1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
2.監査証明について
3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年12月31日) |
当連結会計年度 (2023年12月31日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
売掛金 |
|
|
|
契約資産 |
|
|
|
仕掛品 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
リース資産 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
リース資産(純額) |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
ソフトウエア仮勘定 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
長期未収入金 |
|
|
|
繰延税金資産 |
|
|
|
敷金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (2022年12月31日) |
当連結会計年度 (2023年12月31日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
1年内返済予定の長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
未払消費税等 |
|
|
|
契約負債 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
リース債務 |
|
|
|
資産除去債務 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
利益剰余金 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業利益又は営業損失(△) |
|
△ |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取家賃 |
|
|
|
補助金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
上場関連費用 |
|
|
|
為替差損 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常利益又は経常損失(△) |
|
△ |
|
特別利益 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
|
|
新株予約権戻入益 |
|
|
|
資産除去債務戻入益 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
減損損失 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) |
|
△ |
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
|
|
法人税等調整額 |
△ |
|
|
法人税等合計 |
△ |
|
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
|
△ |
|
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
|
△ |
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) |
|
当期純利益又は当期純損失(△) |
|
△ |
|
包括利益 |
|
△ |
|
(内訳) |
|
|
|
親会社株主に係る包括利益 |
|
△ |
|
非支配株主に係る包括利益 |
|
|
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
株主資本 |
新株予約権 |
純資産合計 |
|||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
株主資本合計 |
||
|
当期首残高 |
|
|
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
新株の発行 |
|
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益 |
|
|
|
|
|
|
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
|
|
|
|
当期末残高 |
|
|
△ |
|
|
|
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
株主資本 |
新株予約権 |
純資産合計 |
|||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
株主資本合計 |
||
|
当期首残高 |
|
|
△ |
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
新株の発行(新株予約権) |
|
|
|
|
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純損失(△) |
|
|
△ |
△ |
|
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
当期変動額合計 |
|
|
△ |
△ |
△ |
△ |
|
当期末残高 |
|
|
△ |
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損失(△) |
|
△ |
|
減損損失 |
|
|
|
資産除去債務戻入益(△は益) |
△ |
△ |
|
減価償却費 |
|
|
|
のれん償却額 |
|
|
|
新株予約権戻入益 |
|
△ |
|
受取利息及び受取配当金 |
△ |
△ |
|
支払利息 |
|
|
|
上場関連費用 |
|
|
|
固定資産売却益 |
|
△ |
|
賞与引当金の増減額(△は減少) |
|
|
|
売上債権の増減額(△は増加) |
△ |
|
|
棚卸資産の増減額(△は増加) |
|
|
|
仕入債務の増減額(△は減少) |
|
|
|
未払金の増減額(△は減少) |
|
△ |
|
未払費用の増減額(△は減少) |
△ |
△ |
|
預り金の増減額(△は減少) |
△ |
|
|
未払消費税等の増減額(△は減少) |
△ |
△ |
|
その他 |
|
△ |
|
小計 |
△ |
△ |
|
利息及び配当金の受取額 |
|
|
|
利息の支払額 |
△ |
△ |
|
法人税等の還付額 |
|
|
|
法人税等の支払額 |
△ |
△ |
|
