|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (2022年11月30日) |
当事業年度 (2023年11月30日) |
|
資産の部 |
|
|
|
流動資産 |
|
|
|
現金及び預金 |
|
|
|
受取手形、売掛金及び契約資産 |
|
|
|
商品 |
|
|
|
貯蔵品 |
|
|
|
前払費用 |
|
|
|
短期貸付金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
貸倒引当金 |
△ |
△ |
|
流動資産合計 |
|
|
|
固定資産 |
|
|
|
有形固定資産 |
|
|
|
建物 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
建物(純額) |
|
|
|
工具、器具及び備品 |
|
|
|
減価償却累計額 |
△ |
△ |
|
工具、器具及び備品(純額) |
|
|
|
建設仮勘定 |
|
|
|
有形固定資産合計 |
|
|
|
無形固定資産 |
|
|
|
のれん |
|
|
|
ソフトウエア |
|
|
|
ソフトウエア仮勘定 |
|
|
|
特許権 |
|
|
|
無形固定資産合計 |
|
|
|
投資その他の資産 |
|
|
|
投資有価証券 |
|
|
|
関係会社株式 |
|
|
|
関係会社出資金 |
|
|
|
敷金及び保証金 |
|
|
|
長期貸付金 |
|
|
|
長期前払費用 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
投資その他の資産合計 |
|
|
|
固定資産合計 |
|
|
|
資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (2022年11月30日) |
当事業年度 (2023年11月30日) |
|
負債の部 |
|
|
|
流動負債 |
|
|
|
買掛金 |
|
|
|
1年内返済予定の長期借入金 |
|
|
|
短期借入金 |
|
|
|
未払金 |
|
|
|
未払費用 |
|
|
|
未払法人税等 |
|
|
|
預り金 |
|
|
|
契約負債 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
ポイント引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
流動負債合計 |
|
|
|
固定負債 |
|
|
|
長期借入金 |
|
|
|
繰延税金負債 |
|
|
|
転換社債型新株予約権付社債 |
|
|
|
社債 |
|
|
|
賞与引当金 |
|
|
|
役員賞与引当金 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
固定負債合計 |
|
|
|
負債合計 |
|
|
|
純資産の部 |
|
|
|
株主資本 |
|
|
|
資本金 |
|
|
|
資本剰余金 |
|
|
|
資本準備金 |
|
|
|
資本剰余金合計 |
|
|
|
利益剰余金 |
|
|
|
その他利益剰余金 |
|
|
|
繰越利益剰余金 |
△ |
△ |
|
利益剰余金合計 |
△ |
△ |
|
自己株式 |
△ |
△ |
|
株主資本合計 |
|
|
|
評価・換算差額等 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
|
|
|
評価・換算差額等合計 |
|
|
|
新株予約権 |
|
|
|
純資産合計 |
|
|
|
負債純資産合計 |
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
|
売上高 |
|
|
|
売上原価 |
|
|
|
売上総利益 |
|
|
|
販売費及び一般管理費 |
|
|
|
営業損失(△) |
△ |
△ |
|
営業外収益 |
|
|
|
受取利息 |
|
|
|
受取配当金 |
|
|
|
助成金収入 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外収益合計 |
|
|
|
営業外費用 |
|
|
|
支払利息 |
|
|
|
株式交付費 |
|
|
|
社債発行費 |
|
|
|
為替差損 |
|
|
|
投資事業組合運用損 |
|
|
|
その他 |
|
|
|
営業外費用合計 |
|
|
|
経常損失(△) |
△ |
△ |
|
特別利益 |
|
|
|
新株予約権戻入益 |
|
|
|
特別利益合計 |
|
|
|
特別損失 |
|
|
|
関係会社株式評価損 |
|
|
|
投資有価証券評価損 |
|
|
|
固定資産除却損 |
|
|
|
特別損失合計 |
|
|
|
税引前当期純損失(△) |
△ |
△ |
|
法人税、住民税及び事業税 |
|
△ |
|
法人税等調整額 |
|
△ |
|
法人税等合計 |
|
△ |
|
当期純損失(△) |
△ |
△ |
【売上原価明細書】
|
|
|
前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
||
|
区分 |
注記 番号 |
金額(千円) |
構成比 (%) |
金額(千円) |
構成比 (%) |
|
Ⅰ 労務費 |
|
3,815,909 |
39.7 |
4,966,242 |
40.9 |
|
Ⅱ 経費 |
※1 |
5,797,048 |
60.3 |
7,187,205 |
59.1 |
|
当期総製造費用 |
|
9,612,957 |
100.0 |
12,153,447 |
100.0 |
|
期首仕掛品棚卸高 |
|
- |
|
- |
|
|
合計 |
|
9,612,957 |
|
12,153,447 |
|
|
期末仕掛品棚卸高 |
|
- |
|
- |
|
|
当期製品製造原価 |
|
9,612,957 |
|
12,153,447 |
|
|
期首商品棚卸高 |
|
10,095 |
|
5,032 |
|
|
当期商品仕入高 |
|
43,743 |
|
65,434 |
|
|
合計 |
|
9,666,797 |
|
12,223,914 |
|
|
期末商品棚卸高 |
|
5,032 |
|
3,031 |
|
|
他勘定振替高 |
※2 |
4,596,082 |
|
5,256,597 |
|
|
当期売上原価 |
|
5,065,682 |
|
6,964,285 |
|
原価計算の方法
原価計算の方法は、実際原価による個別原価計算を採用しております。
(注)※1.主な内訳は、次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
|
外注費 (千円) |
3,159,185 |
3,110,472 |
|
減価償却費 (千円) |
730,600 |
1,497,707 |
※2.他勘定振替高の内訳は、次のとおりであります。
|
項目 |
前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
|
ソフトウエア仮勘定(千円) |
3,967,509 |
4,541,984 |
|
雑費(千円) |
502,889 |
541,933 |
|
研究開発費(千円) |
125,682 |
172,679 |
|
合計(千円) |
4,596,082 |
5,256,597 |
前事業年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
株主資本 |
|||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本 合計 |
|||
|
|
資本準備金 |
その他 資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
