回次 |
第65期 |
第66期 |
第67期 |
第68期 |
第69期 |
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決算年月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益 |
(千円) |
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親会社株主に帰属する 当期純利益 |
(千円) |
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包括利益 |
(千円) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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営業活動による キャッシュ・フロー |
(千円) |
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投資活動による キャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
財務活動による キャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
|
△ |
△ |
△ |
現金及び現金同等物の 期末残高 |
(千円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
3.従業員数欄の()外書きは、パートタイマーの平均雇用人数であります。
4.第69期において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、第68期の関連する主要な経営指標等については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させております。
回次 |
第65期 |
第66期 |
第67期 |
第68期 |
第69期 |
|
決算年月 |
2020年3月 |
2021年3月 |
2022年3月 |
2023年3月 |
2024年3月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益 |
(千円) |
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当期純利益 |
(千円) |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(千株) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間 配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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従業員数 |
(人) |
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|
|
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:配当込みTOPIX) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
1,310 |
1,134 |
1,131 |
1,490 |
2,930 |
最低株価 |
(円) |
702 |
770 |
881 |
887 |
1,223 |
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.従業員数は就業人員(当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含む。)であります。
3.従業員数欄の()外書きは、パートタイマーの平均雇用人数であります。
4.最高株価及び最低株価は、2022年4月より東京証券取引所プライム市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
年月 |
事業の変遷 |
1956年4月 |
理化学機器の販売を目的として、東京都千代田区神田旭町に株式会社イワキ創立 |
1957年5月 |
ポンプの販売を開始 |
1958年6月 |
理化学機器の製造・販売を開始 |
1959年8月 |
ケミカルポンプの製造・販売を開始 |
1963年12月 |
本社を東京都千代田区神田岩本町2番地共同ビル内に移転 |
1965年8月 |
鑑賞魚用関連製品を製造・販売する会社として株式会社レイシーを設立 |
1966年4月 |
東京工場(現・システム事業所)を埼玉県入間郡三芳村(現・埼玉県入間郡三芳町)に竣工 |
1974年4月 |
埼玉工場を埼玉県狭山市に竣工 |
1977年5月 |
三春工場を福島県田村郡三春町に竣工 |
1985年9月 |
ヨーロッパにおける販売会社としてIwaki Europe GmbH(現連結子会社)を設立 |
1989年10月 |
シンガポールにおける販売会社としてIwaki Singapore Pte Ltd(現連結子会社)を設立 |
12月 |
Iwaki Singapore Pte Ltdの子会社としてIWAKIm SDN. BHD.(現連結子会社)を設立 |
