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種類 |
発行可能株式総数(株) |
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普通株式 |
96,000,000 |
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計 |
96,000,000 |
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種類 |
事業年度末現在発行数(株) (2024年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2024年6月27日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
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東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
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計 |
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- |
- |
(注)2024年5月14日開催の取締役会決議により、2024年5月31日付で自己株式353,800株を消却しました。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式総数増減数(株) |
発行済株式総数残高(株) |
資本金増減額(百万円) |
資本金残高(百万円) |
資本準備金増減額(百万円) |
資本準備金残高(百万円) |
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2020年11月30日 (注)1 |
△1,735,500 |
29,391,807 |
- |
29,166 |
- |
24,148 |
|
2021年8月31日 (注)1 |
△580,100 |
28,811,707 |
- |
29,166 |
- |
24,148 |
|
2022年8月31日 (注)1 |
△64,040 |
28,747,667 |
- |
29,166 |
- |
24,148 |
|
2022年8月31日 (注)2 |
- |
28,747,667 |
- |
29,166 |
△6,000 |
18,148 |
(注)1.自己株式の消却による減少であります。
2.会社法第448条第1項の規定に基づき、資本準備金の額を減少し、その他資本剰余金に振替えたものであります。
3.2024年5月14日開催の取締役会決議により、2024年5月31日付で自己株式を消却し、発行済株式総数が353,800株減少しております。
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2024年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式の状況 (株) |
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政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
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個人以外 |
個人 |
||||||||
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株主数(人) |
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- |
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所有株式数(単元) |
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所有株式数の割合(%) |
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100.00 |
- |
(注)1.自己株式1,169,941株は「個人その他」に11,699単元及び「単元未満株式の状況」に41株含めて記載しております。
2.「株式給付信託(J-ESOP)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株 式43,200株は、「金融機関」に432単元含めて記載しております。
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2024年3月31日現在 |
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氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
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JP MORGAN CHASE BANK 385632 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
25 BANK STREET, CANARY WHARF, LONDON, E14 5JP, UNITED KINGDOM (東京都港区港南2-15-1) |
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三井物産株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
東京都千代田区大手町1-2-1 (東京都中央区晴海1-8-12) |
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株式会社みずほ銀行 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
東京都千代田区大手町1-5-5 (東京都中央区晴海1-8-12) |
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DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) |
PALISADES WEST 6300, BEE CAVE ROAD BUILDING ONE AUSTIN TX 78746 US (東京都新宿区新宿6-27-30) |
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計 |
- |
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(注)1.上記所有株式数のうち、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)及び株式会社日本カストディ銀行(信託口)は、信託業務に係る株式数であります。
2.当社は、自己株式1,169,941株(「株式給付信託(J-ESOP)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する当社株式43,200株を除く)を保有しておりますが、上記大株主からは除外しております。
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2024年3月31日現在 |
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区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
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無議決権株式 |
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- |
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議決権制限株式(自己株式等) |
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- |
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議決権制限株式(その他) |
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完全議決権株式(自己株式等) |
普通株式 |
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- |
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完全議決権株式(その他) |
普通株式 |
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単元未満株式 |
普通株式 |
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- |
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発行済株式総数 |
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- |
- |
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総株主の議決権 |
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- |
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- |
(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、「株式給付信託(J-ESOP)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する株式43,200株(議決権の数432個)が含まれております。
2.2024年5月14日開催の取締役会決議により、2024年5月31日付で自己株式353,800株を消却しました。
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2024年3月31日現在 |
