当中間連結会計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(資産)
当中間連結会計期間末の流動資産は、前連結会計年度末に比べて62,921千円減少し、2,060,319千円となりました。これは主に、借入の返済等により現金及び預金が79,091千円減少したことによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて177,059千円増加し、316,329千円となりました。これは主に、オフィス拡充に伴う敷金差し入れ等により投資その他の資産が171,225千円増加したことによるものであります。
以上の結果、当中間連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べて114,138千円増加し、2,376,648千円となりました。
(負債)
当中間連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べて86,037千円増加し、685,369千円となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益の増加により未払法人税等が40,196千円増加したことによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて110,149千円減少し、155,158千円となりました。これは主に、借入金の返済進捗に伴い長期借入金が111,641千円減少したことによるものであります。
以上の結果、当中間連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べて24,111千円減少し、840,528千円となりました。
(純資産)
当中間連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて138,250千円増加し、1,536,120千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益の計上等により利益剰余金が143,557千円増加したことによるものであります。
当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、景気は緩やかに回復しております。一方、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があり、先行き不透明な状態であります。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、ビジネスモデルの変革や新規ビジネスを創出するためにデジタル技術を活用するデジタルトランスフォーメーション(DX)の流れが引き続き力強いものとなっており、あらゆる産業において、企業の競争力強化のためのIT投資は全体として底堅く推移しました。
このような環境の中、当社はお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援するデジタルインテグレーターとして、お客様のデジタルトランスフォーメーションを共に考えるコンサルティングから、必要なデジタル技術を駆使したシステムの設計、開発、運用までの一貫したソリューションを具体的に提案することに引き続き努めました。また、採用活動等のデジタル人材確保に向けた取組みを積極的に推進しました。底堅いIT活用やデジタル化需要等を背景に、安定して事業を継続・拡大することができました。
その結果、当中間連結会計期間の経営成績につきましては、売上高は1,858,334千円(前中間連結会計期間比26.3%増)、営業利益は211,093千円(前中間連結会計期間比51.3%増)、経常利益は218,713千円(前中間連結会計期間比56.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は143,557千円(前中間連結会計期間比57.1%増)となりました。
なお、当社グループはデジタルトランスフォーメーション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ79,091千円減少し、1,438,898千円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、233,426千円の収入(前中間連結会計期間は67,201千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前中間純利益218,713千円等の資金の増加があった一方、法人税等の支払額47,178千円等の資金の減少があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、187,441千円の支出(前中間連結会計期間は18,985千円の支出)となりました。これは主に、オフィス拡充に伴う敷金差し入れ等のため、敷金の差入による支出160,863千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、129,170千円の支出(前中間連結会計期間は57,684千円の支出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出127,692千円があったことによるものであります。
当中間連結会計期間において、経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は575千円であります。
当中間連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。