【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

株式会社リログループ(以下「当社」という。)は日本に所在する株式会社です。その登記されている本社の住所は当社のウェブサイト(https://www.relo.jp/)で開示しております。当第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)および当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)の要約四半期連結財務諸表は、当社およびその子会社(以下「当社グループ」という。)、並びに当社グループの関連会社に対する持分から構成されております。

当社グループはリロケーション事業、福利厚生事業、観光事業を主な事業としております(「5.事業セグメント」参照)。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

要約四半期連結財務諸表は、連結会計年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

本要約四半期連結財務諸表は、2024年2月14日に当社代表取締役CEO中村 謙一によって承認されております。

 

(2) 測定の基礎

要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定する金融商品等を除き、取得原価を基礎として作成されております。

 

(3) 機能通貨及び表示通貨

要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円(百万円単位、単位未満切捨て)で表示しております。

 

 

(4) 表示方法の変更

(連結キャッシュ・フロー計算書)

前第3四半期連結累計期間において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「貸付けによる支出」は、金額的重要性が増したため、第1四半期連結累計期間より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示していた△6,738百万円は「貸付けによる支出」として組み替えております。

 

前第3四半期連結累計期間において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「投資不動産の取得による支出」、「投資不動産の売却による収入」および「貸付金の回収による収入」は、明瞭性を高めるため、第2四半期連結累計期間より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前第3四半期連結累計期間の要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めて表示していた9,710百万円は「投資不動産の取得による支出」△5,305百万円、「投資不動産の売却による収入」4,615百万円、「貸付金の回収による収入」10,400百万円として組み替えております。

 

 

3.重要性がある会計方針

要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。

なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、年間の見積実効税率に基づいて算定しております。

 

4.重大な会計上の見積り及び判断

IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益および費用の報告額に影響を及ぼす判断、会計上の見積りおよび仮定を行うことが要求されております。これらの見積りおよび仮定は、過去の経験および利用可能な情報を収集し、決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。しかしながら、その性質上、これらの見積りおよび仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。

見積りおよびその基礎となる仮定は継続して見直しております。これらの見積りの見直しによる影響は、当該見積りを見直した期間および将来の期間において認識しております。

本要約四半期連結財務諸表における重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断は、原則として前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。

 

 

5.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社グループは、住宅分野とレジャー・ライフサポート分野の双方にまたがる企業福利厚生のアウトソーシングサービスを主力事業とし、その事業基盤を活かして賃貸管理事業やホテル運営事業なども展開しております。

 

各事業の概要は以下のとおりです。

リロケーション事業 :

借上社宅管理業務アウトソーシングサービス、賃貸管理事業、海外赴任サポート、インバウンドサポート、駐在員規定・処遇コンサルティング等

福利厚生事業    :

福利厚生代行サービス、顧客特典代行サービス、住まいの駆け付けサービス等

観光事業      :

別荘のタイムシェア事業、ホテル運営事業等

 

 

(2) 報告セグメントの情報

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値です。セグメント間の売上収益およびセグメント損益の調整額は市場実勢価格に基づいております。

 

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

リロケーション
事業

福利厚生事業

観光事業

売上収益

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

63,258

16,036

9,063

88,357

セグメント間の売上収益

154

193

42

390

63,412

16,229

9,105

88,748

セグメント利益又は
損失(△)

10,956

7,250

1,955

20,162

 

 

 

その他(注1)

合計

調整額(注2)

要約四半期
連結損益計算書
計上額

売上収益

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

724

89,082

89,082

セグメント間の売上収益

124

514

514

848

89,596

514

89,082

セグメント利益又は
損失(△)

150

20,011

2,647

17,363

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり金融関連事業等です。

2.セグメント間の売上収益およびセグメント損益の調整額は、セグメント間取引消去および全社費用によるものです。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

リロケーション
事業

福利厚生事業

観光事業

売上収益

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

65,274

18,335

10,083

93,693

セグメント間の売上収益

139

254

57

450

65,413

18,590

10,140

94,144

セグメント利益又は
損失(△)

10,823

8,413

1,656

20,893

 

 

 

その他(注1)

合計

調整額(注2)

要約四半期
連結損益計算書
計上額

売上収益

 

 

 

 

外部顧客への売上収益

736

94,429

94,429

セグメント間の売上収益

147

598

598

883

95,027

598

94,429

セグメント利益又は
損失(△)

186

20,706

2,717

17,988

 

(注) 1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり金融関連事業等です。

2.セグメント間の売上収益およびセグメント損益の調整額は、セグメント間取引消去および全社費用によるものです。

 

