(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、製品のマーケット分野別に区分した「食品事業」「油化事業」ごとに包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

したがって、当社では、「食品事業」「油化事業」の2つを報告セグメントとしております。

各報告セグメントの主要製品は以下のとおりであります。

(1) 食品事業…マーガリン、ショートニング、ラード、粉末油脂、ホイップクリーム、その他食用加工油脂

(2) 油化事業…脂肪酸、グリセリン、工業用石鹸、その他工業用油脂、繊維用処理剤、消泡剤、香粧品原料、

重金属捕集剤、重金属固定剤、その他各種界面活性剤

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

なお、セグメント間の内部収益及び振替高は、主に市場実勢価格や製造原価に基づいております。

 

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報

前連結会計年度(自  2022年1月1日  至  2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

合計

調整額

連結

財務諸表

計上額

食品事業

油化事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

35,725

16,578

52,304

439

52,743

52,743

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

216

130

347

143

490

490

35,942

16,708

52,651

582

53,233

490

52,743

セグメント利益又は損失(△)

1,675

11

1,687

82

1,604

1,604

セグメント資産

37,277

16,763

54,040

1,964

56,005

2,663

58,669

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

1,163

549

1,712

61

1,774

1,774

  有形固定資産及び
  無形固定資産の増加額

720

451

1,171

10

1,182

1,182

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸、原料油脂等を含んでおります。

2 セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の金額2,663百万円であり、その主なものは、当社の長期投資資金(投資有価証券)等であります。

3 セグメント利益又は損失の合計は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。

 

当連結会計年度(自  2023年1月1日  至  2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

合計

調整額

連結

財務諸表

計上額

食品事業

油化事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

  外部顧客への売上高

38,217

17,366

55,584

651

56,236

56,236

  セグメント間の内部売上高
  又は振替高

192

134

326

143

469

469

38,410

17,501

55,911

795

56,706

469

56,236

セグメント利益

1,233

1,085

2,318

53

2,372

2,372

セグメント資産

40,491

16,669

57,160

1,799

58,960

3,483

62,443

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

  減価償却費

1,128

522

1,651

58

1,709

1,709

  有形固定資産及び
  無形固定資産の増加額

956

946

1,902

14

1,916

1,916

 

(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産賃貸、原料油脂等を含んでおります。

2 セグメント資産の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社資産の金額3,483百万円であり、その主なものは、当社の長期投資資金(投資有価証券)等であります。

3 セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3  主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

ニッシントーア・岩尾㈱

5,441

食品事業及び油化事業

 

 

当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。

 

3  主要な顧客ごとの情報

 

 

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント名

ニッシントーア・岩尾㈱

6,074

食品事業及び油化事業

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

 該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1 関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者の取引

(イ) 連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る。)等

前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

主要
株主

山崎製パン㈱

東京都
千代田区

11,014

パン、和菓子、
洋菓子等製造及
び販売

(所有)

当社製品の
販売先

製品の販売

10,801

受取手形
及び
売掛金

3,075

直接 0.4

(被所有)

直接10.0

主要
株主

日清オイリオ
グループ㈱

東京都

中央区

16,332

食品、油脂、油
粕等の製造販売

(所有)

直接 0.0

(被所有)

当社原料の
購入先

原料の購入

2,509

支払手形
及び
買掛金

997

直接10.0

 

(注) 1 取引条件及び取引条件の決定方針等

上記会社との取引は、市場価格を勘案のうえ決定しております。

2 山崎製パン㈱との取引金額には、実質的に山崎製パン㈱との取引であるニッシントーア・岩尾㈱その他13商社に対するものを含めております。

3 日清オイリオグループ㈱との取引金額には、実質的に日清オイリオグループ㈱との取引である丸紅㈱その他1商社に対するものを含めております。

 

当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

主要
株主

山崎製パン㈱

東京都
千代田区

11,014

パン、和菓子、
洋菓子等製造及
び販売

(所有)

当社製品の
販売先

製品の販売

12,199

受取手形
及び
売掛金

3,308

直接 0.4

(被所有)

直接10.0

主要
株主

日清オイリオ
グループ㈱

東京都

中央区

16,332

食品、油脂、油
粕等の製造販売

(所有)

直接 0.0

(被所有)

当社原料の
購入先

原料の購入

1,988

支払手形
及び
買掛金

621

直接10.0

 

(注) 1 取引条件及び取引条件の決定方針等

上記会社との取引は、市場価格を勘案のうえ決定しております。

2 山崎製パン㈱との取引金額には、実質的に山崎製パン㈱との取引であるニッシントーア・岩尾㈱その他13商社に対するものを含めております。

3 日清オイリオグループ㈱との取引金額には、実質的に日清オイリオグループ㈱との取引である丸紅㈱その他1商社に対するものを含めております。

 

 

(ロ) 連結財務諸表提出会社の子会社及び関連会社等

前連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

子会社

ミヨシ共栄㈱

東京都
墨田区

10

油脂等の
販売

(所有)

直接70.0

当社原料の購入先

役員の兼任

原料の購入

7,345

支払手形
及び
買掛金

1,681

 

