第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。なお、要約四半期連結財務諸表等の金額については、特段の記載がある場合を除き、千円未満を四捨五入表示しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)及び第2四半期連結累計期間(2023年10月1日から2024年3月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、監査法人東海会計社による四半期レビューを受けております。

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前連結会計年度

(2023年9月30日)

 

当第2四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

1,296,698

 

1,315,850

営業債権及びその他の債権

 

405,664

 

375,387

その他の金融資産

 

65

 

その他の流動資産

 

155,265

 

146,836

流動資産合計

 

1,857,692

 

1,838,072

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

81,640

 

74,433

使用権資産

 

906,331

 

838,364

のれん

 

376,648

 

376,648

無形資産

 

199,334

 

187,331

投資有価証券

10

337,272

 

348,675

その他の金融資産

10

63,020

 

63,253

繰延税金資産

 

15,935

 

11,348

その他の非流動資産

 

9,593

 

8,295

非流動資産合計

 

1,989,772

 

1,908,347

資産合計

 

3,847,463

 

3,746,419

 

 

 

 

 

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

212,249

 

194,251

借入金

 

14,996

 

10,000

リース負債

 

126,388

 

130,046

その他の金融負債

 

55,393

 

43,071

未払法人所得税

 

29,555

 

34,854

引当金

 

9,651

 

8,994

その他の流動負債

 

163,249

 

112,097

流動負債合計

 

611,481

 

533,312

非流動負債

 

 

 

 

リース負債

 

830,244

 

762,277

引当金

 

18,275

 

17,410

繰延税金負債

 

54,233

 

41,557

非流動負債合計

 

902,752

 

821,244

負債合計

 

1,514,233

 

1,354,557

資本

 

 

 

 

資本金

908,307

 

913,358

資本剰余金

905,690

 

912,955

利益剰余金

 

471,475

 

576,195

自己株式

80

 

81

その他の資本の構成要素

 

47,839

 

10,566

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

2,333,231

 

2,391,862

資本合計

 

2,333,231

 

2,391,862

負債及び資本合計

 

3,847,463

 

3,746,419

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

至 2023年3月31日)

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

至 2024年3月31日)

売上収益

1,320,231

 

1,585,221

売上原価

 

846,516

 

1,081,751

売上総利益

 

473,714

 

503,470

販売費及び一般管理費

 

378,516

 

357,500

その他の収益

 

4,220

 

4,830

その他の費用

 

 

878

営業利益

 

99,419

 

149,922

金融収益

 

6,858

 

2,257

金融費用

 

32,975

 

23,414

税引前四半期利益

 

73,302

 

128,766

法人所得税費用

 

11,939

 

24,045

四半期利益

 

61,363

 

104,720

 

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

61,363

 

104,720

四半期利益

 

61,363

 

104,720

 

 

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

5.56

 

9.25

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

5.09

 

8.39

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第2四半期連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年3月31日)

売上収益

 

626,613

 

759,414

売上原価

 

409,013

 

526,451

売上総利益

 

217,600

 

232,963

販売費及び一般管理費

 

184,786

 

175,388

その他の収益

 

866

 

4,054

その他の費用

 

 

276

営業利益

 

33,680

 

61,353

金融収益

 

5,082

 

1,607

金融費用

 

4,829

 

11,562

税引前四半期利益

 

33,933

 

51,398

法人所得税費用

 

9,861

 

14,157

四半期利益

 

24,072

 

37,241

 

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

24,072

 

37,241

四半期利益

 

24,072

 

37,241

 

 

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

2.17

 

3.28

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

2.00

 

3.13

 

【要約四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

至 2023年3月31日)

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

至 2024年3月31日)

四半期利益

 

61,363

 

104,720

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

13,709

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

 

13,709

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

12,005

 

40,664

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

12,005

 

40,664

税引後その他の包括利益

 

12,005

 

54,373

四半期包括利益

 

73,368

 

50,347

 

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

73,368

 

50,347

四半期包括利益

 

73,368

 

50,347

 

【第2四半期連結会計期間】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第2四半期連結会計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

 

当第2四半期連結会計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年3月31日)

四半期利益

 

24,072

 

37,241

 

 

 

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

14,150

純損益に振り替えられることのない項目合計

 

 

14,150

 

 

 

 

 

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

5,657

 

6,352

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計

 

5,657

 

6,352

税引後その他の包括利益

 

5,657

 

20,501

四半期包括利益

 

29,728

 

16,740

 

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

29,728

 

16,740

四半期包括利益

 

29,728

 

16,740

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第2四半期連結累計期間(自 2022年10月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

新株

予約権

在外営業活動体の換算差額

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

合計

2022年10月1日時点の残高

 

893,343

883,732

311,147

56,674

10,829

8,595

37,250

四半期利益

 