営業利益から税引前四半期利益への調整表

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日
  至 2023年12月31日)

営業利益

 金融収益

 金融費用

 持分法による投資損益

 税引前四半期利益

17,363

1,772

548

1,146

19,733

17,988

767

1,008

813

18,561

 

 

 

 

6.企業結合

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

(1) 企業結合の概要

① 被取得企業の名称及び事業内容

名称

㈱ステージプランナー

事業内容

不動産の仲介・賃貸および管理、マンスリーマンションの運営、損害保険代理業等

 

 

② 取得日

2022年11月1日

 

③ 取得した議決権付資本持分の割合

名称

㈱ステージプランナー

議決権数

100%

 

 

④ 企業結合の主な理由

当社グループは、2011年4月よりスタートしている「第二の創業」で「日本企業が世界で戦うために本業に集中できるよう、本業以外の業務をサポートすること」「真のサムライパワーを発揮できるよう、日本企業の世界展開を支援すること」「これから始まる日本の大転換をサポートすること」という新使命を掲げました。そして、その実現に向け、全世界で、企業とその従業員の移動にともなうすべての問題を解決できる世界最大のグループをつくり、「グローバル・リロケーションカンパニーNo.1になる」というビジョンを掲げております。

「第二の創業」の開始以降、4年毎の中期経営計画である「第一次オリンピック作戦」および「第二次オリンピック作戦」を経て、当社は、大きく成長しました。現在は、2022年3月期を初年度とする4ヵ年の中期経営計画「新第三次オリンピック作戦」を開始しておりますが、本中期経営計画では、使命・ビジョンの実現に向け、国内市場シェアダントツNo.1に向けた国内事業のさらなる強化と、世界展開の基盤づくりに挑んでおります。

今後、少子高齢化による国内市場の縮小に伴い、世界中からヒト・モノ・カネを呼び込む流れが起きる事を予測し、当社の賃貸管理事業においては「社宅管理で移動ニーズをとらえ、全国賃貸ネットワークでそれを支える」計画ですが、その不動産賃貸管理業界では事業承継問題や労働力不足といった課題を抱えております。

そのような中、当社は、不動産賃貸管理業の受け皿となるべく2013年より「賃貸管理全国7ブロック展開」を開始し、これまで多数の賃貸管理会社からの賛同を受け、40社以上の賃貸管理会社がグループ入りし、その後も成長を続けております。

今般、グループ入りするステージプランナーは、住宅賃貸需要の高い一都三県を中心に賃貸マンションの賃貸管理業を展開、不動産業者との豊富なネットワークから優良物件の管理を受託し、入居者の様々なニーズに対応したきめ細やかなサービスを提供しております。1998年の創業以来、長きにわたる実績とそれに基づく優良顧客基盤を保有し、約7,000戸の賃貸管理戸数を有する不動産管理の大手企業です。

ステージプランナーのグループ入りにより、賃貸管理会社間でのノウハウの共有やサービスの連携を進めることで、顧客満足度の向上や事業シナジーの創出を実現し、当社グループの企業価値の向上と「賃貸管理全国7ブロック展開」の拡大につなげてまいります。

 

 

⑤ 被取得企業の支配を獲得した方法

株式取得

 

(2) 取得対価及びその内訳

 

(単位:百万円)

対価

金額 

現金

4,040

支払対価合計

4,040

 

 (注)   当該企業結合に係る取得関連費用150百万円を要約四半期連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含めて表示しております。

 

(3) 取得資産及び引受負債の公正価値、非支配持分及びのれん(注)1

 

 

(単位:百万円)

科目

 

金額

現金及び現金同等物

 

2,340

営業債権及びその他の債権(注)2

 

100

有形固定資産

 

44

使用権資産

 

12,271

無形資産

 

1,285

その他の資産

 

1,094

営業債務及びその他の債務

 

388

リース負債

 

12,270

その他の負債

 

1,798

純資産

 

2,678

のれん(注)3

 

1,361

 

(注) 1.取得対価は、支配獲得日における公正価値を基礎として、取得した資産および引き受けた負債に配分しております。第56期第4四半期連結会計期間において取得対価の配分が完了しました。これにより当初の暫定的な金額から無形資産が1,281百万円、繰延税金負債が443百万円それぞれ増加し、のれんが838百万円減少しております。

2.取得した営業債権及びその他の債権の公正価値100百万円について、契約金額の総額は100百万円であり、回収不能と見込まれる金額はありません。

3.のれんは、今後の事業展開により期待される超過収益力です。税務上損金算入可能と見込まれる金額は発生しておりません。

 

