第4【経理の状況】

1.要約四半期連結財務諸表の作成方法について

 当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号。以下、「四半期連結財務諸表規則」)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、四半期連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」(以下、「IAS第34号」)に準拠して作成しています。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第3四半期連結会計期間(2023年10月1日から2023年12月31日まで)及び第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年12月31日まで)の要約四半期連結財務諸表について、有限責任 あずさ監査法人により四半期レビューを受けています。

 

 

1【要約四半期連結財務諸表】

(1)【要約四半期連結財政状態計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度末

(2023年3月31日)

当第3四半期

連結会計期間末

(2023年12月31日)

資産

 

 

 

流動資産

 

 

 

現金及び現金同等物

 

819,499

1,038,316

営業債権及び契約資産

 

1,322,593

1,264,218

その他の金融資産

 

169,665

202,514

棚卸資産

 

1,288,751

1,298,525

その他の流動資産

202,377

245,272

流動資産合計

 

3,802,885

4,048,845

非流動資産

 

 

 

持分法で会計処理されている投資

 

401,219

406,427

その他の金融資産

 

242,672

224,618

有形固定資産

8

1,172,376

1,384,985

使用権資産

 

238,833

255,845

のれん及び無形資産

 

1,796,236

1,884,587

繰延税金資産

8

249,964

407,991

その他の非流動資産

8

155,342

297,338

非流動資産合計

 

4,256,642

4,861,791

資産合計

 

8,059,527

8,910,636

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

前連結会計年度末

(2023年3月31日)

当第3四半期

連結会計期間末

(2023年12月31日)

負債

 

 

 

流動負債

 

 

 

短期負債及び一年以内返済長期負債

 

159,231

148,848

リース負債

 

59,895

67,765

営業債務

 

1,156,909

1,176,065

未払金及び未払費用

 

506,062

454,952

その他の金融負債

 

146,213

183,561

未払法人所得税

 

57,139

98,141

引当金

 

148,210

137,934

契約負債

 

191,356

178,315

その他の流動負債

448,405

474,085

流動負債合計

 

2,873,420

2,919,666

非流動負債

 

 

 

長期負債

8

1,050,116

1,179,309

リース負債

 

187,865

197,712

その他の金融負債

 

6,905

11,110

退職給付に係る負債

 

53,580

52,125

引当金

 

6,582

6,332

繰延税金負債

 

70,678

71,720

契約負債

8

13,575

103,727

その他の非流動負債

 

6,848

10,585

非流動負債合計

 

1,396,149

1,632,620

負債合計

 

4,269,569

4,552,286

資本

 

 

 

親会社の所有者に帰属する持分

 

 

 

資本金

 

259,274

259,445

資本剰余金

 

515,760

511,324

利益剰余金

 

2,588,800

2,930,758

その他の資本の構成要素

4

463,764

687,866

自己株式

 

209,196

209,170

親会社の所有者に帰属する持分合計

5

3,618,402

4,180,223

非支配持分

 

171,556

178,127

資本合計

 

3,789,958

4,358,350

負債及び資本合計

 

8,059,527

8,910,636

 

(2)【要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書】

【第3四半期連結累計期間】

【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

売上高

7,8

6,224,521

6,300,306

売上原価

8

4,567,173

4,443,202

売上総利益

 

1,657,348

1,857,104

販売費及び一般管理費

 

1,425,511

1,538,719

持分法による投資損益

 

3,141

601

その他の損益

8

5,524

1,271

営業利益

 

234,220

320,257

金融収益

 

37,223

67,465

金融費用

 

15,996

18,938

税引前利益

 

255,447

368,784

法人所得税費用

8

82,872

45,394

四半期純利益

 

172,575

414,178

 

 

 

 

四半期純利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

162,870

399,178

非支配持分

 

9,705

15,000

 

 

 

 

1株当たり四半期純利益(親会社の所有者に帰属)

5

 

 

基本的1株当たり四半期純利益(円)

 

69.78

171.01

希薄化後1株当たり四半期純利益(円)

 

69.76

170.96

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

四半期純利益

 

172,575

414,178

その他の包括利益-税効果調整後

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

確定給付制度の再測定

 

11,718

583

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

金融資産

 

1,428

21,674

純損益に振り替えられることのない項目の合計

 

