【注記事項】
 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

すべての子会社を連結しております。

連結子会社の数          11

連結子会社の名称

東汽観光㈱、東海技術サービス㈱、東海マリンサービス㈱、東海自動車サービス㈱、大島旅客自動車㈱、大島マリンサービス㈱、八丈マリンサービス㈱、伊東港運㈱、東海シップサービス㈱、伊豆七島海運㈱および小笠原海運㈱であります。

なお、連結子会社であった東汽商事㈱は、当連結会計年度において当社を存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。

 

2 持分法の適用に関する事項

(1) 持分法適用の非連結子会社の数

 該当事項はありません。

(2) 持分法適用の関連会社の数   

 該当事項はありません。

(3) 持分法を適用しない非連結子会社および関連会社の名称

伊豆諸島開発㈱であります。

持分法を適用しない理由

持分法非適用会社は、当期純損益および利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しております。

(4) 持分法の適用の手続きについて特に記載する必要があると認められる事項

 該当事項はありません。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、小笠原海運㈱は事業年度の末日を3月31日から12月31日に変更しております。連結財務諸表の作成にあたっては、従来から連結決算日を決算日とみなした仮決算に基づく財務諸表を使用しているため、当該決算期の変更による影響はありません。

なお、その他の連結子会社の事業年度の末日は連結決算日と一致しております。

 

4 会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準および評価方法

①有価証券

その他有価証券

 市場価格のない株式等以外のもの

期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

 市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

②棚卸資産

先入先出法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

定率法によっております。

ただし、船舶および1998年4月1日以降取得した建物(建物附属設備を除く)、並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備および構築物については定額法によっております。なお、主な耐用年数は船舶8~35年、建物及び構築物3~50年であります。

 

②無形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。

なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。

③リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっております。

(3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率に基づき、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

従業員の賞与支給に備えるため、支給見込額に基づき計上しております。

③特別修繕引当金

船舶の定期検査費用に備えるため、修繕見積額に基づき計上しております。

(4) 退職給付に係る会計処理の方法

退職金規程に基づく退職一時金制度を採用し、退職一時金の一部を中小企業退職金共済制度から支給する制度であります。当社および連結子会社は、退職給付に係る負債および退職給付費用の計算の際に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする簡便法を適用しております。

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社及び連結子会社の顧客との契約から生じる収益に関する主要な事業における主な履行義務の内容及び当該履行義務を充足する通常の時点(収益を認識する通常の時点)は以下のとおりであります。

① 海運関連事業

海運関連事業においては、主に旅客及び貨物の輸送サービスの提供を行っており、航海期間にわたり履行義務が充足されることから、その進捗に応じて収益を認識しております。進捗度の見積りは、航海の経過日数に基づいております。

なお、サービスの提供のうち、当社及び連結子会社が代理人に該当すると判断したものについては、他の当事者が提供するサービスと交換に受け取る額から当該他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しております。

また、取引の対価は、原則、履行義務の充足前に受領することになっており、履行義務の充足後に受領する場合においても、通常、短期のうちに支払期限が到来するため、契約に重要な金融要素は含まれておりません。

② 商事料飲事業

商事料飲事業においては、主に島しょ向けセメント、建築資材、船舶燃料等の販売のほか、海運関連事業の旅客の輸送サービスに付帯する料飲販売や飲食サービスを提供しており、顧客へ商品を引き渡した時点及びサービスを提供した時点で履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

なお、商品の販売のうち、当社及び連結子会社が代理人に該当すると判断したものについては、他の当事者が提供する商品と交換に受け取る額から当該他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しております。

また、取引の対価は、履行義務の充足後、短期のうちに支払期限が到来するため、契約に重要な金融要素は含まれておりません。

 

③ ホテル事業

ホテル事業においては、主に客室、レストラン、宴会及びそれらに付帯するサービスの提供を行っており、顧客へサービスを提供した時点及び商品を引き渡した時点で履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

なお、サービスの提供のうち、当社及び連結子会社が代理人に該当すると判断したものについては、他の当事者が提供するサービスと交換に受け取る額から当該他の当事者に支払う額を控除した純額を収益として認識しております。

