当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は発生しておりません。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社が判断したものであります。
当第2四半期累計期間のわが国経済は、行動制限の緩和等によりインバウンド需要が拡大するなど、経済活動の正常化が進みましたものの、ウクライナ紛争の長期化や緊張が続く中東情勢、資源や原材料価格の高止まりに各国の金融引き締め等に伴う景気後退懸念から、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような事業環境のもとで当社は、最新の商品からマニアックな希少品まで、新たな商材の掘り起こしと、その市場の創出と定着を図る方針を継続し、店舗では増床や改装を行い、ECサイトにあっては迅速なWeb掲載推進と掲載数の増加を実践し、店頭と通信販売の両面で品揃えの拡大と充実を進めました。当社は、買い取りの強化告知などで、その取扱商品に対する世間の関心をとらえ、掘り起こしました多種多様な商品は、店頭及びWeb上で国内外を問わずに紹介し、全世界のコレクターをはじめ一般のお客様まで幅広く、潜在的ニーズを引き出す営業活動を展開しております。
販売面におきましては、京都府京都市で昨年10月に新規出店いたしました「まんだらけ京都店」による増収を得ておりますほか、まんだらけSAHRA(サーラ)を主力としたWeb通信販売も堅調な売上を維持しており、さらに当社独自の電脳マーケット「ありある」の浸透を図りますことなどによって販路の拡大を進めました。店頭では、国内外を問わずにお客様のご来店は増加傾向であり、専門的な商品説明を伴いました新たな商材の紹介をはじめ、多種多様な品揃えを推進いたしますことでお客様の満足度を高め、売上高は増加しております。
これらの結果、当第2四半期累計期間の売上高は7,225百万円(前年同四半期比14.7%増)、営業利益は1,197百万円(前年同四半期比25.1%増)、経常利益は1,183百万円(前年同四半期比25.1%増)、四半期純利益は800百万円(前年同四半期比26.1%増)となりました。
当第2四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末と比較して202百万円増加し18,123百万円となりました。これは、主に現金及び預金、棚卸資産の増加によるものであります。
当第2四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末と比較して469百万円減少し7,834百万円となりました。これは、主に長期借入金の減少によるものであります。
当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、主に利益剰余金の増加793百万円により、10,288百万円となりました。
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ12百万円 増加し、1,483百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動による資金の増加は、545百万円(前年同期は483百万円の増加)となりました。これは主に税引前四半期純利益1,183百万円、減価償却費120百万円が、法人税等の支払額462百万円、棚卸資産の増加額171百万円、売上債権の増加額73百万円を上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動による資金の減少は、41百万円(前年同期は68百万円の減少)となりました。これは主にグランドカオスおける設備改修等の有形固定資産の取得による支出40百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動による資金の減少は、490百万円(前年同期は349百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出2,124百万円、長期借入金の返済による支出518百万円、社債の償還による支出20百万円、自己株式の取得121百万円が、短期借入れによる収入1,900百万円、長期借入れによる収入400百万円を上回ったことによるものであります。
当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。