【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

当社は、前事業年度に続き当事業年度も重要な営業損失、経常損失及び当期純損失を計上いたしました。また、 今後の資金繰りに懸念が生じており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。
 当社は、このような状況を解消するために、財務状況の改善に向けて資金繰りの懸念を解消し、グループ内の既存事業を適切に推進することにより継続的に利益を獲得できる体制の構築を目指しております。経費の見直しや固定費の削減に努め、当社及び子会社で展開している既存事業の収益改善も図ってまいります。
 2023年12月にも第三者割当による資金調達を実施し、今後の事業資金の確保を進めております。調達資金によって財務状況の改善化を図りながら、積極的な営業活動の強化を一層に進め、海外において事業パートナーの模索など、特に中国及び香港における事業展開を強化し、グループ事業の再編も行っていきます。

しかしながら、これらの施策は計画実施途上もしくは計画検討中であり、特に資金調達の面で未達である状況を勘案すると、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が継続的に認められます。

なお、財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表に反映していません。

(重要な会計上の見積り)

1.貸倒引当金

 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

勘定科目

前事業年度

当事業年度

関係会社株式

144,300千円

560,211千円

短期貸付金

896,950千円

1,451,190千円

営業貸付金

1,867,825千円

2,232,329千円

貸倒引当金(流動)

995,531千円

1,903,043千円

貸倒引当金(固定)

400,963千円

514,777千円

関係会社事業損失引当金

561,602千円

債務保証損失引当金

111,648千円

102,550千円

 

 (2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載した事項と、概ね同一のため、記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照下さい。

 

2.固定資産の減損

 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

勘定科目

前事業年度

当事業年度

減損損失

11,277千円

5,818千円

有形固定資産

650,109千円

251千円

無形固定資産

276,699千円

0千円

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載した事項と、概ね同一のため、記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照下さい。

 

3.投資有価証券の評価

 (1)当事業年度の財務諸表に計上した金額

勘定科目

前事業年度

当事業年度

投資有価証券

15,778千円

321,118千円

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載した事項と、概ね同一のため、記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」をご参照下さい。

 

(貸借対照表関係)

※1 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

 

前事業年度
(2023年3月31日)

当事業年度
(2024年3月31日)

販売用不動産

373,791

千円

275,919

千円

その他「機械装置」

81,252

千円

千円

関係会社株式

千円

537,979

千円

455,043

千円

813,898

千円

 

 

担保付債務は、次のとおりであります。

 

 

前事業年度
(2023年3月31日)

当事業年度
(2024年3月31日)

短期借入金

79,200

千円

180,000

千円

1年内返済予定長期借入金

5,654

千円

5,328

千円

長期借入金

156,916

千円

152,010

千円

241,771

千円

337,338

千円

 

 

※2 関係会社に関する金銭債権及び金銭債務

 

 

前事業年度
(2023年3月31日)

当事業年度
(2024年3月31日)

短期金銭債権

462,859

千円

272,008

千円

短期金銭債務

44,734

千円

113,020

千円

 

 

※3 保証債務

保証債務残高

 

102,550

千円

(主な被保証先)

子会社株式会社アトリエブック

アンドベッドの銀行借入金

102,550

千円

 

 

 4 偶発債務

訴訟等

 当社は、株式会社キャネットクレジット(以下「原告」といいます。)より、2023年5月26日付で連帯保証債務支払等請求事件として連帯保証債務の支払いを求める訴訟を受け、また、2024年6月24日付で連帯保証債務等請求事件として、原告より当該訴訟に関する請求金額を拡張する旨の訴えの変更申立て(訴訟物の価額:295,516,920円、及びこれに対する訴状送達の日から支払済みに至るまで年3パーセントの割合による金員の支払い)を受けており、東京地方裁判所にて訴訟が係属中であります。なお、現時点において同訴訟に関する見積りは困難であります。

詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照下さい。

 

 

(損益計算書関係)

※1 関係会社との取引高

 

 

前事業年度
(2023年3月31日)

当事業年度
(2024年3月31日)

営業取引による取引高

 

 

 

 

売上高

千円

千円

仕入高

千円

530,489

千円

営業取引以外の取引高

 

 

 

 

 営業外収益

128,563

千円

145,622

千円

 営業外費用

262,730

千円

552,410

千円

 

 

※2 販売費及び一般管理費は主として一般管理費であり、主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 

前事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当事業年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

役員報酬

43,267

千円

47,090

千円

給料及び手当

94,801

千円

124,434

千円

支払報酬

187,148

千円

221,834

千円

支払手数料

289,952

千円

782,467

千円

租税公課

61,730

千円

38,110

千円

貸倒引当金繰入額

360,381

千円

471,441

千円

広告宣伝費

91,974

千円

24,290

千円

 

 

 

 

 

おおよその割合

 

 

 

 

販売費

35.7

41.7

一般管理費

64.2

58.2

 

 

(有価証券関係)

 前事業年度(2023年3月31日

子会社及び関連会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社及び関連会社株式の時価を記載しておりません。

なお、市場価格のない株式等の子会社及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。

 

前事業年度
(2023年3月31日)

子会社株式

129,668

千円

関連会社株式

14,631

千円

 

 

 当事業年度(2024年3月31日

子会社及び関連会社株式は、市場価格のない株式等のため、子会社及び関連会社株式の時価を記載しておりません。

なお、市場価格のない株式等の子会社及び関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりです。

 

当事業年度
(2024年3月31日)

子会社株式

545,979

千円

関連会社株式

14,231

千円

 

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前事業年度
(2023年3月31日)

 

当事業年度
(2024年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

税務上の繰越欠損金

613,201

千円

 

974,905

千円

未払事業税

4,834

千円

 

千円

貸倒引当金

427,606

千円

 

740,336

千円

未収入金

千円

 

30,474

千円

投資有価証券

44,966

千円

 

46,497

千円

減価償却超過額

3,819

千円

 

896

千円

資産調整勘定

48,975

千円

 

千円

資産除去費用

△45,050

千円

 

千円

資産除去債務

70,353

千円

 

千円

関係会社株式評価損

232,939

千円

 

271,814

千円

関係会社事業損失引当金

千円

 

171,962

千円

前払費用

4,547

千円

 

千円

投資損失引当金

47,461

千円

 

47,461

千円

営業投資有価証券

68,895

千円

 

68,895

千円

新株予約権

13,109

千円

 

13,109

千円

ソフトウェア仮勘定振替

69,552

千円

 

千円

債務保証損失引当金

34,186

千円

 

31,400

千円

その他

12,852

千円

 

24,163

千円

 繰延税金資産小計

1,652,251

千円

 

2,421,918

千円

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△613,201

千円

 

△974,905

千円

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△1,039,049

千円

 

△1,447,012

千円

評価性引当額小計

△1,652,251

千円

 

△2,421,918

千円

繰延税金資産合計

千円

 

千円

 

 

 

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

商標権

△63,438

千円

 

千円

繰延税金負債合計

△63,438

千円

 

千円

繰延税金資産(負債)純額

△63,438

千円

 

千円

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前事業年度(2023年3月31日

税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。

 

当事業年度(2024年3月31日

税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。

 

 

(企業結合等関係)

(事業の譲渡)

「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載した事項と、概ね同一のため、記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照下さい。

 

(取得による企業結合)

「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載した事項と、概ね同一のため、記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」をご参照下さい。

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

(重要な後発事象)

「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載した事項と、概ね同一のため、記載を省略しております。詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照下さい。