また、取引の対価は、履行義務の充足後、短期のうちに支払期限が到来するため、契約に重要な金融要素は含まれておりません。

④ 旅客自動車運送事業

旅客自動車運送事業においては、主にバスによる旅客輸送サービスの提供及び自動車の整備役務の提供を行っており、旅客の輸送が完了した時点及び整備完了後に顧客へ車両を引き渡した時点で履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

なお、取引の対価は、履行義務の充足後、短期のうちに支払期限が到来するため、契約に重要な金融要素は含まれておりません。

(6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、要求払預金および取得日から3ヶ月以内に満期日の到来する流動性の高い、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期的な投資からなっております。

(7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項

①船舶建造借入金の支払利息の計上方法

 船舶建造借入金の建造期間にかかる支払利息については、取得価額に算入しております。

②消費税等の会計処理

 消費税等の会計処理は税抜方式によっております。

 

 (重要な会計上の見積り)

1 固定資産の減損

 (1) 連結財務諸表に計上した金額

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産

15,018,948千円

14,048,003千円

無形固定資産

81,322千円

72,122千円

減損損失

12,279千円

34,346千円

 

 (2) 会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報

当社グループの保有する固定資産について、固定資産の減損に係る会計基準に基づき処理を実施しております。

①海運関連事業

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により落ち込んだ観光需要の回復の遅れ、及び船舶関連費用の増加等により、当連結会計年度において営業損失を計上しておりますが、翌期以降の事業計画に基づき、減損の兆候はないものと判断しております。当該見積りの基礎となる事業計画における重要な仮定は、乗船客数、客単価、貨物需要等に関する将来の見通しです。

②ホテル事業

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により落ち込んだ観光需要の回復の遅れにより、減損の兆候が認められましたが、割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っていることから、減損損失を計上しておりません。

③旅客自動車運送事業

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により落ち込んだ観光需要の回復の遅れにより、当連結会計年度において営業損失を計上し、割引前将来キャッシュ・フローが著しく低下しております。当連結会計年度においては、割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失として計上しております。

減損損失の認識の判定に用いられる経済的残存使用年数、将来キャッシュ・フロー、割引率等について一定の仮定を設定しております。

これらの仮定は経営者の最善の見積りにより決定しておりますが、観光需要の回復等が見積りより悪化した場合は、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

2 繰延税金資産の回収可能性

  (1) 連結財務諸表に計上した金額

 

前連結会計年度

当連結会計年度

繰延税金資産

605,475千円

694,123千円

 

   なお、上記繰延税金資産は繰延税金負債と相殺後の金額を表示しております。

 

  (2) 会計上の見積りの内容に関する理解に資する情報

繰延税金資産の認識は事業計画を基礎とした将来の課税所得の発生時期および金額の見積りに基づき行っております。当該見積りの基礎となる事業計画における重要な仮定は、乗船客数、客単価、貨物需要等に関する将来の見通しです。この仮定に関する将来の見通しが悪化した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において、重要な影響を与える可能性があります。

 

 (会計方針の変更等)

(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)

「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第31号 2021年6月17日。以下「時価算定会計基準適用指針」という。)を当連結会計年度の期首から適用し、時価算定会計基準適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。なお、連結財務諸表に与える影響はありません。

 

 (未適用の会計基準等)

 ・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

 ・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

 ・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

 

 (1) 概要

その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定めるもの。

 

 (2) 適用予定日

2025年12月期の期首より適用予定であります。

 

 (3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

 

 (表示方法の変更)

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において独立掲記しておりました「営業外収益」の「助成金収入」、「保険料」及び「受取手数料」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結損益計算書の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」に表示していた「助成金収入」18,867千円、「保険料」513千円、「受取手数料」13,495千円、「その他」8,897千円は、「その他」41,774千円として組替えております。

また、前連結会計年度において独立掲記しておりました「営業外費用」の「固定資産除却損」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結損益計算書の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」に表示していた「固定資産除却損」92,050千円、「その他」11,355千円は、「その他」103,406千円として組替えております。

