円) |
|
株式会社TKKワークス |
3,377 |
|
株式会社アコモ |
3,311 |
|
株式会社シキノハイテック |
531 |
|
株式会社MonotaRO |
171 |
|
アマゾンジャパン合同会社 |
61 |
|
合計 |
7,452 |
ロ.未払金
|
相手先 |
金額(千円) |
|
株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND |
14,300 |
|
株式会社HPCテック |
8,764 |
|
株式会社TKKワークス |
6,936 |
|
従業員賞与 |
5,600 |
|
株式会社プロネクサス |
3,071 |
|
その他 |
52,732 |
|
合計 |
91,404 |
ハ.未払費用
|
区分 |
金額(千円) |
|
従業員給与・賞与 |
68,112 |
|
社会保険料 |
10,990 |
|
その他 |
2,882 |
|
合計 |
81,986 |
当事業年度における四半期情報等
|
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当事業年度 |
|
売上高(千円) |
- |
- |
609,522 |
815,308 |
|
税引前四半期(当期)純損失(△)(千円) |
- |
- |
△260,604 |
△434,732 |
|
四半期(当期)純損失(△) (千円) |
- |
- |
△262,700 |
△437,972 |
|
1株当たり四半期(当期)純損失(△)(円) |
- |
- |
△15.34 |
△25.53 |
|
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
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1株当たり四半期純損失(△)(円) |
- |
- |
△0.43 |
△10.37 |
(注)1.当社は、2024年7月29日付で東京証券取引所グロース市場に上場いたしましたので、当事業年度の四半期報告書は提出しておりませんが、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期会計期間及び第3四半期累計期間の四半期財務諸表について、ESネクスト有限責任監査法人により四半期レビューを受けております。
2.当社は、2024年4月12日付で普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行っております。当事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり四半期(当期)純損失を算定しております。