第一部【企業情報】

(はじめに)

 当社の前身である株式会社ナルミヤ・インターナショナル(以下「旧株式会社ナルミヤ・インターナショナル」といいます。)は、呉服問屋として1904年5月に広島で創業し、1952年12月成宮織物株式会社として設立され、その後、分社独立及び事業譲渡を経て、1995年8月に旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルが誕生いたしました。旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルは、「mezzo piano」(メゾピアノ)や「ANGEL BLUE」(エンジェルブルー)等のオリジナルキャラクターを特徴とした商品を中心に、百貨店における直営店舗販売と専門店への卸売りを軸に、コラボレーション事業も展開しながら、業容を拡大し、2005年3月株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場いたしました。しかしながら、百貨店依存の体質からの脱却の遅れや、ブランドコンセプトの転換の遅れなどにより、株式上場を果たした事業年度より、旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの業績は減収減益が続きました。

 そうした中で、SBIキャピタル株式会社によるTOB(株式公開買付)の提案を受け、2007年8月SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合が旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの株式の55.06%を取得しSBIキャピタルグループの傘下となりました。その後、SBIキャピタル株式会社の指導の下、新ブランドの立ち上げと不採算ブランドからの撤退、中国の百貨店への進出、ならびに様々なコスト削減策を講じましたが、世界経済の減速もあいまって、容易には業績回復とならず、ほどなくしてSBIキャピタル株式会社から第2回目となるTOBの提案を受けました。社内での検討を行い、抜本的な経営改善の実施と一般株主にとって想定されるリスク等を総合的に判断した結果、上場を廃止することが最善策であると考え、2009年11月SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合が旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの株式の90.76%を取得し、2010年3月ジャスダック証券取引所から上場を廃止するに至りました。

 2011年3月にショッピングセンター向けトドラーサイズのブランド「petit main」(プティマイン)の店頭販売を開始させ、ECシステムの刷新を行うなど、これまでの百貨店中心の出店から、ショッピングセンターへの出店とeコマースの強化へと経営資源を集中させ、事業ポートフォリオの転換を図った結果、収益性が高まり、業績は堅調に推移しました。

 このような状況の中で、当社(旧社名エヌジェイホールディングス株式会社)は、2016年6月、日本産業パートナーズ株式会社により、旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの全株式を取得するためのSPC(特定目的会社)として設立され、同年7月当社と同時に設立されたエヌジェイホールディングス2株式会社の増資引受及び株式譲受により、エヌジェイホールディングス2株式会社を完全子会社化し、同月、エヌジェイホールディングス2株式会社は、SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合から旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの全株式を譲受しました。

 同年10月エヌジェイホールディングス2株式会社が旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルを吸収合併し、社名を株式会社ナルミヤ・インターナショナルに変更しました。(第1回目企業結合)

 さらに、2018年3月、当社が株式会社ナルミヤ・インターナショナル(旧社名エヌジェイホールディングス2株式会社)を吸収合併し、社名を株式会社ナルミヤ・インターナショナルに変更しました。(第2回目企業結合)

 

 

以上、当社の事業運営の変遷を図示しますと、以下のとおりとなります。

 

0101010_001.png

 なお、本書におきましては、当社(旧エヌジェイホールディングス株式会社)が旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの業務を継続して行っているため、一連の継続企業として記載しております。また、必要に応じて、( )内に旧社名を記載することにより表記を分けております。

 

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

(1)連結経営指標等

回次

第4期

第5期

第6期

第7期

第8期

決算年月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

2024年2月

売上高

(千円)

32,962,986

29,511,752

30,985,787

34,997,783

37,484,381

経常利益

(千円)

1,622,566

1,006,466

1,333,302

1,624,426

2,072,768

親会社株主に帰属する当期純利益

(千円)

999,031

396,715

820,477

831,100

1,216,763

包括利益

(千円)

1,038,464

416,761

808,145

811,268

1,220,268

純資産

(千円)

4,335,011

4,407,562

4,901,802

5,382,574

6,008,439

総資産

(千円)

15,310,833

14,636,072

14,521,978

13,438,065

14,160,997

1株当たり純資産

(円)

428.24

435.40

484.23

531.73

612.00

1株当たり当期純利益

(円)

99.29

39.19

81.05

82.10

123.43

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

28.31

30.11

33.75

40.05

42.43

自己資本利益率

(%)

46.09

9.08

17.63

16.16

21.36

株価収益率

(倍)

9.37

27.63

12.19

11.16

9.67

営業活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

2,319,863

1,042,753

2,608,936

1,735,566

1,927,187

投資活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

822,354

354,356

419,708

166,020

551,367

財務活動によるキャッシュ・フロー

(千円)

