【注記事項】

(追加情報)

(従業員に信託を通じて自社の株式を交付する取引)

 当社は、2023年12月に、当社の株価や業績と従業員の処遇の連動性をより高め、経済的な効果を株主の皆様と共有することにより、株価及び業績向上への従業員の意欲や士気を高めるため、当社及び当社の連結子会社の従業員(以下「従業員」といいます。)に対して自社の株式を給付するインセンティブプラン「株式給付信託(J-ESOP)」(以下「本制度」といいます。)を導入しております。

 

(1)取引の概要

 本制度は、予め当社が定めた株式給付規程に基づき、一定の要件を満たした従業員に対し当社株式を給付する仕組みです。

 当社は、従業員に対しポイントを付与し、一定の条件により受給権を取得したときに当該付与ポイントに相当する当社株式を給付します。

 従業員に対し給付する株式については、予め信託設定した金銭により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものとします。

 

(2)信託に残存する自社の株式

信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、当第3四半期連結会計期間2,190百万円、590千株であります。

 

(四半期連結貸借対照表関係)
1  事業用固定資産の取得価額から控除した工事負担金等は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)

 

263,524

百万円

263,614

百万円

 

 

2  純資産額及び利益の維持に係る財務制限条項

前連結会計年度(2023年3月31日)

当社における借入金のうち398,516百万円については、各年度の決算期における連結の貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期比75%以上に維持することを確約しております。

あわせて、上記借入金398,516百万円のうち61,000百万円については、各年度の決算期における連結及び単体の損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにすることを確約しております。

 

当第3四半期連結会計期間(2023年12月31日)

当社における借入金のうち386,101百万円については、各年度の決算期における連結の貸借対照表における純資産の部の金額を前年同期比75%以上に維持することを確約しております。

あわせて、上記借入金386,101百万円のうち56,120百万円については、各年度の決算期における連結及び単体の損益計算書に示される経常損益が2期連続して損失とならないようにすることを確約しております。

 

3  貸出コミットメント

当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行5行と貸出コミットメント契約を締結しております。なお、貸出コミットメントに係る借入未実行残高等は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)

貸出コミットメントの総額

90,000

百万円

90,000

百万円

借入実行残高

15,120

百万円

7,200

百万円

差引額

74,880

百万円

82,800

百万円

 

 

4  投資有価証券のうち、以下の金額については有価証券消費貸借契約により貸付を行っております。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)

 

23,945

百万円

30,034

百万円

 

 

5  偶発債務

連結会社以外の会社等の銀行借入金等に対して、次のとおり債務保証を行っております。

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)

埼玉県住宅供給公社

416

百万円

328

百万円

(一財)渡良瀬遊水地
アクリメーション振興財団

845

百万円

824

百万円

1,262

百万円

1,152

百万円

 

 

 

(四半期連結損益計算書関係)

1 退職給付制度終了損

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日

当社グループの再編に伴い当社の連結子会社が加入していた企業年金基金を脱退したことにより、退職給付制度終了損を特別損失に計上しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日

該当事項はありません。

 

2 退職特別加算金

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日) 

当社の連結子会社において実施した早期退職の募集に伴う割増退職金及び希望者に対する再就職支援金を退職特別加算金として特別損失に計上しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日

該当事項はありません。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年12月31日)

減価償却費

39,810

百万円

39,117

百万円

 

 

(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自  2022年4月1日  至  2022年12月31日)

1  配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2022年6月23日
定時株主総会

普通株式

2,087

10.0

2022年3月31日

2022年6月24日

利益剰余金

2022年11月2日
取締役会

普通株式

3,131

15.0

2022年9月30日

2022年12月2日

利益剰余金

 

(注) 1 2022年6月23日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬信託口に対する配当金1百万円を含めております。

2 2022年11月2日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬信託口に対する配当金1百万円を含めております。

3 2022年11月2日取締役会決議による1株当たり配当額には記念配当5.0円が含まれております。

 

2  基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3  株主資本の著しい変動

当第3四半期連結累計期間における剰余金の配当に関しては、「1 配当金支払額」に記載のとおりであります。なお、この他に該当事項はありません。

 

当第3四半期連結累計期間(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日)

1  配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2023年6月23日
定時株主総会

普通株式

3,102

15.0

2023年3月31日

2023年6月26日

利益剰余金

2023年11月2日
取締役会

普通株式

5,170

25.0

2023年9月30日

2023年12月4日

利益剰余金

 