1990年1月 |
台湾における販売会社として億昇幫浦股份有限公司(現持分法適用関連会社)を設立 |
6月 |
本社を東京都千代田区神田須田町に移転 |
1991年1月 |
アメリカにおける販売会社としてIWAKI WALCHEM CORPORATION(現Iwaki America Incorporated・連結子会社)を設立 |
4月 |
当社製品のメンテナンス業務に特化した事業を行う会社として株式会社イワキメンテックを設立 |
5月 |
タイにおける販売会社としてIWAKI (THAILAND) CO., LTD.(現持分法適用関連会社)を設立 |
7月 |
オーストラリアにおける販売会社としてIwaki Pumps Australia Pty. Ltd.(現持分法適用関連会社)を設立 |
1992年6月 |
デンマークにおける販売会社としてIwaki Pumper A/S(現IWAKI NORDIC A/S・連結子会社)を設立 |
7月 |
香港における販売会社として易威奇有限公司(現連結子会社)を設立 |
1993年1月 |
フランスにおける販売会社としてIwaki France S.A.を設立 |
12月 |
Iwaki Pumper A/S(現IWAKI NORDIC A/S)の子会社としてIwaki Sverige AB(現連結子会社)を設立 |
1995年11月 |
Iwaki Pumper A/S(現IWAKI NORDIC A/S)の子会社としてIwaki Suomi Oy(現連結子会社)を設立 |
1996年2月 |
埼玉工場、三春工場がISO9001に登録(注1) |
1997年1月 |
Iwaki Pumper A/S(現IWAKI NORDIC A/S)の子会社としてIwaki Norge AS(現連結子会社)を設立 |
10月 |
易威奇有限公司の子会社として广州保税区易威奇工贸有限公司(現連結子会社)を設立 |
2000年11月 |
ベルギーにおける販売会社としてIWAKI Belgium n.v.(現持分法非適用関連会社)を設立 |
2001年3月 |
韓国における販売会社としてIWAKI KOREA CO., LTD.(現持分法適用関連会社)を設立 |
|
上海における販売会社として易威奇泵业国际贸易(上海)有限公司(現連結子会社)を設立 |
2002年8月 |
中国市場における製造会社として易威奇化工泵(广东)有限公司(現連結子会社)を設立 |
2005年7月 |
埼玉工場、三春工場がISO14001に登録(注2) |
2008年9月 |
WALCHEM CORPORATIONを買収するとともに商号をIwaki America Incorporated(現連結子会社)に変更 |
2009年3月 |
Iwaki America IncorporatedがIwaki Pumps Inc.(設立時社名IWAKI WALCHEM CORPORATION)を吸収合併 |
|
株式会社レイシー、株式会社イワキメンテックを吸収合併 |
2012年11月 |
Iwaki Singapore Pte Ltd及びIWAKIm SDN. BHD.を子会社とする |
2016年3月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場 |
5月 |
ブラジルにおける販売会社としてIWAKI DO BRASIL COMÉRCIO DE BOMBAS HIDRÁULICAS LTDA.(現連結子会社)を設立 |
9月 |
中国における当社関連製品の貿易会社としてIWP Holding Company Limited(現非連結子会社)を設立 |
12月 |
中国における当社関連製品の調達・販売及び貿易会社として益华骐贸易(深圳)有限公司(現非連結子会社)を設立 |
|
テクノエコー株式会社の株式を取得し、子会社とする |
2018年4月 |
技術センターを新築 |
2019年3月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2019年5月 |
システム事業所を開設 |
2020年6月 |
Iwaki Europe GmbHがIWAKI NORDIC A/Sの株式を取得し、子会社とする |
2021年4月 |
テクノエコー株式会社を吸収合併 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行 |
9月 |
易威奇有限公司及び易威奇泵业国际贸易(上海)有限公司の株式を取得し、子会社とする |
(注1) ISO9001とは、製品の品質保証と顧客満足及び組織の管理・改善まで踏み込んだ品質マネジメントシステムの国際規格です。
(注2) ISO14001とは、いわゆる環境ISOのことで、企業の環境管理を対象としたシステム規格です。企業が環境に対する影響やリスクを減らしていくための努力目標を設定し、そのための人材教育やシステム構築を行った結果を認証機関が認定するものです。
当社グループは、当社(株式会社イワキ)、子会社16社及び関連会社5社で構成され、化学薬品等の薬液移送に使用されるケミカルポンプ及びポンプ専用コントローラ等の周辺機器の開発、製造、仕入及び販売(輸出入を含む)を主な事業として営んでおり、また、それに附帯する製品の修理及びアフターサービス並びに設置工事を行っております。
