第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
回次
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第67期
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第68期
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第69期
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第70期
|
第71期
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決算年月
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2020年6月
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2021年6月
|
2022年6月
|
2023年6月
|
2024年6月
|
売上高
|
(千円)
|
7,374,415
|
9,543,737
|
14,292,351
|
18,099,716
|
16,379,234
|
経常利益
|
(千円)
|
231,434
|
989,056
|
2,332,388
|
2,545,544
|
1,600,144
|
当期純利益
|
(千円)
|
75,390
|
679,907
|
1,621,161
|
1,757,654
|
1,103,775
|
持分法を適用した 場合の投資利益
|
(千円)
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
資本金
|
(千円)
|
442,839
|
448,623
|
454,576
|
458,999
|
459,424
|
発行済株式総数
|
(株)
|
2,756,400
|
2,776,800
|
2,797,800
|
2,813,400
|
8,444,700
|
純資産額
|
(千円)
|
2,789,458
|
3,240,938
|
4,780,699
|
6,356,215
|
7,215,943
|
総資産額
|
(千円)
|
7,787,920
|
8,467,770
|
10,620,556
|
11,510,812
|
12,034,943
|
1株当たり純資産額
|
(円)
|
346.04
|
414.59
|
606.67
|
801.84
|
909.42
|
1株当たり配当額 (1株当たり中間配当額)
|
(円)
|
15
|
40
|
70
|
90
|
35
|
(-)
|
(-)
|
(-)
|
(-)
|
(-)
|
1株当たり当期純利益
|
(円)
|
9.32
|
85.23
|
206.54
|
222.50
|
139.14
|
潜在株式調整後 1株当たり当期純利益
|
(円)
|
9.11
|
83.32
|
202.34
|
218.92
|
137.46
|
自己資本比率
|
(%)
|
35.8
|
38.3
|
45.0
|
55.2
|
60.0
|
自己資本利益率
|
(%)
|
2.7
|
22.5
|
40.4
|
31.6
|
16.3
|
株価収益率
|
(倍)
|
57.2
|
8.8
|
7.2
|
12.6
|
13.6
|
配当性向
|
(%)
|
53.7
|
15.6
|
11.3
|
13.5
|
25.2
|
営業活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
667,574
|
1,583,715
|
1,160,805
|
3,153,038
|
1,059,469
|
投資活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
△645,707
|
△955,015
|
△913,047
|
△1,213,958
|
△1,381,533
|
財務活動による キャッシュ・フロー
|
(千円)
|
48,496
|
△477,838
|
△197,200
|
△765,883
|
△65,837
|
現金及び現金同等物 の期末残高
|
(千円)
|
297,459
|
445,723
|
422,576
|
1,557,676
|
1,146,757
|
従業員数 〔外、平均臨時 雇用者数〕
|
(名)
|
167
|
167
|
173
|
181
|
190
|
〔66〕
|
〔57〕
|
〔54〕
|
〔56〕
|
〔62〕
|
株主総利回り
|
(%)
|
102.0
|
146.1
|
289.5
|
544.4
|
377.6
|
(比較指標:配当込みTOPIX)
|
(%)
|
(103.1)
|
(131.3)
|
(129.4)
|
(162.7)
|
(204.3)
|
最高株価
|
(円)
|
2,226
|
2,510
|
7,600
|
13,880
|
2,850
|
最低株価
|
(円)
|
1,214
|
1,400
|
2,003
|
4,200
|
1,391
|
(注) 1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.持分法を適用した場合の投資利益については、第70期以前については、関連会社が存在していないため、第71期については、利益基準及び利益剰余金基準に照らし、重要性が乏しい関連会社のみであるため、記載しておりません。
3.従業員数は就業人数(使用人兼務役員の人数を含みます。)であり、臨時従業員数(パートタイマー及び期間契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。)の年間平均雇用人員を〔 〕外数で記載しております。
4.第68期より「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しており、株主資本に自己株式として計上されている「株式給付信託(J-ESOP)」に残存する当社株式を、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。
また、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
5.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)、2022年4月4日以降は東京証券取引所スタンダード市場におけるものであります。
6.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第69期の期首から適用しており、第69期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
7.第70期の1株当たりの配当額90円には、70周年記念配当10円を含んでおります。
8.当社は、2023年7月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。第67期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を算定しております。