856,376

1,345,100

1,296,451

1,355,778

1,594,316

現金及び現金同等物の期末残高

(千円)

2,488,139

1,831,435

2,724,211

2,943,532

2,738,480

従業員数

(人)

1,051

1,020

973

1,047

1,005

(外、平均臨時雇用者数)

(347)

(360)

(443)

(529)

(579)

(注) 1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第7期の期首から適用しており、第7期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.第4期の自己資本利益率は、第3期に連結財務諸表を作成していないため、期末の自己資本に基づいて算定しております。

3.臨時雇用者数は、アルバイトの人数であり、1日8時間で換算した年間の平均人員を( )内に外数で記載しております。

4.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

(2)提出会社の経営指標等

回次

第4期

第5期

第6期

第7期

第8期

決算年月

2020年2月

2021年2月

2022年2月

2023年2月

2024年2月

売上高

(千円)

32,044,778

28,436,496

30,080,712

34,223,318

36,878,744

経常利益

(千円)

1,665,272

973,438

1,354,818

1,713,407

2,093,257

当期純利益

(千円)

1,044,988

391,689

844,558

764,662

1,227,013

資本金

(千円)

255,099

255,099

255,099

255,099

255,099

発行済株式総数

(株)

10,122,830

10,122,830

10,122,830

10,122,830

10,122,830

純資産

(千円)

4,360,243

4,418,446

4,947,657

5,381,759

6,014,368

総資産

(千円)

15,193,561

14,425,771

14,441,431

13,327,245

14,095,625

1株当たり純資産

(円)

430.73

436.48

488.76

531.65

612.60

1株当たり配当額

(円)

34.00

31.00

31.00

31.00

41.00

(うち1株当たり中間配当額)

(-)

(-)

(-)

(-)

(-)

1株当たり当期純利益

(円)

103.86

38.69

83.43

75.54

124.47

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

(円)

自己資本比率

(%)

28.70

30.63

34.26

40.38

42.67

自己資本利益率

(%)

26.40

8.92

18.03

14.81

21.53

株価収益率

(倍)

8.95

27.99

11.84

12.13

9.59

配当性向

(%)

32.74

80.12

37.16

41.04

32.94

従業員数

(人)

1,033

983

941

955

984

(外、平均臨時雇用者数)

(336)

(353)

(443)

(502)

(560)

株主総利回り

(%)

73.1

87.0

82.2

79.1

103.3

(比較指標:配当込みTOPIX)

(%)

(96.4)

(121.8)

(125.9)

(136.6)

(188.0)

最高株価

(円)

1,443

1,165

1,400

996

1,422

最低株価

(円)

926

483

890

806

885

(注) 1.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第7期の期首から適用しており、第7期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

3.最高株価及び最低株価は、2022年4月4日より東京証券取引所スタンダード市場におけるものであり、それ以前については東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

 

2【沿革】

 当社グループの事業の変遷は、旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの前身である成宮織物株式会社の設立(1952年12月)から2016年10月の第1回目企業結合による旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの消滅までと、当社(旧社名エヌジェイホールディングス株式会社)の設立以降とに分けて記載しております。

 

(1)旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの消滅まで

年  月

概  要

1952年12月

呉服問屋として広島県広島市中区に成宮織物株式会社を設立

1970年2月

 

東京都品川区東京卸売センターに営業所開設、セーター・ニットを中心とした婦人服の企画・販売をスタート

1979年10月

東京都港区北青山に本社を開設し、株式会社ナルミヤに商号変更

1985年8月

トドラーブランド「MINI-K」を発表

1988年3月

トドラーブランド「mezzo piano」を発表

1991年7月

 

 

株式会社ナルミヤをナルミヤエンタープライズ株式会社に商号変更

同社の呉服事業部とアパレル事業部を分社独立

アパレル事業部は、株式会社ナルミヤ・インターナショナルとして発足

1991年9月

ジュニアブランド「ANGEL BLUE」を発表

1995年8月

株式会社エヌ・アイ・コーポレーション設立(東京都渋谷区神宮前)

1995年9月

 