なお、当社グループは、ケミカルポンプ事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
ケミカルポンプは、半導体や液晶をはじめ、化学、電子部品、水処理、食品、製紙、医療及び太陽電池、燃料電池、二次電池等の新エネルギー分野を含む幅広い産業分野で、高純度の薬液の移送等、多岐の用途に亘って使用されております。
これらの幅広い産業分野で使用されるケミカルポンプにとっては、「取り扱いに危険を伴う化学薬液を安全に移送する」ことが最大の使命であります。そのため外部に化学薬液が漏れ、人体や環境に甚大な影響を及ぼすことがないよう、ポンプ部には腐食しない樹脂材料を使用し、薬液が漏れ出ない構造を多くの製品に採用しております。また、近年の半導体業界における生産性の飛躍的向上に伴う、「使用する化学薬液の高温化対応」及び「ポンプ接液部から不純物が出ないというハイレベルのクリーン度要求」に応えることも新たな大きな使命であります。その他、純粋な液体及び気体にとどまらず、粘性液やスラリー(固形分)混入液といった特殊液の移送にも使用されることから、実際に当社グループの製品を使用する顧客からは耐久性、利便性、サニタリー性等、それぞれの基準において厳しい水準が求められます。
当社グループは、これら全てに対して高いレベルで応えるため、様々な側面から最大限の取り組みを行っているとともに、以下のような特徴を有しております。
(1)技術面
当社グループでは、我々メーカーにとって最も重要なテーマのひとつとして開発業務を位置付けしており、国内全従業員数の約20%にあたる人員を技術部門に配置し、製品の安全性、高品質、耐久性を常に追求し続け、独自の安全機構の開発や、最先端のエレクトロニクス技術を導入した高品位な製品を多数開発しております。また、ケミカルポンプという製品のみを顧客に提供しているのではなく、ケミカルポンプを中心にした関連製品を組み合わせて「流体を制御する」という機能を提供しているという認識の下、各種制御用コントローラ等の研究開発にも積極的に取り組んでおります。
(2)生産面
当社グループの製品ラインアップは60製品以上のシリーズがあり、型式は数万点に上ります。多品種少量生産を強みとする一方で、年間約80万台の生産能力があります。なお、それらの製品は、国内においては大型製品が中心の埼玉工場(埼玉県狭山市)と、小型製品の量産工場である三春工場(福島県田村郡三春町)の2拠点で生産しております(2拠点ともにISO9001及びISO14001を認証取得)。
また、海外からの短納期要求等にタイムリー対応するため、一部の海外関係会社では、当社の各国内工場から部品を輸入し、現地にてノックダウン生産(※1)を行っております。
この他、連結子会社であるIwaki America Incorporatedにおいて、水処理市場に特化した水質コントローラを生産しております。
(3)品質面
当社グループでは「生産における全ての工程が品質管理のプロセスである」という考えの下、主要な生産拠点である国内2拠点(埼玉・三春工場)では、ISO9001に基づく品質保証体制を構築し、調達から生産、出荷までの工程を管理しております。特に検査工程においては、部品入荷の段階から厳格な検査を実施しており、複雑な形状の部品を立体的に測定する三次元測定器、含有化学物質規制に対応するためのX線分析装置等、最新の検査装置をいち早く導入し、高品質な製品を出荷するために、様々な生産システム、業務フローの改善を行い、不良ゼロを目指しております。
また、併せてISO14001も認証取得しており、環境への影響に配慮した活動を推進しております。
(4)販売面
当社グループの「取り扱いに危険を伴う化学薬液を安全に移送する」という最大の使命を果たすためには、長年に亘って蓄積された販売ノウハウが不可欠であります。また、多種多様な顧客の要求を確実に捉え、その要求に応えるためには、上記販売ノウハウに基づく顧客との緊密なコミュニケーションが必要になるため、国内全従業員数の約25%にあたる人員を販売に関わる部門に配置し、国内は支店及び営業所併せて13拠点と全国各地に及ぶ販売代理店網でカバーし、顧客に密着したきめ細かな情報とサービスの提供を行っております。一方、海外においては15ヶ国に21社の関係会社を設立し、ワールドワイドな販売・サービス網を構築し、顧客を強力にサポートしております。
(5)メンテナンスサービス面
当社グループでは、メンテナンスサービスを単なる修理サービスという捉え方ではなく「メンテナンスサービスを一つの商品」として位置付けております。製品納入後の履歴管理に基づくオーバーホール(※2)提案の他、製品の取り扱いや運転に関するアドバイスから、それらに対する改善提案等、顧客目線に立った幅広いサービスを提供することにより、顧客の生産性向上に貢献しております。
当社グループにおける各製品の概要・特徴・主な販売市場は以下のとおりであります。
〔マグネットポンプ〕
概 要 |
マグネットドライブ(※3)方式によるシールレスポンプ(※4)で、渦巻式・ギヤ(歯車)式等があります。 |
特 徴 |
液漏れのない完全無漏洩構造のポンプです。 フッ素樹脂等耐食性に優れた材料を採用しており、強酸・強アルカリ液でも腐食しないポンプです。 |
主な販売市場 |
半導体・液晶市場、医療機器市場、表面処理装置市場、化学市場、水処理市場、新エネルギー市場、その他(食品、製紙等)。 |
〔定量ポンプ〕
概 要 |
ダイヤフラム(膜)やピストン(※5)等の往復動により液体の吸込み、吐出し作用を行うポンプです。 |