(注) 1 2023年6月23日定時株主総会決議による配当金の総額には、役員報酬信託口に対する配当金1百万円を含めております。

2 2023年11月2日取締役会決議による配当金の総額には、役員報酬信託口に対する配当金2百万円を含めております。

3 2023年11月2日取締役会決議による1株当たり配当額には記念配当5.0円が含まれております。

 

2  基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3  株主資本の著しい変動

当第3四半期連結累計期間における剰余金の配当に関しては、「1 配当金支払額」に記載のとおりであります。なお、この他に該当事項はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日

報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

四半期連結損益計算書計上額
(注)2

運輸事業

レジャー
事業

不動産事業

流通事業

その他事業

営業収益

 

 

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客への
  営業収益

139,265

127,849

37,551

114,914

27,754

447,336

447,336

(2) セグメント間
  の内部営業収
  益又は振替高

2,523

434

9,705

7,248

26,600

46,511

46,511

141,788

128,284

47,256

122,162

54,354

493,847

46,511

447,336

セグメント利益

16,910

15,226

11,095

1,596

1,024

45,853

392

45,461

 

(注) 1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日

報告セグメントごとの営業収益及び利益又は損失の金額に関する情報

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

四半期連結損益計算書計上額
(注)2

運輸事業

レジャー
事業

不動産事業

流通事業

その他事業

営業収益

 

 

 

 

 

 

 

 

(1) 外部顧客への
  営業収益

153,876

133,524

34,335

115,689

29,293

466,718

466,718

(2) セグメント間
  の内部営業収
  益又は振替高

2,680

380

9,746

7,569

30,478

50,854

50,854

156,556

133,904

44,081

123,259

59,772

517,572

50,854

466,718

セグメント利益

26,306

17,502

12,012

2,953

3,690

62,465

1,058

61,406

 

(注) 1 セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日

財又はサービスの種類別の内訳

(単位:百万円)

 

 報告セグメント

運輸事業

レジャー

事業

不動産事業

流通事業

その他事業

合計

 鉄道業

99,813

99,813

 バス・タクシー業

20,114

20,114

 旅行業

98,431

98,431

 ホテル業

13,780

13,780

 スカイツリー業

5,682

5,682

 不動産分譲業

12,299

12,299

 百貨店業

37,553

37,553

 ストア業

54,022

54,022

 建設業

18,718

18,718

 その他

15,214

7,914

5,187

18,638

8,942

55,897

 顧客との契約から

 生じる収益

135,142

125,808

17,486

110,214

27,661

416,314

 その他の収益

4,123

2,041

20,064

4,699

92

31,022

 外部顧客への営業収益

139,265

127,849

37,551

114,914

27,754

447,336

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日

財又はサービスの種類別の内訳

(単位:百万円)

 

 報告セグメント

運輸事業

レジャー

事業

不動産事業

流通事業

その他事業

合計

 鉄道業

111,402

111,402

 バス・タクシー業

22,294

22,294

 旅行業

93,456

93,456

 ホテル業

20,336

20,336

 スカイツリー業

9,355

9,355

 不動産分譲業

9,099

9,099

 百貨店業

37,411

37,411

 ストア業

53,497

53,497

 建設業

19,937

19,937

 その他

15,960

8,355

3,428

19,892

9,266

56,904

 顧客との契約から

 生じる収益

149,658

131,503

12,527

110,802

29,203

433,696

 その他の収益

4,217

2,020

21,807

4,886

89

33,022

 外部顧客への営業収益

153,876

133,524

34,335

115,689

29,293

466,718

 

 

 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年12月31日)

1株当たり四半期純利益

135円52銭

197円92銭

 (算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益(百万円)

28,273

40,914

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する

四半期純利益(百万円)

28,273

40,914

普通株式の期中平均株式数(千株)

208,627

206,717

 

(注) 1 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2 役員報酬信託口及び株式給付信託口(J-ESOP)が保有する当社株式を、1株当たり四半期純利益算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。(前第3四半期連結累計期間115千株、当第3四半期連結累計期間158千株)

 

2 【その他】

第204期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)中間配当については、2023年11月2日開催の取締役会において、2023年9月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、次のとおり中間配当を行うことを決議いたしました。

① 配当金の総額

5,170百万円

② 1株当たりの金額

25円00銭

③ 支払請求権の効力発生日及び支払開始日

2023年12月4日

 

(注)1株当たり配当額には記念配当5円00銭が含まれております。