【注記事項】
(四半期連結損益計算書関係)
※1 減損損失
前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上致しました。
場所
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用途
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種類
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減損損失
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東京都港区
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本社(シンバイオ製薬株式会社)
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長期前払費用
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34,077
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千円
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東京都港区
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本社(シンバイオ製薬株式会社)
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工具器具備品
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8,375
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東京都港区
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本社(シンバイオ製薬株式会社)
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ソフトウエア仮勘定
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6,729
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合計
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49,182
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当社グループは、第1四半期連結累計期間において、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、主に本社に関する固定資産に対して、主要な資産の残存耐用年数を見積り期間とし、中長期経営戦略で想定しているグループ事業計画に基づく将来キャッシュ・フローと固定資産の帳簿価額を比較した結果、長期前払費用、有形固定資産及び無形固定資産の全額を減損処理しております。
資産のグルーピング方法は、事業単位を基準とした管理会計の区分に従って資産のグルーピングを行っております。また、回収可能価額は、使用価値によって測定しておりますが、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスであるため、回収可能価額を零としております。
(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第1四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。
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前第1四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
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当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
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減価償却費
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24,534
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千円
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―
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千円
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(株主資本等関係)
前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
1.配当に関する事項
該当事項はありません。
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、当第1四半期連結累計期間において、第44回、第49回、第52回及び第53回新株予約権の一部について、権利行使による新株の発行を行ったことにより、資本金が20,419千円増加、資本準備金が20,419千円増加し、自己株式の取得により自己株式が315千円増加しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末において資本金が17,568,878千円、資本剰余金が17,543,776千円、自己株式が88,470千円となっております。
当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
1.配当に関する事項
該当事項はありません。
2.株主資本の金額の著しい変動
当社は、当第1四半期連結累計期間において、第41回、第49回、第53回及び第55回新株予約権の一部について、権利行使による新株の発行により、資本金が3,709千円増加、資本準備金が3,709千円増加し、自己株式の取得により自己株式が327千円増加しております。
また、2024年2月7日及び3月18日付でEVO FUNDから第三者割当増資の払い込みを受け、資本金が266,250千円、資本剰余金が266,250千円増加しております。
この結果、当第1四半期連結会計期間末において資本金が18,222,653千円、資本剰余金が18,197,544千円、自己株式が89,450千円となっております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
当社グループの事業は、医薬品等の研究開発及び製造販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当第1四半期連結累計期間(自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
当社グループの事業は、医薬品等の研究開発及び製造販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(収益認識関係)
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は次のとおりであります。
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(単位:千円)
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前第1四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
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当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
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商品及び製品の販売
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1,544,813
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597,865
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顧客との契約から生じる収益
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1,544,813
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597,865
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外部顧客への売上高
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1,544,813
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597,865
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(1株当たり情報)
1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額及び算定上の基礎並びに潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。
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前第1四半期連結累計期間 (自 2023年1月1日 至 2023年3月31日)
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当第1四半期連結累計期間 (自 2024年1月1日 至 2024年3月31日)
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(1)1株当たり四半期純利益金額又は1株当たり四半期純損失金額(△)
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0円11銭
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△18円03銭
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(算定上の基礎)
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親会社株主に帰属する四半期純利益金額又は親会社株主に帰属する四半期純損失金額(△)(千円)
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4,455
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△777,397
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普通株主に帰属しない金額(千円)
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-
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-
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普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益金額又は普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失金額(△)(千円)
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4,455
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△777,397
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普通株式の期中平均株式数(株)
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39,530,266
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43,113,722
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(2)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額
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0円11銭
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-
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(算定上の基礎)
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親会社株主に帰属する四半期純利益調整額(千円)
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-
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-
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普通株式増加数(株)
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435,795
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-
