第4 【提出会社の状況】

 

1 【株式等の状況】

(1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

種類

発行可能株式総数(株)

普通株式

6,000,000,000

6,000,000,000

 

 

② 【発行済株式】

 

種類

事業年度末現在
発行数(株)
(2025年3月31日)

提出日現在
発行数(株)
(2025年6月23日)

上場金融商品取引所
名又は登録認可金融
商品取引業協会名

内容

普通株式

3,713,998,612

3,713,998,612

東京証券取引所
プライム市場

単元株式数は100株である。

3,713,998,612

3,713,998,612

 

 

(2) 【新株予約権等の状況】

① 【ストックオプション制度の内容】

 

該当事項なし。

 

② 【ライツプランの内容】

 

該当事項なし。

 

③ 【その他の新株予約権等の状況】

 

該当事項なし。

 

(3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

 

該当事項なし。

 

(4) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

 

年月日

発行済株式
総数増減数
(千株)

発行済株式
総数残高
(千株)

資本金増減額
 
(百万円)

資本金残高
 
(百万円)

資本準備金
増減額
(百万円)

資本準備金
残高
(百万円)

自2023年4月1日

至2024年3月31日

(注)

△211,000

4,009,715

605,813

804,470

自2024年4月1日

至2025年3月31日

(注)

△295,717

3,713,999

605,813

804,470

 

(注) 自己株式の消却による減少

 

 

(5) 【所有者別状況】

2025年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数 100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

49

59

2,439

750

3,536

564,693

571,527

所有株式数
(単元)

50

4,267,425

536,521

668,132

23,178,934

52,831

8,423,490

37,127,383

1,260,312

所有株式数
の割合(%)

0.00

11.49

1.45

1.80

62.43

0.14

22.69

100.00

 

(注) 自己株式18,727,194株は「個人その他」に187,271単元、「単元未満株式の状況」に94株含まれている。

 

 

(6) 【大株主の状況】

2025年3月31日現在

氏名又は名称

住所

所有株式数
(千株)

発行済株式(自己株式を
除く。)の総数に対する
所有株式数の割合(%)

ナティクシス エスエイ アズ トラスティー フォー フィデューシー ニュートン 701910
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部)       (注1)

7 PROMENADE GERMAINE SABLON 75013
PARIS FRANCE
(東京都港区港南2丁目15番1号
 品川インターシティA棟) 

693,124

18.8

ルノー エスエイ
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部) 

122-122 BIS AVENUE DU GENERAL
LECLERC 92100 BOULOGNE-BILLANCOURT
FRANCE
(東京都港区港南2丁目15番1号
 品川インターシティA棟)

633,107

17.1

日本マスタートラスト信託銀行
株式会社(信託口) 

東京都港区赤坂1丁目8番1号
赤坂インターシティAIR

260,612

7.1

ジェーピー モルガン エスイー ルクセンブルク ブランチ 381648
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部)       (注2)

6 ROUTE DE TREVES L-2633
SENNINGERBERG LUXEMBOURG
(東京都港区港南2丁目15番1号
 品川インターシティA棟)

126,313

3.4

バンク オブ ニユーヨーク ジーシーエム クライアント アカウント ジエイピーアールデイ アイエスジー エフイー-エイシー
(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行決済事業部)

PETERBOROUGH COURT 133 FLEET STREET
LONDON EC4A 2BB UNITED KINGDOM
(東京都千代田区丸の内1丁目4番5号)

82,561

2.2

株式会社日本カストディ銀行
(信託口)

東京都中央区晴海1丁目8番12号

49,702

1.3

ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部) 

ONE CONGRESS STREET, SUITE 1,
BOSTON, MASSACHUSETTS
(東京都港区港南2丁目15番1号
 品川インターシティA棟)

48,125

1.3

CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL
(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)

CITIGROUP CENTRE, CANADA SQUARE,
CANARY WHARF, LONDON E14 5LB
(東京都新宿区新宿6丁目27番30号)

39,644

1.1

マン インターナショナル アイシーブイシー マン ジーエルジー ジャパン コアアルファ ファンド
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部)

RIVERBANK HOUSE, 2 SWAN LANE, LONDON EC4R 3AD UNITED KINGDOM
(東京都港区港南2丁目15番1号
 品川インターシティA棟)

39,545

1.1

モックスレイ・アンド・カンパニー・エルエルシー
(常任代理人 株式会社みずほ銀行
決済営業部)

270 PARK AVENUE., NEW YORK,
NY 10017, U.S.A.
(東京都港区港南2丁目15番1号
 品川インターシティA棟)

38,598

1.0

2,011,331

54.4

 

(注)1 株主名簿上は、ナティクシス エスエイ アズ トラスティー フォー フィデューシー ニュートン 701910名義となっているが、これはすべてルノー エスエイが実質的に保有しており、ルノー エスエイ名義を加えた合計は、1,326,231千株である。

2 株主名簿上は、ジェーピー モルガン エスイー ルクセンブルク ブランチ 381648名義となっているが、このうちダイムスペインS.L.が100,505千株、ダイムスペインDAG, S.L.が25,808千株をそれぞれ実質的に所有しており、その合計は126,313千株である。なお、ジェーピー モルガン エスイー ルクセンブルク ブランチ 381621名義でダイムスペインDT, S.L.が13,829千株を実質的に所有しており、これを加えた合計は、140,142千株である。

 

(7) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

2025年3月31日現在

区分

株式数(株)

議決権の数(個)

内容

完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)
普通株式

18,727,100

(相互保有株式)
普通株式

110,500

完全議決権株式(その他)

普通株式

36,939,007

3,693,900,700

単元未満株式

普通株式

1,260,312

発行済株式総数

3,713,998,612

総株主の議決権

36,939,007

 

(注) 単元未満株式数には、当社所有の自己株式94株が含まれている。

 

 

② 【自己株式等】

2025年3月31日現在

所有者の氏名
又は名称

所有者の住所

自己名義
所有株式数
(株)

他人名義
所有株式数
(株)

所有株式数
の合計
(株)

発行済株式総数
に対する所有
株式数の割合(%)

(自己保有株式)

日産自動車㈱

神奈川県横浜市神奈川区
宝町2

18,727,100

18,727,100

0.50

 

 

 

 

 

 

(相互保有株式)

 

 

 

 

 

高知日産プリンス販売㈱

高知県高知市旭町2―21

105,600

105,600

0.00

香川日産自動車㈱

香川県高松市花園町
1―1―8

4,800

100

4,900

0.00

 

18,837,500

100

18,837,600

0.51

 

(注) 「所有株式数」のうち、「他人名義」で所有している株式数は、当社取引先持株会名義(住所:神奈川県横浜市西区高島1―1―1)で所有している相互保有会社の持分に相当する株数である。
(100株未満は切捨てて表示している。)

 

 

2 【自己株式の取得等の状況】

 

【株式の種類等】

会社法第155条第3号及び会社法第155条第7号による普通株式の取得

 

 

(1) 【株主総会決議による取得の状況】

該当事項なし。

 

(2) 【取締役会決議による取得の状況】

会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づく取得

区分

株式数(千株)

価額の総額(百万円)

取締役会(2024年3月27日)での決議状況

(取得期間2024年4月1日)

100,243

59,484

当事業年度前における取得自己株式

当事業年度における取得自己株式

100,243

59,484

残存決議株式の総数及び価額の総額

当事業年度の末日現在の未行使割合(%)

当期間における取得自己株式

提出日現在の未行使割合(%)

 

(注)東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による取得である。

 

区分

株式数(千株)

価額の総額(百万円)

取締役会(2024年9月26日)での決議状況

(取得期間2024年10月1日)

195,474

79,850

当事業年度前における取得自己株式

当事業年度における取得自己株式

195,474

79,850

残存決議株式の総数及び価額の総額

当事業年度の末日現在の未行使割合(%)

当期間における取得自己株式

提出日現在の未行使割合(%)

 

(注)東京証券取引所における自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による取得である。

 

(3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

 

区分

株式数(千株)

価額の総額(百万円)

当事業年度における取得自己株式

3

1

当期間における取得自己株式

0

0

 

(注)当期間における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含まれていない。

 

 

(4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

 

区分

当事業年度

当期間

株式数(千株)

処分価額の総額
(百万円)

株式数(千株)

処分価額の総額
(百万円)

引き受ける者の募集を行った
取得自己株式

消却の処分を行った取得自己株式

295,717

142,848

合併、株式交換、株式交付、
会社分割に係る移転を行った
取得自己株式

その他(譲渡制限付株式ユニット制度による自己株式の処分)

3,208

1,912

保有自己株式数

18,727

18,727

 

(注)当期間における取得自己株式には、2025年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式数は含まれていない。

 

3 【配当政策】

当社は、株主への利益還元を重要な経営方針のひとつとして位置付ける。株主還元は、配当を中心に行い、手元資金の水準、利益及びフリーキャッシュフローの実績や見通し、将来に向けた必要投資等を勘案しつつ、安定的な配当を行うことを目指す。

当社は、定款において会社法第454条第5項に規定する中間配当をすることができる旨を定めており、配当決定機関は、9月30日を基準日とした中間配当は取締役会、期末配当は株主総会である。

当事業年度の剰余金の配当については、当事業年度における経営状況を鑑み中間配当、期末配当共に無配とした。

内部留保資金の使途については、今後の事業展開の備え及び研究開発費用等に投入して行く予定である。

 

 

4 【コーポレート・ガバナンスの状況等】

(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】

① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、2019年6月25日の株主総会をもって、指名委員会等設置会社に移行し、ガバナンス体制の更なる強化を図っている。

ガバナンス体制における、当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、以下のとおりである。

・当社は、社会における存在意義を定義した<人々の生活を豊かに。イノベーションをドライブし続ける。>というコーポレートパーパスの下、信頼される企業として、独自性に溢れ、革新的なクルマやサービスを創造し、その目に見える優れた価値を、全てのステークホルダーに提供するために、コーポレート・ガバナンスの向上を経営に関する最重要課題のひとつとして取り組む。

・当社は、社会からの要請や社会的責任を常に意識しながら事業活動を展開し、事業の持続的な成長とともに、持続可能な社会の発展に尽くす。

・当社は、明確な形で執行と監督・監視・監査を分離できる指名委員会等設置会社を選択する。これにより、意思決定の透明性を向上するとともに、迅速かつ機動的な業務執行を実行する。

・当社は、取締役会その他の機関による監督・監視・監査を通じて、内部統制、コンプライアンス及びリスク管理体制の実効性を担保する。当社の執行役及び役職員は、かかる監督・監視・監査に対し、常に真摯に対応する。

 

② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由

当社は、上記「コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方」に記載のとおり、意思決定の透明性を向上するとともに、迅速かつ機動的な業務執行を実行するため、明確な形で執行と監督・監視・監査を分離できる指名委員会等設置会社を採用している。

取締役会については、独立性を有する社外取締役(独立社外取締役)の牽引により、多様な視点を持って、経営の基本方針を決定するとともに、執行役等の職務の執行を監督する役割を担う。取締役の員数は、活発な議論と迅速な意思決定を可能とする適正な規模とし、取締役会が独立社外取締役により牽引される環境を創出するため、過半数は独立社外取締役としている。また、取締役会の議長は、独立社外取締役としている。取締役会においては、経営の基本方針等、法令、定款及び取締役会規則に定めた重要事項の決定を行うとともに、効率的かつ機動的な経営を行うため、原則として業務執行に関する権限(法令で定められた取締役会専決事項に係るものを除く。)を大幅に執行役に委譲している。

取締役会及び各委員会の構成については、「③当事業年度における取締役会及び委員会の活動状況」参照のこと。

執行役については、取締役会決議により委任された当社の業務執行の決定及び業務の執行を担っている。(2)[役員の状況① 1]に記載のとおり、提出日現在、執行役として5名(うち、代表執行役1名)が選任されている。また、会社の重要事項や日常的な業務執行に関する事項について審議し議論する会議体を設置するとともに、効率的かつ機動的な経営を行うために、業務執行については明確な形で執行役員及び使用人に権限を委譲している。

※なお、2025年6月24日開催予定の定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項として「代表執行役選任の件」、「執行役の選任ならびに役付の件」が付議される予定である。当該決議が承認可決された場合の執行役は、後述の(2)[役員の状況① 2]に記載のとおりの4名となる。

 

③ 当事業年度における取締役会及び委員会の活動状況

i)取締役会の活動状況

当事業年度における当社の取締役会は、独立社外取締役が構成員の過半数(取締役12名のうち8名)を占めている。また、議長も独立社外取締役が務めている。取締役会では、法令及び取締役会規則に基づき、当社グループ経営に関わる重要事項等について決議している。

当事業年度における取締役会は、取締役12名で構成され、うち、木村康、ベルナール デルマス、井原慶子、永井素夫、アンドリュー ハウス、ブレンダ ハーヴィー、朝田照男及び得能摩利子ら8名は独立社外取締役である。なお、木村康を取締役会議長、ジャンドミニク スナールを取締役会副議長とし、ベルナール デルマスが筆頭独立社外取締役を務めている。

 

当事業年度における、当取締役会に上程された議案には以下が含まれる。

1)定例議案:

・年度事業計画承認、業務執行状況の報告、各四半期の決算承認、株主総会招集通知

・内部統制及びリスクマネジメント報告、コーポレート・ガバナンス報告書承認

・サステナビリティ関連報告(統合報告書・サステナビリティデータブック発行)

・IR活動状況の報告

2)当事業年度における重要議案:

・ターンアラウンド計画の実施及び進捗状況の報告がある。当社事業の回復・安定化に向けた抜本的な事業構造改革の議論を集中的に実施している。「スリムで強靭な事業構造」の迅速な実行に焦点を当てた議論を行っている。

