【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

連結子会社の数 19

連結子会社の名称

株式会社NSD先端技術研究所

株式会社アートホールディングス

株式会社ノーザ

株式会社FSK

株式会社ステラス

Trigger株式会社

株式会社シェアホルダーズ・リレーションサービス

NSD International,Inc.

成都仁本新動科技有限公司

他10社

なお、株式会社アートホールディングスの株式取得に伴い、2023年4月より同社及びその子会社7社を連結の範囲に含めております。また、株式会社ノーザの株式取得に伴い、2023年5月より同社を連結の範囲に含めております。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1) 持分法を適用している関連会社

持分法適用の関連会社はありません。

 

(2) 持分法を適用していない関連会社

関連会社の数 4社

主要な関連会社の名称

コウノイケITソリューションズ株式会社

ウィナーソフト株式会社

他2社

 

(持分法を適用しない理由)

当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、持分法の適用範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、成都仁本新動科技有限公司及び北京仁本新動科技有限公司の決算日は12月31日です。

連結財務諸表の作成にあたっては、これらの会社については、連結決算日現在で本決算に準じた仮決算を行った財務諸表を基礎としております。

その他の連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

①有価証券

・その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

投資事業有限責任組合及びそれに類する組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)

組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書等を基礎とした持分相当額を純額で取り込む方法

②棚卸資産

主として個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切り下げの方法により算定)

 

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産、投資その他の資産(リース資産を除く)

定額法

なお、主な耐用年数は以下のとおりです。

建物及び構築物  8~60年

②無形固定資産(リース資産を除く)

ソフトウエア

市販用ソフトウエアは、見込販売数量に基づく償却額と見込有効期間(3年以内)の均等配分額のいずれか大きい金額

自社利用ソフトウエアは、見込利用可能期間(5年以内)による定額法

顧客関連資産

原則として発生日以降その効果が発現すると見積られる期間に基づく定額法

その他

定額法

③リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

 

(3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率法により計上するほか、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

当社及び連結子会社の従業員に対する賞与支給に備えるため、支給見込額基準により計上しております。

③株主優待引当金

株主優待ポイント制度に基づき、株主に付与したポイントの利用に備えるため、当連結会計年度末において将来利用されると見込まれる額を計上しております。

④受注損失引当金

ソフトウエア開発の請負契約に係る案件のうち、当連結会計年度末で将来の損失が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積もることが可能なものについては、将来の損失発生に備えるため、損失見積り額を計上しております。

⑤製品保証引当金

ソフトウエア開発の請負契約に係る、将来の契約不適合責任等の費用の支出に備えるため、個別案件の支出見積額を計上しております。

 

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

①退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による定額法により費用処理しております。

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(12年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

③小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

収益の認識については業務内容に応じて以下のとおり認識しております。

なお、収益は顧客との契約において約束された金額で測定しており、対価は履行義務充足時点から1年以内に受領しており、重要な金利要素は含んでおりません。

①システム開発事業(金融IT、産業IT、社会基盤IT、ITインフラ)

システム開発事業における主な事業内容は、銀行・保険会社・証券会社等の金融機関、製造業・通信業・運輸業等の企業や公共団体向けのソフトウェア開発やコンサルティングサービスの提供、IT基盤・ネットワーク構築等やシステムの運用・保守業務等になります。

ソフトウェア開発やコンサルティングサービスは請負契約及び準委任契約により、主に顧客の要望に応じた要件定義から製造、テスト、本番を含むソフトウェアの開発や作業を提供する履行義務を負っております。

請負契約による取引については、開発作業の進捗に伴って顧客に成果が移転し、一定の期間にわたり履行義務を充足することから、その進捗度に応じて収益を認識しております。期末日における見積原価総額に対する実際発生原価の割合に基づくインプット法を使用して進捗度を合理的に測定し、収益を認識しております。受注金額及び原価総額の見積りに変更が生じる可能性がある場合、随時見積りの見直しを行っております。

準委任契約による取引については、顧客への作業提供を通じて一定の期間にわたり履行義務を充足することから、作業期間にわたり作業の提供に応じて、収益を認識しております。

運用・保守業務では、主に各種システムの運用管理、システム管理、データ管理及び設備管理等、センター管理に必要な技術やソリューションを提供する履行義務を負っております。契約期間における運用・保守作業提供を通じて一定の期間にわたり履行義務を充足することから、契約期間にわたり作業の提供に応じて収益を認識しております。

②ソリューション事業

ソリューション事業における主な事業内容は、セキュリティ対策やヒューマンリソース管理のための汎用性の高いプロダクトをはじめ、医療・ヘルスケアや物流・レンタル業向けなどの業務特化型のプロダクトまで、システムを利用したサービスの提供やシステムプロダクトの販売になります。