営業活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
定期預金の預入による支出 |
△ |
△ |
|
定期預金の払戻による収入 |
|
|
|
有形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
|
有形固定資産の売却による収入 |
|
|
|
無形固定資産の取得による支出 |
△ |
△ |
|
投資有価証券の取得による支出 |
|
△ |
|
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 |
|
|
|
敷金及び保証金の差入による支出 |
△ |
△ |
|
敷金及び保証金の回収による収入 |
|
|
|
出資金の回収による収入 |
|
|
|
資産除去債務の履行による支出 |
|
△ |
|
その他 |
|
|
|
投資活動によるキャッシュ・フロー |
△ |
△ |
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
|
|
株式の発行による収入 |
|
|
|
長期借入れによる収入 |
|
|
|
長期借入金の返済による支出 |
△ |
△ |
|
リース債務の返済による支出 |
△ |
△ |
|
新株予約権の発行による収入 |
|
|
|
新株予約権の行使による株式の発行による収入 |
|
|
|
上場関連費用の支出 |
△ |
|
|
財務活動によるキャッシュ・フロー |
|
△ |
|
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
|
△ |
|
現金及び現金同等物の期首残高 |
|
|
|
現金及び現金同等物の期末残高 |
|
|
1.連結の範囲に関する事項
連結子会社の数
連結子会社の名称
モリカトロン株式会社
モノビットエンジン株式会社
ロボアプリケーションズ株式会社
2.持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
すべての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法により算定)を採用しております。
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産(リース資産を除く)
定率法を採用しております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は次の通りであります。
建物 6~15年
工具、器具及び備品 4~10年
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)
自社利用のソフトウエア
社内における利用可能期間(3~5年)に基づく定額法を採用しております。
ハ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
(3)重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
ロ 賞与引当金
従業員に対する賞与の支給に備えるため、支給見込額のうち当連結会計年度に帰属する額を計上しております。
(4)重要な収益及び費用の計上基準
当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下の通りであります。いずれの事業についても取引の対価は履行義務を充足してから主として1年以内に受領しているため、重要な金融要素は含んでおりません。また、対価の金額が変動しうる重要な変動対価はありません。
イ メタバースサービス
メタバースサービスに係る収益は、主に受注開発であり、顧客との開発契約に基づいて製品を開発及び引き渡す履行義務を負っています。これについては、当該義務を遂行することにより、別に転用できない資産が生じ、完了した部分については対価を享受する権利を有しているため一定の期間にわたり充足していると判断し、履行義務の充足の進捗度に応じて収益を認識しております。進捗度の測定は、各報告期間の期末日までの原価が、予想される原価の合計に占める割合に基づいて行っております。
ロ XRイベントサービス
XRイベントサービスに係る収益は、主にバーチャルイベントの運営管理サービスであり、顧客との業務委託契約に基づいてバーチャル空間の提供及びイベントの運用を行う履行義務を負っております。これについては、当該履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると判断し、開催期間にわたり収益を認識しております。
ハ XR周辺サービス
XR周辺サービスに係る収益は、主にクラウドサービス、保守サービスの提供であり、顧客との契約に基づいてサービスの提供を行っております。これについては、当該履行義務の充足につれて顧客がサービスの提供を受けると判断し、契約期間にわたり収益を認識しております。
(5)のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、6年間の定額法により償却を行っております。
(6)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。
1.原価総額の見積りに基づくインプット法による収益認識
(1)当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
売上高 |
45,678 |
28,960 |
(注)上記の金額は受注制作のソフトウエア開発のうち、インプット法により収益認識するもので、当連結会計年度末時点で完全に履行を充足していない案件を対象に記載しております。
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
ソフトウエアの受注制作等の一定の期間にわたる収益認識に係る売上高は、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、進捗度に応じて収益を認識しております。進捗度の見積りは、予想される原価の合計に対する当連結会計年度末までの発生原価の割合(インプット法)に基づいて算出しております。
当該見積りについて、原価の見積りに大幅な見直しを要する状況が発生した場合には、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
2.のれんの評価
(1)当連結会計年度に係る連結財務諸表に計上した金額
(単位:千円)
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
のれん |
- |
191,713 |
(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