その他 利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
|||
|
|
繰越利益 剰余金 |
|||||||
|
当期首残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
|
会計方針の変更による累積的影響額 |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
△ |
|
会計方針の変更を 反映した当期首残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
新株の発行(新株予約権の行使) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
譲渡制限付株式報酬 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
資本準備金の取崩 |
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
欠損填補 |
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
当期純損失(△) |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
△ |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
△ |
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
|
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
|
当期末残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
評価・換算差額等 |
新株予約権 |
純資産合計 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
評価・換算差額等合計 |
||
|
当期首残高 |
|
|
|
|
|
会計方針の変更による累積的影響額 |
|
|
|
△ |
|
会計方針の変更を反映した当期首残高 |
|
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
新株の発行(新株予約権の行使) |
|
|
|
|
|
譲渡制限付株式報酬 |
|
|
|
|
|
資本準備金の取崩 |
|
|
|
|
|
欠損填補 |
|
|
|
|
|
当期純損失(△) |
|
|
|
△ |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
△ |
|
|
当期変動額合計 |
|
|
△ |
△ |
|
当期末残高 |
|
|
|
|
当事業年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
株主資本 |
|||||||
|
|
資本金 |
資本剰余金 |
利益剰余金 |
自己株式 |
株主資本 合計 |
|||
|
|
資本準備金 |
その他 資本剰余金 |
資本剰余金合計 |
その他 利益剰余金 |
利益剰余金合計 |
|||
|
|
繰越利益 剰余金 |
|||||||
|
当期首残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
新株の発行(新株予約権の行使) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
譲渡制限付株式報酬 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
資本準備金の取崩 |
|
△ |
|
|
|
|
|
|
|
欠損填補 |
|
|
△ |
△ |
|
|
|
|
|
当期純損失(△) |
|
|
|
|
△ |
△ |
|
△ |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
|
|
|
△ |
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
△ |
|
△ |
|
|
△ |
△ |
|
当期末残高 |
|
|
|
|
△ |
△ |
△ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
評価・換算差額等 |
新株予約権 |
純資産合計 |
|
|
|
その他有価証券評価差額金 |
評価・換算差額等合計 |
||
|
当期首残高 |
|
|
|
|
|
当期変動額 |
|
|
|
|
|
新株の発行(新株予約権の行使) |
|
|
|
|
|
譲渡制限付株式報酬 |
|
|
|
|
|
資本準備金の取崩 |
|
|
|
|
|
欠損填補 |
|
|
|
|
|
当期純損失(△) |
|
|
|
△ |
|
自己株式の取得 |
|
|
|
△ |
|
株主資本以外の項目の当期変動額(純額) |
|
|
|
|
|
当期変動額合計 |
|
|
|
△ |
|
当期末残高 |
|
|
|
|
1.資産の評価基準及び評価方法
(1) 有価証券の評価基準及び評価方法
① 子会社株式
移動平均法による原価法を採用しております。
② その他有価証券
(ア)市場価格のない株式等以外のもの
事業年度末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。
(イ)市場価格のない株式等
移動平均法による原価法を採用しております。
なお、投資事業組合への出資金は、投資事業組合財産の持分相当額を投資その他の資産の「投資有価証券」として計上しております。投資事業組合への出資金額を「投資有価証券」に計上し、投資事業組合が獲得した純損益の持分相当額を「営業外損益」に計上するとともに同額を「投資有価証券」に加減し、投資事業組合からの配当については、「投資有価証券」を減額させております。
(2) 棚卸資産の評価基準及び評価方法
① 商品、仕掛品
個別法による原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)を採用しております。
② 貯蔵品
最終仕入原価法による原価法を採用しております。
2.固定資産の減価償却の方法
(1) 有形固定資産
定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物 15~50年
工具、器具及び備品 3~15年
(2) 無形固定資産
自社利用のソフトウエア 社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によっております。
3.重要な外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建有価証券(その他有価証券)は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は全部純資産直入法により処理しております。
4.引当金の計上基準
(1) 貸倒引当金
債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2) 賞与引当金
従業員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当事業年度に負担すべき額を計上しております。
(3) 役員賞与引当金
役員の賞与支給に備えるため、賞与支給見込額のうち当事業年度に負担すべき額を計上しております。
(4) ポイント引当金
ユーザーに付与したポイントの使用に備えるため、将来使用されると見込まれる額を計上しております。