 

 (連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等)3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報」に記載しております。

 

※2 販売費及び一般管理費のうち主要な費目は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

役員報酬及び従業員給与

708,692

千円

741,976

千円

賞与引当金繰入額

9,111

千円

9,689

千円

退職給付費用

27,451

千円

29,964

千円

広告宣伝費

185,579

千円

113,427

千円

 

 

※3 補助金収入の内訳

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

宿泊施設バリアフリー化支援補助金

千円

113,933

千円

車両購入補助金

13,684

千円

4

千円

その他

千円

8,283

千円

 

 

※4 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

土地

5,135

千円

千円

 

 

 

※5 減損損失

  前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日

当社グループはキャッシュ・フローを生み出す最小単位として事業別単位を、遊休資産については各物件を資産グループとしております。当連結会計年度において、事業用資産のうち、旅客自動車運送事業用資産の一部について、新型コロナウイルス感染症の影響により、収益性の低下が認められたため帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(12,279千円)として特別損失に計上しました。その内訳は、建物613千円、構築物613千円、機械及び装置2,455千円、車両運搬具7,367千円、器具備品1,227千円であります。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを1.23%で割り引いて算出しております。

用途

種類

場所

減損損失

旅客自動車運送事業用資産

建物、構築物 等

東京都大島町

12,279千円

 

 

  当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日) 

当社グループはキャッシュ・フローを生み出す最小単位として事業別単位を、遊休資産については各物件を資産グループとしております。当連結会計年度において、事業用資産のうち、旅客自動車運送事業用資産の一部について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により落ち込んだ観光需要の回復の遅れにより、収益性の低下が認められたため帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(34,346千円)として特別損失に計上しました。その内訳は、建物1,717千円、構築物1,717千円、機械及び装置5,151千円、車両運搬具15,455千円、器具備品10,303千円であります。なお、回収可能価額は使用価値により測定しており、将来キャッシュ・フローを1.45%で割り引いて算出しております。

用途

種類

場所

減損損失

旅客自動車運送事業用資産

建物、構築物 等

東京都大島町

34,346千円

 

 

 (連結包括利益計算書関係)

※1 その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

 当期発生額

△23,819

千円

127,254

千円

 組替調整額

千円

△542

千円

  税効果調整前

△23,819

千円

126,712

千円

  税効果額

△8,240

千円

34,311

千円

  その他有価証券評価差額金

△15,579

千円

92,401

千円

その他の包括利益合計

△15,579

千円

92,401

千円

 

 

 

 (連結株主資本等変動計算書関係)

 前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

2,200,000

2,200,000

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

5,202

89

5,291

 

(変動事由の概要)

単元未満株式の買取りによる増加            89株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

該当事項はありません。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

該当事項はありません。

 

 当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

2,200,000

2,200,000

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

5,291

5,291

 

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

該当事項はありません。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

該当事項はありません。

 

 

 (連結貸借対照表関係)

※1 受取手形、営業未収金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 3 (1) 契約資産及び契約負債の残高等」に記載しております。

 

※2 担保資産および担保付債務

担保に供している資産は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

現金及び預金(定期預金)

291,602

千円

291,602

千円

船舶

132,025

千円

120,022

千円

 

担保付債務は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

短期借入金

882,970

千円

854,678

千円

長期借入金

85,100

千円

65,700

千円

(内、一年内返済予定の長期借入金)

19,400

千円)

19,400

千円)

 

 

※3 期末日満期手形の会計処理

連結会計年度末日は銀行休業日でしたが、満期日に決済が行われたものとして処理しております。

連結会計年度末日満期手形は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

受取手形

1,904

千円

2,817

千円

 

 

※4 国庫補助金の受領により、固定資産の取得価額から控除した圧縮記帳額

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

船舶

4,064,933

千円

4,064,933

千円

建物及び構築物

1,995

千円

106,995

千円

その他(器具及び備品)

70,331

千円

70,331

千円

無形固定資産(ソフトウエア)

75,500

千円

75,500

千円

 

 