2 【沿革】
当社は、1953年1月に東京都立川市において玩具店として創業し、有限会社壽屋を設立いたしました。
その後、1996年11月に組織を株式会社に変更致しました。
当社の沿革は次のとおりであります。
年月
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概要
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1947年6月
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東京都立川市曙町に玩具店「おもちゃの店 壽屋」として創業。
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1953年1月
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資本金30万円をもって有限会社壽屋を設立。
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1963年6月
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東京都立川市第一デパート内に移転。「人形と玩具 壽屋」へ店名変更。
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1981年7月
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「ホビーショップ コトブキヤ」に店名変更。
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1983年7月
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電話受付による通信販売事業開始。
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1984年4月
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ミニチュアの組立模型(フィギュア)の企画開発、製造販売を開始。 自社製品において初のオリジナルガレージキットとなる「アーマメント」を製品化、発売。
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1995年12月
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アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の版権を取得し、フィギュアを自社製品化。(他社版権の使用許諾を受けた製品)「綾波レイ」「エヴァンゲリオン初号機」を発売。
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1996年11月
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有限会社から株式会社に組織変更。
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1997年4月
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「ホビーショップ コトブキヤ 立川」に店名変更。
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1997年12月
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ミニチュアの完成模型(フィギュア)の企画開発、製造販売を開始。 イラストレーター及びキャラクターデザイナーとして活躍する天野喜孝氏デザインのガレージキットである「ナイトメア」を自社製品化、発売。
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1998年4月
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インターネットによる通信販売事業を開始。
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1998年12月
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北米へ向けての製品輸出を開始。
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1999年6月
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アジアへの自社製品輸出を開始。
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1999年12月
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㈱スクウェア(現 ㈱スクウェア・エニックス)が開発・販売を手掛けるゲーム「ファイナルファンタジー」の版権を取得し、フィギュアを自社製品化、発売。
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2000年3月
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北米での販売強化を目的として、米国カリフォルニア州に卸業を手掛ける子会社のKOTO,INC.を設立。
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2001年11月
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米国ルーカスフィルム社(現The Walt Disney Company子会社)より版権を取得し、映画「スター・ウォーズ」のフィギュアを自社製品化。 「ダース・ベイダー」を発売。
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2001年11月
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日本国内における小売販売拠点として、大阪府大阪市浪速区(日本橋)に「コトブキヤ 日本橋」を出店。
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2002年4月
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欧州への自社製品輸出を開始。
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2003年12月
