第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第26期

第27期

第28期

第29期

第30期

決算年月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

2024年2月

売上高

(百万円)

23,550

22,594

25,366

25,241

22,724

経常損失(△)

(百万円)

1,225

3,599

2,495

1,548

1,216

親会社株主に帰属する当期純損失(△)

(百万円)

2,384

10,049

4,152

1,996

1,600

包括利益

(百万円)

2,409

9,794

4,274

2,037

1,527

純資産額

(百万円)

438

6,792

2,517

479

751

総資産額

(百万円)

10,596

24,067

20,574

16,354

13,723

1株当たり純資産額

(円)

6.65

99.74

33.86

1.49

23.34

1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

67.55

186.23

63.06

30.31

24.30

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

2.2

27.3

10.8

0.6

1.9

自己資本利益率

(%)

株価収益率

(倍)

営業活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

729

440

1,476

379

637

投資活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

258

166

55

841

808

財務活動によるキャッシュ・フロー

(百万円)

783

282

2,080

1,566

374

現金及び現金同等物の期末残高

(百万円)

1,660

2,491

3,061

1,988

1,806

従業員数

(名)

1,397

2,095

1,927

1,851

1,608

(外、平均臨時雇用者数)

482

558

600

459

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失であり、また、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失が計上されているため、記載しておりません。

3 第26期の平均臨時雇用者数については、従業員の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4 第29期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)を適用したため、第29期以降の主要な経営指標等は同会計基準適用後の数値を記載しております。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第26期

第27期

第28期

第29期

第30期

決算年月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

2024年2月

売上高

(百万円)

15,984

17,493

19,472

18,621

16,399

経常損失(△)

(百万円)

1,142

3,530

2,526

1,809

1,470

当期純損失(△)

(百万円)

2,176

4,148

4,186

1,455

1,825

資本金

(百万円)

2,132

2,132

2,132

2,132

100

発行済株式総数

 

 

 

 

 

 

普通株式

(株)

35,296,000

65,851,417

65,851,417

65,851,417

65,851,417

A種種類株式

(株)

18

純資産額

(百万円)

339

5,753

1,557

124

94

総資産額

(百万円)

9,116

21,259

17,949

14,434

11,659

1株当たり純資産額

(円)

9.63

87.37

23.65

1.90

25.90

1株当たり配当額

 

 

 

 

 

 

普通株式

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(円)

A種種類株式

(円)

(うち1株当たり中間配当額)

(円)

1株当たり当期純損失金額(△)

(円)

61.67

76.88

63.58

22.10

27.72

潜在株式調整後

1株当たり当期純利益金額

(円)

自己資本比率

(%)

3.7

27.0

8.6

0.8

0.8

自己資本利益率

(%)

株価収益率

(倍)

配当性向

(%)

従業員数

(名)

1,011

1,301

1,158

1,027

920

(外、平均臨時雇用者数)

461

419

436

294

株主総利回り

(%)

55.4

39.5

35.4

31.2

31.8

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

107.39)

110.97)

114.72)

124.49)

171.35)

最高株価

(円)

397

237

192

120

168

最低株価

(円)

152

105

103

93

80

(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、1株当たり当期純損失であり、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 自己資本利益率、株価収益率、配当性向及び1株当たり配当額については、当期純損失が計上されているため記載しておりません。

3 第26期の平均臨時雇用者数については、従業員の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4 最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所市場マザーズ市場、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場における株価を記載しております。

5 第27期の発行済株式総数の大幅な増加は、株式会社フィットハウスとの合併により30,555,417株増加したことによるものであります。

6 第27期の純資産額の大幅な増加は、株式会社フィットハウスとの合併により純資産が増加したことによるものであります。

7 第29期の期首から「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)を適用したため、第29期以降の主要な経営指標等は同会計基準適用後の数値を記載しております。