サービス提供では、システムを利用した各種サービスの提供や顧客の問題解決のソリューションを提供する履行義務を負っております。顧客へのサービス提供に応じて履行義務を充足するため、一定の期間にわたり履行義務を充足することから、契約期間にわたり作業の提供に応じて収益を認識しております。

プロダクト販売では、顧客の要望に沿ったプロダクトの納品及び設置設定を行う履行義務を負っております。商品の引渡時点で顧客が支配を獲得して履行義務を充足することから、当該商品の引渡時点において収益を認識しております。

なお、プロダクト販売の一部において、代理人取引に該当する取引については純額で収益を認識しております。

 

(6) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、10年間の定額法により償却を行っております。

 

(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

1.収益認識における原価総額の見積り

(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

一定の期間にわたり充足される履行義務について収益を認識した金額

12,687

15,529

上記のうち、仕掛中の案件に係る売上高

1,808

1,153

 

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

一定の要件を満たす請負契約については、原価総額を見積り、発生原価に応じた進捗率を算出し売上高を計上しております。

原価総額の見積りにおいては、プロジェクト毎に、プロジェクト規模、工程の内容、技術的難易度、要員を含むリソース等を考慮して原価を見積ります。プロジェクトによっては、新規顧客との案件や最新技術・専門技術が含まれているものもあり、原価総額の見積りには一定の不確実性が伴います。当初予見し得なかった事象により原価総額の見積りが変動する可能性があり、進捗率及び売上高が変動する可能性があります。

 

2.株式会社アートホールディングスののれん及び顧客関連資産の評価

(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

のれん(株式会社アートホールディングス)

5,842百万円

顧客関連資産(株式会社アートホールディングス)

6,844百万円

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

株式会社アートホールディングスに係るのれん及び顧客関連資産は、2023年4月3日に同社を取得した際に計上したものであり、10年~20年の均等償却を行っております。当社は当該株式の取得原価13,173百万円を決定するにあたり、外部の専門家を利用して株式会社アートホールディングスの事業計画を基礎とする将来キャッシュ・フローの現在価値ならびに類似企業における株価及び財務数値等との比較を踏まえて株式価値を算出しております。また、当社は外部の専門家を利用して取得原価の配分を行っており、識別された無形資産の時価を当該資産から得られる将来キャッシュ・フローの現在価値に基づいて測定しております。その結果、のれん6,491百万円及び顧客関連資産7,205百万円が計上されております。当連結会計年度末ののれんの未償却残高は5,842百万円、顧客関連資産の未償却残高は6,844百万円です。将来キャッシュ・フローの見積りの基礎となる事業計画の策定に当たっては将来の売上高成長率及び営業利益率の見込み等、顧客関連資産の時価の算定に当たっては顧客減少率等、経営者の判断を伴う主要な仮定を含んでおります。

のれん及び顧客関連資産については、取得時における株式会社アートホールディングスの事業計画の達成状況等に基づき減損の兆候の有無を検討しております。のれん及び顧客関連資産を含む資産グループにて減損の兆候を識別した場合、事業計画を基に割引前将来キャッシュ・フローを算定し、帳簿価額と比較して減損損失の認識を判定します。当連結会計年度において減損の兆候はないと判断しておりますが、将来の不確実な経済環境の変動等の影響を受ける可能性があり、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

 

(1)概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取り扱いを定めるもの。

(2)適用予定日

2025年3月期の期首より適用予定です。

(3)当該会計基準等の適用による影響

適用による影響は軽微です。

 

(表示方法の変更)

(連結貸借対照表関係)

前連結会計年度において「固定負債」の「その他」に含めて表示しておりました「繰延税金負債」は、負債及び純資産の合計額の100分の1を超えたため、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「固定負債」に表示していた「その他」621百万円は、「繰延税金負債」472百万円、「その他」149百万円として組み替えております。

 

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において「販売費及び一般管理費」の「その他」に含めて表示しておりました「のれん償却額」は、販売費及び一般管理費の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「販売費及び一般管理費」に表示していた「その他」1,851百万円は、「のれん償却額」336百万円、「その他」1,515百万円として組み替えております。

 

前連結会計年度において「営業外収益」の「その他」に含めて表示しておりました「保険解約返戻金」は、営業外収益の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」に表示していた「その他」77百万円は、「保険解約返戻金」1百万円、「その他」75百万円として組み替えております。

 

 

前連結会計年度において「営業外費用」の「その他」に含めて表示しておりました「支払手数料」は、営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」に表示していた「その他」5百万円は、「支払手数料」1百万円、「その他」3百万円として組み替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 有形固定資産の減価償却累計額は、次のとおりです。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