10,290

21,091

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

197,443

225,732

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の

純変動

 

9,823

3,917

純損益に振り替えられる可能性のある項目の合計

 

187,620

229,649

その他の包括利益合計

 

197,910

250,740

四半期包括利益合計

 

370,485

664,918

 

 

 

 

四半期包括利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

360,401

644,533

非支配持分

 

10,084

20,385

 

【第3四半期連結会計期間】

【要約四半期連結損益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

 至 2023年12月31日)

売上高

7,8

2,160,592

2,180,882

売上原価

8

1,591,699

1,518,727

売上総利益

 

568,893

662,155

販売費及び一般管理費

 

482,929

536,025

持分法による投資損益

 

856

2,041

その他の損益

8

647

3,333

営業利益

 

84,461

127,422

金融収益

 

10,208

24,326

金融費用

 

5,842

7,295

税引前利益

 

88,827

144,453

法人所得税費用

 

32,239

28,240

四半期純利益

 

56,588

116,213

 

 

 

 

四半期純利益の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

55,533

110,799

非支配持分

 

1,055

5,414

 

 

 

 

1株当たり四半期純利益(親会社の所有者に帰属)

5

 

 

基本的1株当たり四半期純利益(円)

 

23.79

47.47

希薄化後1株当たり四半期純利益(円)

 

23.78

47.45

 

【要約四半期連結包括利益計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

 至 2023年12月31日)

四半期純利益

 

56,588

116,213

その他の包括利益-税効果調整後

 

 

 

純損益に振り替えられることのない項目

 

 

 

確定給付制度の再測定

 

546

787

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

金融資産

 

2,993

1,993

純損益に振り替えられることのない項目の合計

 

2,447

2,780

純損益に振り替えられる可能性のある項目

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

308,240

202,980

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の

純変動

 

1,870

5,571

純損益に振り替えられる可能性のある項目の合計

 

306,370

197,409

その他の包括利益(△は損失)合計

 

303,923

194,629

四半期包括利益(△は損失)合計

 

247,335

78,416

 

 

 

 

四半期包括利益(△は損失)の帰属

 

 

 

親会社の所有者

 

241,240

81,043

非支配持分

 

6,095

2,627

 

(3)【要約四半期連結持分変動計算書】

前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

その他の資本の

構成要素

自己株式

親会社の所有者に帰属する持分合計

非支配

持分

資本合計

2022年4月1日残高

 

259,168

525,554

2,387,283

202,227

209,270

3,164,962

182,209

3,347,171

超インフレによる影響額

 

3,260

15,883

12,623

12,623

2022年4月1日残高

(調整後)

 

259,168

525,554

2,384,023

218,110

209,270

3,177,585

182,209

3,359,794

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四半期純利益

 

162,870

162,870

9,705

172,575

確定給付制度の再測定

 

11,635

11,635

83

11,718

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

897

897

531

1,428

在外営業活動体の換算差額

 

196,716

196,716

727

197,443

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動

 

9,923

9,923

100

9,823

四半期包括利益合計

 

162,870

197,531

360,401

10,084

370,485

ヘッジ対象の

非金融資産への振替

 

265

265

265

その他の資本の構成要素

から利益剰余金への振替

 

12,964

12,964

配当金

4

70,019

70,019

15,567

85,586

自己株式の取得

 

45

45

45

自己株式の売却

 

0

3

3

3

株式に基づく報酬取引

 

106

35

87

158

158

非支配持分との取引等

 

9,110

9,110

4,740

13,850

2022年12月31日残高

 

259,274

516,409

2,489,838

402,942

209,225

3,459,238

171,986

3,631,224

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

資本金

資本

剰余金

利益

剰余金

その他の資本の

構成要素

自己株式

親会社の所有者に帰属する持分合計

非支配

持分

資本合計

2023年4月1日残高

 

259,274

515,760

2,588,800

463,764

209,196

3,618,402

171,556

3,789,958

四半期包括利益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四半期純利益

 

399,178

399,178

15,000

414,178

確定給付制度の再測定

 

266

266

317

583

その他の包括利益を通じて

公正価値で測定する金融資産

 

20,129

20,129

1,545

21,674

在外営業活動体の換算差額

 

221,640

221,640

4,092

225,732

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動

 