・本田技研工業株式会社との経営統合に向けた検討に関する基本合意書の締結(及び解約)

 自動車の知能化・電動化時代に向けた戦略的パートナーシップの構築に向けて、本田技研工業株式会社との経営統合に向けた議論を継続的に行った。最終的には、変化を増す市場の見通し、当社の経営施策など様々な議論を経て、経営統合の協議・検討の中止を決定したが、今後も相互の強みが補完できる領域での協業の検討を継続することが確認された。

・代表執行役の異動及び執行役体制の変更

 代表執行役の交替においては、経営環境の急激な変化を踏まえた経営刷新の要請に基づき、従前からの指名委員会の後継者プロセスに沿って候補者が選定され、取締役会においても当該候補者が次世代を担うに相応しいリーダーであることが確認され、選任を承認している。

さらに、筆頭独立社外取締役が議長を務める社外取締役のみによる会合を定期的に開催し、当社のコーポレート・ガバナンス及びビジネスに関する事項等について幅広く議論しているほか、独立社外取締役と外部の連携として、機関投資家及び会計監査人との意見交換会を実施している。そのほか、当事業年度においては、新任の社外取締役を対象とした教育及び当社拠点訪問等を実施している。

 

ii)各委員会の活動状況

●指名委員会

当事業年度における指名委員会の委員長は独立社外取締役であり、また、委員5名のうち4名が独立社外取締役である。当委員会では、株主総会に提出する取締役の選任及び解任に関する議案の内容の決定、取締役会に提案する代表執行役の選定及び解職に関する議案の内容の決定、及び社長兼最高経営責任者の後継者計画の内容の策定及び年次の検証を行う権限を有している。

当事業年度における指名委員会は、アンドリュー ハウス(委員長)、木村康、井原慶子、永井素夫、ジャンドミニク スナールの5名で構成されている。

当事業年度における、当委員会の活動には以下が含まれる。

・代表執行役の選定議案を審議

第126回定時株主総会に提出する取締役選任議案について審議

・社長兼最高経営責任者の後継者育成計画プロセスについて審議

 

●報酬委員会

当事業年度における報酬委員会の委員(委員長を含む。)は、5名全て独立性を有する社外取締役である。当委員会は、法定の権限である取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針、並びに取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容を決定する権限を有している。

当事業年度における報酬委員会は、井原慶子(委員長)、ベルナール デルマス、永井素夫、アンドリュー ハウス、得能摩利子の5名で構成されている。

当事業年度における、当委員会の活動には以下が含まれる。

取締役及び執行役の報酬に関する方針の決定

報酬水準検討のためのベンチマーク企業を選定、外部第三者専門機関の調査結果も踏まえた報酬水準の審議

取締役及び執行役の当事業年度の報酬額及び個人別の報酬等の決定

 

●監査委員会

当事業年度における監査委員会の委員長は独立社外取締役であり、また、委員5名のうち4名が独立社外取締役である。当委員会では、内部統制システムの構築・運用状況を含む業務執行の監査の一環として、年度監査計画に従って、また、必要に応じて、執行役、執行役員及び使用人から、当社及びグループ会社の業務執行に関する報告を受けている。また、委員長は、社長兼最高経営責任者をはじめとする執行役等と、定期的に会合を持ち、幅広く意見の交換を行っているほか、重要会議等に出席し意見を述べるとともに、決裁書その他の重要書類を閲覧し、必要に応じて執行役、執行役員及び使用人に対して説明又は報告を求めている。委員長が収集した情報については、適時に他の委員にも共有されている。

さらに、当委員会は、監査の実施にあたり、当委員会、内部監査部門及び会計監査人の三者が適宜連携し、三様監査の実効性を高める取り組みを実施している。当委員会のリーダーシップの下、三者間での連携により、監査上の指摘事項及びその対応状況をタイムリーに共有し、内部統制の実効性の向上を図っている。また、当委員会は、内部監査部門を管轄し、内部監査部門が執行側から極めて高い独立性を確保する体制を構築した上で、内部監査部門から定期的に内部監査計画に基づく内部監査の進捗やその結果について報告を受けるとともに、必要に応じて、内部監査部門に対して内部監査に関する指示を行っている。

加えて、当委員会は、執行役等のマネジメントの関与の疑義がある内部通報の通報先となり、関係する執行役等が通報者及び通報内容を知りえない体制を構築の上、その対応に当たっている。

さらに、当委員会は、取締役会の実効性に関して毎年実施される評価に対し、評価プロセスや評価結果に基づく課題抽出等に関する妥当性を監査して、その結果を取締役会へ報告し、かかる評価が適正に実施され、取締役会の実効性向上のために意義あるものとなるよう、適切に監督している。

当事業年度における監査委員会は、永井素夫(委員長)、ベルナール デルマス、ブレンダ ハーヴィー、朝田照男、ピエール フルーリォの5名で構成されている。なお、当事業年度においては、監査委員会の重点監査項目を定め、それぞれの項目について監査委員会等の場を通じて検討・審議を重ね、必要に応じて執行側等へ提言を実施した

内部監査部門の独立性を確保するための体制の具体的な内容、監査委員会・内部監査部門・執行側の関係図、重点監査項目及びその他の監査項目並びに当事業年度各月における監査委員会の上記に関する主な活動の詳細な状況は(3)[監査の状況]に記載している。

 

2024年度の取締役会及び指名・報酬・監査委員会の開催状況及び各取締役の出席状況は以下のとおりである。

氏名

開催状況及び出席状況

取締役会

指名委員会

報酬委員会

監査委員会

木村 康 ※

◎100%(21/21回)

100%(9/9回)

100%(4/4回)

ジャンドミニク スナール※※

86%(18/21回)

89%(8/9回)

ベルナール デルマス ※

100%(21/21回)

100%(13/13回)

100%(12/12回)

井原 慶子 ※

100%(21/21回)

100%(9/9回)

◎100%(13/13回)

永井 素夫 ※

100%(21/21回)

100%(9/9回)

100%(13/13回)

◎100%(12/12回)

アンドリュー ハウス ※

100%(21/21回)

◎100%(9/9回)

100%(13/13回)

ブレンダ ハーヴィー ※

95%(20/21回)

100%(12/12回)

朝田 照男※#

100%(18/18回)

100%(8/8回)

得能 摩利子※#

100%(18/18回)

90%(9/10回)

ピエール フルーリォ※※

86%(18/21回)

100%(12/12回)

内田 誠

100%(21/21回)

坂本 秀行

100%(21/21回)

 

(注) 1 ( )内は、出席回数/在任中の開催回数を示す。

2 ◎は議長又は委員長を示す。

3 ※は独立社外取締役を示す。

4 ※※ジャンドミニク スナール及びピエール フルーリォについては、その兼職の状況を鑑みて、利益相反解消のための方針に従い、ルノーに関する案件が審議された取締役会を3回欠席している。

5  #朝田照男及び得能摩利子は2024年6月の定時株主総会において取締役に就任しているため、就任後に開催された取締役会と委員会の出席状況を記載している。

 

④ 企業統治に関するその他の事項

1. 内部統制システムの整備状況

当社の取締役会は、会社法及び会社法施行規則に定める「会社及び企業集団の業務の適正を確保するための体制」を決議し、内部統制について担当する執行役を置いている。その体制の概要及びその整備状況は以下のとおりである。

i) 執行役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

① 法令に基づく会社の機関設計として指名委員会等設置会社制度を選択した上で、取締役会において、経営の基本方針等、法令、定款及び取締役会規則に定めた重要事項の決定を行う。

② 効率的で機動的な経営を行うため、原則として業務執行の決定に関する権限(法令で定められた取締役会専決事項に係るものを除く。)を大幅に執行役に委譲している。

③ 執行役社長兼最高経営責任者等を構成員として、事業戦略、重要な取引・投資等の会社の重要事項について審議し議論するエグゼクティブコミッティ、及び会社の日常的な業務執行に関する事項について審議し議論する別のコミッティを設置している。

④ 地域及び特定の事業領域に関する事項を審議し議論するマネジメントコミッティを設置している。

⑤ マネジメント手法の一つとして、クロス・ファンクション(機能横断的活動)がある。なかでも、クロス・ファンクショナル・チーム(CFT)は、会社が取組むべき各種の課題や問題に対応している。CFTは、機能や組織の枠を越えて働く、当社が独自に開発した強力なマネジメント・ツールである。

⑥ 社内意思決定の迅速化を図り、意思決定プロセスを明確にするため、明確で透明性の高い、各執行役及び使用人の権限と責任を定める権限基準を整備している。

⑦ 中期経営計画及び年度事業計画の策定を通じ、経営方針と事業目的を具体化し、共有することにより、効率的かつ効果的な業務執行を行っている。

 ii) 執行役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

① 世界中のグループ会社で働く全ての社員を対象として「グローバル行動規範」を策定し、その周知・徹底を図っている。

② 行動規範の遵守を確実なものとするため、eラーニングなどの教育プログラムを充実させている。

③ 当社の取締役や執行役等を対象に、「取締役・執行役等の法令遵守ガイド」を策定し、その遵守を徹底する。

④ 反社会的勢力に対しては、会社として毅然とした態度で臨むものとし、当社の役員・従業員は、万一反社会的勢力から何らかのアプローチを受けた場合は、速やかに上司及び専門の委員会に報告し、その指示に従うものとしている。

⑤ 当社の役員・従業員は、業務遂行上、直接・間接を問わず、詐欺・恐喝等の不正・犯罪行為に関わることなく良識ある行動をとるものとし、そのような不正・犯罪行為又はそのおそれがある事態に遭遇した場合は、毅然とした態度で臨むと同時に、速やかに上司及び専門の委員会に報告し、その指示に従うものとしている。

⑥ これらの遵守状況をチェックし、遵守を保証するための仕組みとして、「グローバルコンプライアンス委員会」を設置している。グローバルコンプライアンス委員会が検知したコンプライアンス課題のうち本社執行役及びマネジメントコミッティ議長に関連したものについては、監査委員会に直接報告を行う。

⑦ 内部通報制度を導入し、社内外に窓口を設置することにより、社員からの意見・質問・要望及びコンプライアンス違反の疑いのある行為等について直接当社マネジメントに伝えることを可能としている。執行役等のマネジメントの関与の疑義がある案件については、通報先を監査委員会として関係する執行役等が通報者及び通報内容を知りえない体制とする。

⑧ 社内規程を整備し、教育・研修プログラムを通じて、周知・徹底と啓発を行っている。

⑨ 金融商品取引法及び関連する規則や基準に基づき、財務報告の正確性と信頼性を確保するための内部統制の仕組みを強化するべく努めている。当社における財務報告にかかる内部統制には、一般に公正妥当と認められる内部統制の評価の基準(J-SOX)に準拠して実施するテスト、評価及び報告の手続を遵守することを含んでいる。プロセスを整備し、適切に運用するべく取り組むとともに、検出された会計及び内部統制に関する不備を適切にフォローアップし、その是正に取り組んでいる。

⑩ 取締役会は、その構成員の過半数及び議長に独立性を有する社外取締役(独立社外取締役)を選任し、執行役からの定期的な報告受領、独立社外取締役のみによる会合の定期開催、筆頭独立社外取締役の設置、事務局の人員・機能の充実化及び独立性確保等の諸策を講じる等して、執行役等の職務執行状況の監督に注力するとともに、その実効性について、3年に一度、第三者評価機関による評価を受ける。

⑪ 監査委員会は、その構成員の過半数及び委員長を独立社外取締役とし、適切な資質・能力を有する取締役を選任し、執行役等の職務執行状況を監査する。また取締役会の監督機能の実効性についても、適切に監査する。

⑫ 当社及びグループ会社の業務執行に関するプロセス、ポリシー、法令その他の問題について遵守がなされているかの監査を定期的に行うことを目的に、監査委員会の管轄の下、専門の内部監査部門を設置し、有効かつ効率的なグループ・グローバルな内部監査を行う。また、リージョンの内部監査部門を設置し、当社のグローバル内部監査室の統括の下に内部監査を行っている。

⑬ 監査委員会は、必要に応じ、指名委員会及び報酬委員会との間で随時連携を行う。

⑭ ルノーその他の主要株主又はアライアンスの相手方である三菱自動車工業株式会社と当社との間における利益相反の可能性に鑑み、当社の代表執行役は、ルノーその他の主要株主若しくは三菱自動車工業株式会社又はその子会社若しくは関連会社の取締役、執行役その他の役職員を兼任してはならないものとし、当社の代表執行役就任時に当該役職員に就任している場合には、速やかに兼任を解消するための措置を採るものとしている。

⑮ ルノーその他の主要株主若しくはアライアンスの相手方である三菱自動車工業株式会社又はその子会社若しくは関連会社において取締役、執行役等を務めた経験を有する取締役は、当該勤務経験先と当社グループとの間で利益が相反する可能性のある議案が当社の取締役会に上程される場合には、当該議案の審議及び決議に参加しないものとしている。

⑯ 当社・ルノー・三菱自動車工業株式会社間のアライアンスに関する活動については、当社の取締役会、エグゼクティブコミッティ、関係する執行役等の指揮、監督のもと行っている。また、関連する意思決定は、権限基準に基づき、当社の取締役会、執行役、又は従業員が法令を遵守し、当社・ルノー・三菱自動車工業株式会社間の利益相反の可能性にも配慮した上で行っている。

⑰ 社内組織の新設又は変更にあたり、法務、経理、財務その他の管理部署の牽制機能を阻害する可能性のある権限分掌構造を採用しないものとしている。

iii) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制

① リスクを早期に発見し、必要な対策を検討・実行することにより、発生率の低減を図るとともに、万一発生した場合に会社に与える被害の最小化に努め、その目的達成のため、「グローバルリスク管理規程」に基づき行動している。

