【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

(持分法適用の範囲の重要な変更)

当第3四半期連結会計期間において、第一三共エスファ株式会社の株式を取得したことにより、持分法適用の範囲に含めております。

 

(追加情報)

(第一三共エスファ株式会社の持分法適用関連会社化)

当社は、2023年5月16日開催の取締役会において、第一三共エスファ株式会社の全株式を段階的に取得することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結し、当該株式譲渡契約に則り、2023年10月1日付で同社の株式の30%を取得したことにより、同社を持分法適用関連会社化いたしました。

 

(1) 株式取得の目的

第一三共エスファ株式会社はコーポレートスローガンである「患者さんの笑顔、できることぜんぶ。」を念頭にオーソライズドジェネリック(以下、AGといいます。)製品を強みとして、医薬品市場で急速に業績を拡大しております。

今般の株式取得は、第一三共エスファ株式会社と当社グループの情報やノウハウを共有することで付加価値の高い医薬品の開発や、AGを中心とした顧客ニーズに応える製品を生み出すことにより、医療貢献と事業発展につなげることを目的としております。また、効率的で信頼性の高い事業運営により、安心とともに国民の健康に貢献できる医薬品を提供できると考えております。

当社グループは、今後両社事業の融合による新たなビジネスの検討を進め、医薬品の開発力や安定供給等の強化を図ってまいります。また、医薬品製造販売事業を含む医療関連事業の収益性拡大に引き続き取り組み、中核事業である保険薬局事業とともに、グループ総力を挙げた総合的な医療サービスを提供する企業として発展し社会に貢献してまいります。

 

(2) 被取得企業の概要

名称      第一三共エスファ株式会社

事業の内容   医薬品の研究開発・販売

事業規模    資本金     450百万円

 

(3) 持分法適用開始日

2023年10月1日

 

(4) 取得した株式数、取得価額及び取得後の持分比率

① 取得した株式数      5,400株

② 取得価額      7,500百万円

③ 取得後の持分比率      30%

 

 

(四半期連結貸借対照表関係)

※ 当社グループは、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行8行(前連結会計年度9行)と当座貸越契約を締結しております。これら契約に基づく借入未実行残高は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)

当座貸越極度額の総額

9,450百万円

16,900百万円

借入実行残高

7,500

差引額

9,450

9,400

 

 

(四半期連結損益計算書関係)

  ※ 年金基金脱退損失

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日

子会社間の吸収合併に伴う年金基金脱退により発生した損失について、年金基金脱退損失として計上しております。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む)及びのれんの償却額は、次のとおりであります。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年12月31日)

減価償却費

1,209百万円

1,347百万円

のれんの償却額

2,374

2,527

 

 

 

(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自  2022年4月1日  至  2022年12月31日)

1.配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

 

2022年5月13
取締役会

普通株式

527

14

2022年3月31日

2022年6月14

利益剰余金

2022年11月4日
取締役会

普通株式

565

15

2022年9月30日

2022年12月1日

利益剰余金

 

(注)1.2022年5月13日取締役会決議による配当金の総額には、クオールグループ従業員持株会専用信託口が保有する自社の株式に対する配当金11百万円が含まれております。

  2.2022年11月4日取締役会決議による配当金の総額には、クオールグループ従業員持株会専用信託口が保有する自社の株式に対する配当金10百万円が含まれております。

 

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3.株主資本の金額の著しい変動

該当事項はありません。

 

 

当第3四半期連結累計期間(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日)

1.配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

 

2023年5月11日
取締役会

普通株式

640

17

2023年3月31日

2023年6月13日

利益剰余金

2023年11月2日
取締役会

普通株式

565

15

2023年9月30日

2023年12月1日

利益剰余金

 

(注)1.2023年5月11日取締役会決議による配当金の総額には、クオールグループ従業員持株会専用信託口が保有する自社の株式に対する配当金9百万円が含まれております。

  2.2023年11月2日取締役会決議による配当金の総額には、クオールグループ従業員持株会専用信託口が保有する自社の株式に対する配当金7百万円が含まれております。

 

2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末日後となるもの

該当事項はありません。

 

3.株主資本の金額の著しい変動

該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ  前第3四半期連結累計期間(自  2022年4月1日  至  2022年12月31日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)2

保険薬局事業

医療関連事業

売上高

 

 

 

 

 

  処方箋応需による売上

106,596

106,596

106,596

  その他

8,690

10,814

19,504

19,504

 顧客との契約から生じる収益

115,286

10,814

126,101

126,101

 (1) 外部顧客への売上高

115,286

10,814

126,101

126,101

 (2) セグメント間の内部売上高

   又は振替高

66

250

317

317

115,353

11,065

126,418

317

126,101

セグメント利益

8,275

1,158

9,434

2,593

6,841

 

(注) 1.セグメント利益の調整額の内容は、次のとおりであります。

 

(単位:百万円)

セグメント間取引消去

1,656

全社費用※

△4,249

合計

△2,593

 

※全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.売上高は主に顧客との契約から認識された収益であり、その他の源泉から認識された収益の額に重要性はありません。

 

 

Ⅱ  当第3四半期連結累計期間(自  2023年4月1日  至  2023年12月31日)

報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)2

保険薬局事業

医療関連事業

売上高

 

 

 

 

 

  処方箋応需による売上

114,482

114,482

114,482

  その他

8,771

11,274

20,045

20,045

 顧客との契約から生じる収益

123,253

11,274

134,528

134,528

 (1) 外部顧客への売上高

123,253

11,274

134,528

134,528

 (2) セグメント間の内部売上高

   又は振替高

76

296

373

373

123,330

11,571

134,901

373

134,528

セグメント利益

7,593

884

8,478

2,748

5,729

 

(注) 1.セグメント利益の調整額の内容は、次のとおりであります。

 

(単位:百万円)

セグメント間取引消去

1,743

全社費用※

△4,492

合計

△2,748

 

※全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

3.売上高は主に顧客との契約から認識された収益であり、その他の源泉から認識された収益の額に重要性はありません。

 

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

項目

前第3四半期連結累計期間

(自  2022年4月1日

至  2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自  2023年4月1日

至  2023年12月31日)

1株当たり四半期純利益金額

112円57銭

101円47銭

 (算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益金額(百万円)

4,158

3,774

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する
四半期純利益金額(百万円)

4,158

3,774

普通株式の期中平均株式数(株)

36,940,499

37,197,662

 

(注) 1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.株主資本において自己株式として計上されているクオールグループ従業員持株会専用信託口に残存する自社の株式は、1株当たり四半期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。1株当たり四半期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は前第3四半期連結累計期間762,077株、当第3四半期連結累計期間504,914株であります。

 

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 
 

2 【その他】

2023年11月2日開催の取締役会において、2023年9月30日の株主名簿に記録された株主に対し、次のとおり当期中間配当を行うことを決議いたしました。

(1)中間配当による配当金の総額           565百万円

(2)1株当たりの金額                 15円00銭

(3)支払請求の効力発生日及び支払開始日  2023年12月1日