2【沿革】

年月

概要

1994年3月

東京都新宿区富久町にバッグの企画・製造・販売を事業目的とした、株式会社サマンサタバサジャパンリミテッドを設立。

1994年3月

バッグの企画・製造・販売を開始。

1994年4月

『サマンサタバサ』ブランドを立ち上げ、第1号店「渋谷パルコ店」をオープン。

1995年8月

関西地区第1号店「三宮OPA店」をオープン。

2000年2月

『サマンサベガ』ブランドを立ち上げ、第1号店となる「丸井ヤング新宿店」をオープン。

2002年9月

初の路面店「サマンサタバサ心斎橋店」をオープン。

2002年11月

都内初の路面店「サマンサタバサ銀座本店」をオープン。

2003年6月

ジュエリーの企画・製造・販売を開始。

2003年6月

『サマンサティアラ』ブランドを立ち上げ、第1号店となる「サマンサティアラ青山店」をオープン。

2004年3月

実質的な本社機能を東京都港区北青山に移転。

2004年4月

『サマンサタバサデラックス』ブランドを立ち上げ、第1号店であり、バッグとジュエリーの初の複合店舗となる「サマンサタバサデラックス髙島屋大阪店」をオープン。

2004年11月

『サマンサタバサプチチョイス』ブランドを立ち上げ、第1号店となる「うめだ阪急店」をオープン。

2005年2月

『サマンサシルヴァbyサマンサティアラ』ブランドを立ち上げ、第1号店となる「福岡岩田屋店」をオープン。

2005年4月

フラッグシップショップである「サマンサタバサデラックス表参道GATES店」をオープン。

2005年12月

東京証券取引所マザーズ上場。

2006年9月

SAMANTHA THAVASA USA,INC.設立。

2006年10月

初のメンズライン『サマンサキングズ』ブランドを立ち上げ、第1号店となる「渋谷パルコ店」をオープン。

2006年11月

初の海外路面店を、N.Y.マディソンアヴェニューにオープン。

2007年3月

株式会社メッセージ(現 株式会社バーンデストローズジャパンリミテッド)の全株式を取得し子会社化することにより、ファッションブランドビジネスに新たにアパレルを追加。

2007年10月

成田空港第2ターミナル「ナリタ5番街」に、初の日本ブランド、オンリーワンショップとして「サマンサタバサ成田エアポート店」をオープン。

2007年12月

関西国際空港旅客ターミナルビル内に関西国際空港では初の日本ブランド、オンリーワンショップとして「サマンサタバサ関西エアポート店」をオープン。

2009年8月

ディズニー・コンシューマ・プロダクツとのライセンス契約を締結。

2010年3月

「サマンサタバサ新千歳空港店」を国際線ターミナルビルの免税店エリアにオープン。

2010年4月

「サマンサタバサ関西国際空港店」を国際線ターミナルビルの免税店エリアにオープン。

2010年8月

サマンサタバサ初のオリジナルスイーツを販売する複合店「サマンサタバサ スイーツ&トラベル」を羽田空港第1旅客ターミナル出発ゲートラウンジにオープン。

2010年9月

TYAN INVESTMENTS PTE LTDとの合弁会社Sanantha Thavasa Singapore Pte.Ltd.を設立。

2010年10月

「サマンサタバサ スイーツ&トラベル」を羽田空港第2旅客ターミナル出発ゲートラウンジにオープン。

 

「サマンサタバサ羽田空港国際線旅客ターミナル店」を国際線ターミナルビルの免税店エリアにオープン。

 

アジア進出の第1弾として、台湾の台北に「サマンサタバサ統一阪急百貨台北店」「サマンサタバサプチチョイス統一阪急百貨台北店」をオープン。

2010年12月

シンガポールに「サマンサタバサ IONオーチャード店」をオープン。

2011年8月

2010年11月に合弁会社で香港に設立した、当社連結子会社であるSamantha Thavasa China Limited の株式を追加取得し、100%完全子会社化。

 

ロッテショッピング株式会社との合弁会社STL Co.,Limitedを設立。

 

 

年月

概要

2011年9月

韓国国内第1号店である「サマンサタバサ ロッテ百貨店蚕室店」をオープン。

中国北京市への初出店となる「サマンサタバサ 北京大悦城店」をオープン。

 

当社の100%連結子会社であるSamantha Thavasa China Limitedの全額出資により、中国・上海市に子会社(当社の孫会社)Samantha Thavasa Shanghai Trading Limitedを設立。

2011年12月

新千歳空港国内線旅客ターミナル2階に、「サマンサタバサ スイーツ&トラベル 新千歳空港国内線旅客ターミナル店」をオープン。

2012年1月

香港第1号店である「サマンサタバサ 香港タイムズスクエア店」をオープン。

2012年2月

ゴルフラインの新ブランドとして「U25 Samantha Thavasa(アンダートゥエンティファイブサマンサタバサ)」を立ち上げ、「サマンサタバサリゾート ゴルフ&トラベル マルイシティ渋谷店」をオープン。

2012年7月

「イーグルポイントゴルフクラブ」(茨城県)にて、LPGA公認女子プロゴルフトーナメント「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」を開催。