3,852

3,852

65

3,917

四半期包括利益合計

 

399,178

245,355

644,533

20,385

664,918

ヘッジ対象の

非金融資産への振替

 

2,611

2,611

2,611

その他の資本の構成要素

から利益剰余金への振替

 

18,642

18,642

配当金

4

75,862

75,862

10,364

86,226

自己株式の取得

 

39

39

39

自己株式の売却

 

0

1

1

1

株式に基づく報酬取引

 

171

1

64

234

234

非支配持分との取引等

 

4,435

4,435

3,450

7,885

2023年12月31日残高

 

259,445

511,324

2,930,758

687,866

209,170

4,180,223

178,127

4,358,350

 

(4)【要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

四半期純利益

 

172,575

414,178

減価償却費及び償却費

 

284,809

295,640

有形固定資産、使用権資産、のれん及び

無形資産の減損

 

814

1,947

法人所得税費用

8

82,872

45,394

営業債権及び契約資産の増減額(△は増加)

 

55,466

104,697

棚卸資産の増減額(△は増加)

 

249,342

27,140

営業債務の増減額(△は減少)

 

102,264

6,312

引当金の増減額(△は減少)

 

10,717

13,184

契約負債の増減額(△は減少)

8

8,131

75,400

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

 

3,139

4,349

その他(純額)

8

34,399

204,319

小計

 

393,072

658,068

利息の受取額

 

15,550

32,219

配当金の受取額

 

3,589

4,047

利息の支払額

 

16,746

17,078

法人所得税の支払額

 

81,741

78,923

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

313,724

598,333

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

有形固定資産の取得

 

191,277

373,968

有形固定資産の売却

 

24,363

40,523

無形資産の取得

 

58,194

68,540

リース債権の回収

 

952

持分法投資及びその他の金融資産の取得

 

34,877

22,314

持分法投資及びその他の金融資産の売却及び償還

 

32,419

50,539

新規連結子会社の取得

 

9,804

連結子会社又はその他の事業に対する支配の喪失

 

8,999

2,577

その他(純額)

 

1,816

680

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

215,799

380,307

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

注記

番号

 前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

 至 2022年12月31日)

 当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

 至 2023年12月31日)

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

短期借入債務の増減額(△は減少)

248,047

3,321

長期借入債務による調達額

8

1,442

265,514

長期借入債務の返済額

 

110,550

153,086

リース負債の返済額

 

54,720

56,232

親会社の所有者への配当金の支払額

4

70,019

75,862

非支配持分への配当金の支払額

 

15,567

10,364

自己株式の取得

 

45

39

自己株式の売却

 

3

1

非支配持分との取引

 

3,017

6,057

その他(純額)

 

16,088

1,596

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

516,608

37,850

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

32,907

38,641

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

 

385,776

218,817

現金及び現金同等物の期首残高

 

1,205,873

819,499

現金及び現金同等物の四半期末残高

 

820,097

1,038,316

 

 

【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

パナソニック ホールディングス㈱は日本に所在する企業です。当社(以下、原則として連結子会社を含む)は、総合エレクトロニクスメーカーとして関連する事業分野について、国内外のグループ各社との緊密な連携のもとに、開発・生産・販売・サービス活動を展開しています。

当社の主な事業内容及び主要な活動は、注記「3.セグメント情報」に記載しています。

 

 

2.作成の基礎

(1)要約四半期連結財務諸表がIAS第34号に準拠している旨

 当社の要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しています。要約四半期連結財務諸表は年度の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものです。

 要約四半期連結財務諸表は2024年2月9日において、代表取締役 社長執行役員 楠見雄規及び代表取締役 副社長執行役員(グループCFO) 梅田博和により承認されています。

 

(2)機能通貨及び表示通貨

 要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しており、百万円未満を四捨五入しています。

 

(3)重要性がある会計方針

 要約四半期連結財務諸表において適用している重要性がある会計方針は、以下を除き、前連結会計年度において適用した会計方針と同一です。

 当社は、当連結会計年度の期首(2023年4月1日)より、IFRS第17号「保険契約」及びIAS第12号「法人所得税」の改訂(単一の取引から生じた資産及び負債に係る繰延税金)を適用しています。当該基準書の適用による当社の要約四半期連結財務諸表への重要な影響はありません。