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所有者の氏名又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義所有株式数(株) |
他人名義所有株式数(株) |
所有株式数の合計(株) |
発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) |
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計 |
- |
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(注)1.「株式給付信託(J-ESOP)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が所有する株式43,200株については、上記の自己株式に含めておりません。
2.2024年5月14日開催の取締役会決議により、2024年5月31日付で自己株式353,800株を消却しました。
当社では、管理職である従業員に対して当社の株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」を導入しております。人的資本経営の実現の一環として、管理職の処遇と当社の株価や業績との連動性を高めることで、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的としています。
1.株式給付信託(J-ESOP)の概要
本制度は、予め当社が定めた株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした当社の管理職である従業員に対して当社株式を給付する仕組みです。
当社は、管理職である従業員に対し職位などに応じてポイントを付与し、退職時に当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。管理職である従業員に対し給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものです。
2.管理職に給付する予定の総株数
43,200株
3.本制度による受益権その他の権利を受けることができる者の範囲
株式給付規程に基づき株式給付を受ける権利を取得した当社の管理職である従業員
<株式給付信託(J-ESOP)の仕組み>
|
① 当社は、本制度の導入に際し「株式給付規程」を制定します。 ② 当社は、株式給付規程に基づき管理職に将来給付する株式を予め取得するために、みずほ信託銀行(再信託先:日本カストディ銀行)に金銭を信託(他益信託)します。 ③ 本信託は、②で信託された金銭を原資として当社株式を、取引所市場を通じて、または当社の自己株式処分を引き受ける方法により取得します。 ④ 当社は、株式給付規程に基づき管理職にポイントを付与します。 ⑤ 本信託は、信託管理人の指図に基づき議決権を行使します。 ⑥ 本信託は、管理職のうち株式給付規程に定める受益者要件を満たした者(以下「受益者」といいます。)に対して、当該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付します。 |
|
【株式の種類等】 |
会社法第155条第3号、会社法第155条第7号及び会社法第155条第13号に該当する普通株式の取得 |
該当事項はありません。
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区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
取締役会(2023年11月8日)での決議状況 (取得期間2023年11月9日~2024年3月22日) |
500,000 |
2,000,000,000 |
|
当事業年度前における取得自己株式 |
- |
- |
|
当事業年度における取得自己株式 |
353,800 |
1,999,736,000 |
|
残存決議株式の総数及び価額の総額 |
146,200 |
264,000 |
|
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) |
29.24 |
0.01 |
|
当期間における取得自己株式 |
- |
- |
|
提出日現在の未行使割合(%) |
29.24 |
0.01 |
(注)自己株式の取得方法は、東京証券取引所における市場買付であります。
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(円) |
|
当事業年度における取得自己株式 |
1,151 |
4,663,185 |
|
当期間における取得自己株式 |
80 |
122,740 |
(注)1.当事業年度における取得自己株式のうち280株は、譲渡制限付株式報酬における無償取得によるものであります。
2.当期間における取得自己株式のうち58株は、譲渡制限付株式報酬における無償取得によるものであります。
3.当期間における取得自己株式には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
|
区分 |
当事業年度 |
当期間 |
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株式数(株) |
処分価額の総額 (円) |
株式数(株) |
処分価額の総額 (円) |
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引き受ける者の募集を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
消却の処分を行った取得自己株式 |
- |
- |
353,800 |
1,285,203,228 |
|
合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
その他 (譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分) (株式給付信託(J-ESOP)の導入に伴う第三者割当による処分を行った自己株式) |
5,731
43,200 |
15,988,539
148,860,925 |
-
- |
-
- |
|
保有自己株式数 |
1,169,941 |
- |
816,221 |
- |
(注)1.当期間における保有自己株式には、2024年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
2.当事業年度における「その他(譲渡制限付株式報酬による自己株式の処分)」は、2023年7月6日開催の取締役会決議に基づき実施した、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分であります。
3.保有自己株式数には、「株式給付信託(J-ESOP)」の信託財産として株式会社日本カストディ銀行(信託E口)が保有する当社株式43,200株を含めておりません。
当社は、利益配分につきましては、基本的に収益動向を踏まえ、安定配当の維持・株主資本の充実・財務体質の改善等の観点から総合的に判断することとし、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。
当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり240円の配当(うち中間配当120円)を実施することを決定しました。この結果、当事業年度の配当性向は80.0%となりました。
内部留保資金は、高付加価値製品開発及び競争力強化のための研究開発投資や設備投資、M&Aなどに充当することとしております。
当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
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決議年月日 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
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① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、法律を遵守し健全で透明な企業経営を行うことを基本に、「化学」を通じ優れた製品を提供することにより社会の発展に貢献するとともに、お客様、株主・投資家、取引先、従業員および地域社会などのステークホルダーからの期待と信頼に応え、また、環境に配慮した事業活動を行うことを経営理念としています。
この理念のもと、当社は独自の特色ある技術の活用により高付加価値製品の開発を進め、グローバルな視野で化学を中心に事業を展開する技術指向型の企業グループを目指しています。
この経営理念を実現し、急激な経営環境の変化に迅速かつ的確に対応するためには、コーポレート・ガバナンスの充実が重要な経営課題であると認識しています。
② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由
イ.企業統治の体制の概要
当社は監査等委員会設置会社であります。当社のコーポレート・ガバナンス体制は、取締役10名(監査等委員である取締役3名を含む)からなる取締役会(うち独立社外取締役5名)を中心に構築されております。
取締役会(原則月1回開催)は、法令・定款で定められた事項及び「取締役会規則」で定められた経営上の重要な(一定金額以上等明確な基準に基づく)意思決定、並びに各取締役の業務執行の監督を行います。取締役(監査等委員である取締役を除く)の任期は、環境変化に迅速に対応でき、かつ経営責任及び業務執行責任を明確化するために1年としております。
(設置する機関)
(1) 名称
取締役会
(2) 目的
業務執行の意思決定、監督
(3) 権限
当社グループの経営に関する基本方針、法令、定款等の決議、代表取締役の選解任、取締役の職務執行及び当社グループの業務執行の監督等
(4) 構成員の氏名等
議 長:代表取締役社長 阿賀英司
構成員:渡辺敦夫、笹部理、清水修、社外取締役 渡瀬有子、社外取締役 明賀孝仁、社外取締役 坂井辰史、監査等委員 堀信之、社外取締役監査等委員 脇陽子、社外取締役監査等委員 吉田波也人
また、「経営会議運営規則」に基づき、社長執行役員、執行役員である取締役及び社長執行役員が出席を要請した者をもって構成される経営会議(原則週1回開催)で、取締役会審議事項以外の重要な業務執行の審議を行い、迅速な意思決定に努めております。
(設置する機関)
(1) 名称
経営会議
(2) 目的
取締役会審議事項以外の重要な業務執行の審議を行い迅速な意思決定を行うこと
(3) 権限
取締役会審議事項以外の重要な業務執行の審議
(4) 構成員の氏名等
議決権を持つ構成員:社長執行役員 阿賀英司(議長)、渡辺敦夫、笹部理、清水修
その他の構成員:社外取締役 渡瀬有子、社外取締役 明賀孝仁、社外取締役 坂井辰史、
