当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態および経営成績の状況
当社グループにおける当第1四半期連結会計期間末の資産は19,649百万円となり、前連結会計年度末に比べ635百万円増加しました。これは、主に有形固定資産で450百万円増加、棚卸資産で162百万円増加したことによるものであります。当第1四半期連結会計期間末の負債は10,148百万円となり、前連結会計年度末に比べ582百万円増加しました。これは、主に流動負債その他で471百万円増加、長短借入金で178百万円増加したことによるものであります。当第1四半期連結会計期間末の純資産は9,502百万円となり、前連結会計年度末に比べ52百万円増加しました。これは、主に為替換算調整勘定で72百万円増加したことによるものであります。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は4,040百万円(前年同四半期比4.1%減)となりました。日本では、現状当下半期以降の受注増に対応するべく、生産能力の増強に向けて生産体制の刷新を伴う設備投資を進めております。これによる現有設備の不稼働期間の発生やそれに伴う受注の調整が影響しております。中国では、前年同四半期にありましたコロナ明け特需が影響しております。損益面では、上記売上の減少に加え、投資した設備の本格稼働に係る費用負担もあり、営業損失は91百万円(前年同四半期は営業利益166百万円)、経常損失は29百万円(前年同四半期は経常利益168百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は44百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益107百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 日本
当社および国内連結子会社においては、売上高は3,367百万円(前年同四半期比5.0%減)となりました。現状当下半期以降の受注増に対応するべく、生産能力の増強に向けて生産体制の刷新を伴う設備投資を進めております。これに伴い現有設備の不稼働期間の発生やそれに伴う受注の調整が影響しております。損益面では、上記売上の減少に加え、投資した設備の本格稼働に係る費用負担もあり、セグメント損失は92百万円(前年同四半期はセグメント利益99百万円)となりました。
② 中国
当社グループにおいては、セグメント間の売上高を含め売上高は929百万円(前年同四半期比11.6%減)となりました。前年同四半期にありましたコロナ明け特需が影響しております。損益面では、売上の減少により、セグメント利益は40百万円(前年同四半期比61.9%減)となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載しました「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、59百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
該当事項はありません。