のれんは、被取得企業の事業計画に基づき算定された企業価値を基礎とした取得原価が、企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の純額を上回った場合に、その超過額を計上しております。また、一部の場合を除き、株式取得の対価の算定にあたり、企業価値の評価を行うために企業価値評価の専門家を利用しております。当社グループでは、子会社の事業計画の達成可能性に疑義が生じるなど超過収益力の毀損が認められる場合には、相当の減額を行うこととしております。
のれんの評価における重要な見積りは子会社の事業計画に基づく超過収益力であり、その重要な仮定は将来売上高の成長率です。
重要な仮定である事業計画における将来売上高の見積りの不確実性が高く、予測不能な事態の発生により、子会社の事業計画の遂行が困難な状況となり超過収益力の毀損が認められた場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において重要な影響を与える可能性があります。
該当事項はありません。
・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)
(1)概要
2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。
・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)
・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果
(2)適用予定日
2025年12月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。
該当事項はありません。
※1 顧客との契約から生じる収益
売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。
※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
役員報酬 |
|
|
|
給料及び手当 |
|
|
|
賞与引当金繰入額 |
|
|
|
研究開発費 |
|
|
※3 一般管理費に含まれる研究開発費の総額
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
|
|
|
※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
工具、器具及び備品 |
- |
25千円 |
|
計 |
- |
25 |
※5 減損損失
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しております。
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
(1)減損損失を認識した主な資産
|
場所 |
用途 |
種類 |
|
神戸市中央区 |
事業用資産 |
建物 工具、器具及び備品 |
(2)減損損失の認識に至った経緯
本社移転に伴い、移転対象とならなかった資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
(3)減損損失の金額
|
建物 |
19,479千円 |
|
工具、器具及び備品 |
1,386千円 |
|
計 |
20,865千円 |
(4)資産グルーピングの方法
当社グループは減損会計の適用にあたり、管理会計上の区分を基準に資産のグルーピングを行っております。
(5)回収可能価額の算定方法
回収可能額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスのため、回収可能価額を零としております。
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
(1)減損損失を認識した主な資産
|
場所 |
用途 |
種類 |
|
神戸市中央区 等 |
事業用資産 |
建物 工具、器具及び備品 リース資産 ソフトウエア 長期前払費用 |
(2)減損損失の認識に至った経緯
収益性が低下したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。
(3)減損損失の金額
|
建物 |
2,857千円 |
|
工具、器具及び備品 |
2,831千円 |
|
リース資産 |
256千円 |
|
ソフトウエア |
210千円 |
|
長期前払費用 |
544千円 |
|
計 |
6,700千円 |
(4)資産グルーピングの方法
当社グループは減損会計の適用にあたり、管理会計上の区分を基準に資産のグルーピングを行っております。
(5)回収可能価額の算定方法
回収可能額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローに基づく使用価値がマイナスのため、回収可能価額を零としております。
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(注)1.2.3.4. |
421,161 |
9,502,059 |
― |
9,923,220 |
|
合計 |
421,161 |
9,502,059 |
― |
9,923,220 |
(注)1.普通株式の発行済株式総数の増加15,000株は第三者割当による新株の発行による増加であります。
2.当社は、2022年8月31日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。
3.普通株式の発行済株式総数の増加8,287,059株は株式分割によるものであります。
4.普通株式の発行済株式総数の増加1,200,000株は新規上場に伴う新株の発行による増加であります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
|
区分 |
内訳 |
目的となる株式の種類 |
目的となる株式の数(株) |
当連結会計年度末残高 (千円) |
|||
|
当連結会計年度期首 |
当連結会計年度増加 |
当連結会計年度減少 |
当連結会計年度末 |
||||
|
提出会社 |
ストック・オプションとしての新株予約権 |
― |
― |
― |
― |
― |
743 |
|
合計 |
― |
― |
― |
― |
― |
743 |
|
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
|
|
当連結会計年度期首株式数(株) |
当連結会計年度増加株式数(株) |
当連結会計年度減少株式数(株) |
当連結会計年度末株式数(株) |
|
発行済株式 |
|
|
|
|
|
普通株式(注) |
9,923,220 |
435,940 |
― |
10,359,160 |
|
合計 |
9,923,220 |
435,940 |
― |
10,359,160 |
(注)普通株式の発行済株式総数の増加435,940株はストックオプションの行使による増加であります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
|
区分 |
内訳 |
目的となる株式の種類 |
目的となる株式の数(株) |
当連結会計年度末残高 (千円) |