株式会社ナルミヤ・インターナショナルから株式会社エヌ・アイ・コーポレーションへ営業譲渡、同時に株式会社ナルミヤ・インターナショナルへと商号変更

1997年3月

フレンチテイストのカジュアルブランド「pom ponette」を発表

1998年3月

フレンチテイストのカジュアルブランド「pom ponette junior」を発表

1999年3月

ストリートカジュアルブランド「BLUE CROSS」を発表

1999年8月

ジュニアブランド「mezzo piano junior」を発表

2002年8月

ジュニアブランド「BLUE CROSS girls」を発表

2003年12月

東京都港区北青山に本社事務所移転、本社・企画生産・営業部門を集約

2004年2月

韓国ロッテ百貨店にジュニアブランドを集結させた「JUNIOR CITY」出店

2004年11月

香港のCauseway Bayに、ジュニアブランドを集結させた「RAINBOW CITY」を出店

2004年12月

東京都港区北青山内で本社事務所移転、本社・企画生産・営業部門・レディースを集約

2005年3月

株式会社ジャスダック証券取引所へ株式上場

2006年2月

アウトレット1号店を「りんくうプレミアム・アウトレット」へ出店

2007年5月

ライセンスブランド「paul frank」を発表

2007年7月

SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合によるTOB(第1回)開始

2008年8月

 

アナ・スイとのコラボレーションブランド「ANNA SUI mini」を発表

株式会社ミリカンパニーリミテッドの全株式を取得

2008年10月

中国第1号店となる上海久光百貨店へ「mezzo piano」出店

2009年2月

 

ショッピングセンター向けジュニアブランド「Lovetoxic」を展開するため株式会社スターキューブを設立(資本金30百万円)

2009年3月

中国上海に娜露密雅商貿(上海)有限公司を設立(資本金49百万円)

2009年6月

ジュニアブランド「Lindsay」発表

2009年7月

 

「障害者の雇用の促進等に関する法律」による特例子会社株式会社ナルミヤ・ワンパ(資本金5百万円)を設立

2009年9月

 

東京都港区芝公園に本社事務所移転

SBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合によるTOB(第2回)開始

2010年3月

 

トドラーブランド「kladskap」を発表

株式会社ジャスダック証券取引所上場廃止

2011年3月

ショッピングセンター向けトドラーブランド「petit main」を発表

2013年9月

株式会社スターキューブを吸収合併

2015年8月

ライセンスブランド「kate spade new york」を発売

2016年3月

株式会社ミリカンパニーリミテッドを吸収合併

2016年7月

 

エヌジェイホールディングス2株式会社(当社の完全子会社)がSBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合より旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの全株式取得

2016年10月

 

当社の完全子会社エヌジェイホールディングス2株式会社による吸収合併により、旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルは消滅

 

(2)当社設立以降

年  月

概  要

2016年6月

 

当社及びエヌジェイホールディングス2株式会社が、旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの全株式を取得するため、日本産業パートナーズ株式会社によって設立される。

2016年7月

 

 

当社がエヌジェイホールディングス2株式会社の第三者割当増資引受及び株式譲受により、同社を完全子会社とする。

同社がSBI Value Up Fund1号投資事業有限責任組合から旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルの全株式を取得

2016年10月

 

 

 

当社の完全子会社エヌジェイホールディングス2株式会社が旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルを吸収合併し、旧株式会社ナルミヤ・インターナショナルは消滅、エヌジェイホールディングス2株式会社が存続会社となる。同日、東京都千代田区から現在の東京都港区芝公園へ本店所在地を変更し、株式会社ナルミヤ・インターナショナルへ商号変更

2017年2月

ライセンスブランド「X-girl STAGES」、「XLARGE KIDS」を発売

2017年3月

親子でコーディネートを楽しめる「petit main LIEN」を発売

2018年3月

 

当社を存続会社とする吸収合併により、株式会社ナルミヤ・インターナショナル(旧社名エヌジェイホールディングス2株式会社)は消滅。同日、東京都千代田区から現在の東京都港区芝公園へ本店所在地を変更し、株式会社ナルミヤ・インターナショナルへ商号変更

2018年9月

 

2019年3月

 

2019年9月

2020年8月

2020年12月

2022年2月

 

2022年4月

2023年3月

2023年4月

2023年9月

2024年2月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

フォトスタジオ「LOVST BY NARUMIYA」をマリンアンドウォークヨコハマに展開

男児向けカジュアルウェアの企画販売を行う株式会社ハートフィールの全株式を取得し連結子会社化

東京証券取引所市場第一部指定銘柄となる。

ライセンスブランド「Paul Smith JUNIOR」を発売

フォトスタジオ運営を行う株式会社LOVSTの全株式を取得し連結子会社化

株式会社ワールドによる当社株式の公開買付けの結果、株式会社ワールドが当社の親会社となる。

東京証券取引所スタンダード市場に移行

ライセンスブランド「JACK BUNNY」を発売

ジュニアブランド「LTXC」を発表

トドラーブランド「Minimal」を発表

トドラーブランド「and D.」を発表

 