② 全社的・組織横断的なリスクのマネジメントについては、リスクマネジメント委員会メンバーを中心に管理責任者として任命し、その責任の下、リスク管理マニュアルを策定する等具体的対策を講じている。

③ 全社的レベルのリスク以外の個別のビジネスリスクの管理は、それぞれのリスク管理責任者が担当し、リスクの発生を極小化するために、本来業務の一環として必要な措置を講じている。

④ 内部監査部門は、監査委員会の管轄の下、リスクベースの手法による内部統制の状況に対するアシュアランス、及び必要に応じたコンサルティングの提供を目的として、関連する監査基準等に従って監査活動を行っている。

 iv) 執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

① 法令及び社内規則の定めるところに従い、当社の執行役の職務の執行に係る文書その他の情報を保存し、適切に管理している。

② 各部署の業務遂行に伴って職務権限基準に従って決裁される案件は、書面又は電子システムによって決裁し、適切に保存・管理している。

③ これらの情報は、主管部署が秘匿管理に配慮した厳格な管理を行っており、特に重要な経営会議体に関する資料等については、当社の取締役、執行役等から業務上の必要により閲覧の申請があった場合には、合理的な範囲で閲覧できる仕組みとしている。

④ 情報の作成・利用・管理等に関するポリシーを整備し、情報の適切な保管・管理を徹底のうえ、情報の漏洩や不適切な利用を防止している。さらに、情報セキュリティ委員会を設置し、全社的な情報セキュリティを総合的に管理するとともに、情報セキュリティに関する意思決定を行っている。

  v) 当社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制

(a) 子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

① 適正かつ効率的で統一的なグループ経営が行われるよう、グループ会社横断的な各種マネジメントコミッティを設置している。

② マネジメントコミッティを通じて、グループ会社に対して情報を伝えるとともに、当社の経営方針を共有し、国内外のグループ会社の意思決定が効率的かつ迅速に行われることを確保している。

③ 各グループ会社においても、明確で透明性の高い権限基準を策定するため、当社は協力している。

(b) 子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制

① グローバル行動規範の下に、グループ各社は各社独自の行動規範を策定するとともに、コンプライアンス委員会を設置し、法令や企業倫理の遵守を図っている。グローバルコンプライアンス委員会では、定期的に国内外のグループ会社の状況をモニターし、さらなる法令及び定款の遵守並びに企業倫理の徹底に取り組んでいる。また、グループ会社でも内部通報制度を導入し、意見・質問・要望等を直接所属会社又は当社に提出する仕組みを整備している。

② 内部監査部門は、グループ会社の業務執行の監査を実施するとともに、リスクマネジメント、コントロール及びガバナンスプロセスの有効性の評価並びに向上を目的として監査を実施している。

③ 監査委員会は、連結経営の観点より、グループ全体の監査の実効性を確保するため、定期的にグループ各社の監査役と情報及び意見の交換を行う。

④ 特にグループ会社に対する内部監査その他のモニターの範囲や頻度等については、特定されたリスク、当該グループ会社の規模や業態、重要性等に応じて適宜、合理的な差異を設ける場合があり得る。

(c) 子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制

① グループ会社は、グローバルリスク管理規程に基づき行動している。

② グループ全体に影響を与えるグループ会社のリスクのマネジメントについては、リスクマネジメント委員会メンバーを中心に管理責任者として任命し、その責任の下具体的対策を講じている。

③ 上記以外のグループ会社のリスクに関するマネジメントは、それぞれのグループ会社が責任をもち、リスクの発生を極小化するために必要な措置を講じている。

(d) 子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制

上記(a)ないし(c)で述べた体制のほか、当社の各機能部署によるグループ会社の対応する機能部署との連携等複数のルートを通じて、グループ会社の取締役等の職務の執行に係る事項のうち重要な事項の報告をグループ会社に求め、その把握に努めている。

vi) 当社の監査委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項、当該取締役及び使用人の当社の執行役からの独立性に関する事項、並びに当該取締役及び使用人に対する当社の監査委員会の指示の実効性の確保に関する事項

① 当社の監査委員会の職務を補助するための組織として監査委員会事務局を設置し、スタッフを必要数配置し、監査委員の指揮命令の下にその職務を遂行する。

② 当該スタッフの評価は監査委員間で協議し、人事異動や懲戒処分については、監査委員会の同意を必要としている。

vii) 当社の監査委員会への報告に関する体制及び当該報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制

(a) 当社の取締役(監査委員を除く。)、執行役及び使用人が当社の監査委員会に報告をするための体制

① 当社の監査委員会は、年度監査計画を策定し、監査を実施する。当該計画には社内各部門による業務報告を含み、これに従って、取締役(監査委員を除く。)、執行役及び使用人は報告を実施する。

② 当社の取締役(監査委員を除く。)、執行役及び使用人は、会社の業績・信用に大きな悪影響を及ぼしたもの、又はそのおそれのあるもの、グローバル行動規範その他の行動規範への重大な違反行為、又はその恐れのあるもの、及びこれに準じる事項を発見した場合、速やかに当社の監査委員会に報告する。

③ 当社の取締役(監査委員を除く。)、執行役及び使用人は、当社の監査委員会から業務の執行状況について報告を求められた場合、迅速に対応する。

④ 内部監査部門は、リスクベースの監査計画及び監査発見事項等を当社の監査委員会に継続的に報告する。

(b) 子会社の取締役、監査役その他の役員等及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者が当社の監査委員会に報告をするための体制

① 当社の監査委員会は、連結経営の観点より、グループ全体の監査の実効性を確保するため、定期的にグループ各社の監査役と情報及び意見の交換を行い、グループ各社の監査役は、当社の監査委員会に対して、グループ全体に影響を与える事項を中心に報告を行う。

② グループ会社の役員等及び使用人は、当社の監査委員会から業務の執行状況について報告を求められた場合、迅速に対応する。

③ 当社の取締役(監査委員を除く。)、執行役及び使用人(内部監査部門に所属する者を含む。)は、上記v)の体制を通じて報告を受けたグループ各社の事項について、上記(a)のとおり、当社の監査委員会に対して報告を実施する。

(c) 上記(a)ないし(b)の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制

当該報告をしたことを理由とする不利な取扱いを禁止するものとし、当該報告をした者を保護するために必要な措置をとるとともに、そのような不利な取扱いを行った者に対しては、懲戒処分を含めた厳正な対処を行うものとしている。

viii) 当社の監査委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項

当社は、監査委員からその職務の執行について費用の前払や債務の弁済等の請求を受けた場合、会社法に従い、当該請求に係る費用又は債務が当該監査委員の職務の執行に必要でないことを証明できる場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理するとともに、毎年、必要と認められる一定額の監査費用予算を設けている。

ix) その他当社の監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制

① 当社の監査委員会は、その構成員の過半数及び委員長を独立社外取締役とすることで、独立性をより強化している。その上で、監査委員会の監査の実効性を確保するため、常勤監査委員を1名以上置いている。

② 監査委員会は、監査の実施にあたり、内部監査部門及び会計監査人と適宜連携する。監査委員会は、内部監査部門を管轄し、内部監査部門に対して監査に関する指示を行う。内部監査部門は、内部監査の基本方針、年度計画、予算及び人員計画について監査委員会の承認を得ることとし、監査委員会に対して継続的に職務の執行状況及び発見事項等を報告する。内部監査部門の責任者の人事及び評価については監査委員会の承認を得る。

③ 社長兼最高経営責任者を始めとする執行役と監査委員会は、定期的に又は監査委員会の求めに応じて会合を持ち、幅広く意見の交換を行う。

④ 監査委員会は、重要会議等に出席し、意見を述べることができるほか、決裁書その他の重要書類を閲覧し、必要に応じて執行役及び従業員に対して説明又は報告を求めることができる。

⑤ 監査委員会は、必要に応じ、指名委員会及び報酬委員会との間で、相互に情報・意見交換を行う等、随時連携を行う。

 

2. 責任限定契約の内容と概要(会社法第427条第1項に規定する契約)

当社は、会社法第427条第1項の規定により、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)との間に、金500万円と法令が定める最低責任限度額のいずれか高い額を限度額として、会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結することができる旨を定款に定めている。

なお、この規定に基づき、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)8名と責任限定契約を締結している。

 

3. 役員等賠償責任保険契約の内容の概要

① 被保険者の範囲

社及び当社の全ての子会社の全ての取締役、執行役、監査役、執行役員、管理職。

 

② 保険契約の内容の概要

保険者が①の会社の役員等としての業務につき行った行為(不作為を含む。)に起因して損害賠償請求がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金や争訟費用等を補償するもの。ただし、贈収賄などの犯罪行為や意図的に違法行為を行った役員自身の損害等は補償対象外とすることにより、役員等の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じている。保険料は全額当社が負担する。

 

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

1.有価証券報告書提出日(2025年6月23日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりである。

男性14名 女性3名(役員のうち女性の比率18%)

a. 取締役の状況

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

取締役
取締役会議長
指名委員会委員

木村 康

1948年2月28日

1970年4月

日本石油㈱入社

2002年6月

新日本石油㈱取締役

2007年6月

同社常務取締役 執行役員

2010年4月

JXホールディングス㈱取締役

2010年7月

JX日鉱日石エネルギー㈱代表取締役社長、
社長執行役員

2012年5月

石油連盟会長

2012年6月

JXホールディングス㈱代表取締役会長

 

JX日鉱日石エネルギー㈱代表取締役会長

2014年6月

㈱NIPPO 取締役

 

㈳日本経済団体連合会 副会長

2017年4月

JXTGホールディングス㈱代表取締役会長

2018年6月

同社相談役

2019年6月

当社取締役(現)

 

JXTGホールディングス㈱(現 ENEOSホールディングス㈱)特別理事

 

国際石油開発帝石㈱(現 ㈱INPEX)社外取締役

2022年6月

ENEOSホールディングス㈱名誉顧問(現)

2024年6月から1年

14

取締役
取締役会副議長
指名委員会委員

ジャンドミニク
 スナール

1953年3月7日

1996年10月

ペキニー最高財務責任者

 

同グループエグゼクティブカウンシル メンバー

2005年3月

ミシュラン最高財務責任者、同グループエグゼクティブカウンシルメンバー

2007年5月

同グループマネージングパートナー

2011年5月

同グループマネージングジェネラルパートナー

2012年5月

同グループ最高経営責任者

2012年6月

サンゴバン社外取締役(現)

2019年1月

ルノー取締役会長(現)

2019年4月

当社取締役(現)

2019年5月

Fives s.a.s スーパーバイザリーボードメンバー(現)

2024年6月から1年

21

取締役
報酬委員会委員
監査委員会委員

ベルナール
 デルマス

1954年4月21日

1979年5月

ミシュラン入社

1995年9月

ミシュラン・リサーチ・アジア社長

2007年9月

日本ミシュランタイヤ㈱取締役社長、CEO

 

韓国ミシュランタイヤ社長、CEO

2009年10月

ミシュラングループ上席副社長

2010年2月

在日フランス商工会議所会頭

2015年6月

市光工業㈱社外取締役

2015年11月

日本ミシュランタイヤ㈱取締役会長

2016年11月

同社会長

2018年2月

ミシュラングループシニアアドバイザー

2019年6月

当社取締役(現)

2024年6月から1年

2

取締役
報酬委員会委員長
指名委員会委員

井原 慶子

1973年7月4日

2013年1月

国際自動車連盟Women in Motorsport評議会アジア代表評議員・ドライバーズ評議会

女性代表委員

2013年4月

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特別招聘准教授

2015年4月

経済産業省産業構造審議会2020未来開拓部会委員

2015年7月

外務省ジャパン・ハウス有識者諮問会議委員

2015年9月

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任准教授

2016年6月

㈱ソフト99コーポレーション 社外取締役(現)

2018年6月

当社取締役(現)

2020年4月

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授(現)

2020年10月

Future㈱代表取締役(現)

2024年6月から1年

26

取締役
監査委員会委員長
指名委員会委員
報酬委員会委員

永井 素夫

1954年3月4日

1977年4月

㈱日本興業銀行入行

2005年4月

㈱みずほコーポレート銀行 執行役員

2007年4月

同行常務執行役員

2011年4月

みずほ信託銀行㈱副社長執行役員

2011年6月

同行代表取締役副社長兼副社長執行役員

2014年4月

同行理事

2014年6月

当社監査役

 

オルガノ㈱社外監査役

2015年6月

オルガノ㈱社外取締役

 

㈱日清製粉グループ本社 社外監査役

2019年6月

当社取締役(現)

 

㈱日清製粉グループ本社 社外取締役(現)

2024年6月から1年

38

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

取締役
指名委員会委員長
報酬委員会委員

アンドリュー
 ハウス

1965年1月23日

1990年10月

ソニー㈱入社

2005年10月

同社グループエグゼクティブ、チーフ・マーケティング・オフィサー

2011年9月

㈱ソニー・コンピュータエンタテインメント取締役社長、グローバルCEO、グループエグゼクティブ

2016年4月

㈱ソニー・インタラクティブエンタテインメントEVP、取締役社長、グローバルCEO

2017年10月

同社EVP、取締役会長

2018年4月

Intelityストラテジックアドバイザー(現)

2018年10月

Merryck & Co., Ltd.(現 The ExCo Group)エグゼクティブメンタ―(現)

2019年6月

当社取締役(現)

2021年5月

Nordic Entertainment Group(現 Viaplay Group)社外取締役

2022年3月

㈱電通グループ 社外取締役(現)

