【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1) 連結子会社の数 5

株式会社クロスリアリティ

株式会社ストーンフリー

プライムロード株式会社

株式会社イーアセスメント

株式会社AMP.KYOTO

なお、株式会社AMP.KYOTOについては、新規設立に伴い、当連結会計年度より連結子会社に含めております。

 

2.持分法の適用に関する事項

非連結子会社及び関連会社がないため、持分法の適用はありません。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

  ① 有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等

  移動平均法による原価法

② 棚卸資産

   仕掛品

  個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法を採用しております。ただし、2016年4月1日以後に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は次のとおりであります。

建物及び構築物

3~15年

工具、器具及び備品

3~10年

 

② 無形固定資産(リース資産を除く)

  定額法を採用しております。

なお、主な償却年数は次のとおりであります。

ソフトウエア

5年

 

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

なお、リース契約上に残価保証の取り決めがあるものについては、残価保証額を残存価額としております。

 

(3) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

従業員の賞与支給に備えるため、将来の賞与支給見込額のうち、当連結会計年度負担額を計上しております。

 

 

(4) 重要な収益及び費用の計上基準

① エンジニア派遣

エンジニア派遣事業は、派遣契約に基づき、派遣期間にわたりサービスの支配が顧客に移転することから、一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断しており、時の経過に基づき収益を認識しております。

 

② 請負等

請負等事業は、各種請負契約に基づくサービス提供が完了することにより、顧客に当該サービスの支配が移転し、履行義務が充足されることから、顧客による検収が完了した時点で収益を認識しております。

 

(5) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヵ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

該当事項はありません。

 

(会計方針の変更)

(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとしております。

当該会計方針の変更により連結財務諸表に与える影響はありません。

 

(表示方法の変更)

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

 前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めておりました「差入保証金の回収による収入」は、重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。また、前連結会計年度において、独立掲記しておりました「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「差入保証金の差入による支出」は、重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

 この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「差入保証金の差入による支出」に表示していた101百万円、「その他」に表示していた5百万円は「差入保証金の回収による収入」5百万円、「その他」△100百万円として組み替えております。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1  有形固定資産の減価償却累計額

 

 

前連結会計年度
(2022年9月30日)

当連結会計年度
(2023年9月30日)

有形固定資産の減価償却累計額

242

百万円

277

百万円

 

 

※2  当社においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行等と当座貸越契約等を締結しております。
     連結会計年度末における当座貸越契約等は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2022年9月30日)

当連結会計年度
(2023年9月30日)

当座貸越限度額

及び貸出コミットメントの総額

1,500

百万円

1,500

百万円

借入実行残高

 〃

 〃

差引額

1,500

百万円

1,500

百万円

 

 

※3  その他の流動負債のうち、契約負債の金額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2022年9月30日)

当連結会計年度
(2023年9月30日)

契約負債

8

百万円

22

百万円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1  売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。

顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2  販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2021年10月1日

至  2022年9月30日)

当連結会計年度

(自  2022年10月1日

至  2023年9月30日)

給料手当

694

百万円

726

百万円

賞与引当金繰入額

48

 〃

56

 〃

広告宣伝費

169

 〃

226

 〃

貸倒引当金繰入額

0

 〃

0

 〃

 

 

※3 助成金収入

   新型コロナウイルス感染症による損失に対応する雇用調整助成金等を営業外収益に計上しております。

 

 

※4 減損損失

前連結会計年度(自  2021年10月1日  至  2022年9月30日)

当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

 

場所

用途

種類

減損損失額(百万円)

 

京都本社

事業用資産

ソフトウエア

6

 

東京オフィス

建物及び構築物

1

 

工具、器具及び備品

0

 

VRIA京都

株式会社クロスリアリティ

建物及び構築物

4

工具、器具及び備品

28

リース資産

20

ソフトウエア等

76

その他

72

 

当社グループは、管理会計上の区分及び投資の意思決定を基礎として、継続的に収支の把握がなされている単位でグルーピングを実施しております。

当社において、VR関連資産につき想定していた収益が見込めなくなったこと、オフィス移転の意思決定をしたことに伴い、事業用資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

また、当社の連結子会社である株式会社クロスリアリティにおいて、現在の事業環境を踏まえ、将来の収益見込み等を合理的に見積り、回収可能性を慎重に検討した結果、事業用資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。

なお、回収可能価額はゼロとして評価しております。

 

当連結会計年度(自  2022年10月1日  至  2023年9月30日)

該当事項はありません。

 

※5  固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2021年10月1日

至  2022年9月30日)

当連結会計年度

(自  2022年10月1日

至  2023年9月30日)

建物及び構築物

0

百万円

百万円

工具、器具及び備品

0

 〃

 〃

0

百万円

百万円

 

 

(連結包括利益計算書関係)

該当事項はありません。

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自  2021年10月1日  至  2022年9月30日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

8,817,200

41,200

8,858,400

 

(変動事由の概要)

新株の発行(新株予約権の行使)

ストック・オプションの権利行使による増加      41,200株

 

2.自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

184

184

 

 

3.新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株あたり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2021年12月23日

定時株主総会

普通株式

61

7.00

2021年9月30日

2021年12月24日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株あたり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年12月22日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

132

15.00

2022年9月30日

2022年12月23日

 

 

当連結会計年度(自  2022年10月1日  至  2023年9月30日)

1.発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

8,858,400

162,400

9,020,800

 

(変動事由の概要)

新株の発行(新株予約権の行使)

ストック・オプションの権利行使による増加      162,400株

 

2.自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

184

100,000

100,184

 

(変動事由の概要)

増加数の内訳は、次のとおりであります。

自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による増加 100,000株

 

3.新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

 

4.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株あたり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年12月22日

定時株主総会

普通株式

132

15.00

2022年9月30日

2022年12月23日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株あたり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年12月21日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

223

25.00

2023年9月30日

2023年12月22日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※  現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自  2021年10月1日

至  2022年9月30日)

当連結会計年度

(自  2022年10月1日

至  2023年9月30日)

現金及び預金

2,731

百万円

2,615

百万円

現金及び現金同等物

2,731

百万円

2,615

百万円

 

 

(リース取引関係)

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については、安全性の高い金融資産を余資運用し、投機的な取引は行わない方針であります。

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である売掛金は、取引先の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、取引の重要度に応じて、適宜与信管理に関する定め等を設け、取引先ごとに債権の期日管理及び残高管理を行うとともに、重要な取引先の信用状況について定期的に把握しております。

営業債務である未払金は、そのほとんどが1カ月以内の支払期日であります。

未払金は流動性リスクに晒されておりますが、当社グループでは、各社が月次に資金繰計画を作成するなどの方法により管理しております。

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社グループは、与信管理規程に従い、営業債権について、各事業部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の与信管理規程に準じて、同様の管理を行っております。

② 市場リスクの管理

投資有価証券については、定期的に発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社グループは、各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性を連結売上高の2か月分相当を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。また、資金調達手段の多様化、各種取引銀行からのコミットメントラインの取得などにより、流動性リスクを低減しております。

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2022年9月30日)

現金及び預金、売掛金、未払金、未払法人税等並びに未払消費税等は短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

(注) 1.以下の金融商品は、市場価格がない株式等のため記載しておりません。当該金融商品の連結貸借対照表価額は以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

区分

前連結会計年度

非上場株式

1

 

 

2.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

現金及び預金

2,731

売掛金

1,354

合計

4,085

 

 

 

当連結会計年度(2023年9月30日)

現金及び預金、売掛金、未払金、未払法人税等並びに未払消費税等は短期間で決済されるため、時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

(注) 1.以下の金融商品は、市場価格がない株式等のため記載しておりません。当該金融商品の連結貸借対照表価額は以下のとおりであります。

 

(単位:百万円)

区分

当連結会計年度

非上場株式

1

 

 

2.金銭債権の連結決算日後の償還予定額

 

1年以内
(百万円)

1年超
5年以内
(百万円)

5年超
10年以内
(百万円)

10年超
(百万円)

現金及び預金

2,615

売掛金

1,516

合計

4,131

 

 

3.長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 連結附属明細表「借入金等明細表」に記載しております。

 

(有価証券関係)

その他有価証券

前連結会計年度(2022年9月30日)

非上場株式(連結貸借対照表価額1百万円)について、市場価格がない株式等のため記載しておりません。

 

当連結会計年度(2023年9月30日)

非上場株式(連結貸借対照表価額1百万円)について、市場価格がない株式等のため記載しておりません。

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社グループは、従業員の退職給付に充てるため、確定拠出年金制度を採用しております。

 

2.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度は19百万円、当連結会計年度は21百万円であります。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

該当事項はありません。

 

2.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

(提出会社)

 

第4回新株予約権

 決議年月日

臨時株主総会 2015年9月15日

取締役会   2015年10月15日

 付与対象者の区分及び人数

当社取締役  4名

当社従業員 582名

 株式の種類及び付与数(株)

普通株式 799,200

 付与日

2015年10月15日

 権利確定条件

① 新株予約権の割当を受けた者(以下「新株予約権者」という。)は、権利行使時において当社または当社子会社の取締役、監査役または従業員いずれかの地位を保有している場合に限る。ただし、定年退職その他取締役会が正当な理由があると認めた場合は、この限りではない。

② 新株予約権者が死亡した場合、その者の相続人は新株予約権を行使することはできない。

③ 当社の株式がいずれかの証券取引所に上場され取引が開始されるまでは、新株予約権者は、新株予約権を行使することはできない。

④ その他の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する「新株予約権割当契約」の定めるところによる。

 対象勤務期間

期間の定めはありません。

 権利行使期間

2017年10月16日~2025年10月15日

 

(注)1.2017年4月27日付で普通株式1株当たり100株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算して記載しております。

2.2018年3月7日付で普通株式1株当たり4株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算して記載しております。

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

当連結会計年度において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

 

 

① ストック・オプションの数

(提出会社)

 

第4回新株予約権

 決議年月日

臨時株主総会 2015年9月15日

取締役会   2015年10月15日

 権利確定前(株)

 

  前連結会計年度末

  付与

  失効

  権利確定

  未確定残

 権利確定後(株)

 

  前連結会計年度末

384,400

  権利確定

  権利行使

162,400

  失効(注3)

1,600

  未行使残

220,400

 

(注)1.2017年4月27日付で普通株式1株当たり100株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算して記載しております。

2.2018年3月7日付で普通株式1株当たり4株の株式分割を行っており、分割後の株式数に換算して記載しております。

3.失効は新株予約権者の退職により権利を行使することができなくなった部分であり、未行使残より除いておりますが、失効とした新株予約権は一部当社が自己新株予約権として取得し、保有しております。

 

② 単価情報

(提出会社)

 

第4回新株予約権

 決議年月日

臨時株主総会 2015年9月15日

取締役会   2015年10月15日

 権利行使価格(円)

45

 行使時平均株価(円)

908

 付与日における公正な評価単価(円)

 

(注)1.2017年4月27日付で普通株式1株当たり100株の株式分割を行っており、分割後の価格に換算して記載しております。

2.2018年3月7日付で普通株式1株当たり4株の株式分割を行っており、分割後の価格に換算して記載しております。

 

3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

(提出会社)

ストック・オプションを付与した時点においては、当社は未公開企業であるため、ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法を単位当たりの本源的価値の見積りによっております。

また、単位当たりの本源的価値を算定する基礎となる当社株式の評価方法は、類似会社比準方式によっております。

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計

(1) 当連結会計年度末の本源的価値の合計額

             181百万円

(2) 当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額

             140百万円

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2022年9月30日)

 

当連結会計年度
(2023年9月30日)

繰延税金資産

 

 

 

 賞与引当金

94

百万円

 

109

百万円

 未払事業税

14

 〃

 

8

 〃

 税務上の繰越欠損金(注)2

104

 〃

 

118

 〃

助成金収入

2

 〃

 