61,363

その他の包括利益

 

12,005

12,005

四半期包括利益合計

 

61,363

12,005

12,005

株式報酬取引

 

6,755

6,755

新株予約権の行使

8,650

11,773

7,175

7,175

自己株式の取得

80

その他

 

374

374

所有者との取引額合計

 

8,650

11,773

80

46

46

2023年3月31日時点の残高

 

901,993

895,505

372,510

80

56,629

1,176

8,595

49,210

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

合計

 

合計

2022年10月1日時点の残高

 

2,125,473

2,125,473

四半期利益

 

61,363

61,363

その他の包括利益

 

12,005

12,005

四半期包括利益合計

 

73,368

73,368

株式報酬取引

 

6,755

6,755

新株予約権の行使

13,248

13,248

自己株式の取得

80

80

その他

 

374

374

所有者との取引額合計

 

20,298

20,298

2023年3月31日時点の残高

 

2,219,138

2,219,138

 

 

当第2四半期連結累計期間(自 2023年10月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

自己株式

その他の資本の構成要素

 

新株

予約権

在外営業活動体の換算差額

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

合計

2023年10月1日時点の残高

 

908,307

905,690

471,475

80

50,799

16,634

19,595

47,839

四半期利益

 

104,720

その他の包括利益

 

40,664

13,709

54,373

四半期包括利益合計

 

104,720

40,664

13,709

54,373

新株予約権の行使

5,052

7,266

4,360

4,360

自己株式の取得

1

その他

 

328

328

所有者との取引額合計

 

5,052

7,266

1

4,032

4,032

2024年3月31日時点の残高

 

913,358

912,955

576,195

81

46,768

24,030

33,304

10,566

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

親会社の所有者に帰属する持分

合計

 

合計

2023年10月1日時点の残高

 

2,333,231

2,333,231

四半期利益

 

104,720

104,720

その他の包括利益

 

54,373

54,373

四半期包括利益合計

 

50,347

50,347

新株予約権の行使

7,958

7,958

自己株式の取得

1

1

その他

 

328

328

所有者との取引額合計

 

8,284

8,284

2024年3月31日時点の残高

 

2,391,862

2,391,862

 

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

至 2023年3月31日)

 

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

至 2024年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前四半期利益

 

73,302

 

128,766

減価償却費及び償却費

 

64,413

 

87,157

株式報酬費用

 

6,755

 

金融収益

 

1,335

 

2,257

金融費用

 

34,096

 

15,248

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

 

7,254

 

30,173

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

 

25,884

 

16,945

引当金の増減額(△は減少)

 

1,624

 

1,481

その他

 

56,662

 

102,811

小計

 

85,805

 

137,850

利息及び配当金の受取額

 

136

 

62

利息の支払額

 

7,172

 

12,926

法人所得税の支払額

 

22,523

 

12,794

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

56,247

 

112,192

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

定期預金の払戻による収入

 

33,376

 

有形固定資産の取得による支出

 

29,022

 

2,759

無形資産の取得による支出

 

3,171

 

4,006

投資有価証券の取得による支出

 

88,091

 

30,199

その他

 

1,224

 

693

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

88,131

 

36,270

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

 

10,000

 

4,996

リース負債の返済による支出

 

50,490

 

60,743

新株予約権の行使による収入

13,248

 

7,958

その他

 

383

 

328

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

26,859

 

57,453

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

58,743

 

18,469

現金及び現金同等物の期首残高

 

1,808,962

 

1,296,698

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

8,222

 

683

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

1,741,996

 

1,315,850

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

 株式会社ハイブリッドテクノロジーズ(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社であります。その登記されている本社及び主要な事業所の住所は当社のウェブサイト(https://hybrid-technologies.co.jp/)で開示しております。2024年3月31日に終了する6ヶ月間の当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下「当社グループ」という。)から構成されております。

 当社グループは、ハイブリッド型サービスによる単一セグメントで構成されております。

 

2.作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。

 要約四半期連結財務諸表は、年次連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 本要約四半期連結財務諸表は、2024年5月15日に代表取締役社長CEOチャン バン ミン及び取締役CFO平川 和真によって承認されております。

 

(2)機能通貨及び表示通貨

 当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満を四捨五入して表示しております。

 

3.重要性がある会計方針

 要約四半期連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しております。

 

4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

 IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を行うことが要求されております。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及びそれ以降の将来の会計期間において認識されます。

 経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える判断及び見積りは、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様であります。

 

5.セグメント情報

 当社グループは、単一セグメントのため、記載を省略しております。

 

6.資本及びその他の資本項目

(1)授権株式数及び発行済株式総数

 授権株式数及び発行済株式総数の増減は、以下の通りであります。

(単位:株)

