(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、電子部品を生産・販売しており、国内においては当社が、海外においてはアジア(中国、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム)・欧州(ドイツ)・北米(アメリカ、メキシコ)の各地域をそれぞれ独立した現地法人が担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱う製品について各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社は生産・販売体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日本」、「アジア」、「欧州」、「北米」の4つを報告セグメントとしております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益、資産及びその他の項目の金額の算定方法

報告セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産及びその他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

連結
財務諸表
計上額
(注)2

日本

アジア

欧州

北米

売上高

 

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客に対する
売上高

10,035

28,185

8,377

6,304

52,903

52,903

(2) セグメント間の
内部売上高又は振替高

24,999

22,762

2

2

47,767

47,767

35,034

50,948

8,380

6,307

100,671

47,767

52,903

セグメント利益

3,706

4,302

612

37

8,659

1,718

6,940

セグメント資産

32,340

53,636

4,517

4,089

94,583

12,091

82,491

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

1,340

4,760

36

31

6,168

6,168

のれんの償却額

30

30

30

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

5,524

3,484

19

8

9,036

9,036

 

(注) 1 調整額は以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△1,718百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,945百万円及び棚卸資産の調整額等227百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。

(2) セグメント資産の調整額△12,091百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産1,099百万円及び債権と債務の相殺消去等△13,191百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社の投資有価証券及び管理部門にかかる資産であります。

2 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

連結
財務諸表
計上額
(注)2

日本

アジア

欧州

北米

売上高

 

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客に対する
売上高

9,743

29,241

9,652

6,632

55,271

55,271

(2) セグメント間の
内部売上高又は振替高

31,411

25,441

0

56,852

56,852

41,155

54,682

9,652

6,632

112,123

56,852

55,271

セグメント利益又は損失(△)

3,626

4,595

526

69

8,679

2,742

5,936

セグメント資産

37,939

61,908

5,821

4,746

110,416

13,560

96,856

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

1,512

4,738

45

30

6,326

6,326

のれんの償却額

30

30

30

有形固定資産及び
無形固定資産の増加額

6,092

2,583

174

0

8,850

8,850

 

(注) 1 調整額は以下のとおりであります。

(1) セグメント利益の調整額△2,742百万円は、各報告セグメントに配分していない全社費用△2,441百万円及び棚卸資産の調整額等 △300百万円であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費及び試験研究費であります。

(2) セグメント資産の調整額△13,560百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産774百万円及び債権と債務の相殺消去等△14,334百万円が含まれております。全社資産は、主に親会社の投資有価証券及び管理部門にかかる資産であります。

2 セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

該当事項はありません。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

中国

米国

アジア

欧州

北米

その他

10,038

18,372

5,295

9,762

8,126

1,019

287

52,903

 

(注) 1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2 日本、中国及び米国を除く各区分に属する主な地域は次のとおりであります。

(1) アジア……………中国を除くアジア地域

(2) 欧州………………ヨーロッパ地域

(3) 北米………………米国を除く北米地域

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

中国

フィリピン

ベトナム

その他

9,962

13,045

3,047

5,563

493

32,111

 

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載しておりません。

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

該当事項はありません。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

中国

米国

アジア

欧州

北米

その他

9,747

18,135

5,341

11,069

9,333

1,272

370

55,271

 

(注) 1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2 日本、中国及び米国を除く各区分に属する主な地域は次のとおりであります。

(1) アジア……………中国を除くアジア地域

(2) 欧州………………ヨーロッパ地域

(3) 北米………………米国を除く北米地域

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

日本

中国

フィリピン

ベトナム

その他

12,286

14,031

3,146

5,582

283

35,330

 

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占めるものがないため、記載しておりません。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

日本

アジア

欧州

北米

減損損失

6

203

209

209

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

日本

アジア

欧州

北米

減損損失

120

120

120

 

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

日本

アジア

欧州

北米

当期償却額

30

30

30

当期末残高

121

121

121

 

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

日本

アジア

欧州

北米

当期償却額

30

30

30

当期末残高

91

91

91

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  2022年4月1日  至  2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

項目

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり純資産額

2,865円97銭

3,240円40銭

1株当たり当期純利益

235円58銭

237円75銭

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。

2 「役員報酬BIP信託」を導入し、当該信託が保有する当社株式を連結財務諸表において自己株式として計上しています。これに伴い、当該信託が保有する当社株式を、1株当たり当期純利益の算定上、「普通株式の期中平均株式数」の計算において控除する自己株式数に含めています。1株当たり当期純利益の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度150,072株、当連結会計年度148,332株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度149,576株、当連結会計年度147,426株であります。

3 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

5,541

5,593

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
当期純利益(百万円)

5,541

5,593

普通株式の期中平均株式数(株)

23,523,360

23,525,006

 

 

(重要な後発事象)

(自己株式の取得)

当社は、2024年5月8日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式を取得することを決議いたしました。

 

(1)自己株式の取得を行う理由

資本効率の向上を図り、株主への一層の利益還元を行い、株主価値の向上を図るため。

 

(2)取得に係る事項の内容

①取得する株式の種類:当社普通株式

②取得する株式の数 :1,200,000株(上限)

③株式取得価格の総額:3,600,000,000円(上限)

④自己株式取得の期間:2024年5月15日から2024年11月29日まで

⑤取得方法     :東京証券取引所における市場買付