【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社 10

㈱ラドンナ

P.T.KING JIM INDONESIA

KING JIM(MALAYSIA)SDN.BHD.

錦宮(上海)貿易有限公司

KING JIM (VIETNAM) Co.,Ltd.

㈱アスカ商会

錦宮(香港)有限公司

㈱ぼん家具

錦宮(深圳)商貿有限公司

ウインセス㈱

前連結会計年度において非連結子会社であったウインセス㈱は、連結損益計算書における重要性が増したため 

連結の範囲に含めております。

(2) 主要な非連結子会社の名称等

    主要な非連結子会社はありません。

  連結の範囲から除いた理由

    …非連結子会社1社は、小規模であり、総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分 

   に見合う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないため、連結の範囲から除いておりま 

   す。

 

2 持分法の適用に関する事項

持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社の名称等

主要な会社等の名称

(1) 非連結子会社 主要な非連結子会社はありません。

(2) 関連会社   威盛針織(射陽)有限公司

  持分法を適用しない理由

…持分法を適用しない非連結子会社又は関連会社はいずれも、それぞれ当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しております。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、㈱ラドンナとP.T.KING JIM INDONESIA、KING JIM(MALAYSIA)SDN.BHD.、㈱アスカ商会および錦宮(香港)有限公司の決算日は5月31日、㈱ぼん家具およびウインセス㈱の決算日は4月30日、KING JIM (VIETNAM) Co.,Ltd.の決算日は3月31日、錦宮(上海)貿易有限公司および錦宮(深圳)商貿有限公司の決算日は12月31日であります。

連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表または仮決算により作成した財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

 

4 会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準および評価方法

① 有価証券

その他有価証券 

時価のあるもの

…決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

 

時価のないもの 

…移動平均法に基づく原価法

② デリバティブ

 時価法

③ たな卸資産

商品、製品及び仕掛品

…総平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

原材料及び貯蔵品

…移動平均法に基づく原価法(貸借対照表価額については、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

・2007年3月31日以前に取得したもの

主として、旧定率法を採用しております。

ただし、当社および国内連結子会社については、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については旧定額法を採用しております。

・2007年4月1日以降に取得したもの

主として、定率法を採用しております。

ただし、当社および国内連結子会社については、建物(建物附属設備を除く)および2016年4月1日以降に取得した建物附属設備、構築物については定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物及び構築物   10年~50年

機械装置及び運搬具 4年~16年

② 無形固定資産(ソフトウェアおよびリース資産を除く)

定額法によっております。

③ ソフトウェア(自社利用分(リース資産を除く))

社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

④ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産については、リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

⑤ 長期前払費用

定額法によっております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

当社および一部の連結子会社においては、債権の貸倒れによる損失に備えるために、一般債権については、貸倒実績率により、また、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

② 役員賞与引当金

当社および国内連結子会社においては、取締役に対する賞与の支給に備えるため、当連結会計年度末における年間支給見込額に基づき、当連結会計年度において負担すべき額を計上しております。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定に当たり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異の費用処理方法

数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(5年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

未認識数理計算上の差異については、税効果を調整の上、純資産の部におけるその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に計上しております。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債および退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(5) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しております。

② ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段 … 為替予約

ヘッジ対象 … 外貨建予定取引

③ ヘッジ方針

将来の為替相場の変動に伴うコストの変動、期待収益への影響を低減させることを目的として為替予約取引を行っており、投機目的では利用しておりません。

④ ヘッジ有効性評価の方法

有効性の判定は現物時価の変動額に対する先物時価の変動額の比率によってヘッジの有効性を評価しております。

 

(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金・要求払預金および容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する短期投資からなっております。

 

(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

消費税等の会計処理

消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

 会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

 

 たな卸資産の評価

(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 連結貸借対照表に計上したたな卸資産8,477,872千円には、当社のたな卸資産4,882,825千円が含まれています。

