【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、保険業法第3条に基づき損害保険業の免許を取得したアニコム損害保険株式会社が行う損害保険事業を中核事業としております。従って、損害保険事業を報告セグメントとしております。「損害保険事業」は、ペット保険の保険引受業務及び資産運用業務を行っております。また、株式会社シムネットが行う、ブリーダーとのマッチングサイトや譲渡などの里親マッチングサイトの運営等を「ペット向けインターネットサービス事業」として報告セグメントとしております。
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は経常利益をベースとした数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、動物病院支援事業、保険代理店事業、動物医療分野における臨床・研究事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と一致しております。
3.セグメント資産及びセグメント負債の調整額△15百万円は、セグメント間債権債務(相殺)消去額△15百万円であります。
4.その他の項目の調整額は、セグメント間取引の消去額です。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、動物病院支援事業、保険代理店事業、動物医療分野における臨床・研究事業等を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の経常利益と一致しております。
3.セグメント資産及びセグメント負債の調整額△21百万円は、セグメント間債権債務(相殺)消去額△21百万円であります。
4.その他の項目の調整額は、セグメント間取引の消去額です。
【関連情報】
単一の製品・サービスの区分の外部顧客への経常収益が連結損益計算書の経常収益の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の国または地域に所在する連結子会社及び在外支店がないため、該当事項はありません。
本邦以外の国または地域に所在する連結子会社及び在外支店がないため、該当事項はありません。
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
「その他」の当連結会計年度における減損損失計上額は、
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
「その他」の当連結会計年度における減損損失計上額は、
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注) 1.当社が株式会社フローエンスの行った株主割当増資を1株13,000円で引き受けたものであります。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
(2) 連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主等
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注) 1.株式の取得価額は、独立した第三者による株価算定書を勘案して決定しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。
(注) 1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益について、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自己株式の取得)
当社は、2024年5月24日開催の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式取得に係る事項を決議いたしました。
1.自己株式の取得を行う理由
当社グループの中核保険会社であるアニコム損害保険株式会社の「ソルベンシー・マージン比率」の算出誤りにより、約40 億円が適正な資本水準を超えるものと算出されました。これを受け、適正な資本水準を超える部分については、速やかに親会社である当社に配当を行い、自己株式取得に充てることとしております。
かかる方針に基づき、2023年6月22日付「自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ」のとおり、2023 年度は10億円を上限とする自己株式を取得することを決定し、同年9月21日までに総額1,564,800 株(999,947,583 円)の自己株式の取得を完了しました。
残額の約30億円の適正な資本水準を超える部分の額につきましては、2023年度中にアニコム損害保険株式会社より受け取る配当金収入を分配可能額に算入することができる2023年度決算後、速やかに、自己株式の取得を行う予定としておりました。
上記方針に基づいて2023年11月24日アニコム損害保険株式会社より3,300,594,480円の配当を受領し、下記のとおり、自己株式の取得について決定いたしました。
2.取得に係る事項の内容
①取得対象株式の種類 当社普通株式
②取得し得る株式の総数 6,000,000株(上限)
③株式の取得価額の総額 3,000百万円(上限)
④取得期間 2024年5月27日~2025年3月31日
⑤取得方法 東京証券取引所における市場買付け
(業務提携契約の締結)
当社子会社のアニコム損害保険株式会社(以下、「アニコム損害保険」といいます。)は、2024年5月24日開催の取締役会において、アクサ損害保険株式会社(以下、「アクサダイレクト」といいます。)との間でペット保険事業に関する業務提携契約(以下、「本業務提携」といいます。)を締結することを決議し、2024年5月24日付で本業務提携契約を締結しました。
1.本業務提携の概要
(1)背景
アクサダイレクトは、世界的な保険・資産運用グループであるアクサグループのメンバーカンパニーとして、日本において1998年に設立され、主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売している損害保険会社であります。
今般、アクサダイレクトにおきましては、自社商品としてのペット保険事業の引受業務を停止することといたしましたが、そのペット保険の既存契約者に対して自社商品の継続に替えてアニコム損害保険のペット保険をその代理店として販売すること、及び新規の顧客に対してアニコム損害保険の代理店としてペット保険を販売すること等についてアニコム損害保険との間で合意に至ったものです。
(2)内容
アクサダイレクトにおいて2024年6月30日付けで新規契約の募集・受付を終了し、2024年12月1日以降(2024年11月30日以降に満了を迎える保険契約から(予定))、既存契約の更改の取り扱いを終了します。これにより自社商品としてのペット保険引受業務は停止しますが、今後、アクサダイレクトは、監督官庁の認可を前提に、アニコム損害保険の代理店としてペット保険の販売業務を行うとともに、2024年11月30日以降(予定)に保険契約の満了を迎えるすべての顧客に対して、アニコム損害保険の商品を案内し、顧客が希望する場合には、アニコム損害保険にてペット保険の契約を継続していただきます。
このようにしてアクサダイレクトからアニコム損害保険に対して移管されたペット保険契約について、アニコム損害保険はアクサダイレクトに対して移管に伴う手数料を支払うことといたします。
2.本契約の相手会社
3.本業務提携が営業活動等へ及ぼす重要な影響
本業務提携にもとづき、2024年12月1日以降、アクサダイレクトからアニコム損害保険に移管された契約からの保険料収入が収益として計上されます。一方、当該移管件数に応じて、移管に伴う手数料が計上されることとなります。現時点で移管される契約件数は不明であるため、翌連結会計年度の連結業績に与える影響額を見積もることは困難であります。