 (連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に記載されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

現金及び預金期末残高

4,859,096

千円

4,355,304

千円

預入期間が3ヶ月を超える定期預金

△335,602

千円

△335,602

千円

現金及び現金同等物の期末残高

4,523,493

千円

4,019,701

千円

 

 

 

 (リース取引関係)

1 ファイナンス・リース取引

(借主側)

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

(1) リース資産の内容

  有形固定資産

主として海運関連事業用機器(器具及び備品)であります。

(2) リース資産の減価償却の方法

リース期間を耐用年数とし残存価額をゼロとする定額法によっております。

 

2 オペレーティング・リース取引

(借主側)

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

1年以内

1,302

759

1年超

759

合計

2,061

759

 

 

 

 (金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定しており、また、必要な資金については金融機関等からの借入により調達しております。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

受取手形、営業未収金及び契約資産においては、顧客の信用リスクがあり、各部署で取引先の状況をモニタリングすると共に、回収の遅延等異常値についてのチェックを毎月行う等の与信管理を行いリスク低減を図っております。

営業未払金は、1年以内の支払期日であり、特段リスクは把握しておりません。

投資有価証券は株式であり、上場株式等市場価格により変動するリスクについては、四半期ごとに時価の把握を行っております。また、非上場の株式については、発行体の財務状況等を把握し継続的に見直しております。

短期借入金及び長期借入金は営業取引や設備投資を目的とした資金調達です。

また、資金調達に係る流動性リスクについては、各部署からの報告に基づき、財務担当部門が適時に資金計画を作成・更新するとともに、手元流動性を維持すること等により、管理をしております。

なお、デリバティブは内部管理を行い、実需の範囲で行うこととしております。

 

 

2  金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

区分

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

連結貸借
対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借
対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

(1) 受取手形、営業未収金
  及び契約資産

1,766,144

1,766,144

1,645,812

1,645,812

(2) 投資有価証券

 

 

 

 

 

 

  その他有価証券

263,682

263,682

387,478

387,478

資産計

2,029,827

2,029,827

2,033,291

2,033,291

(1) 営業未払金

934,454

934,454

1,009,775

1,009,775

(2) 短期借入金

(※3)

3,549,131

3,543,014

△6,117

3,826,827

3,822,780

△4,047

(3) 長期借入金

10,000,911

9,728,048

△272,863

8,981,684

8,780,149

△201,534

負債計

14,484,497

14,205,517

△278,980

13,818,288

13,612,706

△205,582

 

(※1) 「現金及び預金」については、現金であること、及び預金が短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

(※2) 市場価格のない株式等は、「(2) 投資有価証券 その他有価証券」に含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

   (単位:千円)

区分

2022年12月31日

2023年12月31日

非上場株式

43,887

43,887

 

(※3) 短期借入金には一年内返済予定の長期借入金が含まれております。

 

 (注)1 金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度 (2022年12月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

4,859,096

受取手形及び営業未収金
及び契約資産

1,766,144

 

 

当連結会計年度 (2023年12月31日)

 

1年以内
(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

4,355,304

受取手形及び営業未収金
及び契約資産

1,645,812

 

 

2 長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度 (2022年12月31日)

区分

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

1,712,970

長期借入金

1,836,161

1,098,296

1,131,075

1,134,391

1,110,589

5,526,558

 

 

当連結会計年度 (2023年12月31日)

区分

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

短期借入金

2,134,678

長期借入金

1,692,149

1,129,710

1,133,443

1,569,063

779,110

4,370,356

 

 

 

3  金融商品の時価のレベルごとの内訳に関する事項

   金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

   レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価額により算定した時価

   レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

   レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2022年12月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

263,682

263,682

資産計

263,682

263,682

 

 

当連結会計年度(2023年12月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

387,478

387,478

資産計

387,478

387,478

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2022年12月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

受取手形、営業未収金
及び契約資産

1,766,144

1,766,144

資産計

1,766,144

1,766,144

営業未払金

934,454

934,454

短期借入金

3,543,014

3,543,014

長期借入金

9,728,048

9,728,048

負債計

14,205,517

14,205,517

 

