第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」という。)第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。

なお、要約四半期連結財務諸表の金額については、千円未満を四捨五入して表示しています。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第1四半期連結会計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)及び第1四半期連結累計期間(2024年1月1日から2024年3月31日まで)に係る要約四半期連結財務諸表について、監査法人アヴァンティアによる四半期レビューを受けています。

なお、当社の監査法人は次のとおり交代しています。

第7期連結会計年度                     EY新日本有限責任監査法人

第8期第1四半期連結会計期間及び第1四半期連結累計期間   監査法人アヴァンティア

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前連結会計年度

(2023年12月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

資産

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

現金及び現金同等物

 

4,458,722

 

3,760,456

営業債権及びその他の債権

 

3,333,741

 

4,025,232

その他の流動資産

 

588,846

 

153,620

流動資産合計

 

8,381,309

 

7,939,308

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

 

1,628,263

 

1,545,537

使用権資産

 

2,236,900

 

2,181,978

のれん

 

11,390,547

 

11,390,547

その他の無形資産

 

698,387

 

682,199

繰延税金資産

 

237,703

 

239,203

その他の金融資産

13

1,574,348

 

1,485,159

その他の非流動資産

 

27,572

 

18,952

非流動資産合計

 

17,793,720

 

17,543,574

資産合計

 

26,175,029

 

25,482,883

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前連結会計年度

(2023年12月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

負債及び資本

 

 

 

 

負債

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

 

2,686,633

 

2,590,705

借入金

7,13

1,897,599

 

1,897,869

引当金

 

59,420

 

59,420

未払法人所得税

 

185,182

 

321,880

その他の金融負債

 

999,382

 

974,784

その他の流動負債

 

1,608,098

 

829,366

流動負債合計

 

7,436,314

 

6,674,025

非流動負債

 

 

 

 

借入金

7,13

3,830,616

 

3,607,737

引当金

 

621,182

 

621,551

その他の金融負債

 

1,197,729

 

1,146,191

その他の非流動負債

 

4,084

 

3,644

非流動負債合計

 

5,653,611

 

5,379,123

負債合計

 

13,089,925

 

12,053,147

資本

 

 

 

 

資本金

 

2,184,626

 

2,184,626

資本剰余金

 

2,124,374

 

2,146,047

利益剰余金

 

10,916,546

 

11,234,044

自己株式

2,000,457

 

2,000,457

その他の資本の構成要素

 

139,985

 

134,524

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

13,085,104

 

13,429,736

資本合計

 

13,085,104

 

13,429,736

負債及び資本合計

 

26,175,029

 

25,482,883

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【要約四半期連結損益計算書】
【第1四半期連結累計期間】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年3月31日)

売上収益

10

8,686,301

 

5,944,943

営業費用

12

7,046,505

 

5,178,042

その他の収益

 

9,969

 

18,994

その他の費用

 

16,971

 

2,226

営業利益

 

1,632,794

 

783,671

金融収益

 

1,064

 

1,029

金融費用

 

10,364

 

11,130

税引前四半期利益

 

1,623,495

 

773,570

法人所得税費用

548,929

 

318,113

四半期利益

 

1,074,566

 

455,457

 

 

 

 

 

四半期利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

1,074,566

 

455,457

四半期利益

 

1,074,566

 

455,457

 

 

 

 

 

1株当たり四半期利益

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益(円)

11

23.16

 

9.90

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

11

22.52

 

9.80

 

【要約四半期連結包括利益計算書】
【第1四半期連結累計期間】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年3月31日)

四半期利益

 

1,074,566

 

455,457

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値

で測定する金融資産

13

 

4,757

純損益に振り替えられることのない

項目合計

 

 

4,757

その他の包括利益合計

 

 

4,757

四半期包括利益

 

1,074,566

 

460,214

 

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

1,074,566

 

460,214

四半期包括利益

 

1,074,566

 

460,214

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

資本金

 

資本剰余金

 

利益剰余金

 

自己株式

2023年1月1日現在

 

2,099,058

 

2,086,802

 

11,404,796

 

536

四半期利益

 

 

 

1,074,566

 

その他の包括利益

13

 

 

 

四半期包括利益合計

 

 

 

1,074,566

 

新株予約権の増減

12

7,771

 

7,771

 

 

譲渡制限付株式報酬

12

 

21,812

 

 