(2)会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報

 たな卸資産は取得原価と連結会計年度末における正味売却価額のいずれか低い方の金額で評価されますが、この評価に加えて、営業循環過程から外れた滞留在庫については、収益性の低下の事実を反映するように、帳簿価額を切り下げる方法を採用しています。当社は、一定の回転期間を超えるたな卸資産について、規則的な帳簿価額の切下げ対象とする滞留在庫を識別しており、過去の滞留在庫の販売実績を基礎として算定した評価率によって帳簿価額を切り下げています。当社のたな卸資産について、需要予測に基づいた生産計画等に基づき在庫管理を行っていますが、市場環境の変化や販売見込みの相違により、販売実績が当初の予測を大きく下回る結果となる場合もあるため、通常の営業循環過程から外れた滞留在庫の決定とそれに基づく評価に重要な影響を及ぼす可能性があります。

 

(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 2021年3月26日)

 

(1) 概要

収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。

ステップ1:顧客との契約を識別する。

ステップ2:契約における履行義務を識別する。

ステップ3:取引価格を算定する。

ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。

ステップ5:履行義務を充足した時にまたは充足するにつれて収益を認識する。

 

(2) 適用予定日

2022年6月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

連結財務諸表に与える影響額は、軽微であります。

 

 

・「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)

・「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)

・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)

 

(1) 概要

国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上させるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。

・「金融商品に関する会計基準」における金融商品

また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記事項が定められました。

 

(2) 適用予定日

2022年6月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書)

前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「助成金収入」は、営業外収益の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた 54,707千円は、「助成金収入」10,814千円、「その他」43,892千円として組み替えております。

 

(「会計上の見積りの開示に関する会計基準」の適用に伴う変更)

「会計上の見積りの開示に関する会計基準」(企業会計基準第31号 2020年3月31日)を当連結会計年度末に係る  連結財務諸表から適用し、連結財務諸表に重要な会計上の見積りに関する注記を記載しております。
 ただし、当該注記においては、当該会計基準第11項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度 に係る内容については記載しておりません。

 

(追加情報)

 (新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)
 新型コロナウイルス感染症の影響について、今後の拡大または収束を予測することは困難な状況でありますが、翌連結会計年度においても当社グループへの影響が一定の期間に渡り継続するものと仮定し、会計上の見積りを行っております。なお、今後の状況の変化により、翌連結会計年度以降の当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年6月20日)

当連結会計年度
(2021年6月20日)

関係会社株式

830,000

千円

千円

 

 

※2 連結会計年度末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理をしております。なお、当連結会計年度においては、当社の決算日(前連結会計年度においては、当社および一部の連結子会社の決算日)が金融機関の休日であったため、次の連結会計年度末日手形が、連結会計年度末残高に含まれております。

 

前連結会計年度
(2020年6月20日)

当連結会計年度
(2021年6月20日)

受取手形

9,826

千円

805

千円

支払手形

8,827

千円

9,105

千円

 

 

 

※3 当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と当座貸越契約を締結しております。これらの契約に基づく連結会計年度末の借入未実行残高は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2020年6月20日)

当連結会計年度
(2021年6月20日)

当座貸越極度額の総額

6,500,000

千円

6,600,000

千円

借入実行残高

850,000

 

40,000

 

差引額

5,650,000

 

6,560,000

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれております。

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

97,914

千円

183,126

千円

 

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目および金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

給料手当

3,446,251

千円

3,659,251

千円

運賃

1,774,232

 

1,914,534

 

賃借料

1,285,173

 

1,303,898

 

退職給付費用

272,798

 

328,884

 

役員賞与引当金繰入額

24,729

 

19,493

 

貸倒引当金繰入額

 

2,024

 

 

 

※3 一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

622,652

千円

532,713

千円

 

 

※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

建物及び構築物

55,718

千円

千円

機械装置及び運搬具

221

 

453

 

土地

31,551

 

 

87,492

 

453

 

 

 

※5 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

その他(有形固定資産)

1,081

 

 

1,081

 

 

 

 

 

※6 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

建物及び構築物

3,226

千円

279

千円

機械装置及び運搬具

38

 