 

当連結会計年度(2023年12月31日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

受取手形、営業未収金
及び契約資産

1,645,812

1,645,812

資産計

1,645,812

1,645,812

営業未払金

1,009,775

1,009,775

短期借入金

3,822,780

3,822,780

長期借入金

8,780,149

8,780,149

負債計

13,612,706

13,612,706

 

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

受取手形、営業未収金及び契約資産、営業未払金、短期借入金

これらは、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいと考えられ、レベル2の時価に分類しております。なお、短期借入金に計上されている一年内返済予定の長期借入金については、下記「長期借入金」と同様の方法により時価を分類しております。

 

長期借入金

長期借入金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映することから、時価は帳簿価額と近似していると考えられ、レベル2の時価に分類しております。固定金利によるものは、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 (有価証券関係)

その他有価証券

区分

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

連結貸借
対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借
対照表計上額
(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

 

 

 

 株式

263,682

174,918

88,763

387,478

172,002

215,475

小計

263,682

174,918

88,763

387,478

172,002

215,475

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

 

 

 

 株式

小計

合計

263,682

174,918

88,763

387,478

172,002

215,475

 

 

 (退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社および連結子会社は確定給付型の退職一時金制度を採用し、退職一時金の一部を中小企業退職金共済制度から支給する制度であります。また、一部の連結子会社は確定拠出型の中小企業退職金共済制度に加入しております。

なお、当社および連結子会社が有する確定給付型の退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債および退職給付費用を計算しております。

 

2 確定給付制度

(1) 簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表 

 

前連結会計年度
(自 2022年1月1日
  至 2022年12月31日)

当連結会計年度
(自 2023年1月1日
  至 2023年12月31日)

退職給付に係る負債の期首残高

1,500,018

千円

1,502,587

千円

  退職給付費用

125,590

千円

148,641

千円

 退職給付の支払額

△82,238

千円

△38,140

千円

 制度への拠出額

△40,783

千円

△39,636

千円

退職給付に係る負債の期末残高

1,502,587

千円

1,573,452

千円

 

 

(2) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

積立型制度の退職給付債務

1,855,457

千円

1,953,568

千円

中小企業退職金共済制度積立資産

△477,929

千円

△511,658

千円

 

1,377,527

千円

1,441,910

千円

非積立型制度の退職給付債務

125,059

千円

131,542

千円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

1,502,587

千円

1,573,452

千円

 

 

 

 

 

退職給付に係る負債

1,502,587

千円

1,573,452

千円

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

1,502,587

千円

1,573,452

千円

 

 

(3) 退職給付費用及びその内訳項目の金額

 

前連結会計年度
(自 2022年1月1日
  至 2022年12月31日)

当連結会計年度
(自 2023年1月1日
  至 2023年12月31日)

 簡便法で計算した退職給付費用

125,590

千円

148,641

千円

退職給付費用

125,590

千円

148,641

千円

 

 

3 確定拠出制度

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

連結子会社の確定拠出制度への要拠出額

8,392

千円

8,228

千円

 

 

 (税効果会計関係)

1 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

(繰延税金資産)

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

退職給付に係る負債

469,123

千円

491,487

千円

特別修繕引当金

133,345

千円

146,251

千円

貸倒引当金

3,575

千円

1,224

千円

有価証券評価損

38,569

千円

35,509

千円

税務上の繰越欠損金

230,817

千円

433,408

千円

減損損失

296,378

千円

302,860

千円

その他

43,667

千円

35,419

千円

繰延税金資産小計

1,215,477

千円

1,446,161

千円

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2

△230,817

千円

△336,701

千円

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△350,044

千円

△348,897

千円

評価性引当額小計(注)1

△580,861

千円

△685,599

千円

繰延税金資産合計

634,615

千円

760,562

千円

 

 

(繰延税金負債)

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

固定資産圧縮積立金

△525

千円

千円

その他有価証券評価差額金

△26,228

千円

△60,539

千円

その他

△2,387

千円

△5,898

千円

繰延税金負債合計

△29,140

千円

△66,438

千円

繰延税金資産の純額

605,475

千円

694,123

千円

 

