第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

 (1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におきましては、ウクライナ情勢の長期化や円安の進行による世界的なエネルギー価格・原材料価格の高騰により物価が上昇傾向にあり、実質賃金の減少を背景に個人消費の減速が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。

外食業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の5類移行などで経済の正常化に伴い外食消費・インバウンド消費が回復傾向にありますが、食材価格・エネルギー価格の高騰や労働力不足による人件費の上昇など引き続き店舗運営コストが高止まりの状況が継続しており厳しい経営環境が続いております。

こうした環境の下、当社グループにおきましては、ダンダダンブランドの認知拡大に向けて東京ドーム内の「ポップアップショップ」に出店やアニメ「ブルーロック」とのコラボを実施いたしました。

また、9月には「肉汁餃子のダンダダン 浦和店」を出店し当第3四半期連結累計期間における店舗数は133店舗(直営99店舗、FC34店舗)となりました。

上記の結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高5,201,639千円(前年同期比22.4%増)営業利益312,756千円(前年同期は122,309千円の営業損失)、経常利益297,516千円(前年同期は122,371千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益180,887千円(前年同期は182,450千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

なお、当社グループは「飲食事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

 (2) 財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ654,021千円増加し、4,437,479千円となりました。これは、流動資産が721,264千円増加2,424,821千円となったこと及び固定資産が67,243千円減少2,012,658千円となったことによるものであります。

流動資産の主な増加は、公募による新株式発行や親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による現金及び預金の増加925,803千円によるものであります。

固定資産の主な減少は、有形固定資産の減少59,768千円によるものであります。

負債については流動負債が26,903千円増加1,178,498千円となったこと及び固定負債が215,198千円減少860,971千円となったことにより、2,039,469千円となりました。

流動負債の主な増加は、未払法人税等の増加108,722千円によるものであります。

固定負債の主な減少は、長期借入金の減少208,534千円によるものであります。

純資産については、公募による新株式発行により資本金及び資本準備金がそれぞれ337,524千円増加したこと及び親会社株主に帰属する四半期純利益180,887千円を計上したこと等により、2,398,010千円となりました。

 

 (3) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。