(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

(1)報告セグメントの決定方法

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社グループは、事業領域別にセグメントを構成し、「Eコマース事業」、「インキュベーション事業」、「その他事業」の3つを報告セグメントとしております。

各セグメントに属するサービスの内容は、以下のとおりであります。

 

セグメントの名称

主な事業内容

Eコマース事業

グローバルコマース

海外転送・購入サポート事業「tenso.com」「Buyee」
グローバルショッピング事業「sekaimon」

バリューサイクル

ブランド・アパレル買取販売事業「Brandear」

酒類買取販売事業「JOYLAB」

エンターテインメント

エンターテインメント事業
グローバルプロダクト事業

インキュベーション事業

投資育成事業

その他事業

収益化前の新規事業

その他の事業

 

 

(2)報告セグメントの変更等に関する情報

(報告セグメントの区分方法の変更)

当社グループは、事業領域別にセグメントを構成し、『Eコマース事業』及び『インキュベーション事業』の2つを報告セグメントとしております。

このうち『インキュベーション事業』には「投資育成事業」と「事業として確立する前の新規事業」の2つが含まれておりましたが、それぞれの事業の連結業績に与える影響額が大きくなってきたことから、それぞれの損益を明確に区分することで当社グループの損益の状況をよりわかりやすく表示することができると判断したため、『インキュベーション事業』から「事業として確立する前の新規事業」をそれぞれ別のセグメントとして開示することといたしました。

「投資育成事業」は従来通り『インキュベーション事業』とし、「事業として確立する前の新規事業」については、それぞれの事業規模を勘案し『その他事業』として開示しております。

また、これまで「事業として確立する前の新規事業」として『インキュベーション事業』に含まれていた「ファッション特化型越境EC事業(FASBEE)」と「エンターテインメント向けECプラットフォーム事業(Groobee)」の事業化の目処がたったため、それぞれ『Eコマース事業』の「グローバルコマース」と「エンターテインメント」に含めて開示することといたしました。

なお、前連結会計年度のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しています。

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2021年10月1日  至  2022年9月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)2、4

連結財務諸表計上額
(注)3

Eコマース事業

インキュ

ベーション事業

 

その他事業

合計

グローバルコマース

バリューサイクル

エンターテインメント

小計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

10,073

14,869

4,222

29,165

383

29,549

29,549

その他の収益(注)1

296

296

296

外部顧客への売上高

10,073

14,869

4,222

29,165

296

383

29,846

29,846

セグメント間の内部売上高又は振替高

36

211

0

247

441

689

689

10,110

15,080

4,222

29,413

296

825

30,535

689

29,846

セグメント利益又は損失(△)

3,308

199

303

3,205

917

1,022

1,265

936

328

セグメント資産

8,192

4,765

3,055

16,014

13,173

1,123

30,311

3,598

33,909

セグメント負債

6,474

1,149

3,378

11,002

2,316

2,420

15,740

168

15,908

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

46

47

66

160

22

183

12

195

のれんの償却額

73

73

31

105

105

持分法適用会社への投資額

128

128

132

260

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

47

138

72

257

34

292

26

319

 

(注) 1.その他の収益には、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づく営業投資有価証券に関する収益が含まれております。

2.セグメント利益の調整額△936百万円には、セグメント間取引消去△3,765百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益4,064百万円及び全社費用△1,235百万円が含まれております。全社収益は、主に当社におけるグループ会社からの受取手数料及び配当であります。全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係る費用であります。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4.セグメント資産の調整額3,598百万円には、報告セグメントに区分していない全社資産の金額13,612百万円、セグメント間取引消去△10,014百万円が含まれております。全社資産の主なものは、持株会社の現金及び預金、長期投資資金(投資有価証券)等であります。

 

 

当連結会計年度(自  2022年10月1日  至  2023年9月30日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)2、4

連結財務諸表計上額
(注)3

Eコマース事業

インキュ

ベーション事業

その他事業

合計

グローバルコマース

バリューサイクル

エンターテインメント

小計

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

12,044

14,921

1,454

28,420

379

28,799

28,799

 

その他の収益(注)1

3,709

3,709

3,709

外部顧客への売上高

12,044

14,921

1,454

28,420

3,709

379

32,508

32,508

セグメント間の内部売上高又は振替高

43

109

1

154

348

503

503

12,087

15,031

1,456

28,575

3,709

727

33,012

503

32,508

セグメント利益又は損失(△)

3,663

53

104

3,505

2,972

1,018

5,460

958

4,501

セグメント資産

10,948

5,441

1,808

18,198

6,728

681

25,607

2,303

27,911

セグメント負債

9,241

3,512

2,162

14,916

1,087

2,868

18,872

3,970

14,901

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

39

55

78

174

23

197

8

206

のれんの償却額

36

36

23

60

60

持分法適用会社への投資額

148

148

21

170

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

19

53

63

136

18

154

35

189

 