自己株式の取得

 

 

 

1,999,921

剰余金の配当

 

 

798,260

 

所有者との取引等合計

 

7,771

 

29,583

 

798,260

 

1,999,921

2023年3月31日現在

 

2,106,829

 

2,116,385

 

11,681,101

 

2,000,457

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

その他の資本の構成要素

 

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

資本合計

 

新株予約権

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

合計

 

 

2023年1月1日現在

 

29,649

 

34,710

 

5,061

 

15,585,059

 

15,585,059

四半期利益

 

 

 

 

1,074,566

 

1,074,566

その他の包括利益

13

 

 

 

 

四半期包括利益合計

 

 

 

 

1,074,566

 

1,074,566

新株予約権の増減

12

20

 

 

20

 

15,521

 

15,521

譲渡制限付株式報酬

12

 

 

 

21,812

 

21,812

自己株式の取得

 

 

 

1,999,921

 

1,999,921

剰余金の配当

 

 

 

798,260

 

798,260

所有者との取引等合計

 

20

 

 

20

 

2,760,848

 

2,760,848

2023年3月31日現在

 

29,629

 

34,710

 

5,081

 

13,898,777

 

13,898,777

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

資本金

 

資本剰余金

 

利益剰余金

 

自己株式

2024年1月1日現在

 

2,184,626

 

2,124,374

 

10,916,546

 

2,000,457

四半期利益

 

 

 

455,457

 

その他の包括利益

13

 

 

 

四半期包括利益合計

 

 

 

455,457

 

新株予約権の増減

12

 

 

 

譲渡制限付株式報酬

12

 

21,674

 

 

自己株式の取得

 

 

 

剰余金の配当

 

 

137,959

 

所有者との取引等合計

 

 

21,674

 

137,959

 

2024年3月31日現在

 

2,184,626

 

2,146,047

 

11,234,044

 

2,000,457

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注記

その他の資本の構成要素

 

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

資本合計

 

新株予約権

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

合計

 

 

2024年1月1日現在

 

31,530

 

171,514

 

139,985

 

13,085,104

 

13,085,104

四半期利益

 

 

 

 

455,457

 

455,457

その他の包括利益

13

 

4,757

 

4,757

 

4,757

 

4,757

四半期包括利益合計

 

 

4,757

 

4,757

 

460,214

 

460,214

新株予約権の増減

12

703

 

 

703

 

703

 

703

譲渡制限付株式報酬

12

 

 

 

21,674

 

21,674

自己株式の取得

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

137,959

 

137,959

所有者との取引等合計

 

703

 

 

703

 

115,582

 

115,582

2024年3月31日現在

 

32,233

 

166,758

 

134,524

 

13,429,736

 

13,429,736

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

 至 2023年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

 至 2024年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前四半期利益

 

1,623,495

 

773,570

減価償却費及び償却費

 

384,047

 

366,678

固定資産除売却損

 

16,298

 

貸倒引当金の増減額(△は減少)

 

2,686

 

412

金融収益

 

1,064

 

1,029

金融費用

 

10,364

 

11,130

株式報酬費用

12

23,476

 

26,823

有給休暇引当金

 

81,858

 

72,330

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)

 

284,275

 

691,079

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)

 

1,122,165

 

81,874

賞与引当金の増減額(△は減少)

 

233,612

 

144,732

その他

 

18,901

 

411,193

小計

 

823,516

 

65,016

利息の受取額

 

35

 

24

利息の支払額

 

5,244

 

6,283

法人所得税の支払額

 

1,197,786

 

185,010

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

379,479

 

126,253

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

有形固定資産の取得による支出

 

31,443

 

20,832

投資有価証券の取得による支出

 

299,803

 

敷金及び保証金の差入による支出

 

162

 

その他

 

19,970

 

99,485

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

311,438

 

78,653

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

長期借入金の返済による支出

 

193,330

 

225,001

配当金の支払額

798,260

 

137,959

新株予約権の行使による収入

 

13,858

 

自己株式の取得による支出

1,999,921

 

リース負債の返済による支出

 

304,806

 

287,705

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

3,282,459

 

650,665

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

3,973,376

 

698,265

現金及び現金同等物の期首残高

 

7,608,309

 

4,458,722

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

3,634,933

 