|||
|
当連結会計年度期首 |
当連結会計年度増加 |
当連結会計年度減少 |
当連結会計年度末 |
||||
|
提出会社 |
ストック・オプションとしての新株予約権 |
― |
― |
― |
― |
― |
38 |
|
合計 |
― |
― |
― |
― |
― |
38 |
|
3.配当に関する事項
該当事項はありません。
※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
現金及び預金勘定 |
1,417,265千円 |
941,892千円 |
|
預入期間が3ヶ月を超える定期預金 |
△30,000 |
△30,000 |
|
現金及び現金同等物 |
1,387,265 |
911,892 |
※2 当連結会計年度に株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳
株式の取得により新たにロボアプリケーションズ株式会社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにロボアプリケーションズ社株式の取得価額とロボアプリケーションズ社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。
|
流動資産 |
-千円 |
|
固定資産 |
- |
|
のれん |
200,049 |
|
流動負債 |
49 |
|
固定負債 |
- |
|
非支配株主持分 |
- |
|
ロボアプリケーションズ社株式の取得価額 |
200,000 |
|
ロボアプリケーションズ社現金及び現金同等物 |
- |
|
差引:ロボアプリケーションズ社取得のための支出 |
200,000 |
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金計画に基づき、必要な資金を調達しております。また、資金運用については短期的な預金等に限定しております。投機的なデリバティブ取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。
営業債務である買掛金、未払金は1年以内の支払期日であります。
未払法人税等は3ヶ月以内に納付期限が到来するものであります。
有利子負債である借入金、リース債務は、運転資金及び設備投資に必要な資金調達を目的としたものであり、金融機関からの借り入れにより調達しております。このうち一部は金利変動リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
1.信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社グループは、与信管理規程に従い営業債権について取引先ごとの期日管理及び残高管理の徹底を行うことにより、信用リスクの低減を図っております。
2.資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、営業債務や借入金について、各部署からの報告に基づき管理部門にて適時に資金繰計画を作成・更新することにより流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(2022年12月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (千円) |
時価(千円) |
差額(千円) |
|
(1)長期借入金(*1) |
242,925 |
241,569 |
△1,355 |
|
(2)リース債務 |
232 |
230 |
△2 |
|
負債計 |
243,157 |
241,799 |
△1,358 |
(*1)長期借入金には1年以内返済予定分を含めております。
(*2)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払金」「未払費用」「未払法人税等」「未払消費税等」及び「預り金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
当連結会計年度(2023年12月31日)
|
|
連結貸借対照表計上額 (千円) |
時価(千円) |
差額(千円) |
|
(1)長期借入金(*1) |
152,511 |
148,889 |
△3,621 |
|
(2)リース債務 |
299 |
294 |
△4 |
|
負債計 |
152,810 |
149,183 |
△3,625 |
(*1)長期借入金には1年以内返済予定分を含めております。
(*2)「現金及び預金」「売掛金」「買掛金」「未払金」「未払費用」「未払法人税等」「未払消費税等」及び「預り金」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。
(注)1.金銭債権の償還予定額
前連結会計年度(2022年12月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 5年以内 (千円) |
5年超 10年以内 (千円) |
10年超 (千円) |
|
現金及び預金 |
1,417,265 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
146,800 |
- |
- |
- |
|
合計 |
1,564,066 |
- |
- |
- |
当連結会計年度(2023年12月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 5年以内 (千円) |
5年超 10年以内 (千円) |
10年超 (千円) |
|
現金及び預金 |
941,892 |
- |
- |
- |
|
売掛金 |
123,481 |
- |
- |
- |
|
合計 |
1,065,374 |
- |
- |
- |
2.借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2022年12月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
|
長期借入金 |
91,214 |
81,592 |
46,919 |
9,600 |
9,600 |
4,000 |
|
リース債務 |
232 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
91,446 |
81,592 |
46,919 |
9,600 |
9,600 |
4,000 |
当連結会計年度(2023年12月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
|
長期借入金 |
82,392 |
46,919 |
9,600 |
9,600 |
4,000 |
- |
|
リース債務 |
211 |
88 |
- |
- |
- |
- |
|
合計 |
82,603 |
47,007 |
9,600 |
9,600 |
4,000 |
- |