(4) 取得に伴うキャッシュ・フロー

 

 

(単位:百万円)

科目

 

金額

現金による取得対価

 

4,040

支配獲得時に被取得企業が保有していた現金及び現金同等物

 

△2,340

子会社の取得による現金支払額

 

1,699

 

 

(5) 業績に与える影響

当社グループの第3四半期連結累計期間の要約四半期連結損益計算書には、㈱ステージプランナーの取得日から生じた売上収益12億90百万円、四半期利益38百万円が含まれております。なお、企業結合が期首に実施されたと仮定した場合のプロフォーマ情報(非監査情報)の連結財務諸表に対する影響に重要性はありません。

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

 

7.子会社の売却

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

当社は、2022年5月6日開催の取締役会において、SIRVAグループ(SIRVA Holdings, Inc.とそのグループ会社の総称)を所有するGlobal Relocation and Moving Services, LP(以下、「GRMS」という。)と連結子会社の異動(株式譲渡)およびグローバル・リロケーション事業の共同経営開始について合意をすることを決議し、同年7月29日に取引が完了いたしました。

 

(1) 子会社の売却による収入

 

(単位:百万円)

対価

金額 

受取対価

62,300

未収入金

△21,531

交換により取得したSIRVA Holdings, Inc.優先株式(注)

△24,499

支配を喪失した子会社の現金及び現金同等物

△6,532

子会社の売却による収入

9,736

 

 

(注)株式交換により行われたため重要な非資金取引に該当します。

 

(2) 売却日における子会社の資産および負債

 

(単位:百万円)

科目

金額 

支配喪失時の資産の内訳

 

流動資産

63,132

非流動資産

22,992

資産合計

86,125

支配喪失時の負債の内訳

 

流動負債

61,973

非流動負債

4,477

負債合計

66,451

 

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

該当事項はありません。

 

 

8.配当金

(1) 配当金支払額

配当金の支払額は、次のとおりです。

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額
 (百万円)

1株当たり配当額
 (円)

基準日

効力発生日

2022年5月12日
取締役会

普通株式

4,435

29

2022年3月31日

2022年6月27日

 

(注) 配当金の総額には、株式給付信託(J-ESOP)が保有する自社の株式に対する配当金0百万円が含まれておりません。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

決議

株式の種類

配当金の総額
 (百万円)

1株当たり配当額
 (円)

基準日

効力発生日

2023年5月11日
取締役会

普通株式

5,044

33

2023年3月31日

2023年6月28日

 

(注) 配当金の総額には、株式給付信託(J-ESOP)が保有する自社の株式に対する配当金0百万円が含まれておりません。

 

(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。

 

 

9.顧客との契約から認識した売上収益

顧客との契約から認識した売上収益の分解は、次のとおりです。

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

リロケーション事業

福利厚生事業

観光事業

その他

合計

顧客との契約から認識した収益

60,474

16,036

9,063

724

86,298

その他の源泉から認識した収益

2,783

2,783

63,258

16,036

9,063

724

89,082

 

(注) その他の源泉から認識した収益は、主にIFRS第9号に基づく利息およびIFRS第16号に基づくリース収益です。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

リロケーション事業

福利厚生事業

観光事業

その他

合計

顧客との契約から認識した収益

62,351

18,335

10,083

736

91,506

その他の源泉から認識した収益

2,923

2,923

65,274

18,335

10,083

736

94,429

 

(注) その他の源泉から認識した収益は、主にIFRS第9号に基づく利息およびIFRS第16号に基づくリース収益です。

 

 

10.非継続事業

当社は、2022年5月6日開催の取締役会において、SIRVAグループ(SIRVA Holdings, Inc.とそのグループ会社の総称)を所有するGlobal Relocation and Moving Services, LP(以下、「GRMS」という。)と連結子会社の異動(株式譲渡)およびグローバル・リロケーション事業の共同経営開始について合意をすることを決議し、同年7月29日に取引が完了いたしました。そのため、前連結会計年度においてBGRS Limitedおよびグループ会社22社を非継続事業に分類しております。

 

損益は以下のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

収益(注)

30,777

費用

20,589

非継続事業からの税引前四半期利益

10,187

法人所得税(注)

5,332

非継続事業からの四半期利益

4,855

 

(注) 前第3四半期連結累計期間において、BGRSグループを譲渡したことによる売却益12,223百万円およびこれに係る法人所得税費用5,432百万円が含まれております。

 

 

キャッシュ・フローは以下のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△13,685

投資活動によるキャッシュ・フロー(注)