3,760,456

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

株式会社ダイレクトマーケティングミックス(以下、「当社」という。)は日本に所在する企業であり、その登記されている本社は大阪府に所在しています。2024年3月31日に終了する第1四半期の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社(以下、「当社グループ」という。)から構成されています。

当社グループの事業内容は、マーケティング事業、オンサイト事業です。各事業の内容については、注記「6.セグメント情報」に記載しています。

 

2.作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表がIFRSに準拠している旨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。当社は四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適用しています。

要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

本要約四半期連結財務諸表は、2024年5月15日に当社代表執行役社長CEO小林祐樹によって承認されています。

 

(2)機能通貨及び表示通貨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満を四捨五入して表示しています。

 

3.重要性がある会計方針

要約四半期連結財務諸表において適用する重要性がある会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。

なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積年次実効税率を基に算定しています。

 

4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

本要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが要求されています。実際の業績は、これらの見積りとは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されます。

 

5.事業の季節性

当社グループでは、主として第1四半期に集中して需要が発生するサービスを行っているため、通常、第1四半期連結会計期間の売上収益は他の四半期連結会計期間の売上収益と比較して多くなる傾向にあります。

 

6.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社グループは、「マーケティング事業」、「オンサイト事業」の2つを報告セグメントとしています。

なお、報告セグメントを形成していない事業セグメント及び集約した事業セグメントはありません。

 

「マーケティング事業」においては、主に以下の事業を行っています。

① ダイレクトマーケティング

自社で運営するコンタクトセンターにおける当社グループのコミュニケーター(顧客企業のエンドユーザーとダイレクトマーケティングチャネルを通じた直接の対話を行う当社の人材)による電話コンタクト、直接訪問、Webコンタクト等のチャネルを通じて、顧客企業に代わってエンドユーザーに対し商品・サービスのセールス、訪問のためのアポイントの獲得等を行っています。取扱商品・サービスの具体例として、当社の主要ターゲット市場のひとつである通信インフラセクターにおいては通信回線(固定通信、移動通信)や通信端末、その他付随サービスのセールス等を行っています。また、DX進展の中で登場している多様なサービス事業者の営業・マーケティング機能を担うことで、新たなデジタルサービスの社会実装にも貢献しています。

 

② コンサルティング

ダイレクトマーケティングを通じて蓄積した情報資産を活用し、顧客企業の課題や目的に合わせた営業・マーケティング戦略について、戦略及び計画の策定からシステムの構築、実際の運用に至るまで多岐にわたるコンサルティングを実施しています。また、コンタクトセンターの運用や商品開発に関する助言、営業部門の人員に対する研修、市場調査など幅広いサービスの提供も行っています。

 

③ ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)

顧客企業の営業・マーケティング活動に関連する付随業務や、インバウンド型のコールセンター(カスタマーセンターなどエンドユーザーからの受電等を行うコールセンター)、事務作業など、自社で抱えているとコストや工数がかかる業務の一括代行により、煩雑な作業の省力化・簡素化をサポートする業務を行っています。具体例として、エンドユーザーと顧客企業間での契約締結事務等の代行や、ダイレクトメール等のプロモーションメディアにかかる業務代行等を実施しています。また、金融機関や地方自治体を含む様々なクライアントのカスタマーサービスやオンライン窓口等の受託、医療分野等における有資格者による専門BPOセンターなど、各方面へのサービス拡充に注力しています。

(注)プロモーションメディアはマスメディア、インターネットを除く他メディアを指します。

 

「オンサイト事業」においては、人材派遣事業として、顧客企業の営業・マーケティング部門のほか、当社グループ企業のマーケティング事業向けにコミュニケーター等の派遣を行っています。

 

「調整額」には、セグメント間取引の消去、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれています。全社費用には管理・監督を行う当社(持株会社㈱ダイレクトマーケティングミックス)の費用が含まれています。

 

(2)報告セグメントに関する情報

セグメント間の取引は、市場実勢(第三者取引)価格に基づいています。

なお、財務費用などの営業損益に帰属しない損益は報告セグメントごとに管理していないため、これらの収益又は費用はセグメントの業績から除外しています。

当社グループの報告セグメントによる収益及び業績は以下のとおりです。

 

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

マーケティング事業

 

オンサイト事業

 

調整額

(注)1

 

連結

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

外部収益

 

7,744,587

 

941,714

 

 

8,686,301

セグメント間収益

 

 

408,276

 

408,276

 