3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項
金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。
レベル1の時価:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価
レベル2の時価:レベル1のインプット以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価
レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価
時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。
(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品
該当事項はありません。
(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品
前連結会計年度(2022年12月31日)
|
区分 |
時価(千円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
241,569 |
- |
241,569 |
|
リース債務 |
- |
230 |
- |
230 |
当連結会計年度(2023年12月31日)
|
区分 |
時価(千円) |
|||
|
レベル1 |
レベル2 |
レベル3 |
合計 |
|
|
長期借入金 |
- |
148,889 |
- |
148,889 |
|
リース債務 |
- |
294 |
- |
294 |
(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明
長期借入金
長期借入金は固定金利による借入であり、元利金の合計額を、新規に同様の借り入れを行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。なお、1年内返済予定の長期借入金も含めて表示しております。
リース債務
リース債務の時価については、新規に同様のリース契約を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
該当事項はありません。
2.権利不行使による失効により利益として計上した金額
権利行使条件を満たさなくなったため、利益として計上した金額
(単位:千円)
|
|
前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) |
|
新株予約権戻入益 |
0 |
339 |
3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
(1)ストック・オプションの内容
|
|
2019年ストック・オプション |
2022年ストック・オプション |
|
付与対象者の区分及び人数 |
当社従業員 1名 |
当社取締役 1名 |
|
株式の種類別のストック・オプションの数(注)1. |
普通株式 767,160株 |
普通株式 348,000株 |
|
付与日 |
2019年6月28日 |
2022年5月31日 |
|
権利確定条件 |
(注)2 |
(注)2 |
|
対象勤務期間 |
定めておりません。 |
定めておりません。 |
|
権利行使期間 |
自 2019年6月29日 至 2029年6月27日 |
自 2023年5月31日 至 2032年5月30日 |
(注)1. 2022年8月31日付株式分割(普通株式1株につき20株の株式分割)後の株式数に換算して記載しております。
2. 「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」の「新株予約権の行使の条件」に記載しております。
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
当連結会計年度(2023年12月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。
① ストック・オプションの数
|
|
|
2019年ストック・オプション |
2022年ストック・オプション |
|
権利確定前 |
(株) |
|
|
|
前連結会計年度末 |
|
- |
348,000 |
|
付与 |
|
- |
- |
|
失効 |
|
- |
- |
|
権利確定 |
|
- |
348,000 |
|
未確定残 |
|
- |
- |
|
権利確定後 |
(株) |
|
|
|
前連結会計年度末 |
|
649,120 |
- |
|
権利確定 |
|
- |
348,000 |
|
権利行使 |
|
261,940 |
174,000 |
|
失効 |
|
- |
174,000 |
|
未行使残 |
|
387,180 |
- |
② 単価情報
|
|
|
2019年ストック・オプション |
2022年ストック・オプション |
|
権利行使価格 |
(円) |
5 |
500 |
|
行使時平均株価 |
(円) |
1,916 |
1,516 |
|
付与日における公正な評価単価 |
(円) |
- |
- |
(注) 2022年8月31日付株式分割(普通株式1株につき20株の株式分割)後の株式数に換算して記載しております。
3.ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法
付与されたストック・オプションの公正な評価単価は、その付与時において当社が未公開企業であるため本源的価値によっております。また、本源的価値を算定する基礎となる自社の株式の評価方法は、ディスカウント・キャッシュフロー法及び純資産方式により算出しております。
4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法
基本的には、将来失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。
5.ストック・オプションの単位当たりの本源的価値により算定を行う場合の当連結会計年度末における本源的価値の合計額及び当連結会計年度において権利行使されたストック・オプションの権利行使日における本源的価値の合計額
当連結会計年度末における本源的価値の合計額 161,066千円
当連結会計年度において権利行使された本源的価値の合計額 677,535千円
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2022年12月31日) |
|
当連結会計年度 (2023年12月31日) |
|
繰延税金資産 |
|
|
|
|
税務上の繰越欠損金 (注)2 |
332,698千円 |
|
402,491千円 |
|
未払事業税 |
5,605 |
|
2,104 |
|
資産除去債務 |
4,354 |
|
3,031 |
|
減価償却超過額 |
- |
|
3,764 |
|