2024年6月から1年

8

取締役
監査委員会委員

ブレンダ
 ハーヴィー

1965年11月22日

1986年6月

International Business Machines

Corporation(IBM) 入社

2006年9月

同社北米統合技術サービス、グローバルプロダクトオファーリングマネジメント ゼネラルマネージャー

2011年8月

同社統合技術サービス、グロースマーケット ゼネラルマネージャー

2014年7月

IBM US パブリックセクター ゼネラルマネージャー

2017年8月

Plum Alley Investment 取締役

2020年1月

IBM アジアパシフィック 会長兼CEO

2020年7月

シンガポール商工会議所 取締役(現)

2022年1月

IBM ファイナンシャルサービスゼネラルマネージャー

2023年1月

IBM パブリックセクター、ヘルスケア、連邦政府担当ゼネラルマネージャー

2023年6月

当社取締役(現)

2024年1月

IBMマネージングダイレクター

2024年6月から1年

12

取締役
監査委員会委員

朝田 照男

1948年10月13日

1972年4月

丸紅㈱入社

2002年4月

同社執行役員

2004年4月

同社常務執行役員

2005年6月

同社代表取締役常務執行役員

2006年4月

同社代表取締役専務執行役員

2008年4月

同社代表取締役社長

2013年4月

同社代表取締役会長

2014年4月

同社取締役会長

2015年4月

公益財団法人経済同友会 副代表幹事

2019年4月

丸紅㈱取締役常任顧問

2019年6月

同社常任顧問

2021年4月

同社名誉理事(現)

2024年6月

当社取締役(現)

2024年6月から1年

3

取締役
報酬委員会委員

得能 摩利子

1954年10月6日

1978年4月

㈱東京銀行(現㈱三菱UFJ銀行)入行

1994年1月

ルイ・ヴィトンジャパン㈱入社

2002年4月

同社シニアディレクター

2004年3月

ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク ヴァイスプレジデント

2010年8月

クリスチャン・ディオール㈱代表取締役社長

2013年6月

㈱ハピネット 社外取締役

2013年9月

フェラガモ・ジャパン㈱代表取締役兼CEO

2016年6月

三菱マテリアル㈱社外取締役

2017年6月

ヤマトホールディングス㈱社外取締役

2022年3月

㈱資生堂 社外取締役(現)

2024年6月

当社取締役(現)

2024年6月から1年

8

取締役
監査委員会委員

ピエール
 フルーリォ

1954年1月31日

1981年6月

Inspecteur des finances 会計監査人

1985年9月

フランス証券取引委員会 会長アドバイザー兼市場調査員

1991年1月

同ゼネラルマネージャー

1997年9月

ABNアムロ銀行

2009年11月

クレディ・スイス・フランス 最高経営責任者

2016年4月

PCF投資顧問 会長(現)

2016年6月

カサブランカ証券取引所社外取締役(現)

2018年6月

ルノー筆頭独立社外取締役(現)

2019年8月

バンク・オブ・アメリカ・セキュリティーズ・ヨーロッパ 社外取締役(現)

2020年2月

当社取締役(現)

2024年6月から1年

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

取締役

内田 誠

1966年7月20日

1991年4月

日商岩井㈱入社

2003年10月

当社入社

2014年4月

当社プログラム・ダイレクター

2016年11月

当社常務執行役員

2018年4月

当社専務執行役員

東風汽車有限公司 取締役、総裁

2019年12月

当社代表執行役社長兼最高経営責任者

2020年2月

当社取締役(現)

2024年6月から1年

345

取締役

坂本 秀行

1956年4月15日

1980年4月

当社入社

2005年4月

当社車両開発主管

2008年4月

当社執行役員

2012年4月

当社常務執行役員

2014年4月

当社副社長

2014年6月

当社取締役、副社長

2018年8月

愛知機械工業㈱取締役会長(現)

2018年9月

ジヤトコ㈱取締役会長

2019年6月

当社執行役副社長

 

三菱自動車工業㈱社外取締役(現)

2020年2月

当社取締役(現)

2024年4月

当社チーフモノづくりオフィサー

2024年6月から1年

162

639

 

 

(注) 1 取締役 木村康、ベルナール デルマス、井原慶子、永井素夫、アンドリュー ハウス、ブレンダ ハーヴィー、朝田照男及び得能摩利子の8名は独立社外取締役であり、うち取締役 ベルナール デルマスは筆頭独立社外取締役である。

2 取締役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までである。

 

 

b. 執行役の状況

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

代表執行役社長
兼最高経営責任者

イヴァン
 エスピノーサ

1978年11月19日

2001年5月

Medios社 ダイレクター

2003年2月

JATOダイナミクス エンジニアリングアナリスト

2003年10月

メキシコ日産自動車会社入社

2006年4月

同社部長

2008年7月

タイ日産自動車会社 マーケティングダイレクター兼リージョナルプロダクトマネージャー

2010年4月

メキシコ日産自動車会社 ダイレクター

2014年4月

日産インターナショナル社VP

2016年4月

当社プログラムダイレクター

2017年4月

当社VP

2018年4月

当社常務執行役員

2019年12月

当社専務執行役員

2024年4月

当社チーフ プランニング オフィサー

2025年4月

当社代表執行役社長兼最高経営責任者(現)

 

東風汽車有限公司 取締役(現)

(注2)

40

執行役
チーフテクノロジー
オフィサー

赤石 永一

1966年2月14日

1990年4月

当社入社

2014年4月

当社製品計画部 部長

2015年4月

北米日産会社 車両開発VP

2018年4月

当社常務執行役員、アライアンスグローバルVP

2024年4月

株式会社NMKV 代表取締役社長兼最高経営責任者

2025年4月

当社執行役、チーフ テクノロジー オフィサー(現)

 

東風汽車有限公司 取締役(現)

(注2)

16

執行役
チーフモノづくり
オフィサー

平田 禎治

1967年2月7日

1991年4月

当社入社

2018年2月

当社栃木工場 部長

2018年11月

当社常務執行役員

2020年4月

当社常務執行役員、アライアンスグローバルVP

2025年4月

当社執行役、チーフモノづくりオフィサー(現)

(注2)

41

執行役
中国マネジメントコミッティ議長

スティーブン
マー

1970年11月6日

1996年6月

北米日産会社入社

2003年6月

東風汽車有限公司 ゼネラルマネージャー

2006年12月

当社主管

2012年4月

東風汽車有限公司 最高財務責任者

2018年9月

当社常務執行役員

2019年12月

当社執行役最高財務責任者

2023年12月

東風汽車有限公司 取締役

2025年1月

当社執行役、中国マネジメントコミッティ議長(現)

 

東風汽車有限公司 総裁(現)

(注1)

269

執行役
最高財務責任者

ジェレミー
パパン

1973年11月20日

1999年7月

ドイツ銀行 エクイティリサーチアナリスト

2002年3月

リーマン・ブラザーズ エクイティリサーチアナリスト

2008年9月

野村證券 エクイティリサーチアナリスト

2009年9月

Renault Nissan B.V. ファイナンシャルアドバイザー

2015年1月

ルノー社VP

2018年5月

北米日産会社 シニアバイスプレジデント

2020年6月

同社北米マネジメントコミッティ副議長、最高財務責任者

2021年4月

当社専務執行役員、アメリカズ マネジメントコミッティ議長、北米日産会社 社長

2024年4月

当社アメリカズ マネジメントコミッティ議長

2025年1月

当社最高財務責任者(現)

2025年4月

当社執行役(現)

(注2)

72

438

 

 

(注) 1 執行役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時までである。

2 執行役の任期は、2025年4月1日から2025年3月期に係る定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時までである。

3 当社は、意思決定の迅速化と効率化を図るため、2025年4月より執行職制度を導入している。

執行職は、経営の指示・監督のもと、各担当する領域の業務執行の責任者(管理職の最上位級)として会社の運営に携わっている。

 

2.2025年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役12名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されると、当社の役員の状況及びその任期は、以下のとおりになる予定である。

なお、役職名等については、当該定時株主総会の直後に開催予定の取締役会において決議が予定されている内容(取締役会議長、各委員会委員長、代表執行役など)を含めて記載している。

 

男性10名 女性4名(役員のうち女性の比率29%)

a. 取締役の状況

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

取締役
取締役会議長
指名委員会委員

木村 康

1948年2月28日

1970年4月

日本石油㈱入社

2002年6月

新日本石油㈱取締役

2007年6月

同社常務取締役 執行役員

2010年4月

JXホールディングス㈱取締役

2010年7月

JX日鉱日石エネルギー㈱代表取締役社長、
社長執行役員

2012年5月

石油連盟会長

2012年6月

JXホールディングス㈱代表取締役会長

 

JX日鉱日石エネルギー㈱代表取締役会長

2014年6月

㈱NIPPO 取締役

 

㈳日本経済団体連合会 副会長

2017年4月

JXTGホールディングス㈱代表取締役会長

2018年6月

同社相談役

2019年6月

当社取締役(現)

 

JXTGホールディングス㈱(現 ENEOSホールディングス㈱)特別理事

 

国際石油開発帝石㈱(現 ㈱INPEX)社外取締役

2022年6月

ENEOSホールディングス㈱名誉顧問(現)

2025年6月から1年

14

取締役
報酬委員会委員
監査委員会委員

ベルナール
 デルマス

1954年4月21日

1979年5月

ミシュラン入社

1995年9月

ミシュラン・リサーチ・アジア社長

2007年9月

日本ミシュランタイヤ㈱取締役社長、CEO

 

韓国ミシュランタイヤ社長、CEO

2009年10月

ミシュラングループ上席副社長

2010年2月

在日フランス商工会議所会頭

2015年6月

市光工業㈱社外取締役

2015年11月

日本ミシュランタイヤ㈱取締役会長

2016年11月

同社会長

2018年2月

ミシュラングループシニアアドバイザー

2019年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

2

取締役
報酬委員会委員長
指名委員会委員

井原 慶子

1973年7月4日

2013年1月

国際自動車連盟Women in Motorsport評議会アジア代表評議員・ドライバーズ評議会

女性代表委員

2013年4月

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特別招聘准教授

2015年4月

経済産業省産業構造審議会2020未来開拓部会委員

2015年7月

外務省ジャパン・ハウス有識者諮問会議委員

2015年9月

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任准教授

2016年6月

㈱ソフト99コーポレーション 社外取締役(現)

2018年6月

当社取締役(現)

2020年4月

慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任教授(現)

2020年10月

Future㈱代表取締役(現)

2025年6月から1年

26

取締役
監査委員会委員長
指名委員会委員
報酬委員会委員

永井 素夫

1954年3月4日

1977年4月

㈱日本興業銀行入行

2005年4月

㈱みずほコーポレート銀行 執行役員

2007年4月

同行常務執行役員

2011年4月

みずほ信託銀行㈱副社長執行役員

2011年6月

同行代表取締役副社長兼副社長執行役員

2014年4月

同行理事

2014年6月

当社監査役

 

オルガノ㈱社外監査役

2015年6月

オルガノ㈱社外取締役

 

㈱日清製粉グループ本社 社外監査役

2019年6月

当社取締役(現)

 

㈱日清製粉グループ本社 社外取締役(現)

2025年6月から1年

38

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

取締役
指名委員会委員長
報酬委員会委員

アンドリュー
 ハウス

1965年1月23日

1990年10月

ソニー㈱入社

2005年10月

同社グループエグゼクティブ、チーフ・マーケティング・オフィサー

2011年9月

㈱ソニー・コンピュータエンタテインメント取締役社長、グローバルCEO、グループエグゼクティブ

2016年4月

㈱ソニー・インタラクティブエンタテインメントEVP、取締役社長、グローバルCEO

2017年10月

同社EVP、取締役会長

2018年4月

Intelityストラテジックアドバイザー(現)

2018年10月

Merryck & Co., Ltd.(現 The ExCo Group)エグゼクティブメンタ―(現)

2019年6月

当社取締役(現)

2021年5月

Nordic Entertainment Group(現 Viaplay Group)社外取締役

2022年3月

㈱電通グループ 社外取締役(現)

2025年6月から1年

8

取締役
監査委員会委員

ブレンダ
 ハーヴィー

1965年11月22日

1986年6月

International Business Machines

Corporation(IBM) 入社

2006年9月

同社北米統合技術サービス、グローバルプロダクトオファーリングマネジメント ゼネラルマネージャー

2011年8月

同社統合技術サービス、グロースマーケット ゼネラルマネージャー

2014年7月

IBM US パブリックセクター ゼネラルマネージャー

2017年8月

Plum Alley Investment 取締役

2020年1月

IBM アジアパシフィック 会長兼CEO

2020年7月

シンガポール商工会議所 取締役(現)

2022年1月

IBM ファイナンシャルサービスゼネラルマネージャー

2023年1月

IBM パブリックセクター、ヘルスケア、連邦政府担当ゼネラルマネージャー

2023年6月

当社取締役(現)

2024年1月

IBMマネージングダイレクター

2025年6月から1年

12

取締役
監査委員会委員

朝田 照男

1948年10月13日

1972年4月

丸紅㈱入社

2002年4月

同社執行役員

2004年4月

同社常務執行役員

2005年6月

同社代表取締役常務執行役員

2006年4月

同社代表取締役専務執行役員

2008年4月

同社代表取締役社長

2013年4月

同社代表取締役会長

2014年4月

同社取締役会長

2015年4月

公益財団法人経済同友会 副代表幹事

2019年4月

丸紅㈱取締役常任顧問

2019年6月

同社常任顧問

2021年4月

同社名誉理事(現)

2024年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

3

取締役
報酬委員会委員

得能 摩利子

1954年10月6日

1978年4月

㈱東京銀行(現㈱三菱UFJ銀行)入行

1994年1月

ルイ・ヴィトンジャパン㈱入社

2002年4月

同社シニアディレクター

2004年3月

ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク ヴァイスプレジデント

2010年8月

クリスチャン・ディオール㈱代表取締役社長

2013年6月

㈱ハピネット 社外取締役

2013年9月

フェラガモ・ジャパン㈱代表取締役兼CEO

2016年6月

三菱マテリアル㈱社外取締役

2017年6月

ヤマトホールディングス㈱社外取締役

2022年3月

㈱資生堂 社外取締役(現)