赤塚和則、瀬下敦寛、三谷晃、大沢明美、大庭一夫、谷村保、山田裕一、加藤誠及び当番監査等委員・参与
なお、役員人事(後継者育成計画等含む)及び役員報酬の公平性と客観性を高めるため、社外取締役3名と取締役社長で構成する独立性・実効性を備えた指名・報酬諮問委員会を設置し、役員の人事及び報酬について取締役会に対して助言・答申を行うこととしております。
(設置する機関)
(1) 名称
指名・報酬諮問委員会
(2) 目的
指名及び報酬に関する取締役会の諮問機関
(3) 権限
取締役会の諮問に応じて、指名及び報酬に関する事項の審議、取締役会に対する答申
(4) 構成員の氏名等
議 長:代表取締役社長 阿賀英司
構成員:社外取締役 渡瀬有子、社外取締役 明賀孝仁、社外取締役監査等委員 脇陽子
ロ.体制の採用の理由
当社の経営理念は、「化学」を通じ優れた製品を提供することにより社会の発展に貢献するとともに、お客様、株主・投資家、取引先、従業員および地域社会などのステークホルダーからの期待と信頼に応え、また環境に配慮した事業活動を行うこととしており、この実現のためには、業務に精通した経営陣と独立性の高い社外取締役5名(監査等委員である取締役2名を含む)による上記体制が最も適していると判断しております。
③ 企業統治に関するその他の事項
イ.内部統制システムの整備の状況
(1) 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
ⅰ.コンプライアンス委員会を設置し、「日曹グループ行動規範」の周知により法令遵守・企業倫理に基づいた企業行動を徹底するとともに、内部通報制度を適切に運用いたします。
ⅱ.社会から信頼されつつ企業活動を継続するために、CSR(企業の社会的責任)活動に取り組みます。
ⅲ.「職務及び責任権限規程」等の会社規程に基づき、職務執行の権限役割を明確化いたします。
ⅳ.取締役が他の取締役の不正行為、法令・定款違反を発見した場合は、直ちに取締役会及び監査等委員会に報告いたします。
ⅴ.市民社会に脅威を与える反社会的勢力には、毅然として対処し、一切関係を持ちません。
ⅵ.反社会的勢力による不当要求に際しては、総務部が統括・窓口部署となり、対応マニュアルに基づき組織的に対応するとともに、警察等の外部専門機関と緊密に連携いたします。
(2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
重要な職務執行に係る情報について、「文書管理規程」「営業秘密管理規程」等の会社規程に基づき、適切に記録保管いたします。
(3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
ⅰ.「日曹グループ行動規範」の周知により、法令遵守・企業倫理に基づいた企業行動を徹底いたします。
ⅱ.社長執行役員を委員長とする「CSR推進委員会」を設置し、環境保全、労働安全衛生、保安防災・BCP(事業継続計画)、物流安全、化学品・製品安全に配慮した事業活動を推進するとともに、「環境管理規程」「保安管理規程」等の会社規程に基づいてリスクマネジメントを実施し、事故の未然予防を図ります。
ⅲ.万が一の重大事故発生時には、「保安管理規程」等の会社規程に基づいて事故対策本部を設置し、横断的・組織的な対応を行います。
ⅳ.大地震等の自然災害、あるいはその他の甚大な被害をもたらす危機の発生時には、「BCP」に基づいて適切に対応いたします。
ⅴ.その他業務執行に関連して発生する各種リスクには、所管する各部署が対応マニュアル等に基づいて適切に対応いたします。
ⅵ.「内部統制監査部」を設置し、業務部門から独立して業務の妥当性、効率性及び財務報告の信頼性の確保等について評価するとともに、業務プロセスにおける内部統制の適切な運用推進を図ります。
「内部統制監査部」は、監査結果及び内部統制の運用状況について取締役会に報告いたします。
(4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
ⅰ.取締役会(原則月1回開催)では、法令・定款で定められた事項及び「取締役会規則」で定められた経営上の重要な(一定金額以上等明確な基準に基づく)意思決定、並びに業務執行の監督を行います。
また、「経営会議運営規則」に基づき、社長執行役員、執行役員である取締役及び社長執行役員が出席を要請した者をもって構成される経営会議(原則週1回開催)で、取締役会審議事項以外の重要な業務執行の審議を行い、迅速な意思決定に努めます。
ⅱ.「業務分掌規程」「職務及び責任権限規程」等の会社規程に基づき、職務執行の権限役割を明確化いたします。
(5) 会社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
ⅰ.「日曹グループ行動規範」の周知により、法令遵守・企業倫理に基づく企業行動を徹底いたします。
ⅱ.「関係会社管理規程」に基づき、グループ会社に対し適切な経営評価・管理を行い、当社グループとして健全な発展を図るため、下記の体制を整備し運用いたします。
・グループ会社における経営上重要な事項の決定に際しては、当社と事前協議等を行う。
・グループ会社の業績については定期的に当社へ報告が行われる体制を構築する。
・グループ会社における業務の執行状況については、当社内部統制監査部による内部統制評価を行う。
(6) 監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項
監査等委員会が職務補助者の設置を求めた場合には、協議の上、これを配置いたします。
(7) 前号の取締役及び使用人の他の取締役(監査等委員である取締役を除く)からの独立性に関する事項並びに当該取締役及び使用人に対する監査等委員会の指示の実効性の確保に関する事項
職務補助者を配置する場合には、その任免等について監査等委員会の同意を得ることといたします。
(8) 取締役(監査等委員である取締役を除く)及び使用人が監査等委員会に報告をするための体制
ⅰ.監査等委員は、経営会議等の重要な会議に出席いたします。
ⅱ.業務執行に関する重要事項(グループ会社に係る重要事項も含みます)及び監査等委員会が報告を求めた事項については、監査等委員会に報告・説明いたします。
ⅲ.稟議書等の決裁書類及び重要な会議の議事録等を監査等委員会に回付いたします。
ⅳ.「内部統制監査部」は、監査結果及び内部統制の運用状況について監査等委員会に報告いたします。
ⅴ.取締役(監査等委員である取締役を除く)は、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見した場合及び他の取締役(監査等委員である取締役を除く)の不正行為、法令・定款違反を発見した場合は、直ちに監査等委員会に報告いたします。
ⅵ.内部通報制度においてコンプライアンス委員会事務局、監査等委員及び外部通報窓口の3つの通報窓口を設置いたします。
ⅶ.コンプライアンス委員会事務局は、内部通報の事実関係調査に基づき判明した違反行為について、常勤監査等委員に報告いたします。
ⅷ.内部通報制度により通報を行った者について、通報をしたという事実により何ら不利益な扱いを行わないことを「日曹グループ行動規範」「内部通報規程」に規定しております。
(9) その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
ⅰ.社長執行役員と監査等委員会は四半期に1回程度、経営全般の重要な事項について意見交換を行います。
ⅱ.代表取締役と監査等委員会の定期的な懇談を行います。
ⅲ.会計監査人と監査等委員会が密接に連携できるよう、監査の計画及び結果報告等の定期会合その他情報交換等を行います。
ⅳ.監査等委員会室を設置し、監査等委員の職務を補助します。
ⅴ.監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還等に応じています。
ロ.リスク管理体制の整備の状況
(1) コンプライアンス
ⅰ.当社は、グループ全体に対して「法令遵守・企業倫理」に基づく企業行動の徹底を図ることを目的に、社長直轄のコンプライアンス委員会を設置しております。
ⅱ.コンプライアンス委員会は、役員からなる委員とともに、各部門・事業場及びグループ会社にそれぞれコンプライアンス担当者を配置することで構成しております。
ⅲ.当社グループが健全な企業活動を実行するための遵守事項等を「日曹グループ行動規範」として定め、当社及び連結子会社の経営陣・従業員に配布し継続的に研修を行っております。
ⅳ.当社グループの従業員が違反行為を行った場合あるいは他の従業員の違反行為を知った場合は、コンプライアンス委員会事務局、監査等委員及び外部通報窓口に直接相談できるよう、3つの相談窓口を設けております。
(2) 情報開示体制
当社は、広報部門を担当する取締役が情報取扱責任者となっております。情報取扱責任者が認知・把握した重要な会社情報は直ちに社長に報告されるとともに広報部門に伝えられ、東京証券取引所の「有価証券上場規程」を踏まえ、当該情報の発生・決定部署のほか社内関係部署を加えて具体的な開示の方法・様式等について協議を行い、社長の最終決定を経て速やかに開示されます。
また、2018年4月にディスクロージャー・ポリシーを策定いたしました。この中で情報開示に関する基本的な考え方、基準、方法、将来の見通しについて、及び沈黙期間に関して当社のポリシーを設定し、当社ホームページで公表しております。
(3) CSR活動
当社は、CSRを企業存続に不可欠な重要項目と位置付け、CSR経営の深化に取り組んでいます。具体的には、「アグリカルチャー」「ヘルスケア」「環境」「ICT」の4つの重点分野に経営資源を投下することで、社会・経済・環境の変化を事業機会として活かし、製品ソリューションを通じた社会課題解決と企業価値向上の同時実現に向けた取り組みを推進しています。
また、「企業価値を守るCSR」「企業価値を高めるCSR」「社会活動」の3本の柱を軸に、経営戦略とCSR経営を統合することで、持続的な企業価値向上を目指しています。
ハ.子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
ⅰ.「日曹グループ行動規範」の周知により、法令遵守・企業倫理に基づく企業行動を徹底いたします。
ⅱ.「関係会社管理規程」に基づき、グループ会社に対し適切な経営評価・管理を行い、当社グループとして健全な発展を図るため、下記の体制を整備し運用いたします。
・グループ会社における経営上重要な事項の決定に際しては、当社と事前協議等を行う。
・グループ会社の業績については定期的に当社へ報告が行われる体制を構築する。
・グループ会社における業務の執行状況については、当社内部統制監査部による内部統制評価を行う。
ニ.責任限定契約
業務執行を行わない取締役が期待される役割を十分に発揮できるよう、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結することができる旨を定款に定め、当社と当該取締役5名(渡瀬有子氏、明賀孝仁氏、坂井辰史氏、脇陽子氏、吉田波也人氏)との間で責任限定契約を締結しております。