 

(4)重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断

 当社は、要約四半期連結財務諸表を作成するために、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を用いています。実際の業績は、会計上の見積り及びその基礎となる仮定とは異なる場合があります。

 見積り及びその基礎となる仮定は、継続して見直され、会計上の見積りの見直しによる影響は、当該見直しを行った連結会計期間及び将来の連結会計期間において認識されます。

 要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び見積りを伴う判断は、前連結会計年度に係る連結財務諸表と同様です。

 

 

3.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち独立した財務情報が入手可能で、最高経営意思決定者が、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評価を行う対象となっているものであり、「くらし事業」「オートモーティブ」「コネクト」「インダストリー」「エナジー」の5つに区分して開示しています。

「くらし事業」は、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、洗濯機、掃除機、美・理容器具、家庭用空調機器、業務用空調機器、ヒートポンプ式温水給湯暖房機、換気・送風機器、空気清浄機、ショーケース、業務用冷蔵庫、照明器具、ランプ、配線器具、太陽光発電システム、燃料電池、コンプレッサー、自転車、介護関連等の開発・製造・販売を行っています。「オートモーティブ」は、車載インフォテインメントシステム、ヘッドアップディスプレイ、車載スピーカーシステム、車載スイッチ、先進運転支援システム(ADAS)、自動車用ミラー等の開発・製造・販売を行っています。「コネクト」は、航空機内エンターテインメントシステム・通信サービス、電子部品実装システム、溶接機、プロジェクター、業務用カメラシステム、パソコン・タブレット、サプライチェーンマネジメントソフトウェア(SCM)等の開発・製造・販売を行っています。「インダストリー」は、電子部品、モーター、FAデバイス、電子材料等の開発・製造・販売を行っています。「エナジー」は、車載用円筒形リチウムイオン電池、一次電池(乾電池、マイクロ電池)、小型二次電池(単品セルとそのシステム商品)等の開発・製造・販売を行っています。

「その他」は、報告セグメントに含まれない事業セグメントやその他の事業活動であり、テレビ、デジタルカメラ、ビデオ機器、オーディオ機器、固定電話、水まわり設備、内装建材、外装建材、原材料の販売等が含まれています。

 

なお、2023年10月1日付で、事業の一部をセグメント間で移管しており、前第3四半期連結累計期間、前第3四半期連結会計期間及び当第2四半期連結累計期間のセグメント情報については、2023年10月1日付の形態に合わせて組み替えて表示しています。

 

 

(2)セグメント情報

 前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるセグメント情報は、次のとおりです。

 

①前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

消去・

調整

連結計

 

くらし

事業

オート

モーティブ

コネクト

インダ

ストリー

エナジー

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対するもの

2,443,692

927,974

739,436

769,598

669,739

674,082

6,224,521

セグメント間取引

181,371

10,927

63,415

116,980

47,453

219,502

639,648

2,625,063

938,901

802,851

886,578

717,192

893,584

639,648

6,224,521

利益

104,776

36

2,706

63,489

28,902

38,614

4,303

234,220

 

②当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

消去・

調整

連結計

 

くらし

事業

オート

モーティブ

コネクト

インダ

ストリー

エナジー

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対するもの

2,435,695

1,105,281

786,580

631,560

670,232

670,958

6,300,306

セグメント間取引

149,275

7,614

62,361

145,638

35,345

229,870

630,103

2,584,970

1,112,895

848,941

777,198

705,577

900,828

630,103

6,300,306

利益

96,746

37,850

24,686

24,885

82,673

47,547

5,870

320,257

 

報告セグメントの会計方針は、注記「2.(3)重要性がある会計方針」で記載している当社の会計方針と同一です。

セグメント間における取引は、独立企業間価格を基礎として行われています。

報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値です。

 

「消去・調整」欄には、セグメント間の内部取引消去や、セグメントに帰属しない損益及び連結会計上の調整が含まれています。

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間の利益に関する調整には、本社部門等の損益(前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における一部の固定資産売却益を含む)が含まれています。また、連結会計上の調整として、セグメントに帰属しない持分法による投資損益等が含まれています。

 

 前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間におけるセグメント情報は、次のとおりです。

 

①前第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

消去・

調整

連結計

 