2024年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

8

取締役
監査委員会委員

ヴァレリー
 ランドン

1962年8月17日

1985年9月

エールフランス入社 ロジスティクスエンジニア

1990年5月

クレディ・スイス インベストメントバンカー

2009年6月

同社インベストメントバンクヘッド(フランス、ベルギー、ルクセンブルグ)

2015年2月

同社インベストメントバンク ヴァイスチェアマン

2016年4月

Albioma 独立取締役、監査委員会委員、コミットメント委員会委員

2017年11月

Forvia監査委員会委員、独立取締役(現)

2021年4月

クレディ・スイス フランス、ベルギー 最高経営責任者

2024年10月

Apprentis d'Auteuil財団、監査委員独立取締役

2025年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

取締役
指名委員会委員

ティモシー
 ライアン

1969年6月4日

1992年6月

HSBC シノピアアセットマネジメント入社

2000年3月

AXAインベストメントマネジャー 定量資産運用グローバルヘッド

2003年6月

AXA生命 日本、アジアリージョナルチーフインベストメントオフィサー

2008年1月

アライアンスバーンスタインジャパン チェアマン兼CEO

2012年3月

アライアンスバーンスタイン EMEA チェアマン兼CEO

2017年1月

アッシクゥラツィオーニ ジェネラーリ グループチーフインベストメントオフィサー兼グロ-バルCEO(アセット&ウェルネスマネジメント)

2021年4月

BPCEグループ グローバルCEO(アセット&ウェルネスマネジメント)

2025年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

取締役

イヴァン
 エスピノーサ

1978年11月19日

2001年5月

Medios社 ダイレクター

2003年2月

JATOダイナミクス エンジニアリングアナリスト

2003年10月

メキシコ日産自動車会社入社

2006年4月

同社部長

2008年7月

タイ日産自動車会社 マーケティングダイレクター兼リージョナルプロダクトマネージャー

2010年4月

メキシコ日産自動車会社 ダイレクター

2014年4月

日産インターナショナル社VP

2016年4月

当社プログラムダイレクター

2017年4月

当社VP

2018年4月

当社常務執行役員

2019年12月

当社専務執行役員

2024年4月

当社チーフ プランニング オフィサー

2025年4月

当社代表執行役社長兼最高経営責任者(現)

 

東風汽車有限公司 取締役(現)

2025年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

40

取締役

赤石 永一

1966年2月14日

1990年4月

当社入社

2014年4月

当社製品計画部 部長

2015年4月

北米日産会社 車両開発VP

2018年4月

当社常務執行役員、アライアンスグローバルVP

2024年4月

株式会社NMKV 代表取締役社長兼最高経営責任者

2025年4月

当社執行役、チーフ テクノロジー オフィサー(現)

 

東風汽車有限公司 取締役(現)

2025年6月

当社取締役(現)

2025年6月から1年

16

167

 

 

(注) 1 取締役 木村康、ベルナール デルマス、井原慶子、永井素夫、アンドリュー ハウス、ブレンダ ハーヴィー、朝田照男及び得能摩利子の8名は独立社外取締役であり、うち取締役 ベルナール デルマスは筆頭独立社外取締役である。

2 取締役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までである。

 

b. 執行役の状況

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期
(期間)

所有株式数
(千株)

代表執行役社長
兼最高経営責任者

イヴァン
 エスピノーサ

1978年11月19日

a. 取締役の状況参照

2025年6月から1年

40

執行役
チーフテクノロジー
オフィサー

赤石 永一

1966年2月14日

a. 取締役の状況参照

2025年6月から1年

16

執行役
チーフモノづくり
オフィサー

平田 禎治

1967年2月7日

1991年4月

当社入社

2018年2月

当社栃木工場 部長

2018年11月

当社常務執行役員

2020年4月

当社常務執行役員、アライアンスグローバルVP

2025年4月

当社執行役、チーフモノづくりオフィサー(現)

2025年6月から1年

41

執行役
最高財務責任者

ジェレミー
パパン

1973年11月20日

1999年7月

ドイツ銀行 エクイティリサーチアナリスト

2002年3月

リーマン・ブラザーズ エクイティリサーチアナリスト

2008年9月

野村證券 エクイティリサーチアナリスト

2009年9月

Renault Nissan B.V. ファイナンシャルアドバイザー

2015年1月

ルノー社VP

2018年5月

北米日産会社 シニアバイスプレジデント

2020年6月

同社北米マネジメントコミッティ副議長、最高財務責任者

2021年4月

当社専務執行役員、アメリカズ マネジメントコミッティ議長、北米日産会社 社長

2024年4月

当社アメリカズ マネジメントコミッティ議長

2025年1月

当社最高財務責任者(現)

2025年4月

当社執行役(現)

2025年6月から1年

72

169

 

 

(注) 1 執行役の任期は、2025年3月期に係る定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結後最初に開催される取締役会終結の時までである。

2 当社は、意思決定の迅速化と効率化を図るため、2025年4月より執行職制度を導入している。

執行職は、経営の指示・監督のもと、各担当する領域の業務執行の責任者(管理職の最上位級)として会社の運営に携わっている。

 

 

② 社外役員の状況

当社は、視点の多様性を担保するために、株主総会に提出する取締役の選任に関する議案の内容を決定するに当たっては以下の要素を考慮する。

① 国籍及びジェンダーを含むダイバーシティ

② 取締役会の議論に資する専門的な知識と経験を有すること及びその多様性

また、当社は、日本及び国際的な資本市場における独立性基準の動向も踏まえて、社外取締役の独立性基準を定めている。現在の社外取締役8名は、当該基準を満たしており、いずれも当社との間に特別な利害関係はなく、一般株主との利益相反が生じる恐れはないと考えている。

※なお当社は、2025年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役12名選任の件」を提案しており、当該決議が承認可決された場合、社外取締役は引き続き同8名で構成されることになる。

 

各社外取締役の選任理由は次のとおりである。

 

社外取締役木村康を選任した理由は、日本の基幹産業における経営者としての経験によるものである。同氏は企業経営に関する豊富な経験と知見を持ち、(社)日本経済団体連合会での役職のほか、石油連盟会長の経験を有している。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、企業戦略、ESG、セールス/マーケティングを含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2019年6月の就任以来、取締役会議長、指名委員会委員、監査委員会委員として、2024年6月以降は取締役会議長、指名委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役ベルナール デルマスを選任した理由は、自動車業界での国際的な経営経験によるものである。同氏は、研究開発や事業計画、複数部門を統括するマネジメントに関する豊富な経験と知見を有している。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、自動車業界、製品/技術を含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2019年6月の就任以来、報酬委員会委員として、2023年6月以降は筆頭独立社外取締役、監査委員会委員としても監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役井原慶子を選任した理由は、国際的な女性レーシングドライバーとして活躍されるとともに国内外の自動車メーカーとの技術開発及び環境車普及に長年携わり、大学研究機関でのMaaS研究など自動車産業に関する豊富な経験と知見を有することによるものである。また、国際機関における組織統治及び人材育成を牽引した幅広い業務経験を有している。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、自動車業界、ESG、デジタルトランスフォーメーションを含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2018年6月の就任以来、特に2019年6月以降は報酬委員会委員長、指名委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役永井素夫を選任した理由は、㈱みずほコーポレート銀行、みずほ信託銀行㈱等の要職を歴任し、リスク管理等の分野において豊富な経験と知見を有しているためである。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、法務/リスクマネジメント、財務/会計、ESGを含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2014年より当社の常勤監査役として豊富な業務経験を有しており、2019年6月の社外取締役就任以降は監査委員会委員長、指名委員会委員、報酬委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役アンドリュー ハウスを選任した理由は、国際的な企業経営の経験を有し、グローバル企業での要職を通じた消費者向け製品の顧客ニーズや新しいテクノロジーについて、豊富な経験と知見を有しているためである。また、国内外での業務経験を通じた多文化的視点及び国内外企業での社外取締役や委員会活動の豊富な経験も持ち合わせている。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、ESG、製品/技術、セールス/マーケティングを含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2019年6月の就任以来、指名委員会委員として、2023年6月以降は指名委員会委員長及び報酬委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役ブレンダ ハーヴィーを選任した理由は、グローバルIT企業での要職を通じたデジタルトランスフォーメーション、ビジネストランスフォーメーション、IT技術のトレンド及びイノベーションに関する豊富な経験と知見を有しているためである。また、複数国での業務・在住経験を通じた多文化的視点も持ち合わせている。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、製品/技術、セールス/マーケティング含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2023年6月の就任以来、監査委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役朝田照男を選任した理由は、日本の総合商社での経営経験によるものである。同氏は企業経営や財務に関する豊富な経験と知見を持ち、(社)日本経済団体連合会や(公社)経済同友会での役職の経験も有している。また、複数国での業務経験を通じた多文化的視点も持ち合わせている。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、企業戦略、財務/会計を含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2024年6月の就任以来、監査委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

社外取締役得能摩利子を選任した理由は、世界的なプレステージブランド企業での要職を歴任し、グローバルな視点での企業経営、ブランド、マーケティングに関する豊富な経験と知見を有しているためである。また、複数の日本企業での社外取締役や委員会活動の経験からコーポレート・ガバナンスに関する知見も持ち合わせている。同氏にはこれまでの経験を通じて、グローバルマネジメント、セールス/マーケティング、ESGを含めたスキル・ノウハウを踏まえて、引き続き当社に貢献することを期待している。2024年6月の就任以来、報酬委員会委員として監督し、当社の経営全般について客観的かつ広い視野に立ち、社外取締役としての職責を十分に果たしていることから、社外取締役に選任している。

 

当社の社外取締役の独立性基準は次のとおりである。

 

<日産自動車株式会社取締役独立性基準>

当社において、独立性を有する取締役(以下「独立取締役」という。)は、以下の各号のいずれにも該当しないことを要する。

1. 当社又は当社の子会社において、現在又は過去10年間に、業務執行取締役、執行役、執行役員、支配人その他の役員及び使用人(外国法人においてこれらに相当する役職を含み、以下「業務執行者」と総称する。)である若しくはあった者

2. (i)当社の主要株主(注1)である者、又は、(ii)当社の主要株主である会社又はその親会社若しくは子会社において、現在若しくは過去5年間に、取締役、監査役、会計参与若しくは業務執行者である若しくはあった者

3. 当社が主要株主である会社において、現在、取締役、監査役、会計参与又は業務執行者である者

4. (i)当社の主要取引先(注2)である者、又は、(ii)当社の主要取引先である会社又はその親会社若しくは子会社において、現在若しくは過去5年間に、その主要株主、主要な社員、主要なパートナー若しくは業務執行者である若しくはあった者

5. 当社又は当社の子会社から、過去3事業年度の平均で、年間1,000万円又は当該組織の平均年間総費用の30%のいずれか大きい額を超える寄付又は助成を受けている組織の業務執行者である者

6. 当社又は当社の子会社から取締役(非業務執行取締役を含む)の派遣を受け入れている会社又はその親会社若しくは子会社において、取締役、監査役、会計参与又は業務執行者である者

7. (i)当社の主要債権者(注3)である者、又は、(ii)当社の主要債権者である会社又はその親会社若しくは子会社において、現在若しくは過去5年間に、取締役、監査役、会計参与若しくは業務執行者である若しくはあった者

8. (i)当社又はその子会社の(a)会計監査人又は会計参与である公認会計士若しくは税理士又は(b)監査法人若しくは税理士法人において社員、パートナー又は業務執行者である者、又は、(ii)過去3年以内にこれらのいずれかに該当していた者

9. 上記8.項に該当しない弁護士、公認会計士又は税理士その他のコンサルタントであって、役員報酬以外に、当社又はその子会社から、過去3年間の平均で、年間1,000万円以上の金銭その他の財産上の利益を得ている者

10. 上記8.項に該当しない法律事務所、監査法人、税理士法人又はコンサルティング・ファームその他の専門的アドバイザリー・ファームであって、過去3事業年度の平均で、そのファームの連結総売上高の2%以上の支払いを当社又は当社の子会社から受けたファームの社員、パートナー又は業務執行者である者

11. 上記各項のいずれか(但し、本号においては、当該各号における「業務執行者」は、「業務執行取締役、執行役、執行役員その他これらに準じた重要な役職にある者」と読み替える。)に該当する者の配偶者又は二親等内の親族若しくは同居の親族である者

12. 当社において、8年間を超えて取締役(独立取締役を含む)の職にあった者

13. 以上の各号ほか、当社の少数株主を含む全株主との間で恒常的に実質的な利益相反が生じる恐れがある者

(注1) 「主要株主」とは、当社の総議決権の10%以上を直接又は間接に保有する株主をいう。なお、親会社又は支配株主を含む。

(注2) 「主要取引先」とは、(i)直近4事業年度のいずれかにおいて、当社及び当社子会社から、(x)個人である場合には、その年間総収入の2%以上、(y)法人である場合には、その属する企業グループの年間連結総売上高の2%以上の支払いを受けた取引先、又は、(ii)直近4事業年度のいずれかにおいて、当社及び当社子会社に対し、当社の年間連結総売上高の2%以上の支払いを行った取引先(当該取引先が法人である場合には、その属する企業グループの支払いを合計する。)をいう。

(注3) 「主要債権者」とは、当社の資金調達において必要不可欠であり、代替性がない程度に依存している金融機関その他の大口債権者をいう。

 

