当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、当第1四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症の影響については、「2 経営者による財政状況、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)業績の状況」に記載したとおりでありますが、今後の状況によっては当社グループの財政状況及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
当第1四半期連結会計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が緩和されるのに伴い、社会経済活動は緩やかに再開される中、個人消費はやや持ち直しの兆しが見られてまいりました。しかしながら、新型コロナウイルスの再拡大懸念に加え、世界的な資源価格の高騰、為替の大きな変動による物価の高騰により、消費マインドへの予断を許さない状況にあることから、今後とも厳しい経営環境が続くものと思われます。
このような環境の中、当社グループは、新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底し、通信販売のさらなる拡充や、顧客の購買回復に向けた販売促進を積極的に展開するとともに、お客様及び従業員の安心・安全を最優先に引き続き店内の感染防止拡大防止策に取り組み営業活動を継続してまいります。また、社内業務の効率化、平準化に取り組むとともに多様化するお客様のニーズに対して、きめ細やかな対応をするため、品質・価格・品ぞろえにこだわった店舗政策に取り組み顧客満足度向上に努めております。当社グループの当第1四半期連結会計期間の業績は、売上高が、65億60百万円(前年同期比2.2%増)となりました。営業損益は、2億84百万円の損失(前年同期は3億35百万円の損失)となり、経常損益は、海外子会社における為替差益などにより2億5百万円の損失(前年同期は2億56百万円の損失)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、1億25百万円の損失(前年同期は1億58百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
外部顧客への売上高は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が緩和されたものの、宝飾セグメントに対する影響は限定的な範囲にとどまり、54億19百万円(前年同期比0.7%増)となり、セグメント損益は2億44百万円の損失(前年同期は2億84百万円の損失)となりました。
外部顧客への売上高は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限の緩和及び新規出店などにより、6億48百万円(前年同期比16.0%増)となり、セグメント損益は15百万円の利益(前年同期は2百万円の損失)となりました。
外部顧客への売上高は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限の緩和及び新規出店などにより、4億93百万円(前年同期比3.1%増)となりました。また、新規出店に伴なう販売管理費等の増加もあり、セグメント損益は56百万円の損失(前年同期は49百万円の損失)となりました。
当四半期における当社グループの主な店舗展開は以下のとおりです。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末の345億10百万円より9億10百万円増加し、354億20百万円となりました。主な増減は、商品及び製品などの棚卸資産の増加8億86百万円、現金及び預金の増加2億7百万円及び投資その他の資産の増加99百万円と、受取手形及び売掛金の減少4億25百万円などであります。
負債合計は、前連結会計年度末の204億18百万円より12億29百万円増加し、216億47百万円となりました。主な増減は、長期借入金の増加6億46百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加2億2百万円及びその他の流動負債の増加7億6百万円と、賞与引当金の減少2億13百万円及び未払法人税等の減少1億29百万円などであります。
純資産合計は、前連結会計年度末の140億91百万円より3億19百万円減少し、137億72百万円となりました。主な増減は、剰余金の配当2億86百万円と親会社株主に帰属する四半期純損失1億25百万円などによる利益剰余金の減少4億18百万円などであります。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。