1,240

 

その他(有形固定資産)

3,263

 

3,365

 

その他(無形固定資産)

 

728

 

撤去費用

8,196

 

1,460

 

14,725

 

7,073

 

 

 

※7 減損損失

前連結会計年度(自 2019年6月21日 至 2020年6月20日)

当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

場所

用途

種類

減損損失額

長野県諏訪郡

遊休資産

土地

21,913千円

 

当社グループは、原則として継続的に収支の把握を行っている管理会計上の区分を考慮し資産のグルーピングを行い、遊休資産については個別に資産のグルーピングを行っております。

遊休資産については、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

なお、回収可能価額は正味売却価額にて測定しており、不動産鑑定評価額に基づいて算定しております。

 

当連結会計年度(自 2020年6月21日 至 2021年6月20日)

該当事項はありません。

 

※8 特別退職金

前連結会計年度(自 2019年6月21日 至 2020年6月20日)

     該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2020年6月21日 至 2021年6月20日)

 当社において早期退職優遇制度における特別支援金を特別退職金として特別損失に計上しております。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額および税効果額

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

  当期発生額

△127,531

千円

428,398

千円

  組替調整額

 

 

    税効果調整前

△127,531

 

428,398

 

    税効果額

37,113

 

△128,090

 

    その他有価証券評価差額金

△90,418

 

300,307

 

繰延ヘッジ損益:

 

 

 

 

  当期発生額

1,185

 

889

 

  組替調整額

1,791

 

1,521

 

    税効果調整前

2,977

 

2,410

 

    税効果額

△911

 

△738

 

    繰延ヘッジ損益

2,065

 

1,672

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

  当期発生額

△85,394

 

117,612

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

 当期発生額

△5,217

 

282,103

 

 組替調整額

63,466

 

100,335

 

  税効果調整前

58,249

 

382,438

 

  税効果額

△18,386

 

△114,308

 

  退職給付に係る調整額

39,863

 

268,130

 

      その他の包括利益合計

△133,884

 

687,723

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2019年6月21日 至 2020年6月20日)

1.発行済株式の種類および総数ならびに自己株式の種類および株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数
(千株)

当連結会計年度
増加株式数
(千株)

当連結会計年度
減少株式数
(千株)

当連結会計年度末
株式数
(千株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式

32,459

32,459

合計

32,459

32,459

自己株式

 

 

 

 

 普通株式

4,037

0

4,037

合計

4,037

0

4,037

 

(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加は、単元未満株式の買取りによるもの0千株であります。

 

2.新株予約権および自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

当連結会計年度末残高
(千円)

提出会社(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

109,292

合計

109,292

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

2019年9月19日
定時株主総会

普通株式

198,957

7

2019年6月20日

2019年9月20日

2020年1月31日
取締役会

普通株式

198,956

7

2019年12月20日

2020年3月2日

 

 

(2) 基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の
原資

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

2020年9月17日
定時株主総会

普通株式

284,222

利益剰余金

10

2020年6月20日

2020年9月18日

 

 

 

当連結会計年度(自 2020年6月21日 至 2021年6月20日)

1.発行済株式の種類および総数ならびに自己株式の種類および株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数
(千株)

当連結会計年度
増加株式数
(千株)

当連結会計年度
減少株式数
(千株)

当連結会計年度末
株式数
(千株)

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式 (注)

32,459

1,000

31,459

合計

32,459

1,000

31,459

自己株式

 

 

 

 

 普通株式 (注)

4,037

0

1,052

2,985

合計

4,037

0

1,052

2,985

 

(注) 1.普通株式の発行済株式の減少は、自己株式の消却によるものであります。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加は、単元未満株式の買取りによるもの0千株であります。

3.普通株式の自己株式の株式数の減少の内訳は次の通りであります。
            新株予約権の行使による減少        28千株
      譲渡制限付株式報酬の付与による減少    24千株
      自己株式の消却による減少        1,000千株

 

2.新株予約権および自己新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

当連結会計年度末残高
(千円)