5.収益及び費用の計上基準
当社は、事業者のバックオフィス向けSaaS『マネーフォワード クラウド』及び個人向け家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード ME』等を主要サービスとして提供しております。これらのサービスは、顧客との契約期間においてサービスを提供する履行義務を負っており、当該履行義務は時の経過につれて充足されるため、当該契約期間に応じて契約に基づく取引価格を按分し、収益を認識しております。また、主に金融機関向けに提供している受託開発ソフトウエア契約の一部は、一定の期間にわたり履行義務が充足されると判断し、合理的に見積りが可能なものについてはインプット法に基づく進捗度により収益を認識しております。
6.のれんの償却方法及び期間
定額法(10年)により償却を行っております。
1.固定資産の減損
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 |
当事業年度 |
|
有形固定資産 |
497,305 |
849,549 |
|
無形固定資産(のれんを除く) |
6,055,618 |
9,100,466 |
|
減損損失 |
- |
- |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)1.固定資産の減損」に記載した内容と同一であります。
2.投資有価証券の評価
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 |
当事業年度 |
|
投資有価証券(非上場株式) |
12,304,087 |
14,644,508 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)2.投資有価証券の評価」に記載した内容と同一であります。
3.関係会社株式の評価
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
|
(単位:千円) |
|
|
前事業年度 |
当事業年度 |
|
関係会社株式 |
10,972,870 |
11,762,569 |
|
関係会社株式評価損 |
783,751 |
60,299 |
(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 算出方法
関係会社株式は市場価格のない株式であり、取得原価をもって貸借対照表価額としております。当該関係会社株式の評価に当たっては、実質価額が著しく低下したときに減損処理を行いますが、回復可能性が十分と見積られる場合には、減損処理を行わないことがあります。超過収益力が当事業年度末日において維持されているか否かを評価する際には、関係会社ごとに入手することができる直近の実績データを収集し、関係会社の事業計画の達成状況や市場環境等を総合的に評価して判断しております。
なお、当事業年度にマネーフォワードシンカ株式会社の株式について実質価額まで減額し、60,299千円の減損損失を計上しております。
② 主要な仮定
関係会社株式の評価における主要な仮定は、各銘柄の取得原価までの回復可能性を合理的に判断するための事業計画に含まれる売上高及び営業利益であります。
③ 翌事業年度の財務諸表に与える影響
会計上の見積りに用いた仮定は不確実性を有しており、関係会社の属する市場環境や競合他社の状況により、関係会社株式評価損を計上する可能性があります。
(時価の算定に関する会計基準の適用指針の適用)
企業会計基準適用指針第31号「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(2021年6月17日 企業会計基準委員会。以下、「時価算定適用指針」という)を当事業年度の期首から適用し、時価算定適用指針第27-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定適用指針が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することといたしました。
なお、当該適用指針の適用に伴う、財務諸表への影響はありません。
前事業年度において、「流動資産」の「その他」に含めておりました「短期貸付金」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より区分掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示していた1,893,993千円は、「短期貸付金」1,320,652千円、「その他」573,341千円として組み替えております。
(従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱いの適用)
従業員等に対して権利確定条件付き有償新株予約権を付与する取引に関する取扱い(実務対応報告第36号 2018年1月12日)の適用に関する注記については連結財務諸表「注記事項(ストック・オプション等関係)」に同一の内容を記載しておりますので、注記を省略しております。
(連結子会社の吸収合併)
当社は、2023年11月28日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるHiTTO株式会社を吸収合併することを決議し、同日付で合併契約を締結いたしました。
(1) 取引の概要
① 結合当事企業の名称及びその事業内容
結合企業の名称 株式会社マネーフォワード
事業の内容 PFM サービス及びクラウドサービスの開発・提供
結合企業の名称 HiTTO株式会社
事業の内容 社内向け AI チャットボット『HiTTO』の提供
② 企業結合日(予定)
2024年3月1日
③ 企業結合の法的形式
当社を存続会社とする吸収合併方式とし、HiTTO株式会社は解散いたします。
④ 結合後企業の名称
株式会社マネーフォワード
⑤ その他取引の概要に関する事項
HiTTO株式会社は、中堅規模以上の企業に幅広く導入されている社内向けAIチャットボット『HiTTO(ヒット)』を提供しております。従業員からの、勤怠管理・年末調整・経費精算・福利厚生等に関する社内の問い合わせ対応に『HiTTO』が自動で即時に回答することにより、バックオフィス業務の効率化に貢献しております。同社が完全子会社化した2021年12月以降、当社のネットワーク及び顧客基盤を活用した『HiTTO』利用者拡大を推進してまいりました。直近では経費・勤怠・契約といった「マネーフォワード クラウド」を活用した様々な申請や操作についての問い合わせ対応を、『HiTTO』を活用して省力化する事例も増加しております。この度、当社は、『HiTTO』を『マネーフォワード クラウド』へブランド統合し、両サービス連携を推進することで、更なる利用者の拡大及び利便性の向上を進めていくことを目的として、当社100%出資の連結子会社であるHiTTO株式会社を、当社に吸収合併することといたしました。なお、顧客及び取引先における契約承継に係る負担、事業譲渡により生じる税負担等を踏まえて、事業譲渡ではなく吸収合併を選択することといたしました。
また、吸収合併消滅会社であるHiTTO株式会社から受け入れる純資産と当社が所有する同社株式の帳簿価額の差額を、抱合せ株式消滅差損(特別損失)として計上する予定であるため、本合併の実施につきましては、会社法第796条第2項ただし書及び第795条第2項の規定に基づき、当社株主総会での説明及び承認(特別決議)を得ました。
(2) 実施する会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2019年1月16日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 2019年1月16日)に基づき、共通支配下の取引として処理する予定であります。