特 徴 |
各種の薬液を高精度で一定量注入できるポンプです。 |
主な販売市場 |
半導体・液晶市場、医療機器市場、表面処理装置市場、化学市場、水処理市場、新エネルギー市場、その他(食品、製紙等)。 |
〔空気駆動ポンプ〕
概 要 |
空気を駆動源にして作動するポンプで、ベローズ(蛇腹)式・チューブフラム(※6)式があります。 |
特 徴 |
半導体製造プロセス等クリーンな環境で使用される全ての接液部に耐薬品性・耐熱性に優れたフッ素樹脂を採用、強腐食性薬液のケミカルアタック(※7)に耐え、パーティクル(※8)発生の少ない送液を行うポンプです。 |
主な販売市場 |
半導体・液晶市場。 |
〔回転容積ポンプ〕
概 要 |
一定空間容積にある液を、回転運動にて容積変化させ液体にエネルギーを与えるポンプで、ギヤ(歯車)式・ロータリー式・スクリュー式・ホース式・チューブ式等があります。 |
特 徴 |
主に粘性液やスラリー(固形分)混入液移送用のポンプです。 |
主な販売市場 |
医療機器市場、化学市場、水処理市場、新エネルギー市場、その他(食品、製紙等)。 |
〔エアーポンプ〕
概 要 |
空気及び各種ガス等の気体を吸引、移送するポンプで、ダイヤフラム(膜)式・ベローズ(蛇腹)式・ピストン式があります。 |
特 徴 |
カーボン・油等の混入がなく、外部との気密が保たれているのでクリーンな送気・吸気ができる装置組込に最適なポンプです。また、ベローズ(蛇腹)式は腐食性ガス及び高温ガスの取扱いが可能です。 |
主な販売市場 |
医療機器市場、水処理市場、その他(食品、製紙等)。 |
〔システム製品〕
概 要 |
ポンプ制御用の機器単品他、ポンプを核とした流体制御システムやユニット製品等で、各種ポンプ制御用コントローラ及びセンサ、各種水質計測機器(残留塩素濃度計・濁度計他)、ブレンディングシステム(※9)、次亜無脈動注入ポンプ&システム(※10)、自動塩素滅菌装置、各種薬液注入ユニット等があります。 |
特 徴 |
長年に亘る多様な流体制御のノウハウを蓄積したポンプメーカーの操作性・制御性等使い勝手の良いシステム・ユニット製品です。 |
主な販売市場 |
半導体・液晶市場、医療機器市場、表面処理装置市場、化学市場、水処理市場、新エネルギー市場、その他(食品、製紙等)。 |
当社グループでは、適切な経営分析に基づく経営判断に役立てるため、販売先の業種及び製品用途に基づいて、販売市場を主に「半導体・液晶市場」、「医療機器市場」、「表面処理装置市場」、「水処理市場」、「化学市場」、「新エネルギー市場」及び「その他」に区分しており、各市場における主な使用例は下表のとおりであります。
半導体・液晶市場 |
シリコンウェハー洗浄装置組込、感光性樹脂塗布装置組込、液晶パネル製造プロセス等 |
医療機器市場 |
人工透析装置組込、内視鏡洗浄装置組込、臨床化学分析装置組込等 |
表面処理装置市場 |
各種メッキ装置組込、電子部品製造プロセス、プリント基板(PCB)製造装置組込等 |
水処理市場 |
上下水道、ボイラー、クーリングタワー、プール、温泉等 |
化学市場 |
ソーダ工業、化学繊維、樹脂、高分子化学、製薬、化粧品等 |
新エネルギー市場 |
燃料電池、二次電池製造プロセス、電力貯蔵用蓄電池組込等 |
その他(食品) |
各種食品機械装置組込、ビール、飲料、乳製品、調味料、製菓等 |
その他(製紙) |
化学パルプ製造、古紙再生等 |
用語集
用語 |
説明 |
※1 ノックダウン生産 |
当社で生産された製品の主要部品を輸入して、現地で組立する方式。 |
※2 オーバーホール |
製品を部品単位まで分解して清掃や調整等を行い、再組立にて新品時の性能に戻す作業。 |
※3 マグネットドライブ |
永久磁石の吸引力と反発力を利用して、モーターの回転力をポンプ部に伝達する機構。 |
※4 シールレスポンプ |
危険な化学薬品等を外部に漏らさない構造的特徴を持ったポンプ。 |
※5 ピストン |
筒状のシリンダー内を往復して、流体を圧送する円柱形状の部品。 |
※6 チューブフラム |
伸縮動作により、液体を圧送する薄い肉厚の樹脂製チューブ部品。 |
※7 ケミカルアタック |
腐食性の強い薬液が樹脂内部に浸透し、ポンプの構成部品に亀裂や割れを発生させる現象。 |
※8 パーティクル |
半導体の製造工程において、製品の特性・品質・歩留まり等に悪い影響を与える微粒子や塵埃。 |
※9 ブレンディングシステム |
複数の液体を配管内で連続的に混合する装置システム。マヨネーズやチョコレート等の製造工程に用いられる。 |
※10 次亜無脈動注入ポンプ&システム |
浄水場等で滅菌のための次亜塩素酸ナトリウムを、安定して注入するためのシステム。 |
[事業系統図]
事業系統図は、次のとおりであります。
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業の 内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
連結子会社 |
|||||
Iwaki Europe GmbH |
Willich, Germany |
511,291.88 ユーロ |
当社製ポンプの組立及び販売 |
100.0 |
ヨーロッパ地区において当社製品の組立及び販売活動を行っております。 役員の兼任があります。 |
Iwaki America Incorporated (注)3 |