有形固定資産の減価償却累計額

1,783

百万円

3,039

百万円

 

 

※2 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりです。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

投資有価証券(株式)

139

百万円

139

百万円

 

 

※3 土地再評価

当社は、「土地の再評価に関する法律」(1998年3月31日公布法律第34号)及び「土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律」(1999年3月31日公布法律第24号)に基づき、事業用の土地の再評価を行い、再評価差額金額を土地再評価差額金として純資産の部に計上しております。

・再評価を行った年月日

2002年3月31日

・再評価の方法

「土地の再評価に関する法律施行令」(1998年3月31日公布政令第119号)第2条第5号に定める不動産鑑定士の鑑定評価額による方法及び第2条第3号に定める固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定する方法。

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

再評価を行った土地の期末における時価と
再評価後の帳簿価額との差額

△1百万円

△1百万円

 

 

※4 受取手形、売掛金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額、及び流動負債その他のうち、契約負債の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 3.(1)契約資産及び契約負債の残高等」に記載しております。

 

※5 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産及び担保付債務は次のとおりです。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

建物

268百万円

土地

1,440百万円

1,708百万円

 

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

短期借入金

800百万円

1年内返済予定長期借入金

255百万円

長期借入金

1,391百万円

2,447百万円

 

 

 

※6 当座貸越契約及び貸出コミットメントについて

当社グループにおいては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行3行と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。

連結会計年度末における当座貸越契約及び貸出コミットメントに係る借入未実行残高等は次のとおりです。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

当座貸越極度額及び貸出コミットメントの総額

10,000百万円

11,000百万円

借入実行残高

800百万円

差引額

10,000百万円

10,200百万円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりです。

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

研究開発費

190

百万円

236

百万円

 

 

※2 減損損失

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

前連結会計年度において、当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

用途

種類

場所

減損損失

東京都八王子市 他

事務所

建物附属設備、
工具、器具及び備品

2百万円

 

 

当社グループは、対象の事務所資産においては、新型コロナウイルス感染症対策として開設したサテライトオフィスであるため、個別物件単位で資産のグルーピングを行っています。

(1)事務所

新型コロナウイルス感染症の収束について一定程度の見通しを得たため、当該サテライトオフィスの一部について閉鎖の意思決定を行いました。そのため、閉鎖を決定した事務所資産の建物附属設備及び工具、器具及び備品については、閉鎖時に廃棄するものについて、閉鎖時点の簿価で減損処理を行いました。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

当連結会計年度において、減損損失は計上しておりません。

 

※3 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※4 売上原価に含まれる受注損失引当金繰入額の総額は、次のとおりです。

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

受注損失引当金繰入額

3

百万円

百万円

 

 

※5 固定資産売却損の内容は、次のとおりです。

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

建物附属設備

百万円

1

百万円

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

35

百万円

232

百万円

組替調整額

26

 

△42

 

61

 

189

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

68

 

180

 

組替調整額

 

 

68

 

180

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

当期発生額

570

 

2,409

 

組替調整額

67

 

14

 

637

 

2,424

 

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

 

 

当期発生額

△0

 

 

組替調整額

△0

 

 

△0

 

 

税効果調整前合計

766

 

2,794

 

税効果額

△213

 

△799

 

その他の包括利益合計

553

 

1,994

 

 

 

※2 その他の包括利益に係る税効果額

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

税効果調整前

61

百万円

189

百万円

税効果額

△18

 

△57

 

税効果調整後

42

 

132

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

税効果調整前

68

 

180

 

税効果額

 

 

税効果調整後

68

 

180

 

退職給付に係る調整額:

 

 

 

 

税効果調整前

637

 

2,424

 

税効果額

△195

 

△742

 

税効果調整後

442

 

1,681

 

持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

 

 

税効果調整前

△0

 

 

税効果額

 

 

税効果調整後

△0

 

 

その他の包括利益合計

 

 

 

 

税効果調整前

766

 

2,794

 

税効果額

△213

 

△799

 

税効果調整後

553

 

1,994

 

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度
末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

90,000,000

3,000,000

87,000,000

合計

90,000,000

3,000,000

87,000,000

自己株式

 

 

 

 

普通株式

12,145,263

1,013,834

3,027,513

10,131,584

合計

12,145,263

1,013,834

3,027,513

10,131,584

 

(注)1.発行済株式の総数の減少3,000,000株は、取締役会の決議に基づく自己株式の消却による減少です。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加1,013,834株は、取締役会の決議に基づく自己株式の取得による増加1,012,300株、単元未満株式の買取による増加1,098株及び譲渡制限付株式の取得による増加436株です。