※1 関係会社に対する金銭債権及び金銭債務(区分表示したものを除く)
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前事業年度 (2022年11月30日) |
当事業年度 (2023年11月30日) |
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短期金銭債権 |
1,582,367千円 |
7,793,660千円 |
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長期金銭債権 |
312,995 |
198,652 |
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短期金銭債務 |
252,488 |
345,901 |
※2 当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行2行と当座貸越契約を締結しております。事業年度末における当座貸越契約に係る借入未実行残高は次のとおりであります。
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前事業年度 (2022年11月30日) |
当事業年度 (2023年11月30日) |
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当座貸越限度額の総額 |
300,000千円 |
1,300,000千円 |
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借入実行残高 |
- |
567,000 |
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差引額 |
300,000 |
733,000 |
※3 保証債務
① 他の会社の金融機関等からの借入債務に対し、保証を行っております。
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前事業年度 (2022年11月30日) |
当事業年度 (2023年11月30日) |
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マネーフォワードケッサイ株式会社(借入債務) |
6,860,000千円 |
マネーフォワードケッサイ株式会社(借入債務) |
2,930,000千円 |
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株式会社Biz Forward (借入債務) |
1,380,000 |
株式会社Biz Forward (借入債務) |
1,440,000 |
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計 |
8,240,000 |
計 |
4,370,000 |
② 他の会社の取引先への未払金に対し、保証を行っております。
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前事業年度 (2022年11月30日) |
当事業年度 (2023年11月30日) |
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マネーフォワードケッサイ株式会社(支払債務) |
816,175千円 |
マネーフォワードケッサイ株式会社(支払債務) |
938,838千円 |
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計 |
816,175 |
計 |
938,838 |
※1 関係会社との取引高
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前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
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営業取引による取引高 |
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売上高 |
380,691千円 |
460,700千円 |
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売上原価 |
1,114,200 |
1,067,874 |
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販売費及び一般管理費 |
322,379 |
975,224 |
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営業取引以外の取引による取引高 |
12,448 |
26,350 |
※2 販売費に属する費用のおおよその割合は前事業年度57.2%、当事業年度50.5%、一般管理費に属する費用のおおよその割合は前事業年度42.8%、当事業年度49.5%であります。
販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
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前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
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広告宣伝費 |
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給料及び手当 |
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賞与引当金繰入額 |
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減価償却費 |
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ポイント引当金繰入額 |
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役員賞与引当金繰入額 |
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貸倒引当金繰入額 |
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外注費 |
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※3 関係会社株式評価損の内容は次のとおりであります。
前事業年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)
関係会社株式評価損は、株式会社sustenキャピタル・マネジメントに係る評価損であります。
当事業年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)
関係会社株式評価損は、マネーフォワードシンカ株式会社に係る評価損であります。
※4 投資有価証券評価損の内容は次のとおりであります。
前事業年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)
投資有価証券評価損は、当社が保有する「投資有価証券」に区分される有価証券のうち実質価額が著しく下落したものについて、減損処理を実施したものであります。
当事業年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)