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希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要
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-
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-
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(注)当第1四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式は
存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。
(重要な後発事象)
1.第61回新株予約権(ストックオプション)の発行について
当社は、2024年3月22日開催の取締役会決議に基づき、当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名に対して下記の通りストックオプションとしての新株予約権を発行し、2024年4月19日に割り当てられました。
新株予約権の数
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7,832個
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新株予約権の目的となる株式の種類及び数
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普通株式 195,800株
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新株予約権の発行価額及び発行価額の総額
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発行価額 4,325円 発行価額の総額 33,873,400円
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新株予約権の払込金額
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1株当たりの払込金額 173円 なお、新株予約権の割当てを受ける者は、金銭による払込みに代えて、当社に対して有する報酬債権と新株予約権の払込債務とを相殺するものとする。
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新株予約権の行使価額
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1株当たりの行使価額 1円
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新株予約権の行使期間
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2027年3月23日から 2034年3月22日まで
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新株予約権の行使条件
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(1)新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員の地位を有していなければならない。ただし、当社又は当社の関係会社の取締役が任期満了により退任した場合、当社又は当社の関係会社の従業員が定年により退職した場合、当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員が当社又は当社の関係会社を円満に退任又は退職したものと取締役会が認めた場合はこの限りではない。 (2)その他の条件については、当社と取締役との間で締結する「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価額のうちの資本組入額
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新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
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新株予約権の譲渡に関する事項
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取締役会の承認を要する。
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2.第62回新株予約権(ストックオプション)の発行について
当社は、2024年3月22日開催の取締役会決議に基づき、当社の従業員103名に対して下記の通りストックオプションとしての新株予約権を発行し、2024年4月19日に割り当てられました。
新株予約権の数
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43,040個
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新株予約権の目的となる株式の種類及び数
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普通株式 1,076,000株
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新株予約権の発行価額及び発行価額の総額
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発行価額 4,325円 発行価額の総額 186,148,000円
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新株予約権の払込金額
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1株当たりの払込金額 173円 なお、新株予約権の割当てを受ける者は、金銭による払込みに代えて、当社に対して有する報酬債権と新株予約権の払込債務とを相殺するものとする。
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新株予約権の行使価額
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1株当たりの行使価額 1円
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新株予約権の行使期間
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2027年3月23日から 2034年3月22日まで
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新株予約権の行使条件
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(1)新株予約権の割当を受けた者は、権利行使時において、当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員の地位を有していなければならない。ただし、当社又は当社の関係会社の取締役が任期満了により退任した場合、当社又は当社の関係会社の従業員が定年により退職した場合、当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員が当社又は当社の関係会社を円満に退任又は退職したものと取締役会が認めた場合はこの限りではない。 (2)その他の条件については、当社と従業員との間で締結する「新株予約権割当契約書」に定めるところによる。
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新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格のうちの資本組入額
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新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金の額は、会社計算規則第17条に従い算出される資本金等増加限度額の2分の1の金額とし、計算の結果生じる1円未満の端数は、これを切り上げるものとする。
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新株予約権の譲渡に関する事項
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取締役会の承認を要する。
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3.株式発行プログラム設定契約締結及び第三者割当増資による新株式発行
2023年10月6日開催の取締役会決議により、EVO FUND(以下「割当予定先」)との間で、株式発行プログラムの設定契約を締結し、株式発行プログラム(以下「本プログラム」)において2023年10月25日から2024年4月3日までの期間において、総合6,000,000株を上限として、割当予定先に対する第三者割当による普通株式を発行することを可能としており、普通株式は第1回から第5回の割当まで合計5回の割当により発行されます。
第5回の第三者割当による新株式発行は以下の通りです。
(第5回割当)
2024年4月19日に払い込みが完了いたしました。
(1)
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発行する株式の種類及び数
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当社普通株式 1,050,000株
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(2)
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発行価額
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1株につき187円
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(3)
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資本組入額
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1株につき93.5円
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(4)
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発行価額の総額
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196,350,000円
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(5)
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資本組入額の総額
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98,175,000円
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(6)
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割当決議日
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2024年4月3日
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(7)
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申込期日
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2024年4月19日
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(8)
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払込期日
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2024年4月19日
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(9)
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割当予定先
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EVO FUND(エボ ファンド)
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(10)
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資金用途
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①抗ウイルス薬ブリンシドフォビルの開発資金(直接経費) ②抗ウイルス薬ブリンシドフォビルの開発資金(間接経費) ③長期的な成長機会を確保するための新規ライセンス導入やM&A等の投資
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2 【その他】
重要な訴訟
当社は、2022年12月に当社製品トレアキシン®点滴静注液100mg/4mL(一般名:ベンダムスチン塩酸塩水和物)について、当該製品のライセンス元であるイーグル社(本社:米国ニュージャージー州)と共同で、同製品の後発医薬品(ジェネリック医薬品)の製造販売承認取得者である各社(東和薬品株式会社、ファイザー株式会社)に対し、イーグル社が保有するベンダムスチン液剤に関する特許を侵害するとして、東京地方裁判所に特許権侵害に基づく後発医薬品の製造販売の差止及び損害賠償請求訴訟を提起しました。