(注) 1.その他の収益には、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号)に基づく営業投資有価証券に関する収益が含まれております。

2.セグメント利益の調整額△958百万円には、セグメント間取引消去△3,564百万円、各報告セグメントに配分していない全社収益3,868百万円及び全社費用△1,262百万円が含まれております。全社収益は、主に当社におけるグループ会社からの受取手数料及び配当であります。全社費用は、主に当社におけるグループ管理に係る費用であります。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4.セグメント資産の調整額2,303百万円には、報告セグメントに区分していない全社資産の金額17,813百万円、セグメント間取引消去△15,509百万円が含まれております。全社資産の主なものは、持株会社の現金及び預金、長期投資資金(投資有価証券)等であります。

 

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2021年10月1日  至  2022年9月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

     (単位:百万円)

 

日本

米国

インドネシア

東アジア

欧州

その他

合計

18,042

4,586

42

4,238

1,581

1,354

29,846

 

 (注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  2022年10月1日  至  2023年9月30日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

     (単位:百万円)

 

日本

米国

インドネシア

東アジア

欧州

その他

合計

 15,869

4,983

3,403

4,555

1,826

1,870

32,508

 

 (注)  売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度において「東アジア」に含まれていた「インドネシア」の売上高は、重要性が増したため当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の注記の組替を行っております。

 

(2) 有形固定資産

本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

3.主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  2021年10月1日  至  2022年9月30日)

該当事項はありません。

 

 当連結会計年度(自  2022年10月1日  至  2023年9月30日)

 (単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

合計

Eコマース事業

インキュ

ベーション事業

 

その他事業

合計

グローバルコマース

バリューサイクル

エンターテインメント

小計

減損損失

139

139

139

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  2021年10月1日  至  2022年9月30日)

 (単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

合計

Eコマース事業

インキュ

ベーション事業

 

その他事業

合計

グローバルコマース

バリューサイクル

エンターテインメント

小計

当期償却額

73

73

31

105

105

当期末残高

36

36

123

160

160

 

 

当連結会計年度(自  2022年10月1日  至  2023年9月30日)

 (単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額

合計

Eコマース事業

インキュ

ベーション事業

 

その他事業

合計

グローバルコマース

バリューサイクル

エンターテインメント

小計

当期償却額

36

36

23

60

60

当期末残高

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1) 連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

(ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る。)等

該当事項はありません。

 

(イ)連結財務諸表提出会社の非連結子会社及び関連会社等

該当事項はありません。

 

(ウ)連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

該当事項はありません。

 

(エ)連結財務諸表提出会社の役員及び主要株主(個人の場合に限る。)等

前連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2022年10月1日 至 2023年9月30日)

該当事項はありません。

 

(2) 連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

該当事項はありません。

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1) 親会社情報

該当事項はありません。

 

 

(1株当たり情報)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

当連結会計年度

(自 2022年10月1日

至 2023年9月30日)

1株当たり純資産額

1,443.65円

1,060.34円

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

△16.98円

180.76円

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

172.30円

 

(注) 1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。

 

   2.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

項目

前連結会計年度
(2022年9月30日)

当連結会計年度
(2023年9月30日)

純資産の部の合計額(百万円)

18,001

13,010

純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)

198

220

  (うち新株予約権(百万円))

(198)

(220)

普通株式に係る期末の純資産額(百万円)

17,803

12,789

普通株式の発行済株式数(株)

13,335,995

12,876,995

普通株式の自己株式数(株)

1,003,874

814,966

1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の数(株)

12,332,121

12,062,029

 

 

     3.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失の算定上の基礎及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

項目

前連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

当連結会計年度

(自 2022年10月1日

至 2023年9月30日)

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)

△211

2,198

普通株主に帰属しない金額(百万円)

― 

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)(百万円)

△211

2,198

普通株式の期中平均株式数(株)

12,472,011

12,163,375

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益

 

 

親会社株主に帰属する当期純利益調整額(百万円)

普通株式増加数(株)

664,351

597,642

(うち新株予約権(株))

(664,351)

(597,642)

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要

第14回無償ストック・オプション(新株予約権)

462個

第15回無償ストック・オプション(新株予約権)

369個

第14回無償ストック・オプション(新株予約権)

393個

第15回無償ストック・オプション(新株予約権)

326個

 

 

     4.株主資本において自己株式として計上されている信託が信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship)として所有する当社株式は、1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)の算定上、期中平均株式の計算において控除する自己株式数に含めております。また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に含めております。

1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数

 前連結会計年度 80,956株、 当連結会計年度 37,894株

1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数

 前連結会計年度 58,800株、 当連結会計年度 8,300株

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。