ホ.役員等賠償責任保険契約の内容の概要
当社は、当社の取締役全員を被保険者とする会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、当該保険契約では、被保険者が会社の役員等の地位に基づき行った行為(不作為を含みます。)に起因して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や訴訟費用等を填補されることとされております。ただし、被保険者が違法に利益または便宜を得たこと、犯罪行為、不正行為、詐欺行為または法令、規則または取締法規に違反することを認識しながら行った行為に起因する損害賠償は上記保険契約によっても補填されません。
なお、被保険者の全ての保険料を当社が全額負担しております。
ヘ.取締役の員数
定款において取締役(監査等委員であるものを除く)の員数を10名以内と定めております。監査等委員である取締役の員数は5名以内と定めております。
ト.取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、定款に定めております。
また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨、定款に定めております。
チ.取締役会で決議できる株主総会決議事項
ⅰ.当社は、機動的な資本政策遂行のため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨、定款に定めております。
ⅱ.当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当ができる旨、定款に定めております。
リ.株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会を円滑に運営することを目的として、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨、定款に定めております。
ヌ.当事業年度における提出会社の取締役会及び企業統治に関して提出会社が任意に設置する委員会その他これに類するものの活動状況
ⅰ.取締役会の活動状況
当社は取締役会を原則毎月1回開催するほか必要に応じて臨時開催し、法令・定款で定められた事項及び「取締役会規則」で定められた経営上の重要な(一定金額以上等明確な基準に基づく)意思決定、並びに取締役から定期的に職務執行状況の報告等を受けること等により、各取締役の職務執行の監督を行いました。当事業年度において、個々の取締役の出席状況は次のとおりであります。
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氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
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石井 彰 |
4回 |
4回 |
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阿賀 英司 |
17回 |
17回 |
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渡辺 敦夫 |
17回 |
17回 |
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笹部 理 |
17回 |
17回 |
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清水 修 |
17回 |
17回 |
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土屋 光章 |
17回 |
17回 |
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渡瀬 有子 |
17回 |
17回 |
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下出 信行 |
4回 |
4回 |
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明賀 孝仁 |
13回 |
13回 |
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堀 信之 |
17回 |
17回 |
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脇 陽子 |
17回 |
17回 |
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吉田 波也人 |
17回 |
17回 |
(注)1.代表取締役 石井彰氏、取締役 下出信行氏については、2023年6月29日の退任前の出席状況を記載しております。
2.取締役 明賀孝仁氏については、2023年6月29日の就任後の出席状況を記載しております。
ⅱ.指名・報酬諮問委員会の活動状況
当社は取締役会の諮問機関として指名・報酬諮問委員会を設置しており、取締役会の諮問に応じて、役員人事並びに役員報酬等に関する事項を審議し、取締役会に対する答申を行いました。当事業年度において、個々の指名・報酬諮問委員の出席状況は次のとおりであります。
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氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
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阿賀 英司 |
6回 |
6回 |
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土屋 光章 |
6回 |
6回 |
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渡瀬 有子 |
6回 |
6回 |
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脇 陽子 |
4回 |
4回 |
(注)取締役 脇陽子氏については、同氏が当社指名・報酬諮問委員に就任した2023年6月29日以降の出席状況を記載しております。
ⅲ.経営会議の活動状況
当社は経営会議を原則週1回開催し、取締役会審議事項以外の重要な業務執行の審議を行い、意思決定を行いました。当事業年度において、議決権を持つ構成員の出席状況は次のとおりであります。
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氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
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阿賀 英司 |
35回 |
35回 |
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渡辺 敦夫 |
35回 |
35回 |
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笹部 理 |
35回 |
35回 |
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清水 修 |
35回 |
35回 |
(模式図)
以上述べた事項を模式図によって示すと次のとおりであります。
① 役員一覧
男性
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役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (百株) |
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取締役社長 (代表取締役) 営業統括 |
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1985年4月 当社入社 2010年4月 化学品事業部化成品グループリーダー 2012年2月 Alkaline SAS出向 Executive Vice President 2015年4月 化学品事業部企画・管理室長 2017年4月 執行役員化学品事業部長兼大阪支店担当 2018年4月 執行役員化学品事業部長 2020年4月 執行役員人事室担当 2020年6月 取締役執行役員営業統括兼人事室担当兼購買・物流部担当 2021年4月 代表取締役社長 2022年4月 代表取締役社長 新規事業開発推進部担当 2023年4月 代表取締役社長 営業統括兼新規事業開発推進部担当 2024年4月 代表取締役社長 営業統括(現任) |
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取締役 常務執行役員 技術統括兼RC推進部担当兼生産本部長兼貿易管理室長 |
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1985年4月 当社入社 2008年4月 千葉工場製造部長 2012年4月 研究開発本部研究企画推進部長 2014年4月 千葉工場長 2017年4月 執行役員千葉工場長 2018年4月 執行役員高岡工場長 2021年4月 執行役員生産技術本部長兼生産企画管理部長 2022年4月 常務執行役員研究開発本部担当兼生産技術本部長 2022年6月 取締役常務執行役員 技術統括兼購買・物流部担当兼RC推進部担当兼生産技術本部長兼貿易管理室長 2023年4月 取締役常務執行役員 技術統括兼RC推進部担当兼生産技術本部長兼貿易管理室長 2024年4月 取締役常務執行役員 技術統括兼RC推進部担当兼生産本部長兼貿易管理室長(現任) |
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取締役 常務執行役員 経営企画部担当兼デジタル推進部担当兼秘書室担当兼人事部担当兼購買・物流本部長 |
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1986年4月 当社入社 2012年4月 情報システム部長 2016年4月 経理部長 2018年4月 総合企画室長 2019年4月 執行役員総合企画室長 2020年4月 執行役員経営企画室経営企画グループリーダー兼DX推進グループリーダー 2021年4月 執行役員経営企画室長兼DX推進グループリーダー 2021年6月 取締役執行役員人事室担当兼経営企画室長兼DX推進グループリーダー(株式会社NSビジネスサポート代表取締役社長(2023年6月まで)) 2022年4月 取締役執行役員経営企画部担当兼デジタル推進部担当兼人事部担当 2022年6月 取締役執行役員経営企画部担当兼デジタル推進部担当兼秘書室担当兼人事部担当 2023年4月 取締役常務執行役員経営企画部担当兼デジタル推進部担当兼購買・物流本部長 2024年4月 取締役常務執行役員 経営企画部担当兼デジタル推進部担当兼秘書室担当兼人事部担当兼購買・物流本部長(現任) 2024年6月 株式会社NSビジネスサポート代表取締役社長(2024年6月28日就任予定) <重要な兼職の状況> 株式会社NSビジネスサポート代表取締役 (2024年6月28日就任予定) |