減損損失 |
2,909 |
|
3,549 |
|
資産調整勘定 |
- |
|
63,817 |
|
関係会社株式評価損 |
13,900 |
|
- |
|
関係会社株式簿価修正 |
130,489 |
|
130,489 |
|
その他 |
5,878 |
|
4,152 |
|
繰延税金資産小計 |
495,836 |
|
613,400 |
|
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 (注)2 |
△331,964 |
|
△402,491 |
|
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△138,020 |
|
△210,909 |
|
評価性引当額小計 (注)1 |
△469,985 |
|
△613,400 |
|
繰延税金資産合計 |
25,850 |
|
- |
|
繰延税金負債 |
|
|
|
|
資産除去債務に対応する除去費用 |
△271 |
|
- |
|
繰延税金負債合計 |
△271 |
|
- |
|
繰延税金資産の純額 |
25,579 |
|
- |
(注)1.評価性引当額が143,415千円増加しております。この増加の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が増加したことや、資産調整勘定に係る評価性引当額が増加したこと等によるものです。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
前連結会計年度(2022年12月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
合計 (千円) |
|
税務上の繰越欠損金(※1) |
― |
― |
― |
― |
9,925 |
322,772 |
332,698 |
|
評価性引当額 |
― |
― |
― |
― |
△9,925 |
△322,039 |
△331,964 |
|
繰延税金資産 |
― |
― |
― |
― |
― |
733 |
733 |
(※1)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
当連結会計年度(2023年12月31日)
|
|
1年以内 (千円) |
1年超 2年以内 (千円) |
2年超 3年以内 (千円) |
3年超 4年以内 (千円) |
4年超 5年以内 (千円) |
5年超 (千円) |
合計 (千円) |
|
税務上の繰越欠損金(※2) |
― |
― |
― |
― |
8,869 |
393,621 |
402,491 |
|
評価性引当額 |
― |
― |
― |
― |
△8,869 |
△393,621 |
△402,491 |
|
繰延税金資産 |
― |
― |
― |
― |
― |
- |
- |
(※2)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
|
|
前連結会計年度 (2022年12月31日) |
|
当連結会計年度 (2023年12月31日) |
|
法定実効税率 |
30.62% |
|
- |
|
(調整) |
|
|
|
|
交際費等永久に損金に算入されない項目 |
1.18% |
|
- |
|
住民税均等割 |
9.33% |
|
- |
|
子会社との税率差異 |
1.52% |
|
- |
|
外形標準課税適用による税率変更の影響 |
△4.29% |
|
- |
|
評価性引当額増減 |
△75.67% |
|
- |
|
その他 |
0.24% |
|
- |
|
税効果会計適用後の法人税等の負担率 |
△37.07% |
|
- |
(注)当連結会計年度は、税金等調整前当期純損失を計上しているため記載を省略しております。
取得による企業結合
1.企業結合の概要
(1)被取得企業の名称及びその事業の内容
被取得企業の名称 ロボアプリケーションズ株式会社
事業の内容 スマホデバイスのソフトウェア制作、サーバーやAPIの制作サポート等
(2)企業結合を行った主な理由
当社グループのXR事業とロボアプリケーションズ社のドローン、AIロボット事業を統合することにより、新たなビジネス機会を開拓し、顧客に対する価値を向上させることが期待されます。これにより、当社XR事業の成長加速化ならびに企業価値の向上を目的としております。
(3)企業結合日
2023年9月29日(みなし取得日 2023年9月30日)
(4)企業結合の法的形式
現金を対価とする株式取得
(5)結合後企業の名称
変更はありません。
(6)取得した議決権比率
100%
(7)取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が、現金を対価としてロボアプリケーションズ社の株式を取得したためです。
2.連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間
2023年10月1日から2023年12月31日まで
3.被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 200,000千円
取得原価 200,000
(注)当該取得価額に加えて、本契約には業績の達成度合いに応じて条件付取得対価(以下、アーンアウト対価)を当社が株式取得する直前の同社株式所有者に支払う条項を付加しております。アーンアウト対価は、当社が株式取得する直前の同社株式所有者に支払われる対価であり、同社の2024年1月1日から同年12月31日及び2025年1月1日から同年12月31日の各事業年度における業績の達成度合いに応じて、それぞれ50,000千円の支払が行われます。
4.主要な取得関連費用の内訳及び金額
アドバイザリー費用等 1,000千円
5.発生したのれんの金額、発生要因、償却方法及び償却期間
(1)発生したのれんの金額
200,049千円
(2)発生原因
主として今後の事業展開によって期待される超過収益力であります。
(3)償却方法及び償却期間
6年間で均等償却
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその内訳
流動資産 -千円
資産合計 -
流動負債 49
負債合計 49
7.取得原価の配分
当連結会計年度において、取得原価の配分が完了していないため、その時点で入手可能な合理的情報に基づき暫定的な会計処理を行っております。
8.企業結合が当連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及び算定方法
重要性が乏しいため、記載を省略しております。
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
イ 当該資産除去債務の概要
当社グループは、本社、支店、事業拠点等の不動産賃貸契約に伴う原状回復義務を有しており、当該契約期間における賃借期間終了後の原状回復義務に係る債務を資産除去債務として認識しております。