9,023

財務活動によるキャッシュ・フロー

6,969

合計

2,307

 

(注) 前第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローには、子会社の売却による収入9,736百万円が含まれております。

 

 

 

 

11.1株当たり四半期利益

(1) 基本的1株当たり四半期利益

基本的1株当たり四半期利益およびその算定上の基礎は、次のとおりです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

親会社の普通株主に帰属する四半期利益

 

 

 

親会社の所有者に帰属する四半期利益

17,571

 

12,641

親会社の普通株主に帰属しない四半期利益

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用
する継続事業からの四半期利益

12,715

 

12,641

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用
する非継続事業からの四半期利益

4,855

 

発行済普通株式の期中平均株式数

152,907,620株

 

152,852,391株

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益

 

 

 

継続事業

83.16円

 

82.70円

非継続事業

31.76円

 

-円

基本的1株当たり四半期利益

114.91円

 

82.70円

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

至 2022年12月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

至 2023年12月31日)

親会社の普通株主に帰属する四半期利益

 

 

 

親会社の所有者に帰属する四半期利益

4,470

 

3,814

親会社の普通株主に帰属しない四半期利益

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用
する継続事業からの四半期利益

4,473

 

3,814

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用
する非継続事業からの四半期利益又は損失(△)

△3

 

発行済普通株式の期中平均株式数

152,882,064株

 

152,851,974株

 

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益又は損失(△)

 

 

 

継続事業

29.26円

 

24.96円

非継続事業

△0.02円

 

-円

基本的1株当たり四半期利益

29.24円

 

24.96円

 

 

 

(2) 希薄化後1株当たり四半期利益

希薄化後1株当たり四半期利益およびその算定上の基礎は、次のとおりです。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

 

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

希薄化後の普通株主に帰属する四半期利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用
する四半期利益

17,571

 

12,641

四半期利益調整額

18

 

18

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用
する継続事業からの四半期利益

12,733

 

12,659

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用
する非継続事業からの四半期利益

4,855

 

発行済普通株式の期中平均株式数

152,907,620株

 

152,852,391株

希薄化効果の影響

 

 

 

ストック・オプション

23,103

 

15,646

転換社債型新株予約権付社債

6,742,890

 

6,742,890

希薄化効果の調整後

159,673,613株

 

159,610,927株

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益

 

 

 

継続事業

79.75円

 

79.32円

非継続事業

30.41円

 

-円

希薄化後1株当たり四半期利益

110.16円

 

79.32円

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

至 2022年12月31日)

 

当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

至 2023年12月31日)

希薄化後の普通株主に帰属する四半期利益

 

 

 

基本的1株当たり四半期利益の計算に使用
する四半期利益

4,470

 

3,814

四半期利益調整額

6

 

6

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用
する継続事業からの四半期利益

4,480

 

3,820

希薄化後1株当たり四半期利益の計算に使用
する非継続事業からの四半期利益又は損失(△)

△3

 

発行済普通株式の期中平均株式数

152,882,064株

 

152,851,974株

希薄化効果の影響

 

 

 

ストック・オプション

23,103

 

259,830

転換社債型新株予約権付社債

6,742,890

 

6,742,890

希薄化効果の調整後

159,648,057株

 

159,854,694株

 

 

 

 

希薄化後1株当たり四半期利益又は損失(△)

 

 

 

継続事業

28.06円

 

23.90円

非継続事業

△0.02円

 

-円

希薄化後1株当たり四半期利益

28.04円

 

23.90円

 

 

 

12.金融商品の公正価値

(1) 償却原価で測定する金融商品の公正価値と帳簿価額の比較

償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値と帳簿価額の比較は、以下の通りです。なお、公正価値で測定する金融商品および帳簿価額と公正価値が極めて近似している金融商品については、以下の表には含めておりません。

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2023年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間
(2023年12月31日)

帳簿価額

公正価値

 

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

 

敷金及び保証金

18,704

18,485

 

18,604

18,558

長期未収入金

8,394

8,071

 

9,180

8,963

合計

27,099

26,557

 

27,785

27,521

 

 

 

 

 

 

金融負債

 

 

 

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 

社債

23,961

21,728

 

23,650

21,311

長期借入金

43,585

43,854

 

36,584

36,903

その他の金融負債

 

 

 

 

 

 長期預り敷金

8,252

8,050

 

9,103

8,882

合計

75,800

73,633

 

69,339

67,097

 

(注) 公正価値のヒエラルキーはレベル3であり、公正価値測定に用いた観察不能なインプットは割引率です。

 

