第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍からの社会活動並びに経済活動の正常化が進み、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、歴史的な円安の進行、エネルギー価格を含む物価の高騰など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。

 このような環境の中、当ウエディング業界におきましても、昨今の継続的な食材費高騰や、人件費上昇など厳しい状況が続いておりますが、当社は経営理念「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」に基づき、1組1組のお客様と真摯に向き合い、丁寧に結婚式を創り続けてまいりました。

 当第3四半期連結累計期間の挙式・披露宴の実施組数は2,281組(前年同期比5.2%減)、単価に関しては引き続き好調を維持したことで、4,029千円(前年同期比1.1%増)となりました。

 その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は9,583,367千円(前年同期比2.8%減)、営業利益460,896千円(前年同期比51.5%減)、経常利益485,141千円(前年同期比50.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益284,250千円(前年同期比57.0%減)となりました。

 なお、当社グループの売上高の99%以上が当社単体の売上高により構成されており、当社単体に関する説明を記載しています。また、当社グループはウエディング事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載をしておりません。

 

② 財政状態

(資産)

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、10,838,515千円(前連結会計年度末比301,914千円減)となりました。これは主に、有形固定資産(前連結会計年度末比335,316千円増)が増加したものの、現金及び預金(前連結会計年度末比712,276千円減)が減少したことによるものであります。

 

(負債)

 当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、7,040,669千円(前連結会計年度末比471,249千円減)となりました。これは主に、長期借入金(前連結会計年度末比447,370千円増)及び短期借入金(前連結会計年度末比215,000千円増)が増加したものの、1年内返済予定の長期借入金(前連結会計年度末比775,503千円減)、未払法人税等(前連結会計年度末比231,743千円減)及び未払消費税等(前連結会計年度末比132,388千円減)が減少したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、3,797,846千円(前連結会計年度末比169,335千円増)となりました。これは主に、利益剰余金(前連結会計年度末比247,892千円増)が増加したことによるものであります。

 

(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。