第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

 (1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ウクライナ情勢、円安進行の長期化等の外部環境の影響によって、原材料・エネルギー価格の高騰に起因する仕入れ価格・物流コストの高止まりによるコストプッシュインフレの状況は継続するものと思われ、依然として先行きが不透明な状況であります。

外食産業におきましては、インバウンド需要の回復基調などもあり来店客数に回復の動きが見られるものの、上記経済環境下における急激な物価上昇や労働力不足などにより厳しい状況が続いております。

当社グループでは、肉汁餃子のダンダダンでのお食事をよりお楽しみいただけるよう、公式アプリのリニューアルや「究極の餃子定食」をはじめとした一部メニューの変更、「ブルーロック」コラボ企画などを行ったことにより、売上は堅調に推移いたしました。なお、当第1四半期連結累計期間に新規直営店1店舗を出店し、2店舗を直営店からフランチャイズ化いたしました。

上記の結果、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高1,774,732千円(前年同期比4.6%増)、営業利益81,409千円(前年同期比4.2%減)、経常利益79,711千円(前年同期比5.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益50,295千円(前年同期比9.4%減)となりました。

 

当社グループは「飲食事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

 (2) 財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ200,041千円減少し、4,376,526千円となりました。これは、流動資産が174,272千円減少2,424,939千円となったこと及び固定資産が25,769千円減少1,951,587千円となったことによるものであります。

流動資産の主な減少は、法人税、消費税等の納付による現金及び預金の減少198,083千円であります。

固定資産の主な減少は、有形固定資産の減少38,409千円であります。

負債については、流動負債が160,609千円減少1,060,166千円となったこと及び固定負債が65,650千円減少722,711千円となったことにより、1,782,878千円となりました。

流動負債の主な減少は、未払法人税等の減少73,629千円であります。

固定負債の主な減少は、長期借入金の減少76,306千円であります。

純資産については、配当金の支払24,440千円及び親会社株主に帰属する四半期純利益50,295千円を計上したこと等により26,217千円増加2,593,648千円となりました。

 

  (3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。