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プラモデルの企画開発、製造販売を開始。 ㈱バンプレスト(現 ㈱バンダイナムコエンターテインメント)が開発・販売を手掛けるゲーム「スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS」の版権を取得し、シリーズのプラモデルを自社製品化、発売。
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2004年6月
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オタクの集まる街として認知され始めた東京都千代田区(秋葉原)に、小売販売拠点及び各種ホビー関連イベントスペースとして「コトブキヤ ラジオ会館」を出店。
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2005年7月
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米国ワーナーブラザース社より版権を取得し、映画「バットマン」のフィギュアを自社製品化、発売。
|
2006年4月
|
中国広東省・虎門地区に位置する曜達塑膠五金制品有限公司(YIU TAT PLASTICS METAL PRODUCTS CO., LTD)へフィギュア及びプラモデルを中心とした製造委託を開始。
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2006年9月
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女性顧客向け製品の企画開発、製造販売を開始。 ㈱ニトロプラスが開発・販売を手掛けるゲーム「咎狗の血 アキラ」のフィギュアを自社製品化、発売。
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2006年12月
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映画「スター・ウォーズ」のフィギュア「C-3PO&R2-D2」を自社製品化、発売。 スター・ウォーズオフィシャルサイトより「Best of 2006」を受賞。
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2007年12月
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映画「スター・ウォーズ」のフィギュア「ラルフ・マクウォーリー版ルーク VS ベイダー」を自社製品化、発売。 スター・ウォーズオフィシャルサイトより「Best of 2007」を受賞。
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2008年2月
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自社製品、他社商品の倉庫管理業務や運送業務の委託先であった㈱スミレ・ジョイント・ロジを子会社化。
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年月
|
概要
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2008年2月
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米国マーベル社(現The Walt Disney Company子会社)より版権を取得し、映画「アイアンマン」のフィギュアを自社製品化、発売。
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2008年4月
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南米、ロシアへの自社製品輸出を開始。
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2009年11月
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オリジナルライセンス製品の企画開発、製造販売を開始。 プラモデル「フレームアームズ」シリーズを発売。
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2009年11月
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ホビー雑貨の企画開発、製造販売を開始。 キャラクター箸「スター・ウォーズ ライトセイバーチョップスティック」を発売。 米国大手総合ゲーム情報サイト「IGN.com」から多くの人に認知された人気商品として「2009年ベスト・コレクティブル賞」を受賞。
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2010年12月
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米国ワーナーブラザース社より世界60ヶ国以上のライセンシーの中から「最優秀ハードライセンス賞」を受賞。
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2011年7月
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「コトブキヤ ラジオ会館」を東京都千代田区(秋葉原)内で移転。「コトブキヤ 秋葉原館」へ店名変更。
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2012年6月
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中国での販売強化を目的として、上海市に100%子会社の上海寿屋進出口有限公司(非連結子会社)を設立。
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2012年10月
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㈱スミレ・ジョイント・ロジの株式を全部譲渡。
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2013年3月
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中東、南アフリカへの自社製品輸出を開始。
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2013年9月
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資本金15,000万円に増資。
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2013年9月
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KOTO,INC.の株式を全部譲渡。