該当事項はありません。
※5 固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。
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前事業年度 (自 2021年12月1日 至 2022年11月30日) |
当事業年度 (自 2022年12月1日 至 2023年11月30日) |
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建物 |
-千円 |
1,884千円 |
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工具、器具及び備品 |
0 |
10,508 |
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ソフトウエア |
- |
50,485 |
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計 |
0 |
62,877 |
前事業年度(2022年11月30日)
子会社、関連会社株式は、市場価格のない株式等のため、時価を記載しておりません。
なお、市場価格のない株式等の子会社、関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりであります。
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(単位:千円) |
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区分 |
当事業年度 |
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子会社株式 |
10,705,631 |
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関連会社株式 |
267,239 |
当事業年度(2023年11月30日)
子会社、関連会社株式は、市場価格のない株式等のため、時価を記載しておりません。
なお、市場価格のない株式等の子会社、関連会社株式の貸借対照表計上額は次のとおりであります。
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(単位:千円) |
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区分 |
当事業年度 |
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子会社株式 |
10,768,079 |
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関連会社株式 |
994,489 |
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
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前事業年度 (2022年11月30日) |
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当事業年度 (2023年11月30日) |
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繰延税金資産 |
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未払事業税 |
30,916千円 |
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29,784千円 |
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未払事業所税 |
5,930 |
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8,471 |
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貸倒引当金 |
7,318 |
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12,422 |
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賞与引当金 |
48,387 |
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68,796 |
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ポイント引当金 |
14,577 |
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79,708 |
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減価償却超過額 |
172,095 |
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73,137 |
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敷金及び保証金 |
21,063 |
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28,075 |
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その他有価証券評価差額金 |
1,087 |
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119 |
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税務上の繰越欠損金 |
4,275,281 |
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5,324,174 |
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譲渡制限付株式報酬 |
152,775 |
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214,268 |
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関係会社株式 |
729,627 |
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748,091 |
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契約負債 |
103,703 |
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59,522 |
|
その他 |
35,544 |
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48,130 |
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繰延税金資産小計 |
5,598,310 |
|
6,694,704 |
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税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額 |