上記金融商品の公正価値の算定方法は、次のとおりです。

① 敷金及び保証金

敷金及び保証金の公正価値の算定は、将来キャッシュ・フローを平均預け期間に基づき、国債の利回り等適切な指標による利率で割引いた現在価値により算定しております。

② 長期未収入金

長期未収入金の公正価値の算定は、将来キャッシュ・フローを回収予定時期までの期間および信用リスクを加味した利率で割引いた現在価値により算定しております。

③ 長期借入金、社債

これらの公正価値は、将来キャッシュ・フローを国債の利回り等適切な指標に信用スプレッドを上乗せした利率で割り引いた現在価値により算定しております。

④ 長期預り敷金

長期預り敷金の公正価値の算定は、将来キャッシュ・フローを平均預り期間に基づき、国債の利回りで割引いた現在価値により算定しております。

 

(2) 経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債

公正価値で測定される金融資産及び金融負債について、測定に用いたインプットの観察可能性および重要性に応じた公正価値測定額を、次のようにレベル1からレベル3まで分類しております。

レベル1: 活発な市場における公表価格により測定された公正価値

レベル2: レベル1以外の、観察可能な価格を直接または間接的に使用して算出された公正価値

レベル3: 観察可能な市場データに基づかないインプットを含む評価技法から算出された公正価値

公正価値の測定に使用される公正価値ヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定に用いた重要なインプットのうち、最もレベルの低いインプットに応じて決定しております。

公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期末日に発生したものとして認識しております。

 

① 公正価値のヒエラルキー

公正価値ヒエラルキーのレベルごとに分類した、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の内訳は、次のとおりです。

前連結会計年度 (2023年3月31日)

 

 

 

 

 (単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

  株式

87

87

  デリバティブ資産

54

54

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 株式

3,430

341

3,772

 投資信託

9

144

153

 債券

3

3

合計

3,439

202

429

4,071

金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 デリバティブ負債

0

0

非支配株主に係る売建プット・オプション負債

5,487

5,487

合計

0

5,487

5,488

 

 

 

当第3四半期連結会計期間 (2023年12月31日)

 

 

 

 

 (単位:百万円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

その他の金融資産

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

  株式

0

0

  デリバティブ資産

58

58

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 株式

1,882

669

2,551

 投資信託

9

145

154

 債券

13

13

合計

1,892

217

669

2,778

金融負債

 

 

 

 

その他の金融負債

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 デリバティブ負債

0

0

非支配株主に係る売建プット・オプション負債

5,498

5,498

合計

0

5,498

5,499

 

(注) レベル間の振替はありません。

 

 

 

上記金融商品の公正価値の算定方法は、次のとおりです。

(a) 株式

上場株式については、活発な市場価格に基づいて公正価値を算定しております。非上場株式については、主としてディスカウント・キャッシュフロー法等の適切な評価技法を使用して公正価値を算定しております。

(b) 投資信託・債券

取引金融機関から提示された公正価値に基づいて算定しております。

(c) デリバティブ取引

取引先金融機関から提示された公正価値に基づいて算定しております。

(d) 非支配株主に係る売建プット・オプション

子会社株式の非支配株主に係る売建プット・オプションは、契約相手への支払いが要求される可能性がある金額の現在価値に基づいて算定しております。

 

② レベル3に分類された金融商品の調整表

レベル3に分類された金融資産の期首残高から期末残高への調整表は、以下のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

期首残高

223

429

利得及び損失合計

 

 

純損益

1,490

△75

その他の包括利益

89

購入

97

359

売却

△58

上場によるレベル1への振替

△1,490

その他

9

13

期末残高

419

669

 

(注) 1.その他の包括利益に含まれている利得及び損失は、報告日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものです。これらの利得及び損失は、要約四半期連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産」に含まれております。

2.レベル3に分類した金融資産は、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産のうち、市場価格が入手できない金融商品です。当該金融商品に係る公正価値の測定については、適切な権限者に承認された評価方針および手続に従い、評価者が対象金融商品の評価方法を決定し、公正価値を測定しております。公正価値の測定結果については適切な責任者が承認しております。

3.純損益に認識した利得及び損失は、要約四半期連結損益計算書の「金融収益」および「金融費用」に含めています。
 

レベル3に分類された非支配株主に係る売建プット・オプションの期首残高から期末残高への調整表は、以下のとおりです。

 

 

(単位:百万円)

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

期首残高

5,395

5,487

公正価値の変動及び換算差額

13

11

決済

期末残高

5,409

5,498

 

 

 

13.後発事象

該当事項はありません。