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取締役 執行役員 CSR推進統括兼内部統制監査部担当兼総務部担当兼法務部担当兼経理部担当兼経理部長 |
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1986年4月 株式会社日本興業銀行入行 2015年4月 当社入社 2016年4月 総合企画室室長代理 2018年4月 経理部長 2019年4月 執行役員経理部長 2021年4月 執行役員総務部担当兼経理部長 2022年4月 執行役員総務部担当兼経理部担当 2022年6月 取締役執行役員CSR推進統括兼内部統制監査部担当兼総務部担当兼経理部担当 2023年4月 取締役執行役員管理統括兼CSR推進統括(日曹南海アグロ株式会社代表理事社長(現任)) 2023年6月 株式会社NSビジネスサポート代表取締役社長(2024年6月28日退任予定) 2024年4月 取締役執行役員 CSR推進統括兼内部統制監査部担当兼総務部担当兼法務部担当兼経理部担当兼経理部長(現任) <重要な兼職の状況> 日曹南海アグロ株式会社 代表理事社長 |
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1982年4月 Seika Sangyo GmbH入社 1988年10月 KPMG 港監査法人(現 有限責任あずさ監査法人)入所 1992年4月 公認会計士登録 1993年8月 KPMG Fides(現 KPMG AG, Switzerland)出向 1996年10月 KPMG センチュリー監査法人(現 有限責任あずさ監査法人) 2002年10月 株式会社KPMG FASディレクター 2003年10月 同社 取締役パートナー 2018年6月 同社 マネージングディレクター 2021年6月 同社 マネージングディレクター退任 2022年6月 当社取締役(現任) |
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1977年4月 新日本製鐵株式会社(現 日本製鉄株式会社)入社 2000年11月 同社 建材事業部堺製鐵所形鋼部長 2007年4月 同社 執行役員建材事業部堺製鐵所長 2009年4月 同社 執行役員八幡製鐵所長 2011年4月 同社 常務執行役員 2011年6月 同社 常務取締役 2011年11月 同社 常務取締役設備・保全技術センター所長 2012年4月 同社 常務取締役 2013年4月 同社 取締役 合同製鐵株式会社 参与 2013年6月 合同製鐵株式会社 取締役副社長 販売担当 2014年6月 同社 代表取締役社長 2020年6月 同社 取締役相談役 2021年6月 同社 相談役 2022年6月 同社 相談役退任 2023年6月 当社取締役(現任) |
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1984年4月 株式会社日本興業銀行入行 2011年4月 株式会社みずほコーポレート銀行 執行役員企画グループ統括役員付シニアコーポレートオフィサー 2012年4月 株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行役員グループ企画部長 2013年4月 同社 常務執行役員投資銀行ユニット長 2014年4月 同社 常務執行役員国際ユニット長 (2015年4月より執行役常務) 2016年4月 みずほ証券株式会社 取締役社長 2018年4月 株式会社みずほフィナンシャルグループ 執行役社長(グループCEO) 株式会社みずほ銀行 取締役(2022年4月まで) みずほ信託銀行株式会社 取締役(2022年4月まで) みずほ証券株式会社 取締役(2022年4月まで) 2018年6月 株式会社みずほフィナンシャルグループ 取締役兼執行役社長 (グループCEO) 2022年2月 同社 取締役 2022年4月 同社 理事 2022年7月 同社 特別顧問(現任) 2024年6月 当社取締役(現任) |
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取締役 監査等委員 (常勤) |
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1987年4月 当社入社 2012年4月 化学品事業部化成品グループリーダー 2013年7月 化学品事業部金曹グループリーダー 2014年4月 化学品事業部金曹部長兼企画・管理室長 2015年4月 Alkaline SAS出向 Executive Vice President 2017年10月 化学品事業部主席 2018年4月 総合企画室長代理 2020年4月 執行役員特命事項担当(2021年3月まで) 2020年6月 ニッソーファイン株式会社常務取締役(2022年6月まで) 2021年4月 執行役員 2022年4月 執行役員特命事項担当 2022年6月 当社取締役監査等委員(現任) |
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取締役 監査等委員 |
脇 陽子 (戸籍上の氏名: 近藤 陽子) |
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2002年10月 弁護士登録(第一東京弁護士会) 虎ノ門南法律事務所(現 LM虎ノ門南法律事務所)入所 2012年1月 同所 パートナー(現任) 2019年6月 株式会社ヒガシトゥエンティワン 社外取締役(現任) 2020年6月 当社取締役監査等委員(現任) <重要な兼職の状況> LM虎ノ門南法律事務所 弁護士(パートナー) 株式会社ヒガシトゥエンティワン 社外取締役 |
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取締役 監査等委員 |
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1983年4月 日産自動車株式会社入社 1988年10月 中央新光監査法人(みすず監査法人)入所 1992年3月 公認会計士登録 1993年11月 ドイツ・クーパーズ・アンド・ライブランド公認会計士事務所出向 2000年8月 みすず監査法人社員 2006年9月 同監査法人 代表社員 2007年8月 監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)パートナー 2021年7月 吉田波也人公認会計士事務所代表(現任) 2022年6月 当社取締役監査等委員(現任) 株式会社武蔵野銀行 社外監査役(現任) <重要な兼職の状況> 吉田波也人公認会計士事務所代表 株式会社武蔵野銀行 社外監査役 |
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計 |
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4.当社は、経営の意思決定・監督機能の充実と業務執行機能の強化を目的とし、執行役員制度を導入しております。取締役を兼務していない執行役員は以下のとおりであります。
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役名 |
氏名 |
職名 |
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執行役員 |
赤塚 和則 |
生産本部二本木工場長 |
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執行役員 |
瀬下 敦寛 |
生産本部高岡工場長 |
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執行役員 |
三谷 晃 |
研究開発本部長 |
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執行役員 |
大沢 明美 (戸籍上の氏名: 日浦 明美) |
研究開発本部 リサーチ&イノベーションセンター長兼同センター研究管理部長 |
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執行役員 |
大庭 一夫 |
農業化学品事業部長 |
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執行役員 |
谷村 保 |
経営企画部長 |
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執行役員 |
山田 裕一 |
研究開発本部プロダクションテクノロジーセンター長 |
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執行役員 |
加藤 誠 |
化学品事業部長 |
5.当社は法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠の監査等委員である取締役1名を選任しております。補欠の監査等委員である取締役の略歴は次のとおりであります。
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氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (百株) |
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浦部 明子 |
1972年11月29日生 |
2000年4月 弁護士登録(第一東京弁護士会) 虎ノ門南法律事務所(現 LM虎ノ門南法律事務所)入所 2010年1月 同所 パートナー(現任) 2016年6月 IJTテクノロジーホールディングス株式会社(現 株式会社IJTT) 社外監査役 2016年7月 学校法人北里研究所 学外監事(現任) 2018年6月 株式会社リプロセル 社外監査役 2021年6月 児玉化学工業株式会社 社外取締役(監査等委員)(現任) |
(注)3 |
- |
(注)1.補欠監査等委員と当社との間には特別の利害関係はありません。
2.補欠監査等委員浦部明子は、補欠の監査等委員であります。