△4,275,281 |
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△5,324,174 |
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将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 |
△1,323,028 |
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△1,370,529 |
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評価性引当額小計 |
△5,598,310 |
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△6,694,704 |
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繰延税金資産合計 |
- |
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- |
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繰延税金負債 |
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のれん償却額 |
△10,172千円 |
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△9,101千円 |
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その他有価証券評価差額金 |
△475,390 |
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△764,826 |
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繰延税金負債合計 |
△485,563 |
|
△773,928 |
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繰延税金負債の純額 |
△485,563 |
|
△773,928 |
(表示方法の変更)
前事業年度において、「その他」に含めておりました「賞与引当金」、「ポイント引当金」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度において「その他」の組替えを行っております。
この結果、前事業年度の「その他」98,509千円は、「賞与引当金」48,387千円、「ポイント引当金」14,577千円、「その他」35,544千円として組み替えております。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
税引前当期純損失が計上されているため記載を省略しております。
3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理
当社は、当事業年度から、グループ通算制度を適用しております。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。
該当事項はありません。
顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(資本準備金の額の減少及び剰余金処分)
連結財務諸表「注記事項(重要な後発事象)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。
(単位:千円)
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区分 |
資産の種類 |
当期首 残高 |
当期 増加額 |
当期 減少額 |
当期 償却額 |
当期末 残高 |
減価償却 累計額 |
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有形 固定資産 |
建物 |
262,052 |
335,324 |
1,884 |
39,441 |
556,050 |
89,667 |
|
工具、器具及び備品 |
226,503 |
176,563 |
10,508 |
99,060 |
293,498 |
230,847 |
|
|
建設仮勘定 |
8,750 |
420,989 |
429,739 |
- |
- |
- |
|
|
計 |
497,305 |
932,877 |
442,131 |
138,502 |
849,549 |
320,515 |
|
|
無形 固定資産 |
のれん |
36,718 |
- |
- |
6,993 |
29,724 |
40,215 |
|
ソフトウエア |
4,215,693 |
4,673,126 |
50,485 |
1,446,801 |
7,391,532 |
2,402,979 |
|
|
ソフトウエア仮勘定 |
1,839,418 |
4,541,984 |
4,672,928 |
- |
1,708,474 |
- |
|
|
特許権 |
507 |
- |
- |
47 |
459 |
47 |
|
|
計 |
6,092,337 |
9,215,110 |
4,723,413 |
1,453,843 |
9,130,191 |
2,443,242 |
(注)当期増加の主な内容は次のとおりです。
建物 本社オフィス拡張に伴う取得 331,144千円
工具、器具及び備品 本社オフィス拡張に伴う取得 88,620千円、情報通信機器等の取得 87,943千円
ソフトウエア 自社利用のソフトウエア開発に伴う取得 4,673,126千円
ソフトウエア仮勘定 自社利用のソフトウエア開発に伴う取得 4,541,984千円
(単位:千円)
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科目 |
当期首残高 |
当期増加額 |
当期減少額 |
当期末残高 |
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貸倒引当金 |
23,901 |
40,568 |
23,901 |
40,568 |
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賞与引当金(流動) |
120,026 |
172,392 |
120,026 |
172,392 |
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役員賞与引当金(流動) |
38,000 |
46,500 |
38,000 |
46,500 |
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ポイント引当金 |
47,608 |
260,316 |
47,608 |
260,316 |
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賞与引当金(固定) |
- |
4,467 |
- |
4,467 |
|
役員賞与引当金(固定) |
- |
1,317 |
- |
1,317 |
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計 |
229,535 |
525,562 |
229,535 |
525,562 |
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
該当事項はありません。