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回次 |
第20期 |
第21期 |
第22期 |
第23期 |
第24期 |
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決算年月 |
2019年12月 |
2020年12月 |
2021年12月 |
2022年12月 |
2023年12月 |
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売上高 |
(千円) |
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経常利益 |
(千円) |
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当期純利益 |
(千円) |
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持分法を適用した場合の投資利益 |
(千円) |
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資本金 |
(千円) |
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発行済株式総数 |
(株) |
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純資産額 |
(千円) |
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総資産額 |
(千円) |
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1株当たり純資産額 |
(円) |
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1株当たり配当額 |
(円) |
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(うち1株当たり中間配当額) |
( |
( |
( |
( |
( |
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1株当たり当期純利益 |
(円) |
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潜在株式調整後1株当たり当期純利益 |
(円) |
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自己資本比率 |
(%) |
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自己資本利益率 |
(%) |
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株価収益率 |
(倍) |
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配当性向 |
(%) |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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△ |
△ |
△ |
△ |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
(千円) |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
(千円) |
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従業員数 |
(人) |
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(外、平均臨時雇用者数) |
( |
( |
( |
( |
( |
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株主総利回り |
(%) |
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(比較指標:東証グロース指数) |
(%) |
( |
( |
( |
( |
( |
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最高株価 |
(円) |
- |
- |
3,090 |
1,862 |
876 (2,240) |
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最低株価 |
(円) |
- |
- |
1,831 |
787 |
733 (969) |
(注)1.当社は連結財務諸表を作成しておりませんので、連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移については記載しておりません。
2.持分法を適用した場合の投資利益については、関連会社を有しておりませんので記載しておりません。
3.1株当たり配当額及び配当性向については、配当を実施していないため記載しておりません。
4.第20期及び第21期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、第21期末時点において当社株式は非上場であり、期中平均株価が把握できないため、記載しておりません。
5.当社は2021年12月16日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、第22期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、新規上場日から第22期の末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しております。
6.第20期及び第21期の株価収益率については、第21期末時点において当社株式は非上場であるため、記載しておりません。
7.従業員数は就業人員であり、平均臨時雇用者数(契約社員、パート及び人材会社からの派遣社員)は年間平均人員を( )内にて外数で記載しております。
8.当社は、2019年12月25日付で普通株式1株につき1,000株の割合で株式分割を、2021年8月31日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を、2023年12月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割をそれぞれ行っております。第20期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「1株当たり純資産額」、「1株当たり当期純利益」及び「潜在株式調整後1株当たり当期純利益」を算定しております。
9.当社は、2021年12月16日付をもって東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場いたしましたので、第20期から第22期までの株主総利回り及び比較指標については記載しておりません。第23期以降の株主総利回り及び比較指標は2021年12月末を基準として算定しております。
10.最高株価及び最低株価は、2022年4月3日以前は東京証券取引所マザーズ市場におけるものであり、2022年4月4日以降は東京証券取引所グロース市場におけるものです。また、2021年12月16日付をもって同取引所に株式を上場いたしましたので、それ以前の株価については記載しておりません。なお、第24期の株価につきましては、株式分割後の最高株価及び最低株価を記載しており、( )内に株式分割前の最高株価及び最低株価を記載しております。
11.「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第23期の期首から適用しており、第23期以降に係る主要な経営指標等については、当該会計基準等を適用した後の指標等となっております。
12.第24期の資本金の減少は、資本政策の柔軟性及び機動性を確保することを目的として、2023年3月23日の定時株主総会の決議に基づき、減資を行ったことによるものであります。なお、減資により振り替えたその他資本剰余金を繰越利益剰余金に振り替え、欠損填補しております。
13.株主総利回りの比較指数は、東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、「東証マザーズ指数」から「東証グロース市場250指数」へ変更いたしました。
当社の代表取締役社長であり創業者である中西良祐は、大学卒業後に教育関連事業会社と通信事業会社での勤務を経て、当社の経営理念でもある、お客様の笑顔を追求できる事業、社員同士が助け合いができる環境という、自らの理想とする会社を自ら創るべく、2000年12月、有限会社ブロードエンタープライズを設立しました。創業当初は前職の営業職経験と通信業界での経験を踏まえて、大手通信事業者の商材を取り扱う販売代理店としてスタートしました。
(有限会社ブロードエンタープライズ設立時の概要)
商号:有限会社ブロードエンタープライズ
事業の内容:通信機器販売、電話回線を利用した各種情報サービス業
資本金:300万円
株主:中西良祐(100%)
役員:中西和重(取締役)、中西良祐(取締役)
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年月 |
概要 |
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2000年12月 2002年8月 2003年3月 2003年11月 2004年7月 2005年6月 2005年7月 2005年8月 2005年9月 2006年5月 2006年6月 2006年8月
2007年1月 2007年3月 2007年9月 2008年8月 2008年12月 2009年1月 2009年4月 2009年5月 2009年6月 2010年3月 2010年9月 2010年11月
2011年6月 2011年8月 |
通信機器の販売を目的に大阪市北区に有限会社ブロードエンタープライズ設立 株式会社ブロードインターナショナル(子会社)設立 株式会社に組織変更、本社移転 西日本電信電話株式会社の光ファイバー回線「Bフレッツ」の販売を主業とする 有限会社ファイバーリンクジャパン(子会社)設立 マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」販売開始 資本金を3,000万円に増資 電気通信事業者届出(E47-2644号) 関東地方の営業拡大のため東京都港区に東京支店を開設 取締役会設置会社、監査役設置会社に移行 株式会社ブロードインターナショナルを清算結了・閉鎖 関西・九州地方の営業拡大のため京都府京都市下京区、福岡県福岡市中央区、兵庫県神戸市中央区にそれぞれ京都支店、福岡支店、神戸支店を開設 資本金を5,000万円に増資 有限会社ファイバーリンクジャパンをシャインストール株式会社に商号変更 資本金を9,000万円に増資 プライバシーマーク認証取得(登録番号:20001355(06)) 神戸支店を大阪本社に統合 シャインストール株式会社を清算結了 シャインストール株式会社を閉鎖 東京都千代田区に東京支店を移転 京都府京都市下京区内に京都支店を移転 福岡県福岡市博多区に福岡支店を移転 キャッシュ・フロー最大化サービス「賃貸経営ネット」運営開始 株式会社ラビズ(子会社)設立、不動産事業開始 現所在地に大阪本社を移転 東京都千代田区内に東京支店を移転 VOGUE株式会社(子会社)設立、エステティックサロン事業開始 株式会社OSDL(子会社)設立、コンピュータソフトウェア開発事業開始 |
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2012年7月
2014年3月 2014年10月 2014年12月 2015年2月 2015年12月 2017年6月 2018年1月
2018年5月 2018年8月 2018年10月 2018年12月 2019年1月 2019年3月 2020年7月 2020年11月 2021年6月 2021年12月 2022年4月 2022年6月 2023年4月 2023年7月 2023年8月 |
株式会社ラビズ、VOGUE株式会社、株式会社OSDLを株式会社ブロードエンタープライズに吸収合併し、それぞれ不動産事業部、エステティック事業部、IT事業部として事業継続 不動産事業部事業廃止 イシン株式会社主催 社会・地域に貢献した企業に送られる「宗次賞」を受賞 京都府京都市中京区に京都支店を移転 取締役会設置会社、監査役設置会社を廃止 エステティック事業部事業廃止 東京都豊島区に北東京支店を開設、旧東京支店を南東京支店に名称変更 大阪市女性活躍リーディングカンパニー「二つ星認証」認証(認証番号:332) 京都府京都市中京区内に京都支店を移転 愛知県名古屋市中区に名古屋支店を開設 取締役会設置会社、監査役設置会社に移行 小売電気事業許可(登録番号:A0535号) IT事業部事業廃止 支社制に移行、後付けオートロックシステム「BRO-LOCK」の販売開始 旧南東京支店を旧北東京支店に統合、東日本第一支社・第二支社に再編 監査役会設置会社に移行 電気通信工事業 大阪府知事 許可(般-2)第154910号取得 東京都中央区に東日本支社を移転 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 東京証券取引所グロース市場に移行 横浜支店、神戸支店、広島支店開設 資本金を7,000万円に減資 宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」の販売開始 男女いきいき・元気宣言認定 |
(1)当社の事業の特徴
当社は、マンションオーナー、不動産管理会社、ハウスメーカー等が建築・管理する集合住宅を対象にインターネットサービスを提供しております。当社のインターネットサービスは、集合住宅に光回線を敷設するインターネットシステムの導入工事からインターネットシステム導入後のインターネット接続環境の維持、保守サービスまでを「B-CUBIC」というブランドで総合的に提供しております。なお、「B-CUBIC」は、直販、取扱店、代理店、OEMの4つの販売方法があります。
当社は、インターネットサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
マンションオーナーや不動産管理会社、ハウスメーカーは、入居率を向上させる手段として物件の付加価値を高めたいというニーズがあり、当社はこのニーズに対応するため、「B-CUBIC」の提供と併せてIoT(Internet of Things)商材である顔認証付きIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」やスマートホームとリノベーションを合わせたサービス「BRO-ROOM」、スマートカメラ、スマートロックといった周辺設備を同時提供しております。また、当社の強みとして、債権流動化の仕組みを活用した独自のファイナンスモデルである「初期導入費用0円プラン」を適用することで、オーナーの経済的負担を軽減しております。さらに、入居者からの問い合わせに対応するコールセンターを設置しており、導入後のアフターフォローは当社が直接対応しております。
(2)具体的な製品・商品又はサービスの特徴
① 「B-CUBIC」
「B-CUBIC」は、マンションの全居室に対してインターネット環境を一斉に導入する「全戸一括型」のインターネットサービスです。大手通信事業者の入居者向けインターネットサービスは、利用を希望する入居者からの個別の申し込みと導入工事が必要であり、各入居者には初期工事費用や月額利用料の負担が発生しますが、「B-CUBIC」は、マンションオーナーが全戸一括で契約することで、入居者からの申し込みは不要、かつ無料でインターネット利用が可能となります。
入居者へのアフターフォローとして「接続ガイド」の配布や、インターネットに関する問い合わせ窓口としてコールセンターを自社で運営しておりますので、インターネットの通信障害等による現地対応(出張サービス)・機器の故障によるメンテナンスサポートも迅速な対応が可能です。また導入いただいたお客様へ入居促進活動のサポートとしてのぼり・看板の無償提供も行っております。
また、「B-CUBIC」は、インターネット設備の提供を軸に、IoT(Internet of Things)商材である顔認証付きIoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」やスマートカメラ、スマートホーム等の商品やサービスを組み合わせ、スマートフォン・タブレット・PCでの遠隔監視が可能となっております。
② 「BRO-LOCK」
「BRO-LOCK」は、マンションのエントランスをオートロック化するための顔認証付きIoTインターフォンシステムです。当システムは、インターネット回線を利用することで、取り付けにあたり住戸内までの配線工事が不要であり、かつ「B-CUBIC」のインターネット回線と共用できるため、インターネット利用料を重複して支払う必要がなく、マンションオーナーのコスト負担が軽減されます。
集合玄関機は「顔認証」「ICカード認証」「QRコード認証」「時限式暗証番号認証」など様々な方法で解錠が可能です。また、室内モニターからの通話・解錠だけでなく、専用のアプリを利用することで、入居者が所有するスマートフォンで外出先から来訪者と応答でき、訪問履歴の確認、不在時の訪問者の画像確認など様々な機能を持たせることが可能となります。また、クラウドサービス(注)を利用することにより、不動産管理会社における業務効率化ツールとしての利用も可能となっております。具体的には入居者へのメッセージ通知機能による掲示物の削減、時限式の暗証番号・QRコードの発行機能により対面での鍵の受け渡し作業を不要にするなどが挙げられます。
入居者へのアフターフォローとして、インターフォンに関しての問い合わせ窓口としてコールセンターを自社で運営しておりますので、機器の不具合や故障による対応も迅速に行っております。
(注)具体的なサービスとして、1:カードキー管理、2:スマホ管理、3:入居ステータス管理、4:入室履歴管理、5:メッセージ送信、6:機器動作ステータス確認などが挙げられます。
③ 「BRO-ROOM」
「BRO-ROOM」は、空室に悩むマンションオーナー向けに、1戸単位で空室対策を行うサービスです。通常であれば空室のリフォーム・リノベーションは多額の投資が初期段階で必要となり、分割での支払いにするとしても銀行借入やローン、リースに頼らざるを得ません。「BRO-ROOM」では当社独自のファイナンスモデル「初期導入費用0円プラン」のメリットを最大限活かし、初期投資は当社が立て替え、オーナーは毎月のお支払いのみで、リスクを最小限に抑えて空室対策が可能となります。
リノベーションはお部屋の構造や設備など課題点を徹底的にお調べし、最適な工事を施すことで、適正な募集家賃を実現します。また、スマートホームサービスを同時導入することで、IoTルームとしてお部屋の付加価値を高めます。さらに、サブリース会社とのパッケージプランを利用することで、サブリース料金からBRO-ROOM料金を差し引き、オーナーの手出しを0円にし、導入後すぐに収入が確定します。
[当社の商流]
インターネット需要に対するインフラ提供や、マンションのセキュリティ・防犯面を強化させる設備、マンションの付加価値を向上させて空室問題を解決するためのIoT(Internet of Things)商材など、社会課題に対する解決策を提供し、社会に貢献するための事業を行い、事業を継続的に発展させてまいります。そのためには、収益力を高めるとともに、財務の安定化を図ることが重要だと認識しております。
[事業系統図]
該当事項はありません。
(1)提出会社の状況
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2023年12月31日現在 |
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従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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( |
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当社はインターネットサービス事業の単一セグメントであるため事業部門別に記載しております。
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事業部門の名称 |
従業員数(人) |
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コンサルティング事業本部 |
49 |
(7) |
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施工業務部 |
52 |
(8) |
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総務部、経理部、他 |
26 |
(-) |
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合計 |
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( |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パート及び人材会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(2)労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。
(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
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当事業年度 |
||||
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管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)3 |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
||
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17.4 |
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- |
- |
- |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2.男性労働者の育児休業取得率につきましては、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表対象外のため、記載を省略しております。
3.労働者の男女の賃金の差異につきましては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表対象外のため、記載を省略しております。