売上収益合計

 

7,744,587

 

1,349,991

 

408,276

 

8,686,301

セグメント利益(注)2

 

1,862,856

 

57,240

 

287,301

 

1,632,794

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の損益

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

 

368,194

 

2,515

 

13,338

 

384,047

金融収益

 

878

 

1

 

185

 

1,064

金融費用

 

2,575

 

 

7,788

 

10,364

報告セグメントの税引前四半期利益

 

1,861,158

 

57,241

 

294,905

 

1,623,495

(注)1.セグメント利益の調整額△287,301千円には、セグメント間取引消去△2,933千円及び報告セグメントに帰属しない営業費用△284,413千円が含まれています。

2.セグメント利益は営業利益で表示しています。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

マーケティング事業

 

オンサイト事業

 

調整額

(注)1

 

連結

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

外部収益

 

5,345,493

 

599,450

 

 

5,944,943

セグメント間収益

 

 

176,226

 

176,226

 

売上収益合計

 

5,345,493

 

775,677

 

176,226

 

5,944,943

セグメント利益(注)2

 

989,628

 

19,428

 

225,386

 

783,671

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の損益

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

 

359,785

 

3,235

 

3,657

 

366,678

金融収益

 

876

 

1

 

152

 

1,029

金融費用

 

2,454

 

212

 

8,464

 

11,130

報告セグメントの税引前四半期利益

 

988,050

 

19,218

 

233,698

 

773,570

(注)1.セグメント利益の調整額△225,386千円には、セグメント間取引消去21,150千円及び報告セグメントに帰属しない営業費用△260,994千円が含まれています。

2.セグメント利益は営業利益で表示しています。

 

7.借入金

前連結会計年度末及び当第1四半期連結会計期間末における借入金の内訳は、以下のとおりです。

なお、借入金は償却原価で測定しています。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

 

当第1四半期連結

会計期間

(2024年3月31日)

 

平均金利(注)

 

返済期限

短期借入金

1,000,000

 

1,000,000

 

0.48%

 

1年以内返済予定の長期借入金

897,599

 

897,869

 

0.55%

 

長期借入金

3,830,616

 

3,607,737

 

0.61%

 

2025年4月~

2028年4月

合計

5,728,214

 

5,505,606

 

 

 

 

流動負債

1,897,599

 

1,897,869

 

 

 

 

非流動負債

3,830,616

 

3,607,737

 

 

 

 

合計

5,728,214

 

5,505,606

 

 

 

 

(注)平均金利については、当第1四半期連結会計期間末残高に対する加重平均利率を記載しています。

 

借入枠

コミットメントライン契約の借入金未実行残高等

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2023年12月31日)

 

当第1四半期連結会計期間
(2024年3月31日)

融資限度額

3,000,000

 

3,000,000

借入実行残高

1,000,000

 

1,000,000

未実行残高

2,000,000

 

2,000,000

 

 

8.資本及びその他の資本項目

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)

(自己株式の取得)

当社は、2023年2月14日開催の取締役会において、会社法第459条第1項の規定による当社定款第37条の定めに基づき、自己株式取得に係る事項について以下のとおり決議しました。

 

(1)自己株式の取得を行う理由

当社は、EPSの成長に応じて増配する方針とし、自己株式取得を含めた総還元性向40%の早期実現を目指すとともに、ROE25%前後を維持することを中期的な目標に掲げています。

資本構成の最適化と加重平均資本コストの低減による企業価値の向上を目指し、自己株式の取得を行うものです。

(2)取得対象株式の種類

当社普通株式

(3)取得し得る株式の総数

1,500,000株(上限)

(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合3.2%)

(4)株式の取得価額の総額

2,000,000千円(上限)

(5)取得期間

2023年2月15日から2023年12月22日まで

(6)取得方法

東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付け

 

当該決議に基づき、前第1四半期連結累計期間において、1,171,600株を1,999,921千円で取得しました。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)

該当事項はありません。

 

9.配当金

(1)配当金支払額

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年2月24日

取締役会

普通株式

798,260

17.0

2022年12月31日

2023年3月2日

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2024年2月22日

取締役会

普通株式

137,959

3.0

2023年12月31日

2024年3月5日

 

(2)基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

10.売上収益

(1)収益の分解

顧客との契約による収益の分解と報告セグメントとの関連は以下のとおりです。

当社グループは契約形態別に収益を分解開示しています。

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)