くらし

事業

オート

モーティブ

コネクト

インダ

ストリー

エナジー

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対するもの

846,776

342,604

266,065

242,582

230,437

232,128

2,160,592

セグメント間取引

58,703

3,682

22,017

47,987

16,959

77,290

226,638

905,479

346,286

288,082

290,569

247,396

309,418

226,638

2,160,592

利益

30,507

12,529

13,809

15,028

232

12,155

201

84,461

 

②当第3四半期連結会計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

消去・

調整

連結計

 

くらし

事業

オート

モーティブ

コネクト

インダ

ストリー

エナジー

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客に対するもの

847,374

401,662

277,553

212,760

215,979

225,554

2,180,882

セグメント間取引

50,342

3,029

21,636

54,037

12,765

77,802

219,611

897,716

404,691

299,189

266,797

228,744

303,356

219,611

2,180,882

利益

35,915

22,528

8,968

11,685

30,217

16,519

1,590

127,422

 

報告セグメントの会計方針は、注記「2.(3)重要性がある会計方針」で記載している当社の会計方針と同一です。

セグメント間における取引は、独立企業間価格を基礎として行われています。

報告セグメントの利益は、営業利益をベースとした数値です。

 

「消去・調整」欄には、セグメント間の内部取引消去や、セグメントに帰属しない損益及び連結会計上の調整が含まれています。

前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間の利益に関する調整には、本社部門等の損益(前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間における一部の固定資産売却益を含む)が含まれています。また、連結会計上の調整として、セグメントに帰属しない持分法による投資損益等が含まれています。

 

 

4.資本

(1)その他の資本の構成要素

 その他の資本の構成要素の内訳は、次のとおりです。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度末

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間末

(2023年12月31日)

確定給付制度の再測定 ※

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する

金融資産

37,428

38,649

在外営業活動体の換算差額

431,992

653,632

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動

△5,656

△4,415

合計

463,764

687,866

 

※当第3四半期連結累計期間において、確定給付制度を再測定した結果、その他の資本の構成要素が266百万円(税効果考慮後)減少しており、同額をその他の資本の構成要素から利益剰余金へ直接振り替えています。

 

(2)配当金

 ①前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

配当金の支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額

(円)

基準日

効力発生日

2022年5月11日

取締役会

普通株式

35,008

利益剰余金

15.0

2022年3月31日

2022年6月2日

2022年10月31日

取締役会

普通株式

35,011

利益剰余金

15.0

2022年9月30日

2022年11月30日

 

 ②当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

配当金の支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり

配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年5月10日

取締役会

普通株式

35,012

利益剰余金

15.0

2023年3月31日

2023年6月2日

2023年10月30日

取締役会

普通株式

40,850

利益剰余金

17.5

2023年9月30日

2023年11月30日

 

 

5.1株当たり情報

 1株当たり親会社所有者帰属持分は、次のとおりです。

 

 

前連結会計年度末

 (2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間末

 (2023年12月31日)

1株当たり親会社所有者帰属持分

1,550円23銭

1,790円76銭

 

 基本的1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期純利益及び希薄化後1株当たり親会社の所有者に帰属する四半期純利益の調整計算は、次のとおりです。

 

(1)前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年4月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年4月1日

至 2023年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

162,870百万円

399,178百万円

四半期純利益調整額

△6百万円

△15百万円

基本的1株当たり四半期純利益の計算に使用する四半期純利益

162,864百万円

399,163百万円

四半期純利益調整額

6百万円

15百万円

希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する四半期純利益

162,870百万円

399,178百万円

期中平均普通株式数

2,333,915,866株

2,334,143,200株

 希薄化効果

 

 

  ストックオプションによる普通株式増加数

754,485株

688,508株

  譲渡制限付株式報酬制度による普通株式増加数

83,040株

88,960株

希薄化後の期中平均普通株式数

2,334,753,391株

2,334,920,668株

基本的1株当たり

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

69円78銭

171円01銭

希薄化後1株当たり

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

69円76銭

170円96銭

 

(2)前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間

 

 

前第3四半期連結会計期間

(自 2022年10月1日

至 2022年12月31日)

当第3四半期連結会計期間

(自 2023年10月1日

至 2023年12月31日)