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2014年2月
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「コトブキヤ 日本橋」をリニューアルオープン。
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2015年5月
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オリジナルライセンス製品である「フレームアームズ」のスピンアウトシリーズ「フレームアームズ・ガール」シリーズを発売。
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2015年7月
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中国政府文化部及びCCG EXPO主催社より、プラモデル「フレームアームズ・ガール」シリーズが「最人気海外プラモデル賞」を受賞。
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2016年1月
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一般社団法人首都圏産業活性化協会よりTAMAブランド企業として認定され、「TAMAブランド大賞」を受賞。
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2016年3月
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東京都立川市緑町の壽屋ビルへ本社を移転。
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2016年5月
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本社ビル1F、2Fに地元立川市における当社アンテナショップとして「コトブキヤ 立川本店」を出店。
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2017年2月
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KOTOBUKIYA US BRANCH OFFICEを開設。
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2017年4月
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オリジナルコンテンツ、TVアニメ「フレームアームズ・ガール」を、放送局BS11およびTOKYO MX、AT-X、インターネット動画配信サービス各社にて放映開始。
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2017年9月
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東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場に株式上場。
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2019年6月
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劇場アニメ「フレームアームズ・ガール~きゃっきゃうふふなワンダーランド」公開。
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2022年4月
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東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
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2023年3月
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創業70周年を記念して、「1/300 壽屋ビルプラモデル」を発売。
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2023年12月
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株式会社テレビ朝日と資本業務提携契約を締結。
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2024年1月
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中国市場における認知度向上と売上拡大へ向けて、中国広東省深圳市の現地コンテンツ会社である風正(深圳)文化科技有限公司と合弁会社「寿屋風正(深圳)文化発展有限公司」を設立。
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3 【事業の内容】
当社は、フィギュア、プラモデル、雑貨等を中心としたホビーに関わるグッズ(以下、「ホビー関連品」)の企画・製造・販売・サービス活動を主として展開しており、顧客の要望に柔軟に対応できる製販一体型の事業展開を基本としています。なお、当社は、ホビー関連品製造販売事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載をしておりませんので、製品形態別に記載しております。
(1) ホビー関連品の企画・製造・販売について
当社では、人気アニメ/ゲーム/映画キャラクター/自社オリジナルキャラクター等のホビー関連品について、企画立案、製品開発、デザイン業務、製造管理、販売までを一貫して行っております。自社製品の生産にあたっては、自社IP(Intellectual Property:キャラクターなどの知的財産)については、当該コンテンツに関するキャラクター、ストーリー、世界観の創造と構築を実施、他社IPについては、関連する製品に係る版権の使用許諾の取得をそれぞれ行い、製品の企画立案、製品開発、自社内の造形技術者による原型製作及び製品形態のデザイン業務を本社で実施いたします。その後、国内外の卸売業者から事前に購入意向を確認し、採算性の判断を行った上で生産に移行しております。製造については主に中国の製造会社へ委託する、ファブレスの生産形態をとっております。
製品形態としましては、フィギュア、プラモデル、雑貨があります。
(フィギュア)
映画やアニメ、コミック、ゲーム等のキャラクター等をフィギュア化し、細部まで造り込まれたディテールや、塗装による色彩表現および質感表現等のクオリティを量産品においても維持しております。
(プラモデル)
