当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年6月30日)における国内経済は、雇用・所得環境が改善する下での各種政策の効果もあり、個人消費や企業収益が改善し、景気は緩やかに回復しております。他方、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが国内景気を下押しするおそれと、物価上昇、金融資本市場の変動等のリスクが懸念される状況が続いております。
当社グループにおきまして、受注高は前年同期に比べ増加しました。工事種別毎では、メンテナンス分野は下期施工の定期修理工事の受注計上などにより前年同期に比べ増加、エンジニアリング分野は同水準となりました。完成工事高は前年同期に比べ増加しました。メンテナンス分野では定期修理工事の工事量が増加したことにより前年同期に比べ増加しましたが、エンジニアリング分野は改造工事の完成工事高が減少した影響で前年同期に比べ微減となりました。完成工事総利益は、複数の高採算案件の計上があった前年同期に比べ減少しました。
(財政状態)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、1,020億77百万円で前連結会計年度末より、120億90百万円減少しました。これは、受取手形、完成工事未収入金及び契約資産が121億39百万円減少したこと等によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、218億81百万円で前連結会計年度末より、90億3百万円減少しました。支払手形及び工事未払金が42億41百万円減少したこと等によるものであります。
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、801億96百万円で前連結会計年度末より、30億86百万円減少しました。これは、利益剰余金が31億95百万円減少したこと等によるものであります。
(経営成績)
当第1四半期連結累計期間における業績は、受注高349億61百万円(前年同期比4.8%増)、完成工事高299億74百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益9億96百万円(前年同期比41.4%減)、経常利益11億49百万円(前年同期比38.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億円(前年同期比46.2%減)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は17百万円であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。