Holliston, Massachusetts, USA |
7,735.00 米ドル |
当社製ポンプの組立及び販売並びに制御機器の製造及び販売 |
100.0 |
アメリカにおいて当社製品の組立及び販売活動を行うとともに、制御機器の製造及び販売活動を行っております。 役員の兼任があります。 |
IWAKI DO BRASIL COMÉRCIO DE BOMBAS HIDRÁULICAS LTDA. |
Valinhos, Brazil |
1,640,000.00 ブラジル レアル |
当社製ポンプの販売 |
100.0 (100.0) |
南米において当社製品の販売活動を行っております。 |
Iwaki Singapore Pte Ltd |
Bukit Batok, Singapore |
1,000,000.00 シンガポール ドル |
当社製ポンプの販売 |
88.9 |
シンガポールにおいて当社製品の販売活動を行っております。 |
IWAKIm SDN. BHD. |
Selangor Darul Ehsan, Malaysia |
1,000,000.00 マレーシア リンギット |
当社製ポンプの販売 |
100.0 |
マレーシアにおいて当社製品の販売活動を行っております。 |
IWAKI NORDIC A/S |
Hillerod, Denmark |
1,492,000.00 デンマーク クローネ |
当社製ポンプの販売及びシステム製品の組立、販売 |
100.0 (60.0) |
デンマークにおいて当社製品の販売及びシステム製品の組立、販売活動を行っております。 役員の兼任があります。 |
Iwaki Sverige AB |
Taby, Sweden |
500,000.00 スウェーデン クローナ |
当社製ポンプの販売 |
80.0 (80.0) |
スウェーデンにおいて当社製品の販売活動を行っております。 |
Iwaki Suomi Oy |
Kerava, Finland |
42,046.98 ユーロ |
当社製ポンプの販売 |
80.0 (80.0) |
フィンランドにおいて当社製品の販売活動を行っております。 |
Iwaki Norge AS |
Oslo, Norway |
1,150,000.00 ノルウェー クローネ |
当社製ポンプの販売 |
80.0 (80.0) |
ノルウェーにおいて当社製品の販売活動を行っております。 |
易威奇泵业国际贸易 (上海)有限公司 (注)4 |
中国, 上海市 |
4,958,820.00 中国元 |
当社製ポンプの販売 |
90.0 |
中国、上海市において当社製品の販売活動を行っております。 |
易威奇有限公司 (注)4 |
香港 |
12,800,000.00 香港ドル |
当社製ポンプの販売 |
100.0 |
香港において当社製品の販売活動を行っております。 役員の兼任があります。 |
名称 |
住所 |
資本金 |
主要な事業 の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
連結子会社 |
|||||
广州保税区易威奇 工贸有限公司 |
中国, 広東省 |
600,000 米ドル |
当社製ポンプの販売 |
100.0 (100.0) |
中国、広東省において当社製品の販売活動を行っております。 |
易威奇化工泵 (广东)有限公司 (注)4 |
中国, 広東省 |
1,000,000 米ドル |
当社製ポンプの組立 |
100.0 (100.0) |
中国において当社製品の組立を行っております。 |
易威奇泵业贸易(深圳) 有限公司 |
中国, 深圳市 |
500,000 中国元 |
当社製ポンプの販売 |
100.0 (100.0) |
中国、深圳市において当社製品の販売活動を行っております。 |
持分法適用非連結子会社 |
|||||
IWP Holding Company Limited |
香港 |
1,000,000 米ドル |
中国子会社の管理及び中国における投資 |
100.0 |
益华骐贸易(深圳)有限公司の管理を行っております。 |
益华骐贸易(深圳) 有限公司 |
中国, 深圳市 |
750,000 米ドル |
中国国内における当社関連製品の調達・販売及び貿易業務 |
100.0 (100.0) |
中国国内における当社関連製品の調達・販売及び貿易業務を行っております。 |
持分法適用関連会社 |
|||||
Iwaki Pumps Australia Pty. Ltd. |
Castle Hill, New South Wales, Australia |
1,000,000 豪ドル |
当社製ポンプの組立及び販売 |
45.0 |
オーストラリアにおいて当社製品の組立及び販売活動を行っております。 |
億昇幫浦股份 有限公司 |
台湾, 新北市,中和区 |
20,000,000 台湾ドル |
当社製ポンプの組立及び販売 |
43.0 |
台湾において当社製品の組立及び販売活動を行っております。 |
IWAKI KOREA CO., LTD. |
韓国, ソウル |
1,000,000,000 ウォン |
当社製ポンプの販売 |
40.0 |
韓国において当社製品の販売活動を行っております。 |
IWAKI (THAILAND) CO., LTD. |
Bangkok, Thailand |
10,000,000 バーツ |