③ 社外取締役及び社外監査委員による監督又は監査と内部監査、監査委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役は、独立性を有する為、取締役会を牽引し、取締役会において経営の基本方針を決定するとともに、取締役、執行役等の職務の執行を監督する。また、監査委員会は、内部監査部門を管轄し、内部監査部門に対して監査に関する指示を行い、内部監査部門から継続的に職務の執行状況及び発見事項等の報告を受ける。会計監査人からも同様に報告を受けるとともに、監査の品質管理体制について詳細な説明を受け、その妥当性を確認する。

 

(3) 【監査の状況】

① 当事業年度における監査委員会監査の状況

監査委員会の委員長は独立社外取締役であり、また、委員5名のうち4名が独立社外取締役で構成されている。監査委員長永井素夫及びピエール フルーリォは、金融機関における長年の経験があり、財務及び会計並びにリスク管理に関する相当の知見を有している。監査委員朝田照男は、企業経営に関する長年の経験があり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有している。監査委員ベルナール デルマスは、研究開発や事業計画、複数部門を統括するマネジメントに関する豊富な経験と知見を有している。また、監査委員ブレンダ ハーヴィーは、デジタルトランスフォーメーション、ビジネストランスフォーメーション、IT技術のトレンド及びイノベーションに関する豊富な経験と知見を有している。

監査委員会では、内部統制システムの構築・運用状況を含む業務執行の監査の一環として、年度監査計画に従って、また、必要に応じて、執行役、執行役員及び使用人から、当社及びグループ会社の業務執行に関する報告を受けている。

さらに、監査委員会は、監査の実施にあたり、監査委員会、内部監査部門及び会計監査人の三者が適宜連携し、三様監査の実効性を高める取組みを実施している。監査委員会のリーダーシップの下、三者間での連携により、監査上の指摘事項及びその対応状況をタイムリーに共有し、内部統制の実効性の向上を図っている。また、監査委員会は、内部監査部門を管轄し、以下のとおり、内部監査部門が執行側から極めて高い独立性を確保する体制を構築した上で、内部監査部門から定期的に内部監査計画に基づく内部監査の進捗やその結果について報告を受けるとともに、必要に応じて、内部監査部門に対して内部監査に関する指示を行っている。

 

内部監査部門の独立性を確保するための体制の具体的な内容

項目

内容

指揮命令

監査委員会のみが内部監査部門に対する指揮命令権を有す。

責任者の人事・評価

内部監査部門の責任者の人事は、監査委員会の承認を要し、評価も監査委員会が行う (執行側は、その評価へ関与できないほか、監査委員会の承認なく責任者を選解任・異動できない)

予算(支払いを含む)

内部監査部門の年度予算は、監査委員会の承認をもって決定され、かつ内部監査部門は、執行側の稟議システムを経ずに、当該予算に基づく支払いを行える仕組みを構築している

 

 

監査委員会・内部監査部門・執行側との関係を示した図

 


 

加えて、監査委員会は、執行役等のマネジメントの関与の疑義がある内部通報の通報先となり、関係する執行役等が通報者及び通報内容を知りえない体制を構築の上、その対応に当たっている。

 

更に、監査委員会は、取締役会の実効性に関して毎年実施される評価に対し、評価プロセスや評価結果に基づく課題抽出等に関する妥当性を監査して、その結果を取締役会へ報告し、かかる評価が適正に実施され、取締役会の実効性向上のために意義あるものとなるよう、適切に監督している。

監査委員会は、当事業年度に委員会を12回開催し、個々の監査委員の出席状況については次のとおりである。

役職

氏名

出席状況

監査委員長

永井 素夫

12回/12回(100%)

監査委員

*木村 康

4回/4回(100%)

監査委員

ベルナール デルマス

12回/12回(100%)

監査委員

ブレンダ ハーヴィー

12回/12回(100%)

監査委員

**朝田 照男

8回/8回(100%)

監査委員

ピエール フルーリォ

12回/12回(100%)

 

*  木村 康氏は、2024年6月25日付をもって監査委員を退任した。

** 朝田 照男氏は、2024年6月25日付をもって監査委員に就任した。

 

当事業年度においては、以下を当委員会の重点監査項目として定め、それぞれの項目について監査委員会等の場を通じて検討・審議を重ね、必要に応じて執行側等へ提言を実施している。また、監査委員会での審議の際には、内部監査部門の責任者及び会計監査人を陪席させ、各議題の審議を通じて認識された当社の状況や課題について適時に共有し、それぞれの監査に活かしてもらうとともに、各議題の審議をより充実させるため、必要に応じて、それぞれの観点からの意見を求めている。

重点監査項目

監査委員会による審議のポイント

執行役等の業務執行状況のモニタリング

 

・中期経営計画「The Arc」の進捗

(各地域における販売状況・キャッシュフローの状況とともに、在庫及びインセンティブの適正化を目指した販売の質の改善等の主要経営課題への取り組み状況を確認し、必要に応じて執行側へ助言の上、更なる検討を促した)

・ターンアラウンドの策定内容及び計画に基づき一部実行された諸施策の進捗

(ステークホルダーから予想されるリアクションを勘案の上、リスクシナリオの妥当性、今後のコスト削減及び資金調達の実現可能性、パートナー戦略の重要性等の観点から、執行側へ助言の上、更なる検討を促した)

内部統制・リスク管理体制の運用状況の監督

 

・統合的なリスク管理体制及び会社を取り巻く環境を踏まえて新たに顕在化した高リスクの個別項目への対応

・下請法遵守の徹底並びにサプライヤーとの適正取引確保及び関係強化に向けた取組み

・コンプライアンス部門の体制強化と法令遵守に関する社内啓蒙活動の促進

・サイバーセキュリティに関する取組み(成熟度自己評価の内容と第三者評価に基づく中期活動計画の内容)

・執行側の意思決定の迅速化・効率化を求めた改善提言(マネジメント層が関与する会議体の削減・管理の徹底、権限移譲の拡大等)及び当委員会からの提言に基づく執行側の対応

内部監査部門の活動状況の確認

 

・重要な監査発見事項とそれらに基づく改善提案の実行(内部監査部門から執行側へ確実な実行を促すフォローアップ)

・内部監査部門の「Insight Generator」機能を目指した取組みと「グローバルワンチーム」として一体的な連携や緊密なコミュニケーション

・セカンドラインへのサポート(改訂J-SOX基準対応へのサポート等)

・DX促進への取り組み(監査管理システムの効率的な運用、監査におけるビッグデータの活用)

企業集団内部統制強化に向けた取組み

・グループガバナンスの更なる強化に向けた国内外の全グループ会社の統括的管理

・グループ内での監査基準の統一等、当社の内部監査部門と国内外のグループ会社の内部監査部門との連携

 

 

以上の重点監査項目に記載されたもののほか、当委員会では以下についても、当事業年度における活動として取り組んでいる。

その他取り組み項目

具体的な活動内容

不正事案対応

元会長及び元代表取締役それぞれを被告として提起した損害賠償訴訟への対応、その他元会長らによる重大な不正行為に関する責任追及と損害回復のための適切な措置を継続実施

会計監査人との連携深化

会計監査人からの当事業年度における期末監査及び期中レビュー結果報告の聴取のほか、自動車事業における固定資産の減損など会計監査人との監査上の主要な検討事項(KAM)や、最新の監査上の法規制動向に関する意見交換を実施。

往査及びグループ会社監査役との連携

・監査委員は、当社拠点及び国内外主要子会社(2拠点及び21社)について往査を実施し、主要な往査結果を監査委員会に報告。

・グループ各社の監査品質向上を目的とした国内主要グループ会社監査役連絡会を半期毎に開催。

 

 

当事業年度各月における当委員会の上記に関する主な活動の状況を示すと、以下のとおりとなる。

活動状況

4月

5月

10

11

12

重点監査項目

業務執行状況のモニタリング

内部統制・リスク管理体制の運用状況の監督

内部統制全般報告

 

 

 

 

 

統合的リスク管理体制

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下請法遵守

 

 

 

 

 

 

コンプライアンス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイバーセキュリティ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意思決定の迅速化・
効率化に向けた取り組み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内部監査部門の活動状況の確認

企業集団内部統制強化に向けた
取り組み

 

会計監査人との連携

監査・レビュー報告の聴取

 

 

 

 

 

 

情報・意見交換

 

 

常勤監査委員は、内部監査や監査法人との連携において主導的な役割を果たすとともに、社長兼最高経営責任者をはじめとする執行役等と定期的な会合を持ち、幅広く意見の交換を行っている。また社内の重要な会議に出席し意見を述べるとともに、決裁書その他の重要書類を閲覧し、必要に応じて執行役、執行役員及び使用人に対して説明又は報告を求めて適時的確な情報の収集・把握等を効率的に行っている。常勤監査委員が収集した情報については、適時に他の委員にも共有した上で議論・決定できる体制を構築することにより、監査委員会の監査・監督機能の向上を図っている。その他、当事業年度における常勤監査委員の主な活動は、次のとおりである。

・元会長及び元代表取締役の不正に対する法的対応

・リスク管理、サイバーセキュリティ等の領域における内部統制システムの構築、運用状況のモニタリング

・会計監査人、経理部門からの報告聴取

・内部監査室からの報告聴取

・内部通報、コンプライアンス違反事案対応

・当社製造拠点及び国内外主要子会社の往査(2拠点及び21社)

・グループ会社のガバナンス強化を目的とした各社との情報交換及び連絡会開催

 

 

② 内部監査の状況

a. 内部監査の組織及び人員

当社は、内部監査の実効性を強化するため、執行側から独立し、監査委員会の直接の指揮命令下にある内部監査部門を設置し、監査委員会により選任される内部監査部門責任者 Chief Internal Audit Officer(CIAO)統括の下、内部監査活動を実施している。各地域においては統括会社に設置された内部監査チームが担当し、特に高度の専門性やグローバルで統一的な監査実施と改善措置が求められる販売金融、IS/IT及びモノづくりの分野においては、各地域を横断的に監査する専門チームを設置の上、その活動に従事している。CIAOは、そのリーダーシップの下、地域を超えた内部監査人の間でのコミュニケーションの機会等を通じて”Global One Team”を目指した効果的な組織運営を行っている。

 

2025年3月末現在、当社29名、海外拠点68名の計97名の内部監査人が在籍している。それらの内部監査人の専門性をより高めるため、内部監査に関する専門資格の取得及び維持を組織として積極的に推奨しており、以下に示すとおり専門資格を有する内部監査人を擁している。

 

上記に加え、国内の主要関係会社に33名の内部監査人を配置し、内部監査活動を行っている。当社内部監査部門は、グローバル内部監査マニュアルの実務教育、人事交流を通じた内部監査組織の強化、定例会議の開催を通じて、各社における内部監査人の専門能力の向上を図り、監査品質の確保に努めている。

 

<内部監査部門 グローバルレポートライン図>

 


 

* AMIEO: Africa, Middle East, India, Europe及びOceania

* SF: Sales Finance (販売金融事業)

 

<内部監査関連資格の保持者数(重複資格保有者を含む)>

資格名称

人数

公認内部監査人(CIA)

26名

公認情報システム監査人(CISA)

10名

公認会計士(CPA)

17名

公認不正検査士(CFE)

12名

弁護士

1名

 

 

b. 内部監査の手続等

・内部監査計画及びその遂行

内部監査部門は、自らリスクアセスメントを実施し、その結果とともにコーポレートリスクマネジメント部門及びコンプライアンス部門から提供されるリスク情報に基づき内部監査活動の中期的な展望を示す3年計画を策定し、その上で、かかる中期計画をベースに年度毎の監査計画を準備、監査委員会の承認を得ている。なお、期中に監査委員会からの追加の指示や執行側からの監査依頼があった場合、優先順位の変化及び新たなリスクに対応するため、柔軟に監査計画を変更している。

監査計画の遂行に当たっては、日産グループ全体に適用される基本方針「グローバル内部監査ポリシー」及び具体的な内部監査実施基準「グローバル オペレーショナル マニュアル (GOM)」に基づき、全ての監査がグローバルで一体的かつ統一的に実施されている。これらのポリシー及びマニュアルは内部監査人協会が発行する「専門職的実施の国際フレームワーク」に準拠しており、2024年度の当該フレームワークの改訂に合わせ見直しを行った。

 

内部監査部門の活動は監査委員会へ定期的に報告されており、年度監査計画の進捗、個別監査における重要な発見事項に加え、受監部署よる改善措置実施に関するフォローアップ状況のほか、セカンドライン強化の取組みの状況などについても報告の対象としている。また、活動結果の概要は、執行側の最高意思決定機関であるエグゼクティブコミッティに加え、内部統制委員会においても報告されている。

 

内部監査部門では、上記マニュアル類の運用徹底、監査計画の進捗管理、監査発見事項等の分析、改善措置実施の効率的なモニタリング等を目的に、2021年度よりクラウドベース型の内部監査管理システムを導入し、監査関連情報は全世界の内部監査人にリアルタイムで共有されている。

 

・監査改善提案に係るフォローアップ活動

内部監査部門は、内部監査結果に基づき受監部署が作成した改善計画の実施状況を定期的にフォローアップしており、遅延した場合にはその理由を詳細に確認している。フォローアップの結果は、四半期毎にグローバルフォローアップレポートとして取り纏められ、監査委員会に加え、エグゼクティブコミッティメンバー、各地域の責任者、販売金融及び情報システム部門の責任者にも共有し、執行側の各責任者レベルに対する定期的な働きかけを通じて確実な改善計画の実施を促している。

 

・内部監査の品質保持活動

内部監査部門は、以下の多角的な評価を実施し、監査品質の保持と継続的な向上に取り組んでいる。

1) 受監部署による評価:監査を受けた各部署による監査品質に関する評価(個別監査終了毎に)

2) 執行側役員による評価:主要な執行側役員を対象にした内部監査部門の独立性、監査品質に関する総合的な評価(1年に1回)

