当社は、2024年10月28日開催の取締役会において、固定資産の譲渡を決議いたしました。これに伴い財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本報告書を提出するものであります。
2024年10月28日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
①譲渡の理由
当社は、2023年3月期から2025年3月期の3年間を「収益力、成長力向上に向けた事業基盤の構築期」と位置づけ、「人材力の強化」「収益基盤の強化」「財務基盤の強化」を図ることで強い事業基盤の構築を進めております。
今般、財務基盤の強化策の一つとして、経営資源の効率化を図るため、また2026年3月期以降の経営計画に向け、本件で得た資金を有効的かつ機動的に活用するため、当社が保有し、「箱根ガラスの森」(以下「当該施設」)として運営する固定資産(土地、建物、美術品、以下「当該資産」)の譲渡および当該資産の賃借の実施を決定いたしました。
本件は、経営資源を効率化しつつ、引き続き、当社が当該資産を賃借、運営するため、当該施設を訪れるお客様には変わらず、ご満足いただけることから非常に有用と判断しております。
②譲渡する資産の内容
※譲渡損は、譲渡価額から帳簿価額および譲渡にかかる費用等の見積額を控除した概算額です。
③譲渡先の概要(2024年3月31日現在)
④譲渡の日程
a.取締役会決議日 2024年10月28日(月)
b.契約締結日 2024年10月29日(火)
c.引渡日 2024年11月1日(金、予定)
⑤当該事象の損益に与える影響額
当該資産の譲渡に伴い、2025年3月期において、譲渡価格から帳簿価格および譲渡に係る費用等の見込み額を控除した譲渡損222百万円を特別損失(固定資産売却損)に計上する予定です。
以上