 (単位:千円)

 

マーケティング事業

 

オンサイト事業

 

合計

業務委託売上

7,711,209

 

 

7,711,209

代理店売上

33,378

 

 

33,378

人材派遣売上

 

941,714

 

941,714

合計

7,744,587

 

941,714

 

8,686,301

(注)グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)

 (単位:千円)

 

マーケティング事業

 

オンサイト事業

 

合計

業務委託売上

5,311,646

 

 

5,311,646

代理店売上

33,847

 

 

33,847

人材派遣売上

 

599,450

 

599,450

合計

5,345,493

 

599,450

 

5,944,943

(注)グループ会社間の内部取引控除後の金額を表示しています。

 

売上収益は、サービスの提供等から受領する対価の公正価値から、値引き及び割戻しを控除した金額で測定しています。主な売上収益区分ごとの認識基準は、以下のとおりです。

業務委託売上及び人材派遣売上については、業務委託契約に基づき、主として顧客企業から販売契約の取次又は販売契約を獲得するために、ダイレクトマーケティングの手法を用いて、販売支援を行う義務を負っています。当該履行義務は、顧客へのサービス提供が完了した時点でそれぞれの契約形態に従って、役務の提供が完了した時点で収益を認識しています。

ダイレクトマーケティングでは、自社で運営するコンタクトセンターにおける当社グループのコミュニケーター(顧客企業のエンドユーザーとダイレクトマーケティングチャネルを通じた直接の対話を行う当社の人材)による電話コンタクト、直接訪問、Webコンタクト等のチャネルを通じて、顧客企業に代わってエンドユーザーに対し商品・サービスのセールス、訪問のためのアポイントの獲得等を行っています。役務提供が完了する時点は契約形態によって異なりますが、主に、販売契約の取次完了報告時点、販売契約獲得時点、契約獲得後実際にエンドユーザーが顧客企業のサービスを使用開始する時点です。

 

業務委託売上及び人材派遣売上では、ダイレクトマーケティング以外に、コンサルティングや、ビジネス・プロセス・アウトソーシングサービスも展開しています。コンサルティングでは、ダイレクトマーケティングを通じて蓄積した情報資産を活用し、顧客企業の課題や目的に合わせた営業・マーケティング戦略について、戦略及び計画の策定からシステムの構築、実際の運用に至るまでのサービスの提供を行っています。また、コンタクトセンターの運用や商品開発に関する助言、営業部門の人員に対する研修、市場調査など多岐にわたるコンサルティングを実施しています。これらのサービスは役務提供完了時点において収益を認識しています。ビジネス・プロセス・アウトソーシングサービスは、顧客企業の営業・マーケティング活動に関連する付随業務の受託により、自社で抱えているとコストや工数がかかる業務の一括代行等、煩雑な作業の省力化・簡素化をサポートする業務を行っています。具体例として、エンドユーザーと顧客企業間での契約締結事務の代行や、ダイレクトメール等のプロモーションメディアに係る業務代行等を実施しています。これらのサービスは役務提供完了時点で収益を認識しています。

業務委託売上及び人材派遣売上で受領する対価については、履行義務の充足時点から概ね2カ月以内に支払いを受けています。

代理店売上については、代理店契約に基づき、顧客企業の販売契約の取次又は販売契約を獲得するために、ダイレクトマーケティングの手法を用いて、契約で定められた期間にわたり、販売支援を行う義務を負っています。当該履行義務は、顧客へのサービス提供が完了した時点でそれぞれの契約形態に従って、役務の提供が完了した時点で収益を認識しています。対価については、履行義務の充足時点から概ね2カ月以内に支払いを受けています。

 

(2)返金負債

取引価格は、顧客との契約に従っており、変動対価が含まれている場合は、契約条件等に従って、当該変動対価に関する不確実性がその後に解消される際に、認識した収益の累計額の重大な戻入れが生じない可能性が非常に高い範囲でのみ取引価格に含めています。

当社は顧客との契約条件によっては、返金に応じる義務を負っているため、この場合の取引価格は、顧客との契約において約束された対価から返金に係る見積りを控除した金額として算定しており、顧客に返金すると見込んでいる対価を返金負債として計上しています。当該返金負債の見積りにあたっては、契約条件や過去の実績、顧客との協議の状況等に基づき計算しています。