3) 外部機関による評価:内部監査人協会(IIA)が公表している国際内部監査基準への適合性に関する外部評価(5年に1回)

 

③ 会計監査の状況

a.監査法人の名称

EY新日本有限責任監査法人

 

b.継続監査期間

73年間(在外連結子会社については2008年以降)

 

c.業務を執行した公認会計士

会計監査人についてはEY新日本有限責任監査法人を選任している。監査証明業務を執行した公認会計士は以下のとおりである。

業務を執行した公認会計士の氏名

指定有限責任社員 業務執行社員

中村 昌之

指定有限責任社員 業務執行社員

松村  信

指定有限責任社員 業務執行社員

皆川 裕史

指定有限責任社員 業務執行社員

松本 大雅

 

※ 継続監査年数については、全員7年以内であるため、記載を省略している。

※ 同監査法人は業務執行社員について、当社の会計監査に一定期間を超えて関与することのないよう自主的に措置をとっている。

 

d.監査業務に係る補助者の構成

監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士25名、その他52名であり、その他は公認会計士試験合格者、システム専門家等である。

 

e.監査法人の選定方針と理由

(会計監査人の選定方針)

当社は、監査委員会が承認した「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」に基づき、監査法人の概要や監査チームの独立性のほか、その専門性、品質管理体制、グローバル展開している当社事業への監査対応能力、当社とのコミュニケーション等を検討し、会計監査人を選定する。

 

(会計監査人の解任又は不再任の決定の方針)

① 解任の決定の方針

・監査委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められ、速やかに解任する必要があると判断した場合には、監査委員全員の同意により、会計監査人を解任する。この場合、監査委員会が選定した監査委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及び解任の理由を報告する。

・監査委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる等、会計監査人による適正な監査の遂行に重大な支障が生じることが予想される場合、株主総会に提出する会計監査人の解任に関する議案の内容を決定する。

 

② 不再任の決定の方針

監査委員会は、会計監査人の職務遂行状況を確認した上で、独立性、専門性、品質管理体制及びグローバル展開している当社事業に対応できる監査能力等の観点から、より高い能力等を有する会計監査人に変更することが合理的であると判断した場合には、株主総会に提出する会計監査人の不再任に関する議案の内容を決定する。

 

f.監査委員会による監査法人の評価

監査委員会は、当社の「会計監査人の解任又は不再任の決定の方針」及びその当否の判断項目等に基づき、会計監査人の評価を実施している。現監査法人であるEY新日本有限責任監査法人については、監査委員会にて、その監査活動を評価・審議した結果、独立性、専門性、品質管理体制、グローバル展開している当社事業への対応やスキルと知見のほか、当社とのコミュニケーション等の観点を踏まえ、当社の会計監査人としてEY新日本有限責任監査法人を再任することを決定している。

 

④監査報酬の内容等

a. 監査公認会計士等に対する報酬

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

提出会社

657

18

660

20

連結子会社

296

5

309

953

23

969

20

 

当社における非監査業務の内容は、社債発行のためのコンフォートレター作成等である。

 

 

b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(アーンストアンドヤング)に対する報酬(a.を除く)

区分

前連結会計年度

当連結会計年度

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

監査証明業務に
基づく報酬(百万円)

非監査業務に
基づく報酬(百万円)

提出会社

876

863

連結子会社

3,172

518

3,525

589

3,172

1,394

3,525

1,452

 

当社における非監査業務の内容は、情報システムに関する導入支援業務等である。

連結子会社における非監査業務の内容は、税務支援業務等である。

 

c. その他重要な報酬の内容

該当事項なし。

 

d. 監査報酬の決定方針

当社では、監査公認会計士等の監査報酬を、監査計画、監査内容、監査に要する時間等を十分に考慮し、監査公認会計士等の独立性を保つため、監査委員会による事前同意を受け、適切に決定している。

 

e. 監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由

当社の経理部門が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、社内関係部署及び会計監査人からの必要な資料の入手や報告を通じて、会計監査人の監査計画の内容、前事業年度における職務執行状況や報酬見積りの算出根拠等を検討した結果、会計監査人の報酬等は相当であると判断したためである。

 

(4) 【役員の報酬等】

<報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針等>

当社は、会社法に従って、報酬委員会が取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容に係る決定に関する方針を定めている。当社の役員報酬は、顧客、株主、事業を展開する地域社会、従業員といった当社のステークホルダーに最大限の価値をもたらすべく、その価値創造に向けて動機付けられるよう設計されることを基本方針とし、報酬委員会が以下の原則を総合的に勘案し、決定している。

[役員報酬制度の6つの原則]

ガバナンスと監督責任

当社は、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス、及び企業倫理のより一層の向上に努めている。報酬プログラムについても、このような動きを踏まえて、効果的に運用され、方針に沿っているかを適切に監督していく。

公平性と透明性

人種、性別、国籍、個人の属性にかかわらず、公平で一貫した報酬プログラムとする。業績評価や報酬の仕組みは、透明性のある開かれたものとし、公平な取扱いを前提とする。

価値創造とアカウンタビリティ

顧客、株主、事業を展開する地域社会、従業員といった当社のステークホルダーに対して長期的な価値を創造できるような業績や行動に繋がる報酬のプログラムとする。

競争力のある報酬水準

人材確保において競合している自動車企業やグローバル大企業に比肩する、競争力のある報酬を提供する。

運用の実効性

報酬プログラムは、適切に運用され、役員にも理解しやすく、費用対効果が高く、グローバルに適用されうる、実効性があるものとする。

変革と適応

当社は、テクノロジーや人々の生活が大きく変化している環境下で、グローバルに事業を展開している。よって、グローバル基準の視点を持って、今後も人材市場とビジネス環境の多様性に報酬プログラムを適応させる。

 

当社報酬委員会においては、上記基本方針に則り個々の報酬プログラムを設計し、その設計に従って、適切な審議等を経て、当事業年度に係る取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容を決定している。また、その内容は、当社報酬委員会が定める報酬等の決定方針に沿うものであると判断している。

 

当事業年度に係る主な改定内容

当事業年度に係る役員報酬の主な改定内容は以下の通りである。

項目

改定内容

報酬構成割合

長期インセンティブ報酬の比率を高めるよう見直した。

年次賞与

目標の構成

CEO以外の執行役については、担当業務分野ごとの個別目標を設定した。

2022年度/2023年度

業績連動型インセン

ティブ(金銭報酬)

社会的価値

指標

2023年度まで評価指標としていた人権尊重からDEI(Diversity Equity and Inclusion)インデックスへ指標を変更した。

2024年度

業績連動型インセンティブ(金銭報酬)

設定目標

3事業年度における単年度目標設定から、3事業年度通期目標設定に変更した。

社会的価値指標

割合を増加させるとともに、環境分野についてはCO2排出削減率、社会分野についてはDEIインデックスを指標に設定した。

株価指標

新たに株主総利回り(TSR)を設定した。

 

 

報酬水準の考え方

報酬水準の検討にあたっては、報酬のベンチマーク結果を参考にしている。トップコーポレートエグゼクティブについては、当社と同様の事業規模と事業展開上の複雑性を有するグローバル企業群を参照している。その他執行役については、日本の株式市場に上場する大手企業群を参照している。

これら企業には、当社と競合する主要な自動車会社を含んでいる。

 

 

報酬の構成

i) 取締役

取締役の報酬は、(1)基本報酬に、(2)各人の役割に応じて委員会参加報酬や委員長報酬、筆頭社外取締役報酬等を加算した固定報酬のみとしている。執行役を兼務しない取締役には、変動報酬である年次賞与及び長期インセンティブ報酬は支給しない。また、執行役を兼務する取締役には、取締役としての報酬は支給しない。

ii) 執行役

執行役の報酬は、(1)固定報酬である基本報酬、(2)変動報酬である年次賞与及び長期インセンティブ報酬からなる。

 

中長期的な企業価値・株主価値の向上を重視した報酬制度及び報酬構成とするため、長期インセンティブ報酬(特に業績連動報酬)の割合を高め、役位が上位の執行役ほど、総報酬に占める変動報酬(年次賞与及び長期インセンティブ報酬)の割合が高くなるように設定している。当事業年度の報酬構成割合は、以下(図表)のとおりである。なお、報酬ベンチマーク企業群の報酬水準動向を踏まえ、報酬水準及び報酬構成割合は適宜改定を行っている。

 

[執行役の報酬構成割合]

 


(注)1.上記割合は、2024年度の変動報酬の目標の総合達成率を100%とした場合の理論値で計算している。

2.上記割合は、2025年3月31日付けで退任した執行役を含めた数値である。

 

基本報酬

執行役の基本報酬については、グローバル企業の報酬のベンチマーク結果や外部専門機関の調査結果に加え、個々のスキルや経験、社内の職責、前年度の貢献、及び当社の業績等に鑑みて設定している。

変動報酬

執行役の変動報酬は、毎年の業績に応じて支給する「年次賞与」と、株主価値を高め、会社の持続的成長と収益性を高める行動を動機付けることを目的とした2種類の「長期インセンティブ報酬」で構成されている。この「長期インセンティブ報酬」は、目標が達成された場合にのみ支払う「業績連動型インセンティブ(金銭報酬)」と、非業績連動報酬である「譲渡制限付株式ユニット(RSU)」で構成されている。そのため、当社の変動報酬プログラムは、経営陣が単年度と中長期の両方の業績目標達成及び株主価値の向上等に対し動機付けられるように設計されている。

 

 

[年次賞与及び業績連動型インセンティブ(金銭報酬)の支給率モデル及び算定式]


 

目標の総合達成率は、達成率50%に相当する閾値(下限)と達成率125%に相当する閾値(上限)をもとに算出された評価指標ごとの目標達成率に、評価ウェイトを乗じた値の合計である。なお、達成率50%に相当する閾値(下限)に満たない指標については、当該値は0と扱い、また達成率125%に相当する閾値(上限)を上回る指標については、当該値は125%と扱う方針としている。

 

年次賞与

業績連動報酬の年次賞与は、基本報酬に役位別比率を乗じた上で、持続的な成長の実現を目指して設定された評価指標の総合達成率を乗じて算出し、支給する。なお、CEOについては、100%を全社業績目標の達成度と連動させている。その他の執行役については、70%を全社業績目標の達成度と連動させ、30%を担当業務分野ごとに設定された個々の重要な評価指標(以下個別目標)の達成度と連動するよう構成している。

各評価指標の内容及び選定理由等については<執行役に対する年次賞与の評価指標ごとの目標、実績及び支給率等>に記載する。

 

長期インセンティブ報酬

当社の長期インセンティブ報酬は、「譲渡制限付株式ユニット(RSU)」及び「業績連動型インセンティブ(金銭報酬)」の2種類で構成しており、譲渡制限付株式ユニット(RSU)は長期インセンティブ報酬全体の40%を、業績連動型インセンティブ(金銭報酬)は60%を占めている。業績連動型インセンティブ(金銭報酬)は、年次賞与で参照する単年度の業績指標ではなく、複数年にかかる業績指標により評価することで、長期的な取り組みを促進するように設計されている。

 

[長期インセンティブ報酬の導入目的]

長期インセンティブ報酬は、次の4点に基づいて設計されている。

(1)中長期的な事業の継続や成長に向けた業績目標の達成を動機づけること

(2)役員の利益を株主の利益と一致させること

(3)株主価値の創造を役員に動機付けること

(4)当社の主要な人材の長期的な定着を促進すること

 

[2種類の長期インセンティブ報酬の概要]

■譲渡制限付株式ユニット(RSU)

譲渡制限付株式ユニット(RSU)は、当社が定める期間(以下、「対象期間」という。)中の勤務継続等を条件として対象者ごとに予め定める数の当社普通株式(以下、「本交付株式」という。)に相当するRSUを付与するものである。対象期間は3年間とし、このRSUを付与後3事業年度にわたり3分の1ずつ権利確定させ、本交付株式を支給する。RSUは、非金銭報酬等かつ非業績連動報酬であり、当事業年度に執行役に付与したRSUについて、付与後3事業年度にわたり支給する本交付株式の総数は最大で約567千株である。

なお、対象者による重大な不正・違法行為等があった場合には、当社は本交付株式の割当てを受ける権利の剥奪や割当て済みの当社普通株式の返還請求を実施することができる。この方針(マルス・クローバック)は、コーポレート・ガバナンスを改善するための当社の取り組みの一環として導入された。本方針は事後交付型株式報酬規程に明記した上で、対象者へ付与する際に周知している。

 

■業績連動型インセンティブ(金銭報酬)

付与年度を起点に3事業年度の期間における目標の総合達成率、及び役位別比率を基本報酬に乗じて算出し、支給する。

各評価指標の内容及び選定理由等については<執行役に対する業績連動型インセンティブ(金銭報酬)の評価指標ごとの目標、実績及び支給率等>に記載する。

 

[長期インセンティブ報酬の支給スケジュール]

2022年度/2023年度業績連動型インセンティブ(金銭報酬)については、目標に対する達成率を毎年集計し、3事業年度の合計達成率に応じて支給する。なお、2024年度業績連動型インセンティブ(金銭報酬)については、3事業年度目の目標に対する達成率を集計する方式に変更した。

 


 

執行役退任時の報酬等の決定方針

当社は、執行役が当社を退任した後一定期間、競業避止義務及び守秘義務等の義務を遵守すること、並びに経営の適切な移行を促進することを目的とする、退任する執行役に対する退任時報酬等の決定方針を有している。当該方針は、当社の報酬委員会の裁量により運用されており、報酬委員会は、執行役退任時の事実関係及び状況を踏まえて、退任時の支給の有無及び金額を決めることができる。

 

<役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数>

(単位:百万円)

