【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日)

2023年4月1日に実施したグループ会社の合併による組織再編に伴い、第1四半期連結会計期間において吸収合併消滅会社5社(北上ハイテクペーパー株式会社、北菱興業株式会社、ダイヤミック株式会社、八戸紙業株式会社、八菱興業株式会社)を連結の範囲から除外しております。

 

 

(会計上の見積りの変更)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日)

退職給付に係る会計処理における数理計算上の差異の費用処理年数について、従業員の平均残存勤務期間が短縮したため、第1四半期連結会計期間より費用処理年数を当社及び一部の国内連結子会社は10年から9年に変更しました。

この変更により、当第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益は、それぞれ273百万円増加しております。

 

 

 

 

(追加情報)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日)

(ボイラー事故)

当社八戸工場におきまして8月22日にボイラー事故が発生し、12月6日に通常操業を再開いたしました。

このたび、当事故の復旧費用2,687百万円を事故関連損失として特別損失に計上いたしました。

なお、復旧費用の一部は保険金の受取りが見込まれます。受取保険金につきましては、確定次第、特別利益に計上いたします。

 

(事業及び固定資産の譲渡)

当社は、2023年9月29日開催の取締役会において、当社の100%子会社である菱紙株式会社が運営するスポーツクラブ事業を株式会社ルネサンスへ譲渡すること、及び、関連する固定資産(不動産)について、信託設定を行い、信託受益権を株式会社ルネサンスの指定先へ譲渡することについて決議いたしました。

 

(1)事業譲渡の目的

当社中期経営計画(2023年3月期~2025年3月期)の基本方針の1つである「選択と集中」に基づき、本業の機能商品事業と紙素材事業への注力に向け、同事業とシナジー効果の見込めない菱紙株式会社のスポーツクラブ事業を譲渡するものです。譲渡先の株式会社ルネサンスはスポーツクラブ事業を主体とし、スイミングスクールの運営をしており、立地面・会員サービスの観点からも、譲渡先として最適と判断しました。また、当該事業と関連する固定資産の譲渡により、経営資源の最適配分を進めるものです。

 

(2)譲渡先の概要

①名称

株式会社ルネサンス

②所在地

東京都墨田区両国2-10-14

③代表者の役職・氏名

代表取締役社長執行役員 岡本 利治

④事業内容(概要)

フィットネスクラブ、スイミングスクール、テニススクール、ゴルフスクール等のスポーツクラブ事業、自治体や企業等での健康づくり事業、介護リハビリ事業、他関連事業

⑤資本金

32億10百万円

⑥設立年月日

1982年8月

 

信託先ならびに信託受益権譲渡先と当社との間には、資本関係、人的関係、取引関係、関連当事者として特記すべき事項はありません。

 

(3)譲渡事業・譲渡資産(信託受益権)の概要

①名称

KSC wellness

②所在地及び資産の内容

東京都葛飾区東金町1-1-1

土地 11,533.81 m2、建物 13,145.39 m2(延床面積)

③実施事業

フィットネスクラブ、スイミングスクール

 

 

(4)分離する事業が含まれている報告セグメントの名称

その他の事業

 

(5)事業分離日

2024年3月28日(予定)

 

(6)今後の見通し

当該事業と固定資産の譲渡に伴い、2024年3月期において特別利益として約13億円を計上する見込みです。

 

 

 

(四半期連結貸借対照表関係)

1  偶発債務

(1) 保証債務

連結会社以外の会社等の金融機関からの借入等に対し、次のとおり債務保証を行っております。

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)

従業員(財形住宅資金等)

220

百万円

従業員(財形住宅資金等)

185

百万円

その他 1件

5

百万円

その他 1件

2

百万円

合計

226

百万円

合計

188

百万円

 

 

(2) 債権流動化に伴う遡及義務

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)

360

百万円

372

百万円

 

 

※2 四半期連結会計期間末日満期手形等の会計処理については、手形交換日をもって決済しております。

なお、当第3四半期連結会計期間末日が金融機関の休日であったため、次の四半期連結会計期間末日満期手形等が、四半期連結会計期間末残高に含まれております。

 

前連結会計年度

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間

(2023年12月31日)

受取手形(電子記録債権を含む)

百万円

957

百万円

電子記録債務

百万円

1,109

百万円

営業外電子記録債務

百万円

4

百万円

 

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

  至  2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

  至  2023年12月31日)

減価償却費

6,237

百万円

5,950

百万円

 

 

 

(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自  2022年4月1日  至  2022年12月31日

1.配当金支払額

該当事項はありません。

 

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3.株主資本の著しい変動

該当事項はありません。

 

当第3四半期連結累計期間(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日

1.配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2023年5月30日

取締役会

普通株式

223

5.00

2023年3月31日

2023年6月12日

利益剰余金

 

(注)配当金の総額には役員報酬BIP信託が保有する当社株式911,871株に対する配当金4百万円を含めております。

 

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3.株主資本の著しい変動

該当事項はありません。

 

 

(企業結合等関係)

(事業分離)

当社は、2023年1月30日開催の取締役会において、ドイツ連結子会社である三菱ハイテクペーパーヨーロッパGmbH(以下「MPE」)のフレンスブルク工場における事業(以下「本事業」)を売却することについて決定し、9月1日付で売却が完了いたしました。

 

(1)事業分離の概要

①分離先企業の名称

Timber QCP GmbH

②分離した事業の内容

MPEのフレンスブルク工場における感熱紙、インクジェット紙、バリアコート紙の製造販売

③事業分離を行った主な理由

2022年8月5日に本事業から撤退することを決定し、撤退方法について検討を重ねてまいりました。その結果、Timber QCP GmbH社へ事業売却することが最善の選択であると判断し、本事業の売却を決定いたしました。

④事業分離日

2023年9月1日(ドイツ時間)

⑤法的形式を含む取引の概要

MPEが新たに準備する会社(以下「新会社」)に対して、本事業を吸収分割の方法で承継させた上で、新会社の全持分をQuantum Capital Partners GmbH社傘下のQCP Equity GmbH社100%出資子会社であるTimber QCP GmbH社に譲渡いたしました。

 

(2)実施した会計処理の概要

①移転損益の金額

前連結会計年度に3,192百万円、当第3四半期連結累計期間に114百万円を特別損失に事業譲渡損としてそれぞれ計上しております。

②移転した事業に係る資産及び負債の適正な帳簿価額並びにその主な内訳

流動資産

3,447

百万円

資産合計

3,447

百万円

流動負債

452

百万円

固定負債

1,610

百万円

負債合計

2,062

百万円

 

③会計処理

移転した事業に関する投資は清算されたものとみて、移転したことにより受け取った対価となる財産の時価と、移転した事業に係る株主資本相当額との差額及び事業譲渡に要した費用等を移転損益として認識しております。

 

(3)分離した事業が含まれている報告セグメントの名称

機能商品事業

 

(4)四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額

売上高

5,225百万円

営業損失

775百万円