1【提出理由】

 当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

 持分法適用関連会社の株式譲渡について

 (1) 当該事象の発生年月

      2024年6月28日(取締役会決議日)

 

 (2) 当該事象の内容

      当社の持分法適用関連会社である住商エアバッグ・システムズ株式会社(以下、同社)は、自動車用サイドカーテンエアバッグクッションの製造会社として、住友商事株式会社、住江織物株式会社、旭化成せんい株式会社(現 旭化成株式会社)による合弁会社として2004年11月に設立しました。世界的な安全意識の向上により、業界のニーズは急速に高まるなか、高品質で信頼性の高いエアバッグの製造を追求してまいりました。

今般、同社の親会社である住友商事株式会社より株式会社SC Airbagホールディングス(以下、譲渡先)への事業譲渡の申し出があり、当社としても慎重に検討を重ねてまいりました。SUMINOE GROUPにおける経営資源の選択と集中及び譲渡先における同社のさらなる発展を目指す方針を総合的に勘案した結果、本株式譲渡が当社及び同社の今後の企業価値向上に資すると判断し、当社の保有する同社の全ての株式を譲渡することを決議いたしました。

 

 (3) 当該事象の損益に与える影響

本株式譲渡により、2024年5月期の個別決算において、関係会社株式評価損として約1,100百万円の特別損失を計上する予定であります。

 

 

以 上