当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に対する制限緩和により正常化が一段と進んだことや個人消費、インバウンド需要が急速に回復しつつあるものの、ウクライナ情勢の長期化に伴うエネルギー価格及び原材料価格の高止まり、物価上昇と円安、さらには世界的な金融引締めに伴う影響や中東をめぐる情勢などから、引続き不透明な状況が続いています。
当ウエディング業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響が収束に向かう一方、エネルギー価格や原材料価格の高騰及び人件費の上昇など厳しい経済環境が続いています。
このような環境の中、当社は経営理念「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」のもと、1組1組のお客様と真摯に向き合い、丁寧に結婚式を創り続けてまいりました。当第1四半期連結累計期間の挙式・披露宴実施組数は774組(前年同期比10.1%減)となりました。施行状況は堅調であったものの、新型コロナ発生に伴う延期分は概ね前期で消化したことにより、前年同期比マイナスになっております。当社の挙式披露宴単価においては、引き続き高水準で推移しております。
その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は3,212,499千円(前年同期比6.0%減)、営業利益265,409千円(前年同期比44.7%減)、経常利益272,869千円(前年同期比43.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益171,026千円(前年同期比49.9%減)となりました。
なお、当社グループの売上高の99%以上が当社単体の売上高により構成されており、当社単体に関する説明を記載しています。また、当社グループはウエディング事業の単一セグメントであり、セグメントごとの記載をしておりません。
② 財政状態
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、11,224,490千円(前連結会計年度末比84,061千円増)となりました。これは主に、現金及び預金(前連結会計年度末比115,888千円増)が増加したことによるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、7,460,529千円(前連結会計年度末比51,389千円減)となりました。これは主に、買掛金(前連結会計年度末比118,104千円増)が増加したものの、未払法人税等(前連結会計年度末比117,488千円減)及び未払金(前連結会計年度末比72,239千円減)が減少したことによるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、3,763,961千円(前連結会計年度末比135,450千円増)となりました。これは主に、利益剰余金(前連結会計年度末比134,667千円増)が増加したことによるものであります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。