3.任期満了前に退任した社外監査等委員の補欠として選任された社外監査等委員の任期は、退任した社外監査等委員の任期満了の時までであります。また、補欠監査等委員の選任に係る決議が効力を有する期間は、2024年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2年間であります。
② 社外役員の状況
(1) 独立性
当社において、社外取締役を選任するための独立性については東京証券取引所の独立性基準に則っており、高い専門性や実務経験・見識に基づき、客観的かつ適切に監視・検証する機能及び役割が期待され、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことを基本的な考え方として、選任しております。
当社の社外取締役である渡瀬有子氏、明賀孝仁氏、坂井辰史氏、脇陽子氏及び吉田波也人氏は、いずれも当社との間に特別な人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。また、この上記5名は、いずれも東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。
(2) 社外取締役 渡瀬有子氏
渡瀬有子氏は、公認会計士として会計監査に携わられ、専門的な知見と国際経験を積まれてきました。また、前職においては国内のみならずクロスボーダーM&A関連業務や事業ポートフォリオ戦略にも長年にわたって携わっており、これらの経験を活かし、当社のガバナンス、健全な成長・発展に引き続き貢献いただけるものと判断し、社外取締役として選任いたしました。
同氏は当社と顧問契約はなく、従って、一般株主と利益相反の生じるおそれはなく、独立性を有していると当社は判断し、独立役員に指定いたしました。
(3) 社外取締役 明賀孝仁氏
明賀孝仁氏は、前職においては鉄鋼業界・普通鋼電炉業界に長年携わられ、幅広い経験や技術的な知見を積まれてきました。また、会社を牽引する経営者として業務執行全般に対する監督を適切に果たされており、これらの経験を活かし、当社の中核技術の高度化と新たな価値・ソリューション創出に貢献いただけるものと判断し、社外取締役として選任いたしました。
当社の「独立社外取締役の独立性基準」に掲げる事項全てに該当しないことから、一般の株主と利益相反の生じるおそれはなく、独立性を有していると当社は判断し、独立役員に指定いたしました。
(4) 社外取締役 坂井辰史氏
坂井辰史氏は、経営企画、投資銀行業務、国際業務等に携わる等、豊富な業務経験を有し、金融業務全般を熟知しております。また、グループCEO等を歴任し経営経験も豊富な人物であります。その経験や知見に基づく有益な助言と、業務執行から独立した視点での利益相反等の経営の監督とチェック機能に貢献いただくことを期待し、社外取締役として選任いたしました。
同氏は、当社の主要な取引先である株式会社みずほフィナンシャルグループのCEOとしてグループを率いておりましたが、退任後2年経過しており、同行の影響を受ける立場にありません。現在、みずほフィナンシャルグループの特別顧問として従事しておりますが、トップマネジメントとして培った知見等を活かした経済団体活動・社会貢献活動に従事しており、みずほフィナンシャルグループの経営に関与しておりません。
当社は同行以外の複数の金融機関と取引を行っており、同行から当社の取締役会等における意思決定に対して特段の影響を及ぼすことはなく、一般の株主と利益相反の生じるおそれはないと判断しており、独立役員に指定いたしました。
(5) 社外取締役(監査等委員) 脇陽子氏
脇陽子氏は、直接企業経営に関与された経験はありませんが、弁護士としての会社法務に関する幅広い知識と見識や、他社の社外取締役としての経験を当社の経営に対する監査等に活かしていただけるものと判断し、監査等委員である社外取締役として選任いたしました。
同氏は当社と顧問関係にない弁護士であり、その独立性は十分確保されていると考えており、一般の株主と利益相反の生じるおそれはないと判断しており、独立役員に指定いたしました。
(6) 社外取締役(監査等委員) 吉田波也人氏
吉田波也人氏は、公認会計士として企業会計に関して豊富な経験と高度な専門性、国際経験も含めた幅広い見識を有しております。直接企業経営に関与された経験はありませんが、これらの経験と知識を当社の経営に対する監査等に活かしていただけるものと判断し、監査等委員である社外取締役として選任いたしました。
同氏は当社と顧問契約はなく、従って、一般株主と利益相反の生じるおそれはなく、独立性を有していると当社は判断し、独立役員に指定いたしました。
③ 社外取締役又は社外監査等委員による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
代表取締役と監査等委員である取締役は四半期に1回程度、経営全般の重要な事項について意見交換を行っております。また、会計監査人と監査等委員である取締役が密接に連携できるよう、監査の計画及び結果報告等の定期会合その他意見交換を実施するとともに、インターネット等の手段を活用しながら密接な連携を図っております。
内部統制監査部は監査等委員である取締役との定期的な打合わせ等により連携を図っております。
①監査等委員会監査の状況
(監査等委員会監査の組織、人員)
当社は、監査等委員3名(社外取締役2名、社内取締役1名)で監査等委員会を構成しております。また、監査等委員会の職務の遂行を補助するため監査等委員会室を設置しております。社外取締役である監査等委員2名については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (2) 役員の状況」に記載のとおり財務・会計及び法務に関する相当程度の知見を有しております。社内取締役である監査等委員の堀信之氏についても、国内及び海外のグループ法人の経営を担った経験に基づく幅広い知識を有しており、また、財務部門・経営企画の勤務経験から財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。
(監査等委員会監査の手続き)
監査等委員会は、監査等委員会が定める監査の方針、職務の分担、監査計画に基づき監査を行います。
また、監査等委員会は、内部統制監査部及び会計監査人から監査計画、監査実施状況、監査結果等について報告を受け、意見交換及び情報交換を行うなど連携強化を通じ監査の実効性向上を図ります。監査等委員は、重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、また、子会社の取締役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社から事業の報告を受けます。
常勤の取締役監査等委員は、経営会議等に出席するほか、重要な書類等を閲覧し、重要な事項については担当取締役や担当部署あるいは子会社から直接説明を受けるなど、企業集団の状況について正確な把握に努め、その結果について監査等委員会に報告します。監査等委員会では、こうした活動を通じて情報を収集し、意見交換を十分に実施したうえで、監査意見を形成します。
(監査等委員会の活動状況)
監査等委員会が定めた監査等委員会監査等基準に準拠し、基本的に期初計画に沿い、会計監査人、内部統制監査部、その他内部統制所管部門及びグループ会社監査役とも連携し、取締役等の職務の執行状況や会社の財産の状況等、並びに内部統制システムが適切に構築され効率的に運用されているかどうかについて監査いたしました。
具体的な活動内容としては、インターネット等を経由した手段も活用しながら、経営会議などの重要な会議への出席、社長等との経営全般にわたる事項についての面談、本部長・事業部長及び取締役・執行役員等から所管業務について適宜報告を受け必要に応じて質問・確認を行っております。
また、各事業所(工場等)については、事業所長及び部門長等から報告・説明を受けたほか、主要な国内子会社を訪問し、また主要な海外子会社についてはオンラインでの面談を行い、経営陣から経営管理状況について説明を受け意見交換を行っております。
(監査等委員会の開催頻度、個々の監査等委員の出席の状況)
当事業年度において、監査等委員会を15回開催しており、各監査等委員の出席状況は次のとおりであります。
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氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
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堀 信之 |
15回 |
15回 |
|
脇 陽子 |
15回 |
15回 |
|
吉田波也人 |
15回 |
15回 |
②内部監査の状況
(組織、人員及び手続き)
当社の内部統制監査部は部長を含め3名で構成され、(1)業務部門から独立した立場で業務の妥当性、効率性を検討、確認する内部監査と(2)金融商品取引法に基づく財務報告に係る内部統制評価を行っております。(1)内部監査は「内部監査計画」、(2)内部統制評価は「財務報告に係る内部統制基本的計画及び方針」に則り実施し、その結果をそれぞれ「内部監査報告書」、「内部統制報告書」として内部統制監査部長より代表取締役社長及び常勤取締役へ報告するとともに、社外取締役、監査等委員会に対しても報告しております。尚、『内部統制基本的計画及び方針』及び『内部統制報告書』は取締役会での決議事項としております。
(内部監査と監査等委員会監査及び会計監査の相互連携)
内部統制監査部は監査等委員会との定期的な意見交換などにより監査等委員会と連携し、当社におけるリスクの共有と監査業務の重複の最小化を図り、内部監査の有効性及び効率性を高めることに努めております。また、会計監査人とは必要に応じて随時打合せや意見交換を実施しております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
EY新日本有限責任監査法人
b.継続監査期間
18年間
c.業務を執行した公認会計士:池内 基明、甲斐 靖裕
d.監査業務に係る補助者の構成:公認会計士8名、その他23名
e.監査法人の選定方針と理由
会計監査人の選定は、日本監査役協会が公表した「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する実務指針」に準拠し、会社法第337条第3項の欠格事由のないことを前提に、当社の業務内容と海外展開に対応して専門的かつ効率的な監査業務を実施できる一定の規模とネットワークを持つこと、監査の品質管理体制が整備されていること、不正リスク対応の体制が構築されていること、監査日数・監査期間及び具体的な監査計画並びに監査費用が合理的かつ妥当であること、監査実績などにより総合的に判断し、選定しております。
また、会計監査人の解任または不再任については、会社法第340条第1項各号に定める監査等委員会による会計監査人の解任のほか、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、監査等委員会が株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。