ロ 当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を取得から10年と見積り、割引率は0.01%~0.79%を使用して資産除去債務の計算をしております。
ハ 当該資産除去債務の総額の増減
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
期首残高 |
30,965千円 |
14,095千円 |
|
時の経過による調整額 |
47 |
2 |
|
資産除去債務の履行による減少額 |
△16,918 |
- |
|
その他増減額(△は減少) |
- |
△4,323 |
|
期末残高 |
14,095 |
9,773 |
1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報
顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報
収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4.会計方針に関する事項 (4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載しております。
3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報
(1)契約資産及び契約負債の残高等
|
|
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
|
顧客との契約から生じた債権(期首残高) |
95,047 |
146,800 |
|
顧客との契約から生じた債権(期末残高) |
146,800 |
123,481 |
|
契約資産(期首残高) |
- |
50,245 |
|
契約資産(期末残高) |
50,245 |
35,827 |
|
契約負債(期首残高) |
3,752 |
7,355 |
|
契約負債(期末残高) |
7,355 |
2,323 |
契約資産は、主にソフトウエアの受注制作等の一定期間にわたり履行義務が充足される契約について、未請求の受注制作等の対価に対する当社グループの権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で、顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。
契約負債は、主にソフトウエアの受注制作や保守サービス等の一定の期間にわたり履行義務が充足される契約について、顧客から受け取った前受金に関するものです。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。
前連結会計年度及び当連結会計年度に認識された収益のうち、期首現在の契約負債の残高が含まれている金額に重要性はありません。
(2)残存履行義務に配分した取引価格
当社グループは、残存履行義務に配分した取引価格について、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な変動対価の額等はありません。
【セグメント情報】
【関連情報】
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
|
(単位:千円) |
|
サービスの名称 |
売上高 |
|
メタバースサービス |
1,041,674 |
|
XRイベントサービス |
217,774 |
|
XR周辺サービス |
191,835 |
|
顧客との契約から生じる収益(合計) |
1,451,284 |
|
その他の収益 |
- |
|
外部顧客への売上高 |
1,451,284 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
|
(単位:千円) |
|
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
|
パルス株式会社 |
418,557 |
|
阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社 |
305,730 |
(注)当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しております。
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
|
(単位:千円) |
|
サービスの名称 |
売上高 |
|
メタバースサービス |
652,167 |
|
XRイベントサービス |
281,180 |
|
XR周辺サービス |
311,120 |
|
顧客との契約から生じる収益(合計) |
1,244,469 |
|
その他の収益 |
- |
|
外部顧客への売上高 |
1,244,469 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2)有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3.主要な顧客ごとの情報
|
(単位:千円) |
|
顧客の名称又は氏名 |
売上高 |
|
パルス株式会社 |
270,277 |
(注)当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、関連するセグメント名の記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
当社グループは、XR事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
1.関連当事者との取引
(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
記載すべき重要な事項はありません。
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
|
種類 |
会社等の名称又は氏名 |
議決権等の所有(被所有) 割合(%) |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (千円) |
科目 |
期末残高 (千円) |
|
役員 |
安田 京人 |
- |
当社取締役 |
信託型SOの源泉所得税に係る一部返還(注1) |
29,370 |
長期未収入金 |
19,011 |
|
役員 |
美濃 裕司 |
- |
当社取締役 |
信託型SOの源泉所得税に係る一部返還(注1) |
12,323 |
長期未収入金 |
7,666 |
|
役員 |
山下 真輝 |
- |
当社取締役 |
新株予約権(ストックオプション)の行使(注2) |
87,000 |
- |
- |
注1.当社は役職員等の権利行使済みの信託型SOに係る源泉所得税の調整の過程において、役職員等から一部返還を受ける見込みの金額を長期未収入金として計上しております。