3.普通株式の自己株式の株式数の減少3,027,513株は、取締役会の決議に基づく自己株式の消却による減少3,000,000株、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少27,473株及び単元未満株式の買増による減少40株です。

 

2.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年5月9日
取締役会

普通株式

4,048

52

2022年3月31日

2022年6月3日

2022年10月31日
取締役会

普通株式

769

10

2022年9月30日

2022年11月18日

 

 

(2) 基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年5月9日
取締役会

普通株式

4,381

利益剰余金

57

2023年3月31日

2023年6月7日

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度
末株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

87,000,000

1,000,000

86,000,000

合計

87,000,000

1,000,000

86,000,000

自己株式

 

 

 

 

普通株式

10,131,584

614,466

1,627,524

9,118,526

合計

10,131,584

614,466

1,627,524

9,118,526

 

(注)1.発行済株式の総数の減少1,000,000株は、取締役会の決議に基づく自己株式の消却による減少です。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加614,466株は、取締役会の決議に基づく自己株式の取得による増加613,700株、単元未満株式の買取による増加766株です。

3.普通株式の自己株式の株式数の減少1,627,524株は、取締役会の決議に基づく自己株式の消却による減少1,000,000株及び処分による減少594,000株、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少33,512株、単元未満株式の買増による減少12株です。

 

2.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年5月9日
取締役会

普通株式

4,381

57

2023年3月31日

2023年6月7日

 

 

 

(2) 基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年5月8日
取締役会

普通株式

5,535

利益剰余金

72

2024年3月31日

2024年6月6日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

現金及び預金勘定

38,366

百万円

27,221

百万円

預入期間が3ヵ月を超える定期預金

△69

百万円

△233

百万円

現金及び現金同等物

38,297

百万円

26,987

百万円

 

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

株式の取得により新たにTrigger株式会社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにTrigger株式会社株式の取得価額とTrigger株式会社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

 

流動資産

703百万円

固定資産

44百万円

のれん

1,633百万円

流動負債

△231百万円

固定負債

△146百万円

非支配株主持分

△22百万円

株式の取得価額

1,981百万円

現金及び現金同等物

△471百万円

差引:取得のための支出

1,509百万円

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

株式の取得により新たに株式会社アートホールディングス及びその子会社7社、株式会社ノーザ及びその子会社1社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びに株式会社株式の取得価額と株式会社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

 

株式会社アートホールディングス及びその子会社7社

流動資産

3,400百万円

固定資産

9,548百万円

のれん

6,491百万円

流動負債

△2,305百万円

固定負債

△3,177百万円

非支配株主持分

△783百万円

株式の取得価額

13,173百万円

現金及び現金同等物

△1,370百万円

差引:取得のための支出

11,802百万円

 

 

株式会社ノーザ及びその子会社1社

流動資産

2,174百万円

固定資産

4,478百万円

のれん

2,486百万円

流動負債

△3,555百万円

固定負債

△1,113百万円

非支配株主持分

△166百万円

株式の取得価額

4,303百万円

現金及び現金同等物

△813百万円

差引:取得のための支出

3,489百万円

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

2.オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

1年内

298

百万円

330

百万円

1年超

百万円

204

百万円

合計

298

百万円

535

百万円

 

 

3.転リース取引に該当し、かつ、利息相当額控除前の金額で連結貸借対照表に計上している額

重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

(貸主側)

1.ファイナンス・リース取引

重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については、長短含め安全性の高い金融資産で運用しております。

また、デリバティブ取引につきましては、保有外貨に係る将来の為替レートの変動リスクを回避するためにのみ利用しており、投機目的の取引は行わない方針です。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの得意先管理・与信限度管理規定に従い、取引先毎の期日管理及び残高管理を行うとともに、取引先の信用状況を1年毎に更新しております。

有価証券である合同運用指定金銭信託等は、短期間で決済されるため、価格変動リスクは低いと判断しております。

投資有価証券は主に株式、債券であり、このうち株式は、市場価格の変動リスクに晒されておりますが、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、有価証券運用管理規定及び政策投資株式管理規定に従い、定期的に時価や発行体の財務状況を把握し管理しております。また債券は、信用リスク及び市場価格の変動リスクに晒されておりますが、有価証券運用管理規定に従い、格付けの高い債券のみを対象としていることから、信用リスクは僅少であり、定期的に時価を把握し管理しております。

営業債務である買掛金の支払期日は、そのほとんどが1年以内です。また、営業債務は流動性リスクに晒されております。借入金は、主に運転資金を目的としたものであります。買掛金及び借入金は、当社グループでは、各社が月次に資金繰計画を作成する等の方法により管理しております。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりです。

 

前連結会計年度(2023年3月31日)