提出会社(親会社)

ストック・オプションとしての新株予約権

87,088

合計

87,088

 

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

2020年9月17日
定時株主総会

普通株式

284,222

10

2020年6月20日

2020年9月18日

2021年2月2日
取締役会

普通株式

199,321

7

2020年12月20日

2021年3月2日

 

 

(2) 基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

配当の
原資

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

2021年9月16日
定時株主総会

普通株式

569,490

利益剰余金

20

2021年6月20日

2021年9月17日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

現金及び預金

5,644,022

千円

7,439,265

千円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△233,359

 

△406,344

 

現金及び現金同等物

5,410,662

 

7,032,921

 

 

 

 

※2 重要な非資金取引の内容

前連結会計年度(自 2019年6月21日 至 2020年6月20日)

     該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2020年6月21日 至 2021年6月20日)

   非連結子会社であったウインセス㈱を、重要性の観点から当連結会計年度より連結の範囲に含めております。

  連結の範囲に含めたことに伴い増加した資産及び負債の金額は以下のとおりであります。

   流動資産    847,608千円

   固定資産    322,052千円

    資産合計  1,169,660千円

   流動負債    126,500千円

   固定負債    196,066千円

    負債合計   322,566千円

 

   なお、連結の範囲に含めたことに伴い増加した現金及び現金同等物の金額 314,121千円は、「新規連結に伴う現

  金及び現金同等物の増加額」に含めて表示しております。

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

所有権移転外ファイナンス・リース取引

① リース資産の内容

(ア)有形固定資産

その他(工具、器具及び備品)であります。

(イ)無形固定資産

該当ありません。

② リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

2.オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2020年6月20日)

当連結会計年度
(2021年6月20日)

1年内

8,785

7,635

1年超

20,220

12,584

合計

29,005

20,220

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については、安全性の高い金融資産で運用し、資金調達については、必要な資金を銀行借入により調達しております。また、デリバティブ取引については、後述するリスクを回避するために利用し、投機的な取引は行っておりません。 

 

(2) 金融商品の内容およびそのリスクならびにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、与信管理マニュアルに従い、定期的に主要な取引先の信用状況を把握する体制をとることによりリスク低減を図っております。

投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクや発行体の信用リスクに晒されておりますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握し、継続的に保有状況の見直しを行っております。

営業債務である支払手形及び買掛金ならびに設備支払手形は、1年以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、為替予約を利用してヘッジしております。

借入金は運転資金や設備投資資金であり、流動性リスクに晒されておりますが、各部署の予算申請の情報に基づき、経理部が適時に資金計画を作成・更新することにより、流動性リスクを管理しております。

デリバティブ取引については、外貨建ての営業債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引であり、為替相場の変動リスクを有しております。その取引実行・管理については、取引権限等を定めた社内規定に従っております。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価等には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。

 

前連結会計年度(2020年6月20日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

(1) 現金及び預金

5,644,022

5,644,022

(2) 受取手形及び売掛金

4,656,058

4,656,058

(3) 投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

1,904,435

1,904,435

資産計

12,204,516

12,204,516

(1) 支払手形及び買掛金

2,214,206

2,214,206

(2) 短期借入金

850,000

850,000

(3) 1年内返済予定の長期借入金

(4) 未払金

700,385

700,385

(5) 長期借入金

負債計

3,764,592

3,764,592

デリバティブ取引 (*)

(3,816)

(3,816)

 

(*) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については ( ) で示しております。

 

当連結会計年度(2021年6月20日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

(1) 現金及び預金

7,439,265

7,439,265

(2) 受取手形及び売掛金

4,722,763

4,722,763

(3) 投資有価証券

 

 

 

その他有価証券

2,350,323

2,350,323

資産計

14,512,353

14,512,353

(1) 支払手形及び買掛金

2,159,803

2,159,803

(2) 短期借入金

40,000

40,000

(3) 1年内返済予定の長期借入金

26,361

26,361

(4) 未払金

921,562

921,562

(5) 長期借入金

117,680

117,680

負債計

3,265,406

3,265,406

デリバティブ取引 (*)