3【事業の内容】

当社グループの事業は、ベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

当社グループは、ベビー・子供服の企画販売を行うパイオニアとしてSPA形態をとりながら事業を行っております。当社グループは、株式会社ナルミヤ・インターナショナル(当社)と連結子会社2社(株式会社ハートフィール、株式会社LOVST)及び非連結子会社2社(株式会社ナルミヤ・ワンパ及び娜露密雅商貿(上海)有限公司)により構成されており、百貨店、ショッピングセンター、アウトレットモールの実店舗における販売とeコマース(自社オンラインサイト及び他社オンラインサイト)を主軸にマルチチャネル・マルチブランド戦略を展開しております。

 

(事業区分)

当社グループの事業の主要な販売チャネルは以下のとおりであります。

販売チャネル

販売チャネルの内容

百貨店

百貨店の直営店舗

0歳から7歳のベビー・トドラー及び8歳から13歳のジュニアサイズを展開

ショッピングセンター

イオンモールやららぽーと等のショッピングセンターの直営店舗

0歳から7歳のベビー・トドラー及び8歳から13歳のジュニアサイズを展開

アウトレットモール

三井アウトレットパークやプレミアム・アウトレットを中心とする直営店舗

eコマース

自社オンラインショップである「NARUMIYA ONLINE」を運営

他社ECサイトでは、ZOZOTOWN、楽天、Amazon等に出店

その他

地方百貨店やアパレル専門店への卸売り販売

当社ブランド商標のライセンス販売

フォトスタジオ事業(LOVST)

 

(主な取り扱いブランド)

当社グループが取り扱っている主なブランドは、下記のとおりであります。

百貨店向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

mezzo piano

女の子が誰よりも可愛くなれる、ロマンティック&スウィートなテイストのブランド

カジュアルウェアからフォーマルドレスまで幅広く展開

新生児から小学校低学年の女児

高価格帯

ANNA SUI mini

ニューヨークコレクションで常に話題の「ANNA SUI」の子供服ブランド

「ドリーミー」「クラシック・エレガンス」「スウィート・グランジ」をキーワードにニューボーンからガールズまで女の子の新しいステージを提案

新生児から小学校低学年の女児

高価格帯

kladskap

スウェーデン語で「洋服ダンス」を意味する「クレードスコープ」

衣服を通して心を育てる「服育」がテーマのブランド

新生児から小学校低学年の男児、女児

中から高価格帯

kate spade NEW YORK

世界中の女性たちにinteresting life(興味深い人生)へのインスピレーションを与える、NY発のライフスタイルブランド、ケイト・スペードニューヨーク

そのスピリットを受け継いだチルドレンズウェアはシーズンごとにレディースラインと同様のスタイルやプリントが登場し、明るい色やあそび心あるデザイン、そしてチャーミングなディテールで溢れている

新生児から中学生の女児

高価格帯

Paul Smith JUNIOR

メンズとウィメンズのコレクションに見られる鮮やかな色使い、ストライプ、遊び心溢れるプリントといったポール・スミスらしさはそのままに、子供らしい可愛らしさと機能性を兼ね備えたウェアとアクセサリーを展開する、ボーイズ、ガールズ、ベビーのためのコレクション

新生児から中学生の男児、女児

高価格帯

 

X-girl STAGES

”REAL GIRL'S CLOTHING”をテーマに女の子のストリートスタイルを提案する「X-girl」のキッズブランド

新生児から小学校低学年の女児

中価格帯

 

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

XLARGE KIDS

ワーク、ヒップホップ、スケートの要素を取り入れたストリートウェアを提案する「XLARGE®」のキッズブランド

新生児から小学校低学年の男児

中価格帯

SENSE OF WONDER

オーガニックコットンのナチュラルカラーをベースに、季節の花、果実など身近な自然をモチーフにしたデザイン、リバティプリントを使用した繊細なベビー服

愛らしく甘すぎないおしゃれを提案

新生児から小学校低学年の男児、女児

高価格帯

 

百貨店向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

mezzo piano junior

華やかでロマンティックな女の子のためのブランド

上品なスタイルから、トレンド感のあるカジュアルスタイルまで展開

小学生から中学生の女児

高価格帯

pom ponette junior

フレンチテイストのカジュアルブランド

モノトーンやパステルのカラーリングにトレンドをプラスした、上品なデイリー&スクールウェアを提案

小学生から中学生の女児

高価格帯

by LOVEiT

「もっとオシャレなカジュアルを!」ベーシックなリアルクローズスタイルを提供

小学生から中学生の女児

中価格帯

 