f.監査等委員会による監査法人の評価
監査法人の評価は、前記指針に準拠し、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかについて、会社計算規則第131条各号に定める体制の整備やその職務の執行状況、会社法第340条第1項各号に定める解任事由の有無や法令等遵守状況等を確認し、同行監査等を通じて監視・検証を行っております。
また、監査等委員会は、会計監査人の再任に関する確認決議を実施し、その際には、経営執行部門などの意見も聴取しながら、総合的に評価しております。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
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区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
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監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
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提出会社 |
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連結子会社 |
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計 |
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連結子会社における非監査業務の内容は、合意された手続業務であります。
b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
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区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
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監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
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提出会社 |
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連結子会社 |
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計 |
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当社における非監査業務の内容は、移転価格税制に関する助言業務であります。
また、連結子会社における非監査業務の内容は、移転価格税制に関する助言業務及び税務申告業務等の税務サービスとなります。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
該当事項はありません。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算定根拠等が適切かどうかについての必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。
①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
(1)報酬の決定方法
当社の役員報酬は、世間水準及び会社業績や従業員給与とのバランスを考慮して決定しております。
取締役の報酬は、株主総会により承認された報酬総額の限度内において、取締役会が指名・報酬諮問委員会に諮問し、その助言・提言・答申を受けて取締役会にて審議し、決定いたします。
監査等委員の報酬は、株主総会で承認された報酬総額の限度内において、監査等委員会の協議で決定いたします。
2020年6月26日開催の第151回定時株主総会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬総額を年額350百万円以内、監査等委員である取締役の報酬総額を年額100百万円以内と決議いただいており、なお、定款で定める取締役(監査等委員であるものを除く。)の員数は10名以内、監査等委員である取締役の員数は5名以内となっております。
また、これとは別に、当社は、2022年4月22日開催の取締役会において役員報酬制度の見直しを行い、当社の取締役(監査等委員である取締役、社外取締役および非常勤取締役を除く。以下、「対象取締役」という。)を対象として、譲渡制限付株式報酬制度(以下、「本制度」という。)の導入を決議し、対象取締役に対して、本制度に基づき割当てられる譲渡制限付株式の払込金額相当額の金銭報酬債権の支給に関する議案を2022年6月29日開催の第153回定時株主総会に付議し、承認決議されました。
なお、本譲渡制限付株式は、対象取締役に対して、原則として毎事業年度、本譲渡制限付株式の付与のために発行または処分される当社普通株式の総数を年間30,000株以内とし、本譲渡制限付株式の付与のために支給する金銭報酬の総額を年額60百万円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分としての給与は含まない。)となっております。
(2)指名・報酬諮問委員会の活動
取締役会の諮問に応じて、役員の報酬等に関する方針について審議し、取締役会に対して助言・提言・答申を行います。
当事業年度の役員報酬等については、2023年6月19日に審議しております。
(3)取締役会の活動
取締役会は、代表取締役社長阿賀英司に対し、各取締役の基本報酬及び社外取締役を除く各取締役の業績連動報酬・評価報酬・株式報酬の金額の決定を委任しております。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ、各取締役の担当部門について評価を行うには代表取締役が適していると判断したためであります。委任された内容の決定にあたっては、上記(2)に記載のとおり、事前に指名・報酬諮問委員会がその妥当性等について確認しております。
当事業年度の役員報酬等については、2023年6月29日に取締役報酬について審議、決定いたしました。
(4)個人別報酬等の決定方針
当社は、2022年4月22日及び2022年6月29日開催の取締役会において、取締役(社外取締役、非常勤取締役および監査等委員である取締役を除く。以下、「取締役」という。)の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。なお、社外取締役、非常勤取締役および監査等委員である取締役の報酬は基本報酬のみの支給となり、業績評価の適用対象外となっております。
また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることや、指名・報酬諮問委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。
基本方針
当社の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分機能するよう、株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役報酬の決定に際しては、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。具体的には、基本報酬・業績連動報酬・評価報酬・株式報酬の4種類の報酬で構成し、監督機能を担う社外取締役と非常勤取締役については、その職務に鑑み、基本報酬のみを支払うこととする。
取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次のとおりです。
a.基本報酬の決定方針
役割と役位に応じて金額を決定する。
b.業績連動報酬の決定方針
当該事業年度の成果・業績を示す指標を利用し、下記算式により算出する。
前年度業績連動報酬額 + 当該年度業績連動加減額(※1) + 当該年度業績連動額(※2)
= 当該年度業績連動報酬額
(※1)当該年度業績連動加減額
①連結当期純利益増減額、②連結ROE増減及び③単体営業利益増減率の3指標により算出する。
(※2)当該年度業績連動額
下計算式により算出する。
役位別基準ポイント × 当該年度指標係数(%)(※3) × 前年度平均株価
(※3)当該年度指標係数
①当該事業年度のROE及び②連結営業利益増減額(過去3年間平均額に対する当事業年度実績の増減額)を指標とするマトリクステーブルにより、0%~150%の範囲内で決定する。
当該指標は、長期ビジョンでコミットした企業価値向上の達成度を感度高く測る指標であり、役員の成果・貢献度の評価に適切と判断し、業績連動報酬に係る指標として選定する。
なお、当事業年度に係る業績連動報酬等の算定に用いた業績指標に関する実績は、次のとおりです。
・連結当期純利益増減額 5,209百万円(対計画比)
・連結ROE増減 1.9ポイント(対前年度比)
・単体営業利益増減率 156.7%(対計画比)、132.2%(対前年度比)
・ROE 10.3%
・連結営業利益増減額 (過去3年間平均額に対する当事業年度実績の増減額)6,878百万円
・前年度平均株価 4,242円
c.評価報酬の決定方針
各取締役が期初に立てた目標の到達度により算出する。
d.株式報酬の決定方針
株主とのより一層の価値共有を図るとともに、中長期的な企業価値向上に連動したインセンティブとして、譲渡制限付株式報酬(RS)を導入している。役位ごとに職務及び責任に応じた数量の譲渡制限付株式を割当てる。
e.報酬の種類毎の割合の決定方針
基本報酬:業績連動報酬:評価報酬:株式報酬の割合が、概ね40%:40%:5%:15%前後となるように支給する。
f.報酬を与える時期または条件の決定方針
基本報酬・業績連動報酬・評価報酬は、月例の固定報酬とする。非金銭報酬である譲渡制限付株式報酬は、割当契約書に基づき、譲渡制限が付された株式を毎年割当て、当社の最終地位を退任または退職した時に譲渡制限を解除する。
g.個人別報酬の内容の決定方法
個人別の報酬額については上記の基本報酬・業績連動報酬・評価報酬・株式報酬の内容に関する取締役会の決議に基づき、代表取締役社長がその具体的な決定権限の委任を受けるものとする。なお、当該権限が代表取締役社長によって適切に行使されるよう、代表取締役社長は当該金額の決定に先立ち、指名・報酬諮問委員会への説明・審議を経て、その了承を得るべきこととする。