3,349

3,349

 

(*) デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については ( ) で示しております。

 

 

(注)1.金融商品の時価の算定方法ならびに有価証券およびデリバティブに関する事項

資 産

(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金

これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

(3) 投資有価証券

これらの時価について、株式は取引所の価格、債券は取引所の価格または取引金融機関等から提示された価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については注記事項「有価証券関係」をご参照ください。

 

負 債

(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金ならびに (4) 未払金

これらは、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。

(3) 1年内返済予定の長期借入金、(5) 長期借入金

長期借入金の時価については、当該借入金は、変動金利によるものであり、短期間で市場金利を反映し、また、当社の信用状態は実行後大きく異なっていないことから、時価は帳簿価額と近似していると考えられるため、当該帳簿価額によっております。

 

デリバティブ取引

注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照ください。

 

2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

 

 

(単位:千円)

区分

前連結会計年度
(2020年6月20日)

当連結会計年度
(2021年6月20日)

投資有価証券

 

 

   非上場株式

91,447

91,447

関係会社株式

 

 

   非上場株式

830,000

 

これらについては、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積ることができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、上表には含めておりません。

 

3.金銭債権および満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2020年6月20日)

 

1年以内
(千円)

1年超
5年以内
(千円)

5年超
10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

5,644,022

受取手形及び売掛金

4,656,058

合計

10,300,081

 

 

当連結会計年度(2021年6月20日)

 

1年以内
(千円)

1年超
5年以内
(千円)

5年超
10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

7,439,265

受取手形及び売掛金

4,722,763

合計

12,162,029

 

 

 

4.短期借入金及び長期借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2020年6月20日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

850,000

長期借入金

合計

850,000

 

 

当連結会計年度(2021年6月20日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

40,000

長期借入金

26,361

19,836

64,618

9,240

9,240

14,746

合計

66,361

19,836

64,618

9,240

9,240

14,746

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2020年6月20日)

 

種類

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式

1,554,870

905,045

649,825

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式

349,564

377,292

△27,728

合計

1,904,435

1,282,338

622,096

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額 91,447千円)については、市場性がなく、時価を把握することが極めて困難な有価証券であるため、上表の「その他有価証券」に含まれておりません。

 

当連結会計年度(2021年6月20日)

 

種類

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式

2,032,415

930,830

1,101,584

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式

317,908

366,857

△48,949

合計

2,350,323

1,297,688

1,052,635

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表計上額 91,447千円)については、市場性がなく、時価を把握することが極めて困難な有価証券であるため、上表の「その他有価証券」に含まれておりません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2019年6月21日 至 2020年6月20日)

種類

売却額(千円)

売却益の合計額(千円)

売却損の合計額(千円)

株式

80

合計

80

 

 

当連結会計年度(自 2020年6月21日 至 2021年6月20日)

該当事項はありません。

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

通貨関連

前連結会計年度(2020年6月20日)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等
(千円)

契約額等のうち
1年超
(千円)

時価
(千円)

原則的処理方法

為替予約取引

 

 

 

 

買建

 

 

 

 

米ドル

買掛金

548,688

△3,816

合計

548,688

△3,816

 

(注)時価の算定方法

取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。

 

当連結会計年度(2021年6月20日)

ヘッジ会計の方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等
(千円)

契約額等のうち
1年超
(千円)

時価
(千円)

原則的処理方法

為替予約取引

 

 

 

 

買建

 

 

 

 

米ドル

買掛金

502,734

3,349

合計

502,734

3,349

 

(注)時価の算定方法

取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しております。

 

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び一部の連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型及び非積立型の確定給付制度を採用しております。

また、一部の連結子会社は、退職一時金制度があり、中小企業退職金共済制度および特定退職金共済制度に加入しております。

確定給付年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金および年金を支給しております。

退職一時金制度(非積立型ではありますが、一部の連結子会社では中小企業退職金共済制度及び特定退職金共済制度の積立額から支給されるものがあります。)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給しております。