(注) 取引条件及び取引条件の決定方針等

上記会社との取引は、市場価格を勘案のうえ決定しております。

 

当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

子会社

ミヨシ共栄㈱

東京都
墨田区

10

油脂等の
販売

(所有)

直接70.0

当社原料の購入先

原料の購入

6,752

支払手形
及び
買掛金

1,177

 

(注) 取引条件及び取引条件の決定方針等

上記会社との取引は、市場価格を勘案のうえ決定しております。

 

(ハ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

当連結会計年度(自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)

 

種類

会社等の名称
又は氏名

所在地

資本金又
は出資金
(百万円)

事業の内容
又は職業

議決権等
の所有
(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額
(百万円)

科目

期末残高
(百万円)

役員及びその近親者が議決
権の過半数を自己の計算に
おいて所有している会社

FILL㈱

東京都
墨田区

1

資産管理他

当社役員の近親者が100%を直接所有

投資有価
証券の売却
売却代金
売却益


 
171

144


 


 

 

(注)  取引条件及び取引条件の決定方針等

投資有価証券の売却につきましては、売却株式(非上場株式)の適正と思われる売買実例価額を参考に、売却価額を決定しております。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

該当事項はありません。

 

2 親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

 

(2) 重要な関連会社の要約財務情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

1株当たり純資産額

2,402円79銭

2,759円45銭

1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)

△26円29銭

203円29銭

 

(注) 1  前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、1株当たり当期純損失であり、また、潜在
株式がないため記載しておりません。当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益は、潜在
株式がないため記載しておりません。

2 役員報酬BIP信託が保有する当社株式を、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除
する自己株式数に含めております。また、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上、
期中平均株式数の計算において控除する自己株式数に含めております。なお、前連結会計年度において
信託が保有する期末自己株式数は90千株、期中平均自己株式数は90千株であり、当連結会計年度におい
て信託が保有する期末自己株式数は74千株、期中平均自己株式数は76千株であります。

3  1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度
(2022年12月31日)

当連結会計年度
(2023年12月31日)

純資産の部の合計額

24,562百万円

28,255百万円

純資産の部の合計額から控除する金額

40百万円

47百万円

(うち非支配株主持分)

(40百万円)

(47百万円)

普通株式に係る期末の純資産額

24,522百万円

28,208百万円

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数

10,205千株

10,222千株

 

4  1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

項目

前連結会計年度

(自  2022年1月1日

至  2022年12月31日)

当連結会計年度

(自  2023年1月1日

至  2023年12月31日)

1株当たり当期純利益又は
1株当たり当期純損失(△)

 

 

  連結損益計算書上の
親会社株主に帰属する当期純利益又は
親会社株主に帰属する当期純損失(△)

△268百万円

2,077百万円

  普通株主に帰属しない金額

  普通株式に係る
  親会社株主に帰属する当期純利益又は
 親会社株主に帰属する当期純損失(△)

△268百万円

2,077百万円

  普通株式の期中平均株式数

10,205千株

10,219千株

 

 

 

(重要な後発事象)

(業績連動型株式報酬制度の継続)

    当社は、2024年2月13日開催の取締役会において、当社の取締役のうちCxOを兼務する者および委任型執行役員である者(以下「CxO等」という。)を対象とした、業績連動型株式報酬制度(以下「本制度」という。)として採用している「役員報酬BIP信託」(以下「本信託」という。)について、本制度の継続および当社株式の追加取得資金として信託金の追加拠出を決議いたしました。

  当社は、CxO等の報酬と、当社の業績および株主価値との連動性をより明確にし、当社の中長期的な業績向上と企業価値の増大へ貢献意欲を高めることを目的として、2018年3月28日開催の第92期定時株主総会において本制度を導入し、2021年に継続しているところ、2024年度から2026年度の新たな3事業年度を対象として本制度を継続することといたしました。

  本制度では、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託と称される仕組みを採用しており、本制度の継続にあたり、2024年6月末で終了予定であった本信託の信託期間を3年間延長し、株式の取得資金等を本信託に確保するため、金銭を追加拠出することといたしました。なお、信託期間の延長時に本信託内に残存する当社株式および金銭は延長後の本信託に承継いたします。

 (信託契約の内容)

・信託の種類       特定単独運用の金銭信託以外の金銭の信託(他益信託)
・信託の目的       CxO等に対するインセンティブの付与
・委託者         当社
・受託者         三菱UFJ信託銀行株式会社
              (共同受託者 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)
・受益者        CxO等のうち受益者要件を満たす者
・信託管理人      当社と利害関係のない第三者(公認会計士)
・信託延長契約日    2024年2月16日
・信託の期間       2018年5月9日 ~ 2027年6月末日
・制度開始日       2018年6月1日
・議決権行使       行使しないものとします。
・取得株式の種類    当社普通株式
・信託金の上限額    200百万円(信託報酬および信託費用を含みます。)
・株式の取得時期   2024年2月21日~2024年3月8日
・株式の取得方法    株式市場から取得
・帰属権利者       当社
・残余財産         帰属権利者である当社が受領できる残余財産は、信託金から株式取得資金を控除
                     した信託費用準備金の範囲内とします。