 

前連結会計年度における返金負債の増加は、当社の連結子会社である株式会社マケレボにおいて顧客との協議の状況を踏まえて契約条件等に従い返金が見込まれる額を返金負債として計上したことによるものです。また、当該協議については終了しています。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

返金負債

826,508

 

 

前連結会計年度及び当第1四半期連結会計期間に認識した収益のうち、期首時点で返金負債残高に含まれていた金額はありません。

 

11.1株当たり利益

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、以下のとおりです。

 

 

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間

(自 2024年1月1日

至 2024年3月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期利益(千円)

1,074,566

 

455,457

親会社の普通株主に帰属しない金額(千円)

 

基本的1株当たり四半期利益及び希薄化後1株当たり四半期利益の計算に用いられた四半期利益(千円)

1,074,566

 

455,457

基本的加重平均普通株式数(株)

46,406,500

 

45,986,240

ストックオプションによる増加(株)

1,301,774

 

483,402

希薄化後普通株式の期中平均株式数(株)

47,708,274

 

46,469,642

基本的1株当たり四半期利益(円)

23.16

 

9.90

希薄化後1株当たり四半期利益(円)

22.52

 

9.80

 

希薄化効果を有しないために計算に含めなかった潜在株式

第4回新株予約権(前第1四半期連結累計期間-株、当第1四半期連結累計期間436,800株)は、希薄化効果を有しないため、希薄化後1株当たり四半期利益の計算から除外しています。

 

12.株式報酬

(1)ストックオプション制度

当社グループは、ストックオプション制度を採用しており、当社グループの取締役及び従業員にストックオプションを付与しています。この制度は、当社グループの取締役が業績向上への貢献意欲や、株主重視の経営意識を高めるためのインセンティブを与えること、従業員については、当社グループの業績及び企業価値向上に対する意欲や士気を高めるとともに、優秀な人材を確保することを目的としたものです。

本制度に関して、要約四半期連結損益計算書の営業費用に含まれている持分決済型の株式報酬取引に関する費用は、前第1四半期連結累計期間においては、株式報酬費用を1,663千円計上しています。当第1四半期連結累計期間においては、株式報酬費用を703千円計上しています。

 

(2)譲渡制限付株式報酬制度

当社グループは、当社の執行役及び従業員(以下、「対象執行役等」という。)が株価変動のメリットとリスクを株主の皆様と共有し、株価上昇及び企業価値向上への貢献意欲を従来以上に高めるため、対象執行役等に対し、譲渡制限付株式報酬制度を導入しています。

本制度では、付与の対象となる当社株式に契約上の譲渡制限(執行役及びシニアマネージングディレクター1名については譲渡制限付株式の交付日から当社の執行役その他当社の取締役会が定める地位から退任又は退職するまでの期間、シニアマネージングディレクター2名及びマネージングディレクターについては2023年4月28日から2028年4月27日まで)を付しています。当社は、執行役及びシニアマネージングディレクター1名が譲渡制限期間の開始日以降、最初に到来する当社の定時株主総会の開催日の前日まで又はシニアマネージングディレクター2名及びマネージングディレクターが譲渡制限期間が満了する前に当社の執行役その他当社の取締役会が定める地位から退任又は退職した場合には、当社の取締役会が正当と認める理由がある場合を除き、付与した株式を無償で取得することとしています。

本制度に関して、要約四半期連結損益計算書の営業費用に含まれている持分決済型の株式報酬取引に関する費用は、前第1四半期連結累計期間においては、株式報酬費用を21,812千円計上しています。当第1四半期連結累計期間においては、株式報酬費用を26,119千円計上しています。

 

13.公正価値

(1)公正価値の見積りの前提及び方法

要約四半期連結財政状態計算書に計上されている当社グループが保有する金融資産及び金融負債の公正価値の見積りに係る前提及び方法は、以下のとおりです。

 

① 現金及び現金同等物、営業債権及びその他の債権、営業債務及びその他の債務

満期又は決済までの期間が短いため、要約四半期連結財政状態計算書計上額は公正価値と近似しています。

② その他の金融資産

敷金保証金については、償還時期を見積り、安全性の高い長期債券の金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を公正価値としています。

上場株式については、期末日の市場価格により算定しています。

非上場株式及び投資事業組合出資については、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技法及び純資産価値に基づく評価技法等により算定しています。