2013年2月

ゴルフウェアの新ブランド「No.7 Samantha Thavasa(ナンバーセブン サマンサタバサ)」を立ち上げ、販売を開始。

 

生活雑貨の企画・製造・販売を行うノーマディック株式会社の全株式を取得し子会社化。

2013年6月

普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施。

 

「L'EST ROSE」ブランドを展開するアパレル・メーカー株式会社ラ・エスト(現 株式会社バーンデストローズジャパンリミテッド)の全株式を取得し子会社化。

2013年12月

世界戦略向けファストファッションブランド「Samantha & chouette」(現「& chouette」)を立ち上げ、海外第1号店として、「サマンサ&シュエット香港タイムズスクエア店」をオープン。

2014年3月

普通株式1株につき100株の割合で株式分割を実施。

2014年8月

当社グループのアパレルの新ブランド「REDYAZEL(レディアゼル)」を立ち上げ、第1号店を新宿ルミネエストにオープン。

2014年12月

当社の会社設立20周年を記念し東京ドームシティホールにて「Samantha Thavasa Special Party in Tokyo」を開催。

2015年3月

アパレルの新ブランド「And Couture(アンド クチュール)」を株式会社ルミネと共同開発し、ルミネ新宿等で販売を開始。

2015年4月

当社の連結子会社である株式会社レストローズを株式会社バーンデストジャパンリミテッドに吸収合併し、商号を株式会社バーンデストローズジャパンリミテッドに変更。

2017年4月

本社を東京都港区麻布に移転。

2018年9月

新たに販売代理店契約を結び、台湾に「サマンサタバサ遠東SOGO台北忠孝館」「サマンサベガ遠東SOGO台北忠孝館」をオープン。

2019年2月

当社の会社設立25周年を記念し渋谷ヒカリエにて「Samantha Thavasa 25周年キックオフ・プレ発表会」を開催。

2019年3月

株式会社STKを設立。

2019年9月

株式会社コナカが当社の発行済株式の31%を取得し、資本業務提携契約を締結。

2020年2月

「& chouette(アンド シュエット)」のフレッシャーズ向けトートバッグを株式会社コナカが展開する全国のSUIT SELECT店舗にて販売を開始。

2020年7月

株式会社コナカの子会社株式会社フィットハウスを吸収合併し、株式会社コナカの連結子会社化。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行。

2024年4月

株式会社コナカとの株式交換による経営統合に関する最終合意、株式交換契約を締結。

 

3【事業の内容】

 当社グループは、当社と連結子会社7社及び非連結子会社1社から構成され、バッグ、ジュエリー及びアパレルの企画・製造・販売を主とするファッションブランドビジネスを行っております。

 なお、セグメント情報を記載していないため、事業部門別に記載しております。

 当社グループの主な事業内容とグループを構成している主な会社の位置づけは次のとおりであります。

地域

会社名

主要な事業内容

日本

株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド

バッグ・ジュエリー等の企画・製造・販売

株式会社バーンデストローズジャパンリミテッド

アパレルの企画・製造・販売

シンガポール

Samantha Thavasa Singapore Pte.Ltd.

バッグの販売

香港

Samantha Thavasa China Limited

バッグ・アパレル等の販売

中国

Samantha Thavasa Shanghai Trading Limited

バッグの販売

韓国

STL Co.,Limited

バッグの企画・製造・販売

 

(1)バッグ部門

 当社グループのバッグ部門では、様々な個性やステージに合わせて『Samantha Thavasa』(サマンサタバサ)を中心に『Samantha Thavasa』シリーズ及びその他のブランドを展開し、バッグの企画・製造・販売を行っております。なお、『Samantha Thavasa』シリーズは、『Samantha Thavasa』の他に2つの派生ブランドを持っております。

 また、「FIT HOUSE」店舗において、ナショナルブランドからオリジナルブランドのバッグラインを展開しております。

ブランド名

ブランドの説明

『Samantha Thavasa』

シリーズ

『Samantha Thavasa』

(サマンサタバサ)

 当社の代表ブランドです。「女性の永遠のパートナー」をテーマに、仕事もプライベートもいつでもドキドキ、ワクワク、輝く私、どんな時でも自分らしく、永遠に変わらない女性らしさを演出します。

『Samantha Vega』

(サマンサベガ)

 大人のカジュアルスタイルを演出するブランドです。「GIRL,Lady It's me」をテーマに、CUTEな私も私、COOLな私も私、今しかないこの時を自分らしく全力で表現いただけるバッグを展開しております。