なお、一部の連結子会社の退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債および退職給付費用を計算しております。

また、当社は確定拠出制度を採用しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表(簡便法を適用した制度を除く)

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

  至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

  至 2021年6月20日)

退職給付債務の期首残高

2,874,584

千円

2,866,876

千円

 勤務費用

157,377

 

196,310

 

 利息費用

25,952

 

32,229

 

 数理計算上の差異の発生額

△23,963

 

△27,811

 

 退職給付の支払額

△150,709

 

△214,418

 

 その他

△16,363

 

14,528

 

退職給付債務の期末残高

2,866,876

 

2,867,714

 

 

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

  至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

  至 2021年6月20日)

年金資産の期首残高

3,611,539

千円

3,597,729

千円

 期待運用収益

54,173

 

71,954

 

 数理計算上の差異の発生額

△28,977

 

254,242

 

 事業主からの拠出額

111,105

 

111,725

 

 退職給付の支払額

△150,110

 

△204,016

 

年金資産の期末残高

3,597,729

 

3,831,635

 

 

 

(3) 簡便法を適用した制度の退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

  至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

  至 2021年6月20日)

退職給付に係る負債の期首残高

110,015

千円

117,399

千円

退職給付費用

20,102

 

17,143

 

退職給付の支払額

△7,514

 

△11,455

 

中小企業退職金共済年金制度等への拠出額

△5,204

 

△6,170

 

新規連結による増加

 

3,617

 

退職給付に係る負債の期末残高

117,399

 

120,534

 

 

 

(4) 退職給付債務および年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債および退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(2020年6月20日)

当連結会計年度

(2021年6月20日)

積立型の退職給付債務

2,564,027

千円

2,499,907

千円

年金資産

△3,597,729

 

△3,831,635

 

 

△1,033,702

 

△1,331,727

 

非積立型の退職給付債務

420,247

 

488,341

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△613,454

 

△843,386

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

420,247

 

488,341

 

退職給付に係る資産

△1,033,702

 

△1,331,727

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△613,454

 

△843,386

 

 

(注) 簡便法を適用した制度を含みます。

 

(5) 退職給付費用およびその内訳項目の金額

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

  至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

  至 2021年6月20日)

勤務費用

157,377

千円

196,310

千円

利息費用

25,952

 

32,229

 

期待運用収益

△54,173

 

△71,954

 

数理計算上の差異の費用処理額

63,544

 

100,263

 

簡便法で計算した退職給付費用

20,102

 

17,143

 

確定給付制度に係る退職給付費用

212,802

 

273,992

 

 

(注) 上記退職給付費用以外に、特別退職金として当連結会計年度に30,095千円計上しております。

 

(6) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

  至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

  至 2021年6月20日)

数理計算上の差異

58,249

千円

382,438

千円

 合計

58,249

 

382,438

 

 

 

(7) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2020年6月20日)

当連結会計年度

(2021年6月20日)

未認識数理計算上の差異

△183,537

千円

198,901

千円

 合計

△183,537

 

198,901

 

 

 

 

(8) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2020年6月20日)

当連結会計年度

(2021年6月20日)

債券

51

49

株式

28

29

オルタナティブ

19

19

その他

2

3

合計

100

100

 

オルタナティブは、主にヘッジファンド投資であります。

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在および予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在および将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(9) 数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

  至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

  至 2021年6月20日)

割引率

主として0.2

主として0.3

長期期待運用収益率

1.5

2.0

 

 

3.確定拠出制度

当社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度 83,344千円、当連結会計年度 81,173千円であります。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションに係る費用計上額および科目名

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

販売費及び一般管理費

19,722千円

(株式報酬費用)

 

 

2.ストック・オプションの内容、規模およびその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

 

株式会社キングジム
2013年新株予約権

株式会社キングジム
2014年新株予約権

株式会社キングジム
2015年新株予約権

株式会社キングジム
2016年新株予約権

付与対象者の区分および人数

当社取締役 6名

(社外取締役を除く)