ゴルフ会員権については、活発でない市場における同一資産の市場価格に基づいて評価しています。

長期貸付金については、同様の契約条項での新規貸付を行った場合に想定される将来キャッシュ・フローの現在価値を公正価値としています。

出資金については、事業協同組合への出資であり、組合財産の公正価値を見積もった上、当該公正価値に対する持分相当額を組合への出資金の公正価値として測定しています。

③ 借入金

短期借入金については、決済までの期間が短いため、要約四半期連結財政状態計算書計上額は公正価値と近似しています。

帳簿価額と公正価値がほぼ同額であるとみなされる変動金利付債務を除く1年以内返済予定の長期借入金及び長期借入金については、同様の契約条項での市場金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を公正価値としています。

 

(2)金融商品の公正価値

金融資産及び金融負債の帳簿価額と公正価値は、以下のとおりです。

なお、金融商品の帳簿価額が公正価値の合理的な近似値である場合、それらの項目に関する情報は以下の表には含まれていません。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2023年12月31日)

 

当第1四半期連結会計期間

(2024年3月31日)

 

帳簿価額

 

公正価値

 

帳簿価額

 

公正価値

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

敷金保証金

941,126

 

909,348

 

845,084

 

816,862

長期貸付金

117,485

 

117,400

 

117,485

 

117,345

公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

投資有価証券

503,847

 

503,847

 

510,699

 

510,699

ゴルフ会員権

11,880

 

11,880

 

11,880

 

11,880

出資金

10

 

10

 

10

 

10

資産合計

1,574,348

 

1,542,485

 

1,485,159

 

1,456,797

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

 

借入金

5,728,214

 

5,726,483

 

5,505,606

 

5,494,048

負債合計

5,728,214

 

5,726,483

 

5,505,606

 

5,494,048

 

 

(3)公正価値ヒエラルキーのレベル別分類

公正価値で測定する金融商品は、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、公正価値ヒエラルキーの3つのレベルに分類しています。当該分類において、公正価値ヒエラルキーは以下のように定義しています。

レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格

レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプット

レベル3:観察可能でないインプット

公正価値に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しています。また、公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しています。

 

償却原価で測定する金融資産及び金融負債

重要なインプットが直接又は間接的に観察可能である償却原価で測定する金融資産及び金融負債は、レベル2に分類しています。

 

① 償却原価で測定する金融商品に関するヒエラルキー別分類は、以下のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度(2023年12月31日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

敷金保証金

 

909,348

 

 

909,348

長期貸付金

 

117,400

 

 

117,400

金融負債

 

 

 

 

 

 

 

借入金

 

5,726,483

 

 

5,726,483

前連結会計年度においてレベル1、2及び3の間の重要な振替はありません。

 

(単位:千円)

 

当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)

 

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

敷金保証金

 

816,862

 

 

816,862

長期貸付金

 

117,345

 

 

117,345

金融負債

 

 

 

 

 

 

 

借入金

 

5,494,048

 

 

5,494,048

当第1四半期連結会計期間においてレベル1、2及び3の間の重要な振替はありません。

 

② 評価技法とインプット

レベル2の公正価値測定に用いられる評価技法は主に割引キャッシュ・フロー法であり、重要なインプットは主に割引率です。

 

③ 公正価値で測定する金融商品に関するヒエラルキー別分類は、以下のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度(2023年12月31日)

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

投資有価証券

153,297

 

 

350,550

 

503,847

ゴルフ会員権

 

11,880

 

 

11,880

出資金

 

 

10

 

10

前連結会計年度において、投資先が取引所に上場したことにより投資有価証券の一部についてレベル3からレベル1への振替を認識しています。

 

(単位:千円)

 

当第1四半期連結会計期間(2024年3月31日)

レベル1

 

レベル2

 

レベル3

 

合計

金融資産

 

 

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

 

 

投資有価証券

161,608

 

 

349,092

 

510,699

ゴルフ会員権

 

11,880

 

 

11,880

出資金

 

 

10

 

10

当第1四半期連結会計期間においてレベル1、2及び3の間の重要な振替はありません。

 

④ 評価プロセス

レベル3に分類された金融商品については、経営管理部門責任者により承認された評価方針及び手続きに従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しています。評価結果は経営管理部門責任者によりレビューされ、承認されています。

 