 

(注) 1.評価性引当額が104,737千円増加しております。この増加の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額が105,884千円増加したことに伴うものであります。

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2022年12月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

15,796

3,098

1,466

13,808

196,647

230,817

千円

評価性引当額

15,796

3,098

1,466

13,808

196,647

230,817

千円

繰延税金資産

千円

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

当連結会計年度(2023年12月31日

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

合計

税務上の繰越欠損金(a)

3,098

1,466

13,592

415,251

433,408

千円

評価性引当額

3,098

1,466

11,394

320,742

336,701

千円

繰延税金資産

2,198

94,508

(b)96,707

千円

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(b)税務上の繰越欠損金433,408千円(法定実効税率を乗じた金額)について、繰延税金資産96,707千円を計上しております。当該税務上の繰越欠損金については、事業計画を基礎とした将来の課税所得の見込みにより、回収可能と判断した部分の評価性引当額を認識しておりません。

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

法定実効税率

30.6

%

%

(調整)

 

 

 

 

子会社欠損金等の税効果

△16.8

%

%

住民税均等割

1.4

%

%

評価性引当額

0.5

%

%

その他

3.0

%

%

税効果会計適用後の法人税等の負担率

18.7

%

%

 

  (注)当連結会計年度は、税金等調整前当期純損失が計上されているため、記載を省略しております。

 

 

 (企業結合等関係)

  前連結会計年度 (自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

   該当事項はありません。

 

  当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

(共通支配下の取引等)

(連結子会社の吸収合併)

当社は、2023年2月14日開催の取締役会において、2023年4月1日を効力発生日として、当社を吸収合併存続会社、当社の連結子会社である東汽商事株式会社を吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、同日付けで合併契約を締結いたしました。当該契約に基づき、当社は2023年4月1日付けで東汽商事株式会社を吸収合併いたしました。

 

1.取引の概要

(1) 被結合企業の名称及びその事業の内容

被結合企業の名称:東汽商事株式会社

事業の内容:商事料飲事業

(2) 企業結合を行った主な理由

当社および東汽商事株式会社が営む商事料飲事業は、船内および船客待合所内での料飲販売、東京諸島での生活必需品の供給において連携して経営強化を図ってまいりましたが、ECサイトを初めとする新たな事業展開と既存事業の強化を一層推し進めるため、東汽商事株式会社を当社に吸収し、組織強化ならびに事業・事務管理の更なる効率化と、経営資源を集約することとしました。

(3) 企業結合日

2023年4月1日

(4) 企業結合の法的形式

当社を存続会社、東汽商事株式会社を消滅会社とする吸収合併

(5) 結合後企業の名称

東海汽船株式会社

 

2.実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

 

 (収益認識関係)

1  顧客との契約から生じる収益を分解した情報 

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

2  顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4 会計方針に関する事項 (5)重要な収益及び費用の計上基準」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

3  顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 (1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

 

 

 受取手形

3,737

3,871

 営業未収金

786,540

906,042

 

790,278

909,913

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

 

 

 受取手形

3,871

3,735

 営業未収金

906,042

911,816

 

909,913

915,552

契約資産(期首残高)

3,669

契約資産(期末残高)

3,669

2,514

契約負債(期首残高)

78,124

80,264

契約負債(期末残高)

80,264

90,064

 

契約資産は、期末日時点で航海日数が経過しているものの未請求の契約に係る対価に対する当社及び連結子会社の権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社および連結子会社の権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振り替えられます。

連結貸借対照表上、契約負債は流動負債の「その他」に計上しております。契約負債は、主として旅客輸送サービスの提供前に顧客から受け取った対価に対する前受金に関するものであります。契約負債は、収益の認識に伴い取り崩されます。なお、過去の期間に充足した履行義務から当連結会計年度に認識した収益の額に重要性はありません。

 

 (2) 残高履行義務に配分した取引価格

当社グループでは残高履行義務に配分した総額及び収益の認識が見込まれる取引については、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております