1【提出理由】

当社は、2024年4月15日開催の取締役会において、子会社取得を行うことを決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1) 取得対象子会社の概要

 ①商号、本店の所在地、代表者の氏名、資本金の額、純資産の額、総資産の額及び事業の内容

商号

株式会社ブランドデザイン

本店の所在地

大阪府堺市東区南野田544番地33

代表者の氏名

渡邊 敦志

資本金の額

3,000千円

純資産の額

55,631千円(2023年8月31日現在)

総資産の額

67,539千円(2023年8月31日現在)

事業の内容

ブランディング(採用/動画等)、デザイン、デジタルマーケティング、Webサイト構築、CMS導入、コンテンツマーケ導入など

 

 

 ②最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業利益、経常利益及び純利益

 

2021年8月期

2022年8月期

2023年8月期

売上高(千円)

50,821

80,764

75,733

営業利益(千円)

16,099

38,660

19,193

経常利益(千円)

16,103

38,663

19,197

当期純利益(千円)

11,167

26,722

14,741

 

 

③提出会社との資本関係、人的関係及び取引関係

資本関係

当社と取得子会社との間には、記載すべき資本関係はありません。

人的関係

当社と取得子会社との間には、記載すべき人的関係はありません。

取引関係

当社と取得子会社との間には、記載すべき取引関係はありません。

 

 

(2) 取得子会社に関する子会社取得の目的

当社は、Webを起点としたコーポレートコミュニケーションの生産性を向上させる、テクノロジーとコンサルティング力に強みを持ち、Webサイト構築に関わる調査・分析から設計・デザイン・システム開発、運用サポートまでのソリューションをワンストップで提供しています。

テクノロジーにおいては、主力プロダクトの「infoCMS」を中心に、近年ではアクセス分析サービス「MEGLASS finder」、AIライティングサービス「LENSAwriter」のリリースや、子会社の株式会社アイアクトが展開するAI(人工知能)関連プロダクト「Cogmoシリーズ」の展開にも力を入れ、周辺サービスを拡充して参りました。コンサルティングにおいては、IR・サスティナビリティにおける支援を目的とした専門チームによる、独自の診断サービスに基づくコンサルティングに特に強みがあり、上場企業やIPOフェーズの顧客に対し、財務・非財務両面の効果的な情報発信を支援することで、顧客企業価値の向上に貢献しています。

近年、IRのみならず、消費者をはじめとしたステークホルダーが企業に求める期待はますます多様化しており、製品やサービスの提供にとどまらない独自性、存在意義、社会的責任などの広範囲な情報提供と的確なブランドマーケティングのニーズが年々強さを増しています。

ブランドデザインは、ブランディング戦略×クリエイティブ×SEOを組み合わせたブランドマーケティング支援を強みとしており、採用サイト、ブランドサイト、オウンドメディア等において多数の高品質な支援実績を有しています。

 

本株式取得によりブランドデザインが当社グループに加わることで、IR・PR・HRの領域であらゆるステークホルダーに向けた効果的なブランドマーケティングが実現し、さらなる総合的なコーポレートコミュニケーション支援が可能になります。また、グループを横断した人材活用により、ブランディング×SEOのプロ人材を育成し組織力の向上を図ることで、制作効率と収益獲得能力を向上させることを期待し、同社の株式を取得(子会社化)するに至りました。

 

(3) 取得子会社に関する子会社取得の対価の額

  株式会社ブランドデザインの普通株式    159,748千円

  アドバイザリー費用等(概算額)          10,000千円

  合算(概算額)               169,748千円

 

以 上