⑤ 評価技法とインプット

レベル1に分類した投資有価証券は、上場株式であり、期末日の市場価格に基づいて評価しています。

レベル2に分類したゴルフ会員権は、活発でない市場における同一資産の市場価格に基づいて評価しています。

レベル3に分類した非上場株式及び投資事業組合出資は、割引将来キャッシュ・フローに基づく評価技法、類似会社の市場価格に基づく評価技法及び純資産価値に基づく評価技法等により、公正価値を測定しています。この評価技法において、EBITDA倍率等の観察可能でないインプットを用いているため、レベル3に分類しています。また、出資金については事業協同組合への出資であり、組合財産の公正価値を見積もった上、当該公正価値に対する持分相当額を組合への出資金の公正価値として測定しています。観察不能なインプットを用いているため、レベル3に分類しています。

 

⑥ レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整表

レベル3に分類された金融商品の期首から期末までの変動は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2023年1月1日

至 2023年3月31日)

 

当第1四半期連結累計期間
(自 2024年1月1日

至 2024年3月31日)

期首残高

266,150

 

350,560

利得及び損失合計

 

純損益

 

その他の包括利益(注)

 

△1,458

購入

299,803

 

売却

 

レベル3からの振替

 

その他

 

期末残高

565,953

 

349,102

(注)要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産」に含まれています。

 

14.関連当事者

前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)

 (単位:千円)

 

種類

 

名称

 

関連当事者との関係

 

取引の内容

 

取引金額

 

未決済金額

重要な影響力を有する企業

 

インテグラル3号投資事業有限責任組合(注)1

 

主要株主

 

自己株式の取得

(注)2

 

1,668,934

 

 

INNOVATION ALPHA L.P.(注)1

 

 

自己株式の取得

(注)2

 

264,926

 

(注)1.インテグラル3号投資事業有限責任組合及びINNOVATION ALPHA L.P.は当社グループに対して重要な影響力を有する企業であるインテグラル株式会社により運営されています。

2.自己株式の取得は、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)により取得しており、取引金額は2023年2月15日の終値によるものです。

 

当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)

 

該当事項はありません。

 

15.後発事象

(譲渡制限付株式報酬としての新株式発行)

当社は、2024年4月10日の会社法第370条で定める取締役会の書面決議により、譲渡制限付株式報酬として新株式の発行を行うことについて、以下のとおり決議しました。

 

(1)発行の概要

(1)

払込期日

2024年4月30日

(2)

発行する株式の種類及び数

当社普通株式 348,336株

(3)

発行価額

1株につき273円

(4)

発行総額

95,095,728円

(5)

割当先

当社の執行役              6名 216,736株

当社のシニアマネージングディレクター  1名  54,900株

当社のマネージングディレクター     5名  76,700株

(6)

その他

該当なし

 

(2)発行の目的及び理由

当社は、当社の執行役及び従業員(以下、「対象執行役等」という。)が株価変動のメリットとリスクを株主の皆様と共有し、株価上昇及び企業価値向上への貢献意欲を従来以上に高めるため、対象執行役等に対し、譲渡制限付株式を交付する株式報酬制度(以下、「本制度」という。)を導入しています。

本制度に基づき、割当先である当社の執行役6名、シニアマネージングディレクター1名及びマネージングディレクター5名(以下、「割当対象者」という。)に対し、当社第7期定時株主総会から2025年3月開催予定の当社第8期定時株主総会まで(割当対象者のうち取締役兼務執行役については当社第7期定時株主総会から2027年3月開催予定の当社第10期定時株主総会まで、シニアマネージングディレクター及びマネージングディレクターについては2024年4月30日から2029年4月29日まで)の期間に係る譲渡制限付株式報酬として、2024年4月10日、当社取締役会の書面決議により、特定譲渡制限付株式として当社普通株式348,336株を割り当てることを決議しました。

当該決議に基づき、2024年4月30日付で348,336株を割り当てました。

 

(3)その他

IFRS第2号に従って、対象勤務期間に応じて会計処理を予定しています。

 

2【その他】

2024年2月22日開催の取締役会において、次のとおり剰余金の配当を行うことを決議しました。

(1)配当金の総額             137,959千円

(2)1株当たりの金額           3円00銭

(3)支払請求の効力発生日及び支払開始日  2024年3月5日

(注)2023年12月31日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行いました。