1【提出理由】

当社は、2024年3月13日開催の取締役会において、株式会社タノム(以下「タノム」といいます。)の株式を取得し、連結子会社化すること(以下「本株式取得」といいます。)について決議いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第8号の2の規定に基づき、臨時報告書を提出するものであります。

 

2【報告内容】

(1)取得対象子会社の概要

(1)

商号

株式会社タノム

(2)

本店の所在地

東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目6番7号

(3)

代表者の氏名

代表取締役 川野 秀哉

(4)

資本金

100百万円

(5)

純資産の額

231百万円(2023年3月31日現在)

(6)

総資産の額

281百万円(2023年3月31日現在)

(7)

事業内容

WEBサービスの運営・開発事業

(8)

当社と取得対象子会社

との間の関係

資本関係

当社が13.02%出資しています。

人的関係

該当事項はありません。

取引関係

商品の販売関係があります。

(9)

取得対象子会社の最近3年間に終了した各事業年度の売上高、営業損失、経常損失及び純損失

決算期

2021年3月期

2022年3月期

2023年3月期

 

売上高

28百万円

57百万円

116百万円

 

営業損失(△)

△43百万円

△39百万円

△15百万円

 

経常損失(△)

△37百万円

△39百万円

△14百万円

 

当期純損失(△)

△37百万円

△39百万円

△14百万円

 

(2)取得対象子会社に関する子会社取得の目的

当社は、中期経営方針の「本業(BtoBプラットフォーム)の強化」を掲げ、重点施策の一つとしてFOOD事業における卸企業の受注100%デジタル化を推進しております。

タノムが提供する卸企業向けサービス「TANOMU」は、卸と個人飲食店を中心とした受発注のDX化を促進するクラウドサービスです。当社は2021年2月の資本業務提携以降、販売代理店として「TANOMU」を拡販し、300社超の卸からの受注を達成いたしました。当社は、この結果を受け「TANOMU」は個人飲食店の発注デジタル化、卸の受注デジタル化支援に貢献できるサービスであることを確認すると共に、当社が提供する「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」及び「発注書AI-OCR(invox)」との連携による相乗効果が見込めることを確認いたしました。

本株式取得は、当社の主要マーケットである外食産業において当社受発注サービスを確固たるものとするために、「TANOMU」と「BtoBプラットフォーム」を連携し、当社顧客へのサービス提供価値を高めつつ、収益性を高めることを目的として行うものであります。

 

(3)取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額

第1回取得日に取得する株式

1,047百万円

第2回取得日に取得する株式

1,303百万円

アドバイザリー費用等(概算額)

34百万円

合計(概算額)

2,386百万円

(注)本株式取得は、2024年3月29日(第1回取得日)と2025年3月31日(第2回取得日)の2段階に分けて行う
   予定です。

 

以 上