項目

連結貸借対照表計上額
 (百万円)

時価
 (百万円)

差額
 (百万円)

有価証券及び投資有価証券

1,326

1,326

資産計

1,326

1,326

長期借入金

負債計

 

(*1)「現金及び預金」「受取手形及び売掛金」「買掛金」「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)市場価格のない株式等は、「有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりです。

区分

前連結会計年度(百万円)
 (2023年3月31日)

非上場株式

258

 

(*3)連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上している投資事業有限責任組合については、時価の注記を要しないとする取扱いを適用しており、時価の注記はしておりません。なお、当該出資の連結貸借対照表計上額は84百万円です。

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

項目

連結貸借対照表計上額
 (百万円)

時価
 (百万円)

差額
 (百万円)

有価証券及び投資有価証券

3,536

3,536

資産計

3,536

3,536

長期借入金

1,970

1,968

△1

負債計

1,970

1,968

△1

 

(*1)「現金及び預金」「受取手形及び売掛金」「買掛金」「短期借入金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(*2)市場価格のない株式等は、「有価証券及び投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりです。

区分

当連結会計年度(百万円)
 (2024年3月31日)

非上場株式

258

 

(*3)連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上している投資事業有限責任組合については、時価の注記を要しないとする取扱いを適用しており、時価の注記はしておりません。なお、当該出資の連結貸借対照表計上額は58百万円です。

 

(注1)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

受取手形及び売掛金

13,774

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

(1) 債券(その他)

200

(2) その他

合計

13,774

200

 

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

受取手形及び売掛金

17,239

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券のうち満期があるもの

 

 

 

 

(1) 債券(その他)

200

(2) その他

1,999

合計

19,438

 

 

(注2)借入金の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
 (百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
  (百万円)

短期借入金

長期借入金

合計

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内
(百万円)

1年超
2年以内
(百万円)

2年超
3年以内
(百万円)

3年超
4年以内
(百万円)

4年超
5年以内
(百万円)

短期借入金

1,250

長期借入金

512

305

272

255

255

合計

1,762

305

272

255

255

 

(*1)長期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 ⑤連結附属明細表 借入金等明細表」をご参照ください。

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する市場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

  前連結会計年度(2023年3月31日)

 

時価(百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合 計

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

1,125

1,125

債券(その他)

200

200

その他

資 産 計

1,125

200

1,326

 

 

 

  当連結会計年度(2024年3月31日)

 

時価(百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合 計

有価証券及び投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

1,336

1,336

債券(その他)

200

200

その他

1,999

1,999

資 産 計

1,336

2,199

3,536

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上していない金融商品

  前連結会計年度(2023年3月31日)

 

時価(百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合 計

長期借入金

負 債 計

 

 

  当連結会計年度(2024年3月31日)

 

時価(百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合 計

長期借入金

1,968

1,968

負 債 計

1,968

1,968

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及びインプットの説明

上場株式、債券は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で、当社が保有している債券は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。

長期借入金は、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2023年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額
(百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)

 

 

 

① 株式

1,081

250

831

② 債券

200

200

0

③ その他

小計

1,282

450

832

(連結貸借対照表計上額が取得原価
を超えないもの)

 

 

 

① 株式

43

53

△9

② 債券

③ その他

小計

43

53

△9

合計

1,326

503

823

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表価額258百万円)及び投資事業有限責任組合(連結貸借対照表価額84百万円)については、市場価格のない株式等であることから上表には含めておりません。

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額
(百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)

 

 

 

① 株式

1,310

264

1,046

② 債券

200

200

0

③ その他

小計

1,510

464

1,046

(連結貸借対照表計上額が取得原価
を超えないもの)

 

 

 

① 株式

26

39

△12

② 債券

③ その他

1,999

2,000

△0

小計

2,025

2,039

△13

合計

3,536

2,503

1,033

 

(注)非上場株式(連結貸借対照表価額258百万円)及び投資事業有限責任組合(連結貸借対照表価額58百万円)については、市場価格のない株式等であることから上表には含めておりません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

① 株式

805

545

② 債券

③ その他

合計

805

545

 

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

① 株式

63

42

② 債券

③ その他

29

2

合計

93

42

2

 

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において、投資有価証券について26百万円(その他有価証券の株式26百万円)減損処理を行っております。

当連結会計年度において、減損処理を行った有価証券はありません。

なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%以上下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

 

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

前連結会計年度(2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

前連結会計年度(2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び一部の連結子会社は、確定給付型の退職給付制度を有しており、うち当社は、企業年金基金制度及び退職一時金制度、一部の連結子会社は退職一時金制度を有しております。また、当社は選択型確定拠出年金制度(ライフサポート手当の支給方法を、個々の従業員の意思により確定拠出年金への拠出または賞与時に支給のいずれかを選択する制度)、一部の連結子会社は確定拠出年金制度を有しております。なお、退職給付制度及び退職一時金制度に対しては退職給付信託も設定しております。

