第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態の状況

(流動資産)

 当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は15,927百万円で、前連結会計年度末に比べ1,342百万円増加しております。主な要因は、商品が1,792百万円増加した一方、現金及び預金が589百万円減少したことなどによるものであります。

(固定資産)

 当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は10,066百万円で、前連結会計年度末に比べ1,029百万円増加しております。主な要因は、建物が535百万円、構築物が101百万円、有形固定資産のリース資産が212百万円、建設仮勘定が84百万円増加したことなどによるものであります。

(流動負債)

 当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は17,593百万円で、前連結会計年度末に比べ424百万円増加しております。主な要因は、買掛金が569百万円減少した一方、短期借入金が1,057百万円増加したことなどによるものであります。

(固定負債)

 当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は6,542百万円で、前連結会計年度末に比べ1,666百万円増加しております。主な要因は、長期借入金が1,463百万円増加したことなどによるものであります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,857百万円で、前連結会計年度末に比べ281百万円増加しております。主な要因は、資本金が116百万円、資本剰余金が116百万円増加したことなどによるものであります。

 

(2)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況が緩和される中で、国内経済は持ち直しの動きが見られております。しかしながら、ウクライナ情勢等による原材料価格の上昇や金融資本市場の変動による下振れリスクにより、景気の先行きは不透明な状態が続くと見込まれております。

このような環境のなか、中古車業界におきましては、2021年10月から2022年3月までの国内中古車登録台数は、1,848,640台(前年同期比8.0%減)と前年同期間を下回る結果となりました。(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計データ)

このような厳しい状況の下、当社グループにおきましては、2021年12月に岐阜県岐阜市にグッドスピード車検岐阜店、2022年2月にグッドスピードMEGA SUV豊川御油店をオープンするなど、車、バイクにおける新車・中古車販売の拡大及び買取や整備・鈑金・ガソリンスタンド、レンタカーサービス、保険代理店サービスを強化し、顧客の車に関する需要に対し、ワンストップでサービスを提供できる体制作りを積極的に進めてまいりました。

その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は26,298百万円(前年同期比30.2%増)、営業利益は429百万円(前年同期比241.9%増)、経常利益は303百万円(前年同期比981.6%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第2四半期連結累計期間に株式会社チャンピオンのM&Aに伴う特別利益の発生があったにもかかわらず、前年を上回り159百万円(前年同期比44.5%増)という結果となりました。

なお、当社は、自動車販売及びその附帯事業の単一セグメントのため、サービスごとの経営成績の内容を記載しており、セグメントごとの記載はしておりません。

(自動車販売関連)

 当第2四半期連結累計期間は、前第3四半期以降に出店したMEGA専門店3店舗が寄与し、四輪小売販売台数は、7,123台(前年同期比20.5%増)となりました。加えて買取専門店とバイク販売店が寄与し、当第2四半期連結累計期間における売上高は24,581百万円(前年同期比30.3%増)となりました。なお、新車・中古車販売、買取を自動車販売関連としております。

 

(附帯サービス関連)

 販売台数の増加と整備工場新設により、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,716百万円(前年同期比28.6%増)と好調に推移しました。なお、整備・鈑金・ガソリンスタンド、保険代理店、レンタカーを附帯サービス関連としております。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ589百万円減少し、887百万円となりました。

 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、使用した資金は2,177百万円(前年同期比1,290.5%増)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益302百万円、減価償却費312百万円、棚卸資産の増加額1,797百万円、前受金及び長期前受金の減少額178百万円、仕入債務の減少額569百万円があったことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は1,010百万円(前年同期比55.1%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出982百万円があったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、獲得した資金は2,598百万円(前年同期比16.7%増)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額1,057百万円、長期借入れによる収入3,314百万円、新株の発行による収入225百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出1,947百万円があったことなどによるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。