JACK BUNNY

Swing Everyday!!「毎日をもっとスイングしよう。ゴルフをもっと日常へ!!」をコンセプトにしたゴルフウエアブランド

ゴルフはもちろん、デイリースタイルも提案

小学生から中学生の男児女児

高価格帯

 

ショッピングセンター向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

petit main

petit main LIEN

トレンドファッションに子供らしさをプラスした、デイリープライスで楽しめるユニセックスブランド

ママをはじめ、活動的な女性に向けたレディースライン「リアン」とリンクコーディネートも提供

新生児から小学校低学年の女児とその母親

低価格から中価格帯

and D.petit main

“Daily”“Dear”“Dad”

デイリーウェアを、大事な子どもと、パパにも!

大人顔負けの子供服をロープライスで

ジェンダーレスなデイリーキッズウェアを提案

幼児から小学生の男児、女児とその父親

低価格帯

Minimal

無駄のないシルエットや色使いで、子供たちの個性を引き出すブランド

幼児から小学校低学年の男児、女児

低価格から中価格帯

Lovetoxic

アメカジ・ロック・ガーリッシュなど、トレンドをテイストMIXして着こなす元気な女の子のためのブランド

小学生から中学生の女児

低価格から中価格帯

LTXC

ガールクラッシュな辛口からK-POP風、ストリートスタイルなどトレンド感ある「ダンススタイル」をファッションに取り入れ、機能性素材も豊富に取り揃えて提案。

中学生から高校生の女子

中価格帯

 

アウトレットモール向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

トベ

ドビ

ラ丨

丨・

Pupil House

ベーシックアイテムに程よいSWEET & NATURAL感とトレンドをミックスした値ごろ感のあるウエア・グッズを提案

新生児から小学校低学年の男児、女児

低価格帯

 

 

eコマース向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

トベ

ドビ

ラ丨

丨・

Lycée mine.

大人っぽさとガーリー感のバランスが絶妙なガールズECブランド

シンプルだけどかわいいポイントがデザインのどこかに隠れていて普段使いからちょっとしたお出かけまでプチプラで揃っている

小学校低学年の女児

低価格から中価格帯

 

連結子会社株式会社ハートフィールが取扱っている主なブランドは以下のとおりであります。

eコマース向けブランド

区対

分象

ブランド名称

コンセプト

主なターゲットと価格帯

GLAZOS

シンプルでクールなスタイルをベースに、トレンドをミックスしたコーディネートを提案する男の子向けブランド

小学生から中学生の男児

低から中価格帯

 

(展開店舗数)

 過去5年間における直営店舗の販売チャネル別の期末店舗数は以下のとおりであります。(連結子会社のショッピングセンター3店舗及びフォトスタジオ9店舗は含んでおりません。)

販 売 チ ャ ネ ル

2020年

2月末

2021年

2月末

2022年

2月末

2023年

2月末

2024年

2月末

百貨店

575

440

454

438

433

ショッピングセンター

184

193

199

202

206

アウトレットモール

24

25

26

28

29

直 営 店 計

783

658

679

668

668

 

 

(事業系統図)

 

0101010_002.png

(注)1 商業施設は、ショッピングセンター及びアウトレットを含みます。

   2 上記以外に非連結子会社2社があります。

 

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

(親会社)

株式会社ワールド

(注)

 

兵庫県神戸市

 

6,000

婦人、紳士及び子供衣料品の販売、投資事業、デジタル事業、プラットフォーム事業

 

59.79

当社システム及び物流システム構築支援

役員の兼任あり

 

(連結子会社)

株式会社ハートフィール

 

東京都港区

 

10

eコマースを中心とした子供服の製造販売

 

100.0

当社への製品の販売

役員の兼任あり

資金の貸し付けあり

(連結子会社)

株式会社LOVST

 

 

東京都中央区

 

写真スタジオの経営、写真の販売

 

100.0

 

当社へ人材を提供

当社が店舗運営

役員の兼任あり

(注)有価証券報告書を提出しております。

 

 

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2024年2月29日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

ベビー・子供服の企画販売事業

1,005

(579)

合計

1,005

579

(注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイト)は、1日8時間で換算した年間の平均人員を( )内にて外数で記載しております。

2.当社グループはベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

 

2024年2月29日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

984

560

35.0

8

6か月

3,918,096

(注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(アルバイト)は、1日8時間で換算した年間の平均人員を( )内にて外数で記載しております。

2.当社はベビー・子供服の企画販売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

 

(3)労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2.

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)1.

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

8.0

100.0

34.0

44.0

56.0

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。