 

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

至 2023年3月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

至 2024年3月31日)

授権株式数

29,000,000

29,000,000

発行済株式総数

 

 

期首残高

10,979,648

11,274,048

期中増加(注)2、3

183,700

100,500

期末残高

11,163,348

11,374,548

(注)1.当社の発行する株式は、すべて権利内容に何ら限定のない無額面の普通株式であり、発行済株式は全額払込済みとなっております。

2.前第2四半期連結累計期間に新株予約権の行使により発行済株式総数が、183,700株増加しております。

3.当第2四半期連結累計期間に新株予約権の行使により発行済株式総数が、100,500株増加しております。

 

(2)自己株式

 自己株式数の増減は、以下の通りであります。

(単位:株)

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

至 2023年3月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

至 2024年3月31日)

自己株式

 

 

期首残高

76

期中増加(注)1、2

76

2

期末残高

76

78

(注)1.前第2四半期連結累計期間に、単元未満株式の買取請求により76株を収得しております。

2.当第2四半期連結累計期間に、単元未満株式の買取請求により2株を収得しております。

 

7.配当金

該当事項はありません。

 

8.売上収益

 当社グループは、ハイブリッド型サービスによる単一事業分野において事業活動を行っており、注記「5.セグメント情報」に記載の通り、セグメント情報の開示は省略しております。なお、当社グループの売上収益は全て顧客との契約から生じたものであります。

 当社グループは、ハイブリッド型サービスによる売上収益を「ストックサービス」と「フローサービス」の2分野で評価しており、サービスごとの売上収益の内訳は以下の通りであります。

(単位:千円)

売上収益の区分

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

至 2023年3月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

至 2024年3月31日)

ストックサービス

1,201,805

1,459,158

フローサービス

118,426

126,063

合計

1,320,231

1,585,221

 

9.1株当たり利益

 基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎は以下の通りであります。

 

(第2四半期連結累計期間)

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

 至 2023年3月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

 至 2024年3月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円)

61,363

104,720

親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(千円)

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(千円)

61,363

104,720

加重平均普通株式数(千株)

普通株式増加数

 新株予約権(千株)

希薄化後の加重平均普通株式数(千株)

11,028

11,320

 

 

1,028

1,167

12,056

12,487

基本的1株当たり四半期利益(円)

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

5.56

9.25

5.09

8.39

 

(第2四半期連結会計期間)

 

前第2四半期連結会計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年3月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円)

24,072

37,241

親会社の普通株主に帰属しない四半期利益(千円)

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用する四半期利益(千円)

24,072

37,241

加重平均普通株式数(千株)

普通株式増加数

 新株予約権(千株)

希薄化後の加重平均普通株式数(千株)

11,077

11,356

 

 

971

542

12,047

11,898

基本的1株当たり四半期利益(円)

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

2.17

3.28

2.00

3.13

 

10.金融商品の公正価値

(1)償却原価で測定される金融商品

 償却原価で測定される金融商品の帳簿価額と公正価値は以下の通りであります。

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

 (2023年9月30日)

当第2四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

その他の金融資産

63,020

65,642

63,253

65,557

(注)短期金融資産、短期金融負債については、公正価値は帳簿価額と近似しているため、上表に含めておりません。

 

 上記の金融商品の公正価値の測定方法は、以下の通りであります。

 

(その他の金融資産)

 敷金及び保証金により構成されており、契約期間に応じて国債の利回り等適切な指標で割り引く方法により、公正価値を見積っており、レベル2に分類しております。

 

(2)公正価値で測定される金融商品

 金融商品の公正価値について、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しております。

 

 レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格(無調整)

 レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

 レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値

 

 公正価値測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。

 金融商品のレベル間の振替は、振替のあった報告期間の期末日に認識しております。

 公正価値で測定する金融商品の公正価値ヒエラルキーは、以下の通りであります。

 

 前連結会計年度(2023年9月30日)

(単位:千円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

純損益を通じて公正価値で測定する

 

 

 

 

金融資産

 

 

 

 

 資本性金融商品

78,855

78,855

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 資本性金融商品

258,417

258,417

合計

337,272

337,272

 

当第2四半期連結会計期間(2024年3月31日)

(単位:千円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

純損益を通じて公正価値で測定する

 

 

 

 

金融資産

 

 

 

 

 資本性金融商品

79,819

79,819

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 資本性金融商品

268,856

268,856

合計

348,675

348,675

 

 上記の金融商品の公正価値の測定方法は、以下のとおりであります。

 

(資本性金融商品)

