(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1 報告セグメントの概要

(1) 報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、事業子会社にサービス別の事業本部を置き、各事業本部は取り扱うサービスについて戦略を立案し、事業活動を展開しております。

従って、当社グループは事業本部を基礎としたサービス別セグメントから構成されており、「医薬事業」、「介護事業」及び「保育事業」の3つを報告セグメントとしております。

 

(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類

「医薬事業」は、日生薬局及びミアヘルサ薬局において保険調剤薬局事業を実施しています。

「介護事業」は、主に介護保険法、高齢者住まい法に基づく各種サービスを提供しています。

「保育事業」は、認可保育園、東京都認証保育園の運営、学童クラブ運営事業等を行っております。

 

2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

調整額
(注)3

連結財務諸表
計上額
(注)3

医薬事業

介護事業

保育事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

8,986,009

3,444,157

8,874,431

21,304,599

944,792

22,249,391

22,249,391

セグメント間の内部
売上高又は振替高

29,373

29,373

29,373

8,986,009

3,444,157

8,874,431

21,304,599

974,166

22,278,765

29,373

22,249,391

セグメント利益又は損失

(△)

531,209

147,393

537,438

921,254

48,280

969,534

778,421

191,112

セグメント資産

2,931,410

1,149,067

7,839,675

11,920,153

179,808

12,099,962

2,035,949

14,135,911

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

88,347

44,785

399,630

532,763

3,506

536,270

42,866

579,137

のれんの償却額

64,608

64,608

64,608

64,608

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

(注)2

102,752

7,717

515,370

625,840

540

626,380

12,501

638,881

設備等補助金収入

330,974

330,974

330,974

330,974

 

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品事業を含んでおります。

2.「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」には建設仮勘定を含んでおりません。

3.調整額は、以下のとおりであります。

 

(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額の区分には、各報告セグメントに配分していない全社費用△778,421千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2)セグメント資産の調整額2,035,949千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、並びに本社資産であります。

(3)減価償却費の調整額42,866千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額12,501千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額であります。

4.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他
(注)1

合計

調整額
(注)3

連結財務諸表
計上額
(注)3

医薬事業

介護事業

保育事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

9,306,808

3,324,233

9,162,362

21,793,403

929,332

22,722,736

22,722,736

セグメント間の内部
売上高又は振替高

42,373

42,373

42,373

9,306,808

3,324,233

9,162,362

21,793,403

971,705

22,765,109

42,373

22,722,736

セグメント利益又は損失

(△)

545,343

131,287

683,580

1,097,636

27,784

1,125,421

730,191

395,230

セグメント資産

2,947,972

909,250

7,013,537

10,870,760

146,028

11,016,788

2,792,751

13,809,540

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

91,763

42,101

417,505

551,370

3,271

554,641

35,948

590,590

のれんの償却額

63,692

63,692

63,692

63,692

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

(注)2

123,856

78,871

84,267

286,996

2,340

289,336

6,454

295,790

設備等補助金収入

1,500

47,839

49,339

49,339

49,339

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、食品事業を含んでおります。

2.「有形固定資産及び無形固定資産の増加額」には建設仮勘定を含んでおりません。

3.調整額は、以下のとおりであります。

 

(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額の区分には、各報告セグメントに配分していない全社費用△730,191千円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(2)セグメント資産の調整額2,792,751千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、並びに本社資産であります。

(3)減価償却費の調整額35,948千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額6,454千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の設備投資額であります。

4.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2 地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。

 

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2 地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。

 

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3 主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

全社・消去

合計

医薬事業

介護事業

保育事業

減損損失

54,499

23,702

78,201

78,201

 

 

連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

全社・消去

合計

医薬事業

介護事業

保育事業

減損損失

256,601

256,601

256,601

 

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

全社・消去

合計

医薬事業

介護事業

保育事業

当期末残高

278,840

278,840

278,840

 

(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

全社・消去

合計

医薬事業

介護事業

保育事業

当期末残高

215,147

215,147

215,147

 

(注) のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(千円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(千円)

科目

期末残高
(千円)

関係会社

役員

小堀光一

弁護士

関係会社の顧問弁護士

報酬の支払

20,124

未払金

1,029

 

取引条件及び取引条件の決定方針等

(注) 小堀光一氏は当社子会社のミアヘルサ株式会社および当社孫会社のライフサポート株式会社の顧問弁護士であり、当社孫会社のライフサポート株式会社の監査役であります。弁護士報酬については、第三者との取引と比較した場合の妥当性を勘案し、双方協議の上、契約で定められた条件により決定しております。

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

1株当たり純資産額

1,341.20

1,307.63

1株当たり当期純利益

84.22

2.21

潜在株式調整後
1株当たり当期純利益

83.84

2.20

 

(注) 1 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2022年4月1日

至  2023年3月31日)

当連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(千円)

209,580

5,531

普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
(千円)

209,580

5,531

普通株式の期中平均株式数(株)

2,488,584

2,503,300

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円)

普通株式増加数(株)

11,203

15,099

(うち新株予約権)(株)

(11,203)

(15,099)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜在株式の概要

 

 

2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

純資産の部の合計額(千円)

3,337,732

3,306,051

純資産の部の合計額から控除する金額(千円)

1,378

(うち新株予約権)(千円)

()

(1,378)

普通株式に係る期末の純資産額(千円)

3,337,732

3,304,673

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数(株)

2,488,619

2,527,219

 

 

 

(重要な後発事象)

(連結子会社間の吸収合併)

当社は、2024年4月1日付で当社の連結子会社であるミアヘルサ株式会社と、ライフサポート株式会社との間で吸収合併を行いました。概要は、次のとおりであります。

 

1.取引の概要

(1) 結合当事企業の名称及び事業の内容

① 結合企業

名   称:ミアヘルサ株式会社

事業の内容:医薬事業、保育事業、介護事業、食品事業の運営

② 被結合企業

名   称:ライフサポート株式会社

事業の内容:保育園、学童保育施設、介護施設の運営等

(2) 企業結合日

2024年4月1日

(3) 企業結合の法的形式

ミアヘルサ株式会社を存続会社、ライフサポート株式会社を消滅会社とする吸収合併

(4) 結合後企業の名称

ミアヘルサ株式会社

(5) その他取引の概要に関する事項

本合併は、グループ一丸となって迅速かつ効率的に事業運営を行っていくことが重要であるとの認識に基づき、保育施設(認可・認証保育所、学童クラブ等)及び、高齢者住宅等を運営しているライフサポート株式会社を、当社の完全子会社であるミアヘルサ株式会社に吸収合併することで、グループ全体としての管理機能の強化及び、業務の効率化を図ることを目的としております。

 

2.実施する会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定であります。