当社製ポンプの販売 |
40.0 |
タイにおいて当社製品の販売活動を行っております。 |
(注)1.議決権の所有割合の括弧「( )」内は、間接所有割合を内数で示しております。
2.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
3.Iwaki America Incorporatedについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等は以下の通りであります。
(1)売上高 9,751百万円
(2)経常利益 845百万円
(3)当期純利益 693百万円
(4)純資産額 4,752百万円
(5)総資産額 6,451百万円
4.特定子会社に該当しております。
(1)連結会社の状況
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2024年3月31日現在 |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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ケミカルポンプ事業 |
1,124 |
(105) |
合計 |
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( |
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
2.従業員数欄の()外書きは、パートタイマーの平均雇用人数であります。
(2)提出会社の状況
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2024年3月31日現在 |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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( |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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ケミカルポンプ事業 |
788 |
(97) |
合計 |
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( |
(注)1.従業員数は就業人員(当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含む。)であります。
2.従業員数欄の()外書きは、パートタイマーの平均雇用人数であります。
3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3)労働組合の状況
当社においては、JAMイワキ労働組合が結成されております。労使関係は円満に推移しており、特記すべき事項はありません。
(4)提出会社の女性管理職の割合 対象期間:第69期事業年度(2023年4月1日~2024年3月31日)
全管理職のうちの女性管理職の割合 |
0.5% |
(注)「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
(5)提出会社の男性労働者の育児休業取得率 対象期間:第69期事業年度(2023年4月1日~2024年3月31日)
男性労働者の育児休業取得率 |
43.8% |
(注)「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
(6)提出会社の男女の賃金差異 対象期間:第69期事業年度(2023年4月1日~2024年3月31日)
全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うちパート・有期労働者(注) |
53.0% |
65.5% |
41.9% |
(注)「パート・有期労働者」には、パートタイマー、嘱託社員を含んでおります。
補足1:上記表のパート・有期労働者の詳細 |
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パートタイマー(注)1 |
嘱託社員 |
- |
46.3% |
(注)1.パートタイマーには男性従業員がいないため比較ができません。
補足2 |
総合職労働者月額給与の差異(注)1、2 |
101.0% |
なお、当社の賃金制度においては、性別を理由とした不合理な給与の格差はありません。女性労働者と同一職掌(総合職)であり同一年齢かつ同一役職の男性労働者を抽出し、女性労働者と当該男性労働者の月額給与を比較しております。
(注)1.「総合職」は基幹的業務を担う職掌の労働者を指します。
2.「総合職労働者月額給与の差異」については、育児休業取得者、育児のために時短勤務を行っている者等、月給が本来の額の一部の支給となった者は対象から除外しております。
提出会社
当事業年度 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業 取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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