映画やアニメ、コミック、ゲーム等からのメカニカルキャラクター等を組立式のキットとして立体で再現し、細部のディテールや質感表現はもとより、従来は塗装の必要があったプラモデルを未塗装でもキャラクターの配色を再現できる精密な設計を施しております。また、メカニカルな可動部分の再現やギミック(仕掛け・からくり)の再現にも重点を置き、製品化しております。
(雑貨)
コミックやゲーム、映画、歴史・史実等からのキャラクターやアイテムをデザイン化して、生活雑貨等にアレンジしたものとなります。単なるキャラクター雑貨では無く、当社の強みである立体表現を生かし、デザイン性にこだわった雑貨製品を展開しております。
販売形態としましては、卸売業者を中心とした他社への販売の他、当社が運営する小売店舗、当社通信販売サイト、他社媒体の各種ECサイトでの販売があります。
小売店舗では、自社にて企画・製品開発を行う自社製品だけではなく、他社商品として、玩具(フィギュア)・模型(プラモデル)・キャラクターグッズ・書籍・雑貨・カードゲーム等を含むホビー関連商品を幅広く取り扱っています。顧客ニーズを敏感に読み取り、国内品のみならず海外品を含め、幅広くホビー関連品を取り扱っております。現在はコトブキヤ立川本店・コトブキヤ秋葉原館・コトブキヤ日本橋を店舗運営しております。
また、店舗限定の自社製品も企画・開発・販売し、独自性のある店舗づくりを行っており、インターネットを利用したECサイトであるコトブキヤオンラインショップ(自社運営のECサイト)にて全国販売をしております。
小売店舗及びECサイトにおいては、他社との差別化としてオリジナル特典や直営店舗イベント限定品の開発に注力しており、他社では購入できない商品を付加価値として提供しております。
(2) 他社版権の使用許諾を受けた製品化について
当社が企画・製造する自社製品は、主に他社が保有するキャラクター等のコンテンツの版権の使用許諾を受け、企画・製造する製品となります。版権使用の許諾を受けるには、版権元へ製品企画を申請し、製品仕様の詳細設計について承認を受け、利用の対価として使用料の支払いを行っております。他社が保有する版権は無条件で与えられるものではなく、キャラクター等をフィギュアやプラモデルへと立体化した際における再現力、表現力が認められてはじめて版権を獲得することができます。当社では従来、再現力、表現力といったクオリティ重視の製品を企画・製造してきたため、多くの版権元より評価を得て安定的な版権確保を実現しております。
なお、版権使用の許諾は当社に独占的に与えられるものではなく、同じコンテンツについて競合他社にも許諾される可能性があります。
(3) 海外展開について
自社製品は、国内をはじめ北米、欧州、アジアのディストリビューター(販売代理店、卸売業者)へ販売をしております。
アニメ・コミック・ゲームに由来する当社製品は、海外で高まるクールジャパン需要に伴い、海外向けの出荷量・売上金額ともに年々安定した成長を続けております。
ここ数年は従来の北米、欧州における販売に加え、かつては新興国と言われた東南アジアを中心とするアジア諸国の経済発展による当該地域での取引先及び取引量の増加、製造拠点からマーケットへと変貌する中国の巨大市場への進出、新規マーケットとして期待の大きい中東・南米地域での取引開始も海外販売拡大の一因となっております。当社は古くから海外キャラクター(ハリウッド映画、アメリカンコミック等)の製品化、日本のキャラクターに由来した高品質製品化に取り組んでおります。これらの商品ラインナップの幅広さも、北米・欧州地域における現地競合他社と比較した提案力の差別化、アジア諸国を中心とする新規マーケットにおける購入層への訴求力に貢献し、更なる流通の拡大を図ります。
(4) 自社開発コンテンツのライセンスについて
当社は、従来より自社IP製品の開発・製造について継続的に注力しており、美少女プラモデルカテゴリーにおいて、『フレームアームズ・ガール』、『メガミデバイス』、『創彩少女庭園』、『アルカナディア』等、ロボットカテゴリーにおいては『フレームアームズ』、『ヘキサギア』等のオリジナルコンテンツを創出してまいりました。今後も当該コンテンツの魅力を強化するとともに、顧客のニーズに応える新たなコンテンツの開発・創出に引き続き取り組んでまいります。
また、当該作品の海外利用権や商品化権等の二次利用権により、玩具・雑貨・ゲーム・コミック・食品・衣料メーカー等の国内外パートナー企業へ商品化許諾を行い、メディアミックス展開とプロパティ管理を行っています。
<事業系統図>
4 【関係会社の状況】
名称
|
住所
|
資本金 (百万円)
|
主要な事業 の内容
|
議決権の所有 (又は被所有) 割合(%)
|
関係内容
|
(その他の関係会社)
|
|
|
|
(被所有)
|
|
株式会社テレビ朝日
|
東京都港区
|
100
|
テレビ放送事業 インターネット事業 ショッピング事業 その他事業
|
15.07
|
資本業務提携契約 役員の兼任1名
|
(その他の関係会社の親会社)
|
|
|
|
(被所有)
|
|
株式会社テレビ朝日ホールディングス (注)1
|
東京都港区
|
36,699
|
認定放送持株会社
|
15.07 (15.07)
|
役員の兼任1名
|
(注)1 株式会社テレビ朝日ホールディングスは、有価証券報告書を提出しております。
2 「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の(内書)は間接所有割合であります。
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
2024年6月30日現在
従業員数(名)
|
平均年齢(歳)
|
平均勤続年数(年)
|
平均年間給与(千円)
|
190
|
〔62〕
|
37.5
|
10.6
|
5,013
|
(注) 1.従業員数は就業人数であり、臨時従業員数(パートタイマー及び期間契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。)の年間平均雇用人員を〔 〕外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、ホビー用品製造販売事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載をしておりません。
(2) 労働組合の状況
労働組合は結成されていませんが、労使関係については円滑に推移しております。
(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
当事業年度
|
補足説明
|
管理職に 占める 女性労働者 の割合(%) (注)1
|
男性労働者の 育児休業 取得率(%) (注)2
|
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)2
|
全従業員
|
正社員
|
有期雇用者
|
18.4
|
-
|
-
|
-
|
-
|
―
|
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.男性労働者の育児休業 取得率及び労働者の男女の賃金の差異につきましては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表項目として当社が選択しなかったため記載を省略しております。