2.2022年5月20日開催の取締役会の決議に基づき発行したストックオプションの当連結会計年度における権利行使を記載しております。なお、「取引金額」欄は、当連結会計年度におけるストックオプションの権利行使による付与株式数に払込金額を乗じた金額を記載しております。
(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引
連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等
前連結会計年度(自2022年1月1日 至2022年12月31日)
|
種類 |
会社等の名称又は氏名 |
所在地 |
資本金又は出資金 (千円) |
事業の内容又は職業 |
議決権等の所有(被所有)割合 (%) |
関連当事者との関係 |
取引の内容 |
取引金額 (千円) |
科目 |
期末残高 (千円) |
|
主要株主及びその近親者が議決権の過半数を所有している会社等 |
パルス株式会社 (注2) |
東京都渋谷区 |
1,050 |
バーチャルライブアプリ開発 |
(被所有) 間接 10.5 |
株式会社イグニス子会社 |
開発受託 (注1) |
26,965 |
売掛金 |
29,661 |
(注)1.取引条件および取引条件の決定方針等
市場規模を勘案して当社の希望価格を掲示し、価格交渉の上で決定しております。
2.株式会社イグニス及び同社の代表取締役である銭コンが議決権の過半数を直接保有している会社との取引であります。
当連結会計年度(自2023年1月1日 至2023年12月31日)
記載すべき重要な事項はありません。
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
1株当たり純資産額 |
126.97円 |
110.58円 |
|
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
8.22円 |
△19.80円 |
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
7.51円 |
- |
(注)1.当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失を計上しているため記載しておりません。
2.当社は、2022年8月31日付で普通株式1株につき20株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益を算定しております。
3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
|
|
前連結会計年度 (自2022年1月1日 至2022年12月31日) |
当連結会計年度 (自2023年1月1日 至2023年12月31日) |
|
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△) |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円) |
71,587 |
△203,095 |
|
普通株主に帰属しない金額(千円) |
- |
- |
|
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失(△)(千円) |
71,587 |
△203,095 |
|
普通株式の期中平均株式数(株) |
8,708,425 |
10,258,689 |
|
|
|
|
|
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
|
|
|
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) |
- |
- |
|
普通株式増加数(株) |
828,154 |
- |
|
(うち新株予約権(株)) |
(828,154) |
- |
|
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要 |
- |
- |
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
区分 |
当期首残高 (千円) |
当期末残高 (千円) |
平均利率 (%) |
返済期限 |
|
1年以内に返済予定の長期借入金 |
91,214 |
82,392 |
1.7 |
- |
|
1年以内に返済予定のリース債務 |
232 |
211 |
- |
- |
|
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。) |
151,711 |
70,119 |
1.9 |
2025年1月 ~2028年4月 |
|
リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。) |
- |
88 |
- |
2025年1月 ~2025年4月 |
|
合計 |
243,157 |
152,810 |
- |
- |
(注)1.平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。
2.リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を
連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
3.長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。
|
|
1年超2年以内 (千円) |
2年超3年以内 (千円) |
3年超4年以内 (千円) |
4年超5年以内 (千円) |
|
長期借入金 |
46,919 |
9,600 |
9,600 |
4,000 |
|
リース債務 |
88 |
- |
- |
- |
本明細表に記載すべき事項が連結財務諸表規則第15条の23に規定する注記事項として記載されているため、資産除去債務明細表の記載を省略しております。
当連結会計年度における四半期情報等
|
(累計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
当連結会計年度 |
|
売上高(千円) |
252,195 |
512,724 |
899,084 |
1,244,469 |
|
税金等調整前四半期(当期)純損失(△)(千円) |
△41,861 |
△88,390 |
△91,475 |
△169,027 |
|
親会社株主に帰属する四半期(当期)純損失(△)(千円) |
△29,317 |
△62,184 |
△124,320 |
△203,095 |
|
1株当たり四半期(当期)純損失(△)(円) |
△2.90 |
△6.12 |
△12.16 |
△19.80 |
|
(会計期間) |
第1四半期 |
第2四半期 |
第3四半期 |
第4四半期 |
|
1株当たり四半期純損失(△)(円) |
△2.90 |
△3.22 |
△6.00 |
△7.61 |