当社取締役 8名

(社外取締役を除く)

当社取締役 6名

(社外取締役を除く)

当社取締役 8名

(社外取締役を除く)

株式の種類別のストック・オプションの数(注)

普通株式 29,620株

普通株式 28,510株

普通株式 19,780株

普通株式 24,440株

付与日

2013年10月21日

2014年10月20日

2015年10月20日

2016年10月20日

権利確定条件

付されておりません。

付されておりません。

付されておりません。

付されておりません。

対象勤務期間

定めはありません。

定めはありません。

定めはありません。

定めはありません。

権利行使期間

自 2013年10月22日

至 2043年10月21日

自 2014年10月21日

至 2044年10月20日

自 2015年10月21日

至 2045年10月20日

自 2016年10月21日

至 2046年10月20日

 

 

 

株式会社キングジム
2017年新株予約権

株式会社キングジム
2018年新株予約権

株式会社キングジム
2019年新株予約権

付与対象者の区分および人数

当社取締役 8名

(社外取締役を除く)

当社取締役 8名

(社外取締役を除く)

当社取締役 8名

(社外取締役を除く)

株式の種類別のストック・オプションの数(注)

普通株式 21,420株

普通株式 23,000株

普通株式 24,840株

付与日

2017年10月20日

2018年10月19日

2019年10月18日

権利確定条件

付されておりません。

付されておりません。

付されておりません。

対象勤務期間

定めはありません。

定めはありません。

定めはありません。

権利行使期間

自 2017年10月21日

至 2047年10月20日

自 2018年10月20日

至 2048年10月19日

自 2019年10月19日

至 2049年10月18日

 

(注)株式数に換算して記載しております。

 

 

(2) ストック・オプションの規模およびその変動状況

当連結会計年度(2021年6月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

 

① ストック・オプションの数

 

株式会社キングジム
2013年新株予約権

株式会社キングジム
2014年新株予約権

株式会社キングジム
2015年新株予約権

株式会社キングジム
2016年新株予約権

権利確定前

(株)

 

 

 

 

  前連結会計年度末

 

  付与

 

  失効

 

  権利確定

 

  未確定残

 

権利確定後

(株)

 

 

 

 

  前連結会計年度末

 

13,530

17,610

19,780

24,440

  権利確定

 

  権利行使

 

1,650

3,140

6,130

  失効

 

  未行使残

 

13,530

15,960

16,640

18,310

 

 

 

株式会社キングジム
2017年新株予約権

 株式会社キングジム
2018年新株予約権

 株式会社キングジム
2019年新株予約権

権利確定前

(株)

 

 

 

  前連結会計年度末

 

  付与

 

  失効

 

  権利確定

 

  未確定残

 

権利確定後

(株)

 

 

 

  前連結会計年度末

 

21,420

23,000

24,840

  権利確定

 

  権利行使

 

5,370

5,710

6,190

  失効

 

  未行使残

 

16,050

17,290

18,650

 

 

 

 

② 単価情報

 

株式会社キングジム
2013年新株予約権

株式会社キングジム
2014年新株予約権

株式会社キングジム
2015年新株予約権

株式会社キングジム
2016年新株予約権

権利行使価格

(円)

1

1

1

1

行使時平均株価

(円)

907

906

904

付与日における公正な評価単価

(円)

607

629

728

743

 

 

 

株式会社キングジム
2017年新株予約権

 株式会社キングジム
2018年新株予約権

株式会社キングジム
2019年新株予約権

権利行使価格

(円)

1

1

1

行使時平均株価

(円)

904

904

904

付与日における公正な評価単価

(円)

887

814

794

 

 

3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

該当事項はありません。

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年6月20日)

 

当連結会計年度
(2021年6月20日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

税務上の繰越欠損金(注)

109,619

千円

 

77,679

千円

たな卸資産評価損

87,518

 

 

84,300

 

役員退職未払金

44,418

 

 

44,418

 