『Samantha Thavasa Petit Choice』

(サマンサタバサ
プチチョイス)

 財布やパスケース、ポーチなどの小物ブランドです。「私らしさの発見」をテーマに、ずっと変わらない好きなもの、新しい好きを発見できる、そんな想いに出会える商品をラインナップ。デザインだけでなく機能性も大切にした商品を展開しております。

『KINGZ』

(キングズ)

 サマンサタバサのメンズラインです。「ライフスタイルに溶け込む機能美」をテーマに、働く男性の誇りとエネルギーを象徴する必携ビジネスアイテム、デザインと機能美を追求し“Made in Tokyo”で実現、働く男性が使いやすく今までにないワザや素材感をオリジナリティのある逸品として表現した商品を展開しております。

『& chouette』

(アンド シュエット)

 サマンサタバサが初めてプロデュースするファストファッションブランドです。サマンサタバサらしいデザインやトレンドを取り入れながらも、女性がファッションを気軽に楽しめる価格帯に設定し、ファッションに興味を持ち始めた若い世代から母親世代まで幅広い世代の方がそのライフスタイルに合わせ素敵に楽しめるブランドです。

 

(2)ジュエリー部門

 当社グループは、2003年にジュエリー部門に進出し、ジュエリーの企画・製造・販売を行っており、『Samantha Tiara』(サマンサティアラ)及び『SAMANTHA SILVA』(サマンサシルヴァ)を展開しております。

 また、「FIT HOUSE」店舗において、ナショナルブランドからオリジナルブランドを含むジュエリーラインを展開しております。

ブランド名

ブランドの説明

『Samantha Tiara』

(サマンサティアラ)

 「女性らしさ、華やかさ、可愛らしさ」をテーマに、トレンド感、リッチ感を併せ持つジュエリーを展開しています。その日の気分やファッションに合わせて、ジュエリーを身につける、そんな自分の楽しみ方を知っている女性に向けたブランドです。

『SAMANTHA SILVA』

(サマンサシルヴァ)

 「ジュエリーをもっとカジュアルに」をテーマに、大人の女性の可愛らしさや遊び心のある商品を展開しております。大ぶりなものから華奢なものまでアクセントのあるトレンドのシルバージュエリーが揃っており、ハート・クローバー・クロス・リボン・ティアラなどのディティールに凝った「ハッピーモチーフ」を数多く取り揃えています。

 

(3)アパレル部門

 当社グループはアパレル部門において、以下のブランドを展開しております。

 また、「FIT HOUSE」店舗において、ナショナルブランドからオリジナルブランドを含むアパレルラインを展開しております。

ブランド名

ブランドの説明

『WILLSELECTION』

(ウィルセレクション)

 “フェミニンエレガンス”をベースにほどよいカジュアル感をミックスしたブランドで、素敵な大人の女性に憧れる人たちのブランドです。いつまでも可愛らしく、女性であることが楽しい洋服を提案しております。

『Swingle』

(スウィングル)

 ヨーロッパの雰囲気を漂わせつつ、女性なら誰しもが根底に持っている、カワイイをベースにしたロマンティックなカジュアルスタイルや、程よいモード感、トレンドを取り入れた大人めフェミニンスタイルなど、働く女性の「今の気分」をくすぐるスタイリングを提案します。

『REDYAZEL』

(レディアゼル)

 「new sexy girly」をテーマに、先進的なGirlyと、品のある色っぽさを組み合わせ、次世代のニューセクシーガーリーを提案するブランドです。時代をリードした都会的でシンプルなデザインに、大人の遊び心あるディテールをプラスし、身体にフィットするような、上質な素材感と心地の良いシルエットの洋服を提案しております。

『And Couture』

(アンド クチュール)

 ブランドコンセプトは「クチュールカジュアル」。カジュアルでありながらクチュール感を活かし、シンプルさの中に大人がキレイに着こなせる洗練されたアイテムを取り入れ、着回しが利くスタイルを提案します。25-30代前半をターゲット層に上品なディテールやシルエット、着心地や素材の良さにプラスして手ごろな価格や着回しにもこだわっています。

 

(4)その他の部門

 当社グループはその他の部門として、アウトレット店舗「サマンサタバサNEXT PAGE」での販売等を行っているほか、以下のブランドを展開しております。

ブランド名

ブランドの説明

『Samantha GOLF』

(サマンサゴルフ)

 ゴルフを愛する全ての女性、また、これからゴルフをやってみたいと思っている日本中の女性を応援するために、「新しい自分を探そう」をテーマに、ゴルフウェア・グッズを取り揃え、ゴルフをよりファッショナブルに、細かいディテールにまでこだわったアイテムを展開しております。