 

2.確定給付制度

(1) 退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

退職給付債務の期首残高

13,834

百万円

13,416

百万円

勤務費用

843

 

808

 

利息費用

97

 

147

 

数理計算上の差異の発生額

△482

 

△436

 

退職給付の支払額

△876

 

△760

 

新規連結子会社の取得に伴う増加

 

350

 

退職給付債務の期末残高

13,416

 

13,525

 

 

(注) 1.一部の子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。

2.割増退職金は退職給付債務に含めております。

 

(2) 年金資産の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

年金資産の期首残高

17,512

百万円

18,093

百万円

期待運用収益

274

 

279

 

数理計算上の差異の発生額

87

 

1,972

 

事業主からの拠出額

1,024

 

234

 

退職給付の支払額

△805

 

△745

 

年金資産の期末残高

18,093

 

19,834

 

 

 

(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

13,263

百万円

13,034

百万円

年金資産

△18,093

 

△19,834

 

 

△4,830

 

△6,800

 

非積立型制度の退職給付債務

152

 

491

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△4,677

 

△6,308

 

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

955

 

1,407

 

退職給付に係る資産

△5,632

 

△7,716

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

△4,677

 

△6,308

 

 

(注) 積立型制度の退職給付債務には、退職一時金制度が含まれております。また、年金資産には当社の退職一時金制度の退職給付信託が含まれております。

 

 

(4) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

勤務費用

843

百万円

808

百万円

利息費用

97

 

147

 

期待運用収益

△274

 

△279

 

数理計算上の差異の費用処理額

51

 

△1

 

過去勤務費用の費用処理額

16

 

16

 

その他

△8

 

△10

 

確定給付制度に係る退職給付費用

725

 

680

 

 

(注) 簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に計上しております。

 

(5) 退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

過去勤務費用

16

百万円

16

百万円

数理計算上の差異

621

 

2,407

 

合計

637

 

2,424

 

 

 

(6) 退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(自 2022年4月1日
 至 2023年3月31日)

当連結会計年度
(自 2023年4月1日
 至 2024年3月31日)

未認識過去勤務費用

56

百万円

40

百万円

未認識数理計算上の差異

△1,314

 

△3,718

 

合計

△1,258

 

△3,677

 

 

 

(7) 年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

債券

13.4

14.8

株式

33.2

 

40.7

 

短期資金

13.0

 

10.2

 

現金及び預金

2.5

 

1.4

 

その他

37.9

 

32.9

 

合計

100.0

 

100.0

 

 

(注)1.年金資産合計には、確定給付企業年金制度及び退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が前連結会計年度は14.3%、当連結会計年度は10.1%含まれております。

2.その他は、主に不動産ファンドへの投資です。

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

 

(8) 数理計算上の計算基礎に関する事項

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当連結会計年度
(2024年3月31日)

割引率

1.1~1.2

1.4~1.6   

長期期待運用収益率

0.7~1.6

0.7~1.6   

 

(注) 退職給付債務の計算は、給付算定式基準により将来のポイント累計を織込まない方法を採用しているため、予想昇給率は記載しておりません。

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度198百万円、当連結会計年度229百万円です。

 

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

 

2005年ストック・オプション

付与対象者の区分及び人数

当社の取締役及び執行役員

18名

株式の種類別のストック・オプションの数(注)1

普通株式

125,400株(注)2

付与日

2005年7月1日

権利確定条件

①新株予約権者は、当社の取締役及び執行役員の何れの地位も喪失した日の翌日(以下、「権利行使開始日」という。)から新株予約権を行使できるものとする。

②前記①にかかわらず、2024年6月30日に至るまで新株予約権者が権利行使開始日を迎えなかった場合には、2024年7月1日から2025年6月29日までに限り新株予約権を行使できる。

③新株予約権1個あたりの一部行使はできないものとする。

対象勤務期間

定めはありません

権利行使期間

2005年7月2日から2025年6月29日まで

 

(注) 1.株式数に換算して記載しております。

2.2007年4月1日に1株を2株に株式分割、2015年3月1日に普通株式1株につき0.1株の割合で株式無償割当て、2020年1月1日に1株を2株に株式分割を行っておりますので、株式分割及び株式無償割当て後の株式数に換算して記載しております。

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

当連結会計年度(2024年3月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

① ストック・オプションの数

 

2005年ストック・オプション

権利確定前

(株)

 

前連結会計年度末

 

4,400

付与

 

失効

 

権利確定

 