減価償却超過額

21,077

 

 

8,588

 

投資有価証券評価損

25,494

 

 

20,901

 

減損損失

54,513

 

 

54,512

 

退職給付に係る負債

115,889

 

 

122,219

 

未払事業税

25,611

 

 

49,144

 

未払賞与社会保険料

21,017

 

 

23,896

 

たな卸資産の未実現利益

56,588

 

 

55,279

 

土地評価差額

25,832

 

 

76,644

 

その他

109,327

 

 

141,542

 

繰延税金資産小計

696,910

 

 

759,128

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△99,427

 

 

△62,466

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△169,816

 

 

△209,421

 

評価性引当額小計

△269,244

 

 

△271,887

 

繰延税金資産合計

427,666

 

 

487,241

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

土地評価差額

△201,950

 

 

△201,950

 

退職給付に係る資産

△316,519

 

 

△407,775

 

その他有価証券評価差額金

△190,010

 

 

△318,819

 

その他

△5,148

 

 

△4,935

 

繰延税金負債合計

△713,629

 

 

△933,481

 

繰延税金負債の純額

△285,962

 

 

△446,240

 

 

(注)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

  前連結会計年度(2020年6月20日)

 

1年以内

1年超
 2年以内

2年超
 3年以内

3年超
 4年以内

4年超
 5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金

5,383

27,168

25,407

19,094

32,565

109,619

千円

評価性引当額

△5,383

△27,168

△25,407

△19,094

△22,373

△99,427

 

繰延税金資産

10,191

10,191

 

 

(注)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

  当連結会計年度(2021年6月20日)

 

1年以内

1年超
 2年以内

2年超
 3年以内

3年超
 4年以内

4年超
 5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金

12,178

25,399

19,088

21,012

77,679

千円

評価性引当額

△22,952

△19,088

△20,424

△62,466

 

繰延税金資産

12,178

2,447

587

15,213

 

 

(注)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2020年6月20日)

 

当連結会計年度
(2021年6月20日)

法定実効税率

 

30.62

(調整)

 

 

 

 

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

 

 

△0.13

 

評価性引当額の増減

 

 

△2.64

 

試験研究費特別控除

 

 

△1.00

 

所得拡大促進税制特別控除

 

 

△0.45

 

住民税均等割

 

 

0.52

 

その他

 

 

0.80

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

 

27.72

 

 

(注)前連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

イ 当該資産除去債務の概要

事務所等の不動産賃貸借契約および工場等の定期借地権契約に伴う原状回復義務であります。

 

ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を15年~40年と見積り、割引率は0.302%~3.900%を使用しております。

 

ハ 当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

期首残高

21,283

千円

21,315

千円

時の経過による調整額

206

 

213

 

その他増減額(△は減少)

△174

 

2,722

 

期末残高

21,315

 

24,251

 

 

 

 

 

(賃貸等不動産関係)

 当社および一部の連結子会社は、千葉県において賃貸不動産(土地および建物等)を、また、長野県において遊休不動産(土地および建物等)を有しております。前連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は 92,442千円(賃貸収益は営業外収益に、賃貸費用は営業外費用に計上)であります。当連結会計年度における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は 95,610千円(賃貸収益は営業外収益に、賃貸費用は営業外費用に計上)であります。

 また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、期中増減額および時価は、次のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2019年6月21日

 至 2020年6月20日)

当連結会計年度

(自 2020年6月21日

 至 2021年6月20日)

連結貸借対照表計上額

 

 

 

期首残高

676,695

512,190

 

期中増減額

△164,505

△22,125

 

期末残高

512,190

490,064

期末時価

1,398,784

1,436,173

 

(注)1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。

2.期中増減額のうち、前連結会計年度の減少額は固定資産の売却による減少(115,228千円)、減価償却費(26,410千円)、減損損失(21,913千円)等によるものであります。 当連結会計年度の減少額は減価償却費(22,125千円)等によるものであります

3.期末の時価は、主として社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額(指標等を用いて調整を行ったものを含む)であります。