 資本性金融商品は非上場株式により構成されております。

 活発な市場における公表価格が入手できない資本性金融商品の公正価値は、合理的に入手可能なインプットにより、割引キャッシュ・フロー法を使用して測定しています。

 したがって、活発な市場における公表価格が入手できない資本性金融商品の公正価値測定はレベル3に分類しております。

 活発な市場における公表価格が入手できない資本性金融商品の公正価値は、当社グループの担当部門がグループの会計方針等に従って、四半期ごとに入手可能な直前の数値を用いて測定し公正価値の変動の根拠と併せて経営者に報告がなされております。

 レベル3に分類された金融商品の期首から四半期末までの変動は、以下の通りであります。

 

 

(単位:千円)

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2022年10月1日

  至 2023年3月31日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2023年10月1日

  至 2024年3月31日)

期首残高

177,840

337,272

 取得

88,091

30,199

利得及び損失

 

 

 純損益(注)1

5,522

964

 その他の包括利益(注)2

△19,760

期末残高

271,453

348,675

報告期間末に保有している資産について純損益に計上された末実現損益の変動(注)1

5,522

964

(注)1.純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり要約四半期連結損益計算書の金融収益及び金融費用に含まれております。

2.その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり要約四半期連結包括利益計算書のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に含まれております。

 

11.関連当事者

 前第2四半期連結累計期間 (自 2022年10月1日 至 2023年3月31日)

  該当事項はありません。

 

 当第2四半期連結累計期間 (自 2023年10月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:千円)

種類

名称

取引の内容

取引金額

未決済金額

その他の関係会社

株式会社エアトリ

ハイブリッド型サービスの受注

235,135

37,108

(注)1.関連当事者との取引条件は、個別に交渉の上、決定しております。

2.債権に対して貸倒引当金は設定しておりません。

 

12.後発事象

(Wur株式会社の株式取得による企業結合)

 当社は、2024年3月27日開催の取締役会において、Wur株式会社の株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しておりましたが、予定通り2024年4月1日付で同社の発行する株式の67%を取得いたしました。

 

1.企業結合の概要

(1)被取得企業の名称及びその事業の内容

 被取得企業の名称:Wur株式会社

 事業の内容:インターネットサービスの企画・開発・運営

(2)企業結合を行う主な理由

 当社が顧客に提供する「ハイブリッド型サービス」は、顧客の上流工程を担う日本人のプロジェクトマネージャー、実装工程を担うベトナムの豊富なIT人材、日本に常駐し双方の橋渡し役となるベトナム人ブリッジエンジニアを柱に、顧客のプロダクト開発を一気通貫で行う体制を備えております。

 今後も当社が非連続な成長を遂げるには、既存の強みに加え、事業戦略やプロダクト構想のフェーズから顧客に入り込み、新規事業開発のパートナーとして、プロダクトの企画や、最適なアーキテクチャーの提案をすることで他社との差別化を図り、新規顧客の獲得を行うことが必要となっております。

 被取得企業は、Webシステム・アプリ開発事業を展開しており、大きく2点の強みを有しております。

 ①Web・システム・アプリ開発の新規立ち上げに経験豊富な人材を有していることによる、主にプロダクト戦略やUX/UIデザイン等の上流工程の対応力。

 ②代表者である閏間氏が、複数の事業会社での新規サービス立ち上げ、プロダクトのマーケティング経験を有していることによる、ローンチ後のサービスのグロースハックに関する豊富な知見。

 上流工程の対応力と、サービスローンチ後のグロースハックに強みを持つ被取得企業が当社グループに入ることで、当社グループの顧客のDX推進における対応領域の拡大を実現し、従来参入することが難しかったサービス構想段階の案件に介入できるようになることを期待しております。

 被取得企業においては、当社グループの豊富な開発リソースや、顧客ネットワークを活用したリードの増加を通じて、更なる事業成長を実現できると考えております。

 結果、両者の非連続な成長に寄与すると判断し、被取得企業の株式取得の決議に至りました。

(3)企業結合日

 2024年4月1日

(4)企業結合の法的形式

 現金を対価とする株式取得

(5)結合後の企業の名称

 変更はありません。

(6)取得する議決権比率

 67%

(7)取得企業を決定するに至った主な根拠

 当社が現金を対価として株式を取得することによるものです。

 

2.被取得企業の取得原価及び対価の種類

取得の対価

現金

187,600千円

取得原価

 

187,600千円

(注)取得の対価には、条件付対価を含めておりません。条件付対価は株式譲渡契約に基づき、条件が満たされなかった場合、取得の対価が減額される契約となっておりますが、現時点では条件付対価の公正価値は確定しておりません。

 

3.主要な取得関連費用の内容及び金額

アドバイザリー費用等(概算)

25,300千円

 

4.発生するのれんの金額、発生原因

 現時点では確定しておりません。

 

5.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

 現時点では確定しておりません。

 

2【その他】

 該当事項はありません。