9

 〃

減損損失

52

 〃

 

32

 〃

 その他

37

 〃

 

40

 〃

繰延税金資産小計

306

百万円

 

320

百万円

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2

△104

 〃

 

△118

 〃

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△58

 〃

 

△40

 〃

評価性引当額小計(注)1

△163

 〃

 

△158

 〃

繰延税金資産合計

142

百万円

 

161

百万円

 

 

(注) 1.評価性引当額が4百万円減少しております。
 この減少の主な内容は、連結子会社株式会社クロスリアリティにおいて、減損損失に係る評価性引当額が18百万円減少したことに伴うものであります。

2.税務上の繰越欠損金及び繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2022年9月30日

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

0

2

2

6

7

84

104百万円

評価性引当額

△0

△2

△2

△6

△7

△84

△104 〃

繰延税金資産

 

(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2023年9月30日

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(b)

2

2

6

7

0

98

118百万円

評価性引当額

△2

△2

△6

△7

△0

△98

△118 〃

繰延税金資産

 

(b) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2022年9月30日)

 

当連結会計年度
(2023年9月30日)

法定実効税率

30.5

 

30.5

(調整)

 

 

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

1.0

 

1.0

評価性引当額の増減

14.5

 

△0.8

住民税均等割

0.7

 

0.7

留保金課税

6.8

 

税額控除

 

△5.5

その他

0.0

 

0.1

税効果会計適用後の法人税等の負担率

53.7

 

26.1

 

 

(資産除去債務関係)

 重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

前連結会計年度 2021年10月1日 至 2022年9月30日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)

合計

ソリュー

ション

事業

コンサル

ティング

事業

AR/VR事業

エンジニア派遣

7,718

7,718

7,718

請負等

1,815

659

133

2,609

2,609

その他

16

31

34

81

55

137

顧客との契約から生じる収益

9,550

691

168

10,409

55

10,465

外部顧客への売上高

9,550

691

168

10,409

55

10,465

 

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、就労移行支援事業等を含んでおります。

 

当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注)

合計

ソリュー

ション

事業

コンサル

ティング

事業

AR/VR事業

エンジニア派遣

8,007

8,007

8,007

請負等

2,314

771

268

3,354

3,354

その他

17

37

5

60

78

139

顧客との契約から生じる収益

10,339

809

273

11,422

78

11,501

外部顧客への売上高

10,339

809

273

11,422

78

11,501

 

(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、就労移行支援事業等を含んでおります。

 

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (4) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

エンジニア派遣事業に関する取引の対価は、履行義務の充足後、おおむね2ヵ月以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。

請負等事業に関する取引の対価は、履行義務の充足後、おおむね1ヵ月以内に受領しており、重要な金融要素は含んでおりません。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

前連結会計年度 2021年10月1日 至 2022年9月30日

(1) 契約負債の残高等

契約負債は、サービスの提供に対する前受金に関係するものであり、収益の認識に基づき取崩されるものであります。

                                    (単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

期首残高

期末残高

 

顧客との契約から生じた債権

1,187

1,354

 

契約負債

8

8

 

前連結会計年度に認識した収益のうち、期首時点で契約負債に含まれていた額は、8百万円であります。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

残存履行義務に配分した取引価格は概ね1年以内に収益を認識することを見込んでおります。また、顧客との契約から受け取る対価の額に、取引価格に含まれていない重要な変動対価の額等はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日

(1) 契約負債の残高等

契約負債は、サービスの提供に対する前受金に関係するものであり、収益の認識に基づき取崩されるものであります。

                                    (単位:百万円)

 

 

当連結会計年度

期首残高

期末残高

 

顧客との契約から生じた債権

1,354

1,516

 

契約負債

8

22

 

当連結会計年度に認識した収益のうち、期首時点で契約負債に含まれていた額は、8百万円であります。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

残存履行義務に配分した取引価格は概ね1年以内に収益を認識することを見込んでおります。また、顧客との契約から受け取る対価の額に、取引価格に含まれていない重要な変動対価の額等はありません。