 

 

[事業系統図]

 事業の系統図は、次のとおりであります。

0101010_001.png

(注)1 消化卸方式での契約となっており、百貨店内の売場において、消費者に対して直接販売されたものについてのみ百貨店に対し売上が計上される取引となっております。

2 商業施設運営会社との賃貸借契約に基づき、賃借した店舗において、消費者に対して直接販売を行っております。

3 当社直営の路面店舗における消費者への直接販売であります。

4 インターネット上のオンラインショップ運営サイトにおける商品の販売であります。

5 商品販売(海外)につきましても、国内取引と同様に百貨店・商業施設で販売しております。

 

4【関係会社の状況】

(1)親会社

名称

住所

資本金又は

出資金

主要な

事業の内容

議決権の

所有(又は

被所有)割合

(%)

関係内容

株式会社コナカ

神奈川県横浜市戸塚区

5,305百万円

紳士服及びその関連洋品の販売

(59.1)

資本業務提携をしております。

金銭貸借取引をしております。

役員の兼任をしております。

(注)1 株式会社コナカは、有価証券報告書を提出しております。

 

 

(2)連結子会社

名称

住所

資本金又は

出資金

主要な

事業の内容

議決権の

所有又は

被所有割合

(%)

関係内容

株式会社バーンデストローズジャパンリミテッド

(注)1(注)4

東京都港区

19百万円

アパレルの

企画・製造・販売

100.0

当社より事務所の賃借をしております。

債務保証をしております。

資金援助をしております。

役員の兼任をしております。

Samantha Thavasa China Limited

Causeway Bay,Hong Kong

200万

香港ドル

バッグ・アパレル等の販売

100.0

当社の商品を販売しております。

役員の兼任をしております。

Samantha Thavasa Shanghai Trading Limited

(注)1

中国

上海市

3,600万

中国元

バッグの

販売

100.0

〔100.0〕

当社の商品を販売しております。

役員の兼任をしております。

Samantha Thavasa Singapore Pte.Ltd.

Queens Street.

Singapore

40万シンガポールドル

バッグの

販売

51.0

当社の商品を販売しております。

役員の兼任をしております。

STL Co.,Limited

(注)1 (注)5

大韓民国

ソウル市

120億5千

韓国ウォン

バッグの

企画・製造・販売

50.0

当社の商品を販売しております。

役員の兼任をしております。

その他2社

(注)1 特定子会社であります。

2 議決権の所有割合の〔〕内は間接所有割合で内数であります。

3 上記関係会社のうち、連結財務諸表に重要な影響を与えている債務超過会社はありません。

4 株式会社バーンデストローズジャパンリミテッドについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等

① 売上高

4,283百万円

 

② 経常利益

302百万円

 

③ 当期純利益

354百万円

 

④ 純資産額

△408百万円

 

⑤ 総資産額

1,512百万円

5 持分は100分の50以下ではありますが、実質的に支配しているため子会社としております。

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2024年2月29日現在

従業員数(名)

1,608

459

(注)1 当社グループは、バッグ、ジュエリー及びアパレルの企画・製造・販売を主とするファッションブランドビジネスを行う単一セグメントであるため、グループ全体での従業員数を記載しております。

2 従業員数は就業人員であります。なお、臨時雇用者数については(  )内に年間の平均人数で記載しております。

3 従業員数が前連結会計年度末に比べ243名減少したのは、店舗閉鎖等によるものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2024年2月29日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

920

32.8

8.8

3,329,377

(注)1 当社は、バッグ及びジュエリーの企画・製造・販売を主とするファッションブランドビジネスを行う単一セグメントであるため、全社合計での従業員数を記載しております。

2 従業員数は就業人員であります。なお、平均臨時雇用者数294名は含まれておりません。

3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4 従業員数が前事業年度に比べ107名減少したのは、店舗閉鎖等によるものであります。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

① 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

全労働者

うち正規雇用労働者

うちパート・有期労働者

39.5

59.7

60.9

97.9

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

② 連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)
(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1

 

全労働者

うち正規雇用労働者

うちパート・有期労働者

全労働者

うち正規雇用労働者

うちパート・有期労働者

 

(株)バーンデストローズジャパンリミテッド

42.2

67.9

70.3

(注)3

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.「男性労働者の育児休業取得率」の「-」は育児休業取得の対象となる男性労働者がいないことを示しております。