未確定残

 

4,400

権利確定後

(株)

 

前連結会計年度末

 

権利確定

 

権利行使

 

失効

 

未行使残

 

 

(注) 2007年4月1日に1株を2株に株式分割、2015年3月1日に普通株式1株につき0.1株の割合で株式無償割当て、2020年1月1日に1株を2株に株式分割を行っておりますので、株式分割及び株式無償割当て後の株式数に換算して記載しております。

 

②単価情報

 

2005年ストック・オプション

権利行使価格

(円)

1

行使時平均株価

(円)

公正な評価単価(付与日)

(円)

 

(注) 2007年4月1日に1株を2株に株式分割、2015年3月1日に普通株式1株につき0.1株の割合で株式無償割当て、2020年1月1日に1株を2株に株式分割を行っておりますので、株式分割及び株式無償割当て後の価格に換算して記載しております。

 

2.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

 

当連結会計年度
(2024年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

未払事業税

191

百万円

 

175

百万円

賞与引当金

149

百万円

 

200

百万円

退職給付信託

822

百万円

 

611

百万円

研究開発費

54

百万円

 

83

百万円

繰越欠損金 (注)2

575

百万円

 

627

百万円

減損損失

66

百万円

 

66

百万円

退職給付に係る負債

297

百万円

 

446

百万円

その他

269

百万円

 

513

百万円

繰延税金資産小計

2,426

百万円

 

2,725

百万円

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)2

△575

百万円

 

△627

百万円

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△233

百万円

 

△418

百万円

評価性引当額小計 (注)1

△809

百万円

 

△1,045

百万円

繰延税金資産合計

1,616

百万円

 

1,680

百万円

繰延税金負債

 

 

 

 

 

その他有価証券評価差額金

△243

百万円

 

△308

百万円

退職給付に係る資産

△1,724

百万円

 

△2,362

百万円

顧客関連資産

百万円

 

△2,701

百万円

固定資産評価差額

百万円

 

△545

百万円

その他

0

百万円

 

△132

百万円

繰延税金負債合計

△1,968

百万円

 

△6,050

百万円

繰延税金資産の純額

△351

百万円

 

△4,370

百万円

 

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度において区分掲記しておりました「土地再評価差額金」は金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より繰延税金資産の「その他」に含めて表示することとしております。なお、前連結会計年度の「土地再評価差額金」は2百万円です。

 

(注)1.評価性引当額が235百万円増加しております。この増加の主な内容は、当連結会計年度に株式会社アートホールディングス及び株式会社ノーザを連結子会社化したことによるものです。

2.税務上の繰越欠損金及び繰延税金資産の繰越期限別の金額

 

前連結会計年度(2023年3月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

15

7

7

545

575

百万円

評価性引当額

△15

△7

△7

△545

△575

百万円

繰延税金資産

百万円

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

 

 

当連結会計年度(2024年3月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

7

7

4

607

627

百万円

評価性引当額

△7

△7

△4

△607

△627

百万円

繰延税金資産

百万円

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額です。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度(2023年3月31日

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

当連結会計年度(2024年3月31日

法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

 

(企業結合等関係)

取得による企業結合

1.株式会社アートホールディングス

当社は2023年2月27日付で締結した株式譲渡契約に基づき、2023年4月3日付で株式会社アートホールディングスの株式を取得し、同社及びその子会社7社を子会社化いたしました。

 

(1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及びその事業内容

被取得企業の名称

株式会社アートホールディングス

事業内容

ア.次の事業を営む会社の株式または持分を所有することによる当該会社の事業活動の支配および管理

(a) コンピュータシステムの導入に関するコンサルタント

(b) コンピュータシステムのソフトウェア開発、販売、保守

(c) コンピュータシステムのソフトウェア開発の受託および技術者派遣

(d) コンピュータおよびその関連機器による情報処理サービス

(e) コンピュータおよびその関連機器の販売

(f) RFIDに関する電子デバイスの導入に関するコンサルタント

(g) RFIDに関する電子デバイスの開発および販売

(h) RFIDに関する電子デバイスの周辺機器およびソフトウェアの開発、販売

(i) 労働者派遣事業

(j) 上記各号に付帯または関連する一切の事業

イ.不動産の賃貸および管理

ウ.前各号に付帯または関連する一切の事業

 

② 企業結合を行った主な理由

当社と株式会社アートホールディングスは、今般の株式取得により、それぞれがこれまで培った技術力・開発力や顧客基盤などの強みを融合し、既存事業や新しい分野でのシナジーを創出・発現することによって、両社の企業価値のさらなる向上を実現することができると考えております。

 

③ 企業結合日

2023年4月3日

 

