当社は、2023年7月19日開催の取締役会において、Kapronasia Singapore Pte. Ltdの全株式を取得し、完全子会社化することを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。
なお、本臨時報告書は、当該子会社の取得を決議した2023年7月19日以降に遅滞なく提出するべきでしたが、本日まで未提出となっておりましたので、今般提出するものであります。
金額を記載しております。
② 取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益
金額を記載しております。
(参考)取得対象子会社及び孫会社を単純合算した最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利
益及び当期純利益
(注)1.Kapronasia Singapore Pte. Ltd.は、連結財務諸表を作成していないため、Kapronasia Singapore Pte.
Ltd.及びKAPRONASIA LIMITED(孫会社)の2社の財務指標を単純合算しております。
2.日本円への換算レートは、子会社における直近期末日レート(2023年3月31日)1SGD=100.6円、1USD
=133.5円で計算した金額を記載しております。
③ 提出会社との間の資本関係、人的関係及び取引関係
(2) 取得対象子会社に関する子会社取得の目的
当社は、「人と産業の可能性を、解き放つ」をビジョンに、「あらゆる産業とFintechの融合」をミッションとして掲げ、国内外のクライアントに対してFintech領域のコンサルティング及びプロジェクト実行支援サービスを提供しております。コンサルティング事業においては、これまでに日本及びシンガポールにおけるコンサルタントの採用によりオーガニックな成長を推進して参りました。そして今後、更なる非連続的な成長を実現するため、近年急激な経済成長を遂げているアジア市場における事業拡大の機会を探って参りました。
Kapronasia Singapore Pte. Ltd.は、シンガポールに拠点を置くFintech領域に特化した戦略コンサルティングファームとして事業活動を行っています。創業来、同社の強みである戦略、リサーチ及びアドバイザリーサービスを主軸に、ペイメント、デジタルバンキング、キャピタル・マーケッツ等の分野に加えて、ブロックチェーン、分散型金融(DeFi)、中央銀行デジタル通貨(CBDC)等の新たな分野においても、グローバルな大企業や金融機関、国際機関等に対してプロジェクト実績を有し、事業拡大を実現しています。当社は、Kapronasia Singapore Pte. Ltd.が築いてきたアジア太平洋地域における確かな事業基盤、及びコンサルティングサービスにおける豊富な経験や実績と、当社の強みを融合させることにより、アジアにおける金融センター首位の座にあるシンガポールに強固な事業基盤を確保することで、当社の今後のグローバルな事業拡大を推進し、事業の一層の成長が可能であると考え、本株式取得による完全子会社化を実施いたします。
(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
(注)本臨時報告書の提出日(2023年12月28日)現在において確定している金額を記載しております。
以上