②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
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役員区分 |
報酬等の総額 (百万円) |
報酬等の種類別の総額(百万円) |
対象となる 役員の員数 (人) |
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基本報酬 |
業績連動報酬 |
賞与 |
退職慰労金 |
譲渡制限付株式報酬 |
左記のうち、非金銭報酬等 |
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取締役(監査等委員及び社外取締役を除く) |
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取締役(監査等委員)(社外取締役を除く) |
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社外役員 |
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(注)1.上記員数及び報酬等の額には、2023年6月29日開催の第154回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員を除く)2名を含んでおります。
2.譲渡制限付株式報酬の対象となっている取締役(社外取締役、非常勤取締役及び監査等委員である取締役を除く)は5名です。
3.取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、譲渡制限付株式報酬24百万円であります。
①投資株式の区分の基準及び考え方
当社は、専ら株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の投資株式を純投資目的以外の目的である投資株式に区分しております。
②非上場株式以外の株式に係る保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、資金調達、保険契約、原材料購入・製品販売等において、取引先や業務提携先との良好な関係の維持・強化のため、当該企業の株式を保有することがあります。
当社は毎年、取締役会にて個別の政策保有株式について、そのリスクと、経済性及び取引関係の維持・強化等の保有効果等について総合的に勘案し、中長期的な観点からその保有の合理性を検証しており、2024年6月7日開催の取締役会において当該検証を行っております。
その結果、保有することの合理性が認められない場合は、市場動向等を考慮したうえで当該政策保有株式を適宜売却することといたしております。
a .投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額
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銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
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非上場株式 |
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非上場株式以外の株式 |
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(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
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銘柄数 (銘柄) |
株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) |
株式数の増加の理由 |
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非上場株式 |
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非上場株式以外の株式 |
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(注)株式分割により増加した銘柄は含めておりません。
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
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銘柄数 (銘柄) |
株式数の減少に係る売却 価額の合計額(百万円) |
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非上場株式 |
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非上場株式以外の株式 |
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b .保有目的が純投資目的以外の目的である上場投資株式の銘柄、株式数、貸借対照表計上額及び保有目的
特定投資株式
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銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
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株式数(株) |
株式数(株) |
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貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) (株式数が増加した理由)株式分割による増加 |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) (株式数が増加した理由)株式分割による増加 |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)融資取引等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)保険契約等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
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株式数(株) |
株式数(株) |
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貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)融資取引等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)保険契約等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)融資取引等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) (株式数が増加した理由)株式分割による増加 |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)融資取引等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)原料の輸送等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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(保有目的)製品の販売等の取引関係の強化 (定量的な保有効果)(注) |
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銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
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株式数(株) |
株式数(株) |
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貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
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③保有目的が純投資目的である投資株式
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区分 |
当事業年度 |
前事業年度 |
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銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
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非上場株式 |
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非上場株式以外の株式 |
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区分 |
当事業年度 |
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受取配当金の 合計額(百万円) |
売却損益の 合計額(百万円) |
評価損益の 合計額(百万円) |
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非上場株式 |
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非上場株式以外の株式 |
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④当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの
該当事項はありません。
⑤当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの
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銘柄 |
株式数(株) |
貸借対照表計上額(百万円) |
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