④ 企業結合の法的形式

現金を対価とする株式の取得

 

⑤ 結合後企業の名称

変更はありません。

 

⑥ 取得した議決権比率

89.5%

 

⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠

現金を対価として株式を取得することによるものです。

 

(2) 連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

2023年4月3日から2024年3月31日まで

 

(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価  現金

13,173百万円

取得原価

13,173百万円

 

 

(4) 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等 86百万円

 

(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

① 発生したのれんの金額

6,491百万円

 

 

② 発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。

 

③ 償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

 

(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

3,400百万円

固定資産

9,548百万円

資産合計

12,948百万円

流動負債

△2,305百万円

固定負債

△3,177百万円

負債合計

△5,482百万円

 

 

2.株式会社ノーザ

当社は2023年3月31日付で締結した株式譲渡契約に基づき、2023年5月9日に株式会社ノーザの株式を取得し子会社化いたしました。

 

(1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及びその事業内容

被取得企業の名称

株式会社ノーザ

事業内容

歯科用レセプトコンピュータ及び透析業務支援システムの開発・販売等

 

② 企業結合を行った主な理由

株式会社ノーザを当社の連結子会社とし、新たに歯科業界を中心としたメディカル分野へのサービス提供を行うことで、当社グループのソリューション事業の領域及び規模の拡大を図ってまいります。

 

③ 企業結合日

2023年5月9日

 

④ 企業結合の法的形式

現金を対価とする株式の取得

 

⑤ 結合後企業の名称

変更はありません。

 

⑥ 取得した議決権比率

91.6%

 

⑦ 取得企業を決定するに至った主な根拠

現金を対価として株式を取得することによるものです。

 

(2) 連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

2023年6月1日から2024年3月31日まで

 

(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価  現金

4,303百万円

取得原価

4,303百万円

 

 

(4) 主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等 52百万円

 

(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

① 発生したのれんの金額

2,486百万円

 

 

② 発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものです。

 

③ 償却方法及び償却期間

10年間にわたる均等償却

 

(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

2,174百万円

固定資産

4,478百万円

資産合計

6,652百万円

流動負債

△3,555百万円

固定負債

△1,113百万円

負債合計

△4,668百万円

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

当連結会計年度より、組織変更に伴い、報告セグメントを変更しました。セグメント変更の詳細につきましては、「(セグメント情報等) [セグメント情報] 3.報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおりです。

なお、前連結会計年度の情報は、セグメント変更後の区分により作成しております。

 

 前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

システム開発事業

ソリューション事業

金融IT

産業IT

社会基盤IT

ITインフラ

システム開発

24,040

16,068

17,390

8,288

65,787

保守・運用

112

133

2,039

2,285

その他

521

999

632

468

2,621

サービス

4,299

4,299

プロダクト

2,987

2,987

顧客との契約から生じる収益

24,561

17,180

18,156

10,797

7,286

77,982

外部顧客への売上高

24,561

17,180

18,156

10,797

7,286

77,982

 

 

 当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

システム開発事業

ソリューション事業

金融IT

産業IT

社会基盤IT

ITインフラ

システム開発

30,394

22,376

19,563

9,381

81,715

保守・運用

3

183

136

1,480

1,804

その他

491

1,125

606

977

3,200

サービス

11,228

11,228

プロダクト

3,313

3,313

顧客との契約から生じる収益

30,889

23,685

20,306

11,839

14,542

101,263

外部顧客への売上高

30,889

23,685

20,306

11,839

14,542

101,263

 

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

注記事項の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項4.会計方針に関する事項(5)重要な収益及び費用の計上基準をご参照ください。

 

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1)契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

12,833

13,774

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

13,774

17,131

契約資産(期首残高)

2,870

2,302

契約資産(期末残高)

2,302

2,274

契約負債(期首残高)

447

488

契約負債(期末残高)

488

605

 

契約資産は、主に開発作業の進捗に応じて収益を認識している請負契約の対価に対する当社及び連結子会社の権利に関するものです。契約資産は、対価に対する当社及び連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。

契約負債は、請負契約等の未履行の作業に係る前受金です。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 

 

(単位:百万円)

セグメント名称

前連結会計年度

当連結会計年度

システム

開発事業

金融IT

9,267

10,091

産業IT

3,549

3,875

社会基盤IT

4,687

5,272

ITインフラ

2,466

2,661

ソリューション事業

2,169

2,379

合計

22,140

24,281

 

(注)前連結会計年度において、残存履行義務に配分した取引価格の総額は22,140百万円であり、約97%は1年以内に収益認識が見込まれます。

当連結会計年度において、残存履行義務に配分した取引価格の総額は24,281百万円であり、約98%は1年以内に収益認識が見込まれます。