区分

総報酬

総報酬の内訳

対象となる

人数

基本報酬

業績連動報酬

譲渡制限付

株式ユニット(RSU)

(非金銭報酬)

(注2)

その他報酬

年次賞与

業績連動型

インセンティブ(金銭報酬)

株価連動型

インセンティブ

受領権

(注1)

取締役

(独立社外取締役を除く)

18

18

1

取締役

(独立社外取締役)

179

179

8

執行役

(注3)

1,605

415

66

100

61

963

(注4,5)

5

(注6)

 

(注)1.当社の取締役又は執行役が、当事業年度において、過去の事業年度に付与された株価連動型インセンティブ受領権を行使して当社から受けた金銭の額から、過去の事業年度に係る有価証券報告書に開示した当時の株価に基づく当該株価連動型インセンティブ受領権の公正価額を控除した額を記載している。当事業年度の実績は無い。

2.当事業年度に費用計上された額(2025年3月31日付けで退任した対象者については、在任期間に対応した報酬額)を記載している。

3.取締役を兼務する執行役には、執行役としての報酬等のみを支給しており、執行役の区分にて記載している。

4.報酬委員会が当社の内規その他の基準に基づき決定した、2025年3月31日付けで退任した執行役4名に対して支払った退任に伴う報酬646百万円及び2025年3月31日付けで退任した執行役1名を含む執行役2名に対する税金及び税金調整手当(184百万円)、住宅手当その他のフリンジ・ベネフィット相当額等(133百万円)の金銭報酬の合計額を記載している。

5.上記表に記載した報酬のほかに、当事業年度に当社からの報酬として確定した過年度に係るフリンジ・ベネフィット相当額9百万円の金銭報酬がある(当該フリンジ・ベネフィットの付与対象者は元執行役1名である。)。

6.2025年3月31日付けで執行役を退任した4名を含んでいる。

7.役員に外貨建てで支払われる報酬等については、便宜上年間平均レートを用いて円換算した額を記載している。

 

<役員ごとの連結報酬等の総額等 但し、連結報酬等の総額1億円以上である者>

(単位:百万円)

氏名

役員区分

会社区分

総報酬

総報酬の内訳

基本報酬

(注1)

業績連動報酬

譲渡制限付株式ユニット(RSU)

(非金銭報酬)

(注2)

その他報酬

(注3,4)

年次賞与

業績連動型
インセンティブ

(金銭報酬)

株価連動型インセンティブ受領権

内田 誠

執行役

当社

390

124

17

45

17

187

スティーブン

マー(注5)

執行役

当社

504

(注6)

130

10

25

34

305

坂本 秀行

執行役

当社

268

57

17

11

4

179

中畔 邦雄

執行役

当社

216

52

17

9

3

135

星野 朝子

執行役

当社

227

52

5

10

3

157

 

(注)1.当事業年度に実施された基本報酬の自主返上を受けて、当該自主返上額を減額した後の額を記載している。

2.当事業年度に費用計上された額(2025年3月31日付けで退任した対象者については、在任期間に対応した報酬額)を記載している。

3.報酬委員会が当社の内規その他の基準に基づき決定した、対象執行役に対する税金及び税金調整手当(184百万円)、住宅手当その他のフリンジ・ベネフィット相当額等(133百万円)の金銭報酬の合計額を記載している。左記に加え、報酬委員会が当社の内規その他の基準に基づき決定した退任に伴う報酬として、2025年3月31日付けで執行役を退任した内田誠に175百万円、坂本秀行に179百万円、中畔邦雄に135百万円、星野朝子に157百万円が支給されており、各人の「その他報酬」には、当該金額が含まれている。

4.上記表に記載した報酬のほかに、当事業年度に当社からの報酬として確定した過年度に係るフリンジ・ベネフィット相当額9百万円の金銭報酬がある。当該フリンジ・ベネフィットの付与対象者は元執行役クリスチャン・ヴァンデンヘンデであり、当該金額を合算すると、2021年度に係る同人のその他報酬額は84百万円、総報酬額は141百万円となる。

5.役員に外貨建てで支払われる報酬等については、便宜上年間平均レートを用いて円換算した額を記載している。

6.対象執行役は、日本及び中国への出向に関連する社会保険料、税金、及び納税支援費用の受領対象者である。かかる出向に伴う追加の社会保険・税務負担やその他のフリンジベネフィット(「その他報酬」欄に記載の報酬)を除いた報酬総額は、199百万円である。

 

執行役に対する年次賞与の評価指標ごとの目標、実績及び支給率等

2024年度年次賞与

中期経営計画の初年度として重点的に取り組むべき事項に対応し、以下の表の6つの評価指標を選択した。年次賞与に係る全社の業績指標の目標と2024年度の実績は以下の通りである。

評価指標

(全社業績目標)

割合

指標選定理由

評価方法

目標値

実績値

達成率

 

営業利益

20%

持続的な成長の実現及び

事業の収益性・効率性の

向上のため

当事業年度の

目標値に

対する達成度により評価

6,100億円(注2)

698億円

0%

 

売上高営業利益率

20%

4.5%

(注2)

0.6%

0%

 

自動車事業のフリーキャッシュフロー

20%

(注3)

目標値を

下回った

0%

 

販売台数(小売り)

(注1)

20%

3,725千台(注2)

3,346千台

0%

 

品質

10%

品質保証及び顧客満足度の

向上のため

(注4)

目標値を

上回った

10%

 

コーポレートカルチャー

10%

一人ひとりの能力を最大限に引き出し、より高いパフォーマンスを発揮できる企業文化を醸成するため

(注5)

目標値を

下回った

0%

 

総合達成率

10%

 

 

(注)1.中国市場における販売台数を含む。

2.2024年5月9日の決算報告における最新の業績見通しをベースに目標を設定。

3.事業計画に基づく目標を設定。

4.市場初期品質に関する内部管理目標を設定。

5.従業員エンゲージメント/満足度等の6つの指標からなるグローバル従業員サーベイのスコアについて、前年度からの改善に必要な目標を設定。

 

なお、CEO以外の執行役について、担当業務分野における個別目標の達成率は0~100%であった。

上記を受け、2024年度年次賞与におけるCEOの支給率は10%、CEO以外の執行役の支給率は7~37%となった。

 

<執行役に対する業績連動型インセンティブ(金銭報酬)の評価指標ごとの目標、実績及び支給率等>

付与年度を起点に3事業年度の期間における目標の総合達成率、及び役位別比率を基本報酬に乗じて算出し支給する。この業績連動型インセンティブ(金銭報酬)に基づく支払いは、3年間の評価期間が終了して結果が確定した後に予定されている。

 

2022年度/2023年度業績連動型インセンティブ(金銭報酬)の2024年度実績

この業績評価期間は各年の目標を設定、実績を集計しており、当事業年度の目標と実績に関してはそれぞれ以下の通りである。

評価指標(全社業績目標)

割合

指標選定理由

評価方法

目標

実績

達成率

財務的

価値指標

売上高営業利益率

30%

持続的な成長の実現及び事業の収益性・効率性の向上のため

3事業年度における各事業年度の目標値に対する達成度により評価

4.5%

(注3)

0.6%

0%

自動車事業の

フリーキャッシュフロー

30%

(注4)

目標値を

下回った

0%

売上高

30%

137,010

億円(注3)

126,332

億円

0%

社会的

価値指標

カーボンニュートラル

(環境)(注1)

5%

中長期的な企業価値、社会価値の向上のため

A-

A

5%

(注1)

DEIインデックス

(社会)(注2)

5%

(注2)

目標値を

下回った

4%

総合達成率

9%

 

(注)1.カーボンニュートラルに関わる取り組みを評価する外部指標。経営判断により達成率は100%に削減している。

2.2023年度まで評価指標としていた人権尊重について、評価機関の方針変更により一貫したスコアの取得が困難となり、2024年度より人権尊重からDEIインデックス(DEIに関するグローバル従業員サーベイのスコア)に指標を変更。DEIに関するグローバル従業員サーベイのスコアについて、将来的にグローバルベンチマーク水準に到達するために必要な目標を設定。

3.2024年5月9日の決算報告における最新の業績見通しをベースに目標を設定。

4.事業計画に基づく目標を設定。

 

上記を受け、2022年度業績連動型インセンティブ(金銭報酬)の支給率は、3年間の評価期間における達成率を踏まえ、76%となった。

 

2024年度業績連動型インセンティブ(金銭報酬)

2024年度業績連動型インセンティブ(金銭報酬)について、評価指標に対するそれぞれの目標は以下の通りである。なお、当社はサステナブルな企業になることを目指し、中長期的な株主価値、企業価値の向上に取り組むため、2024年度より株価指標を新たに採用し、社会的価値指標の割合を増加するとともに指標を変更した。

評価指標(全社業績目標)

割合

指標選定理由

評価方法

目標値(FY2026)

財務的

価値指標

売上高営業利益率

40%

持続的な成長の実現及び事業の収益性・効率性の向上のため

3事業年度目の目標値に対する達成度により評価

6.0%(注1)

売上高

20%

(注2)

株価指標

株主総利回り(以下TSR)

20%

中長期的な株主価値、企業価値の向上のため

(注3)

社会的

価値指標

CO2排出削減率(環境)

10%

(注4)

DEIインデックス(社会)

10%

(注5)

 

(注)1.2024年3月25日の中期経営計画発表時の目標を設定。

2.中期経営計画達成に必要な当事業年度の数値を目標に設定。

3.対象期間における当社TSRと1)東証株価指数(TOPIX)成長率、2)グローバル競合企業群、3)日本国内競合企業群との比較において、同等もしくは上回る目標を設定。

4.中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム(NGP)」における将来のCO2削減計画を達成するための目標を設定。

5.DEIに関するグローバル従業員サーベイのスコアについて、将来的にグローバルベンチマーク水準に到達するために必要な目標を設定。

 

(5) 【株式の保有状況】

① 投資株式の区分の基準及び考え方

保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを主な目的とした投資株式を純投資目的と区分しているが、当社は、保有目的が純投資目的である投資株式を保有していない。

 

② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式

a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容

(i) 政策保有に関する方針

株式の政策保有については、当社の事業上のメリットの実現を目的とし、連携・協力関係を構築・維持するために合理的に必要とされる範囲に限定することを基本方針としている。

(ii) 保有の合理性の検証方法と取締役会等における検証の内容

当社は個別銘柄ごとの保有目的、取引の性質、将来の事業上の意義やリスク等の精査を行っている。これら戦略的視点での検証に加え、さらに保有に伴う便益と資本コストの比較・保有の適否の判断を執行側で行い、その結果を取締役会において検証をしている。保有の継続が適当でないと判断された場合には、売却を含めた検討を行うこととしている。

 

その結果、政策保有株式の銘柄数は、2025年3月末時点で4銘柄となっている。

 

b.銘柄数及び貸借対照表計上額

 

 

銘柄数

(銘柄)

貸借対照表計上額の
合計額(百万円)

非上場株式

33

51,372

非上場株式以外の株式

4

561

 

 

(当事業年度において株式数が増加した銘柄)

 

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の増加に係る取得

価額の合計額(百万円)

株式数の増加の理由

非上場株式

1

6,574

第三者割当によるA種優先株式の引受。

非上場株式以外の株式

 

 

(注) 新規上場による増加は含まれていない。

 

(当事業年度において株式数が減少した銘柄)

 

 

銘柄数

(銘柄)

株式数の減少に係る売却

価額の合計額(百万円)

非上場株式

1

147

非上場株式以外の株式

 

 

c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報

 

特定投資株式

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額
(百万円)

貸借対照表計上額
(百万円)

タンチョン・モーターホールディングス㈱

37,333,324

37,333,324

アジア諸国における生産、輸入及び販売の協業のために保有しており、当社のアジア諸国における事業推進に妥当な投資であると判断している。

 

395

1,028

㈱スターフライヤー

60,000

60,000

国内主力工場が位置する九州地区において、地場企業との連携関係を維持し、地域貢献を行うために保有しており、妥当な投資であると判断している。

150

174

㈱ミツバ

729

729

退職給付信託に拠出した時点で単元未満株であったものであり、保有目的はみなし保有株式に記載のとおりである。

0

1

ダイナミックマッププラットフォーム㈱

10,000

先進運転支援システムを実現するための高精度3次元地図データを開発する目的で、日本の主要自動車OEMなどが出資しており、妥当な投資であると判断している。当該銘柄が2025年3月に新規上場したことに伴い、当事業年度より特定投資株式に該当している。

14

 

(注) 当該特定投資株式の銘柄数は、貸借対照表計上額が資本金の100分の1以下の銘柄を含め4社である。

各個別銘柄の定量的な保有効果の記載は困難であるが、当社では保有に伴う便益と資本コスト等の比較など定量面に加え、保有の目的、将来の事業上の意義等の定性面からの検証も行い、保有の適否を判断している。

保有の合理性の検証方法は「②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載している。

 

みなし保有株式

 

銘柄

当事業年度

前事業年度

保有目的、定量的な保有効果
及び株式数が増加した理由

当社の株
式の保有
の有無

株式数(株)

株式数(株)

貸借対照表計上額
(百万円)

貸借対照表計上額
(百万円)

㈱ミツバ

1,742,000

1,742,000

退職給付信託に拠出しており、議決権行使の指図権は留保している。退職給付年金の拠出資金の必要性に応じて使用する予定である。

1,428

2,844

 

(注) みなし保有株式についても、特定投資株式と同様の検証を実施している。

各個別銘柄の定量的な保有効果の記載は困難であるが、当社では保有に伴う便益と資本コスト等の比較など定量面に加え、保有の目的、将来の事業上の意義等の定性面からの検証も行い、保有の適否を判断している。

保有の合理性の検証方法は「②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法ならびに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載している。

 

③ 保有目的が純投資目的である投資株式

該当事項なし。