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

55,533百万円

110,799百万円

四半期純利益調整額

△3百万円

△6百万円

基本的1株当たり四半期純利益の計算に使用する四半期純利益

55,530百万円

110,793百万円

四半期純利益調整額

3百万円

6百万円

希薄化後1株当たり四半期純利益の計算に使用する四半期純利益

55,533百万円

110,799百万円

期中平均普通株式数

2,333,972,122株

2,334,197,650株

 希薄化効果

 

 

  ストックオプションによる普通株式増加数

728,033株

677,320株

  譲渡制限付株式報酬制度による普通株式増加数

110,850株

117,875株

希薄化後の期中平均普通株式数

2,334,811,005株

2,334,992,845株

基本的1株当たり

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

23円79銭

47円47銭

希薄化後1株当たり

親会社の所有者に帰属する四半期純利益

23円78銭

47円45銭

 

 

6.金融商品の公正価値

(1)公正価値と帳簿価額の比較

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度末

(2023年3月31日)

当第3四半期連結会計期間末

(2023年12月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

長期負債(一年以内返済長期負債を含む)

1,204,848

1,154,855

1,325,507

1,296,446

 

 公正価値は、市場価格又は将来のキャッシュ・フローを、前連結会計年度末又は当第3四半期連結会計期間末における観察可能な割引金利を使用して計算した現在価値に基づいて算定しており、すべてレベル2(「(2)公正価値測定のヒエラルキー」参照)に分類しています。

 上記以外の償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は、帳簿価額と近似しています。

 

(2)公正価値測定のヒエラルキー

 IFRS第13号「公正価値測定」では、公正価値を、その測定のために使われるインプット情報における外部からの観察可能性に応じて、次の3つのレベルに区分することが規定されています。

・レベル1:活発な市場における公表価格により測定された公正価値

・レベル2:レベル1以外の、観察可能なインプットを直接又は間接的に使用して算出された公正価値

・レベル3:観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値

 公正価値の測定に使用される公正価値測定のヒエラルキーのレベルは、公正価値の測定の重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定しています。

 

 

 公正価値で測定される金融商品の内訳は、次のとおりです。

①前連結会計年度末(2023年3月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

 

 

 

 

為替予約

7,304

7,304

通貨金利スワップ

30,905

30,905

商品先物

12,423

2,601

15,024

小計

12,423

40,810

53,233

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

72,087

109,090

181,177

その他

222

222

小計

72,087

222

109,090

181,399

合計

84,510

41,032

109,090

234,632

金融負債:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

 

 

 

 

為替予約

541

541

通貨金利スワップ

1,662

1,662

商品先物

5,962

11,416

17,378

合計

5,962

13,619

19,581

 

②当第3四半期連結会計期間末(2023年12月31日)

(単位:百万円)

 

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

デリバティブ資産

 

 

 

 

為替予約

4,349

4,349

通貨金利スワップ

54,023

54,023

商品先物

9,128

2,508

11,636

小計

9,128

60,880

70,008

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

株式

56,481

122,104

178,585

その他

295

295

小計

56,481

295

122,104

178,880

合計

65,609

61,175

122,104

248,888

金融負債:

 

 

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

デリバティブ負債

 

 

 

 

為替予約

12,946

12,946

通貨金利スワップ

2,214

2,214

商品先物

4,811

8,757

13,568

その他

5,496

5,496

合計

4,811

23,917

5,496

34,224

 

 レベル1に区分した市場性のある株式及び商品先物等は、十分な取引量と頻繁な取引がある活発な市場における調整不要な市場価格で評価しています。

 レベル2に区分したデリバティブに含まれている為替予約、通貨金利スワップ、商品先物等は、評価技法を用いて評価され、為替レート、市場金利及び商品先物市場価格などの観察可能な市場インプットを使用した価格モデルに基づき定期的に検証しています。

 レベル3に区分した株式は非上場株式であり、当社の定める最も適切かつ関連性の高い入手可能なデータを利用するための方針と手続に基づき、当該投資先の将来の収益性の見通し、純資産価額や当該投資先が保有する主要な資産等の定量的な情報を総合的に考慮した適切な評価方法により公正価値を測定しています。当該評価の合理性については、会計担当部門が様々な手法を用いて検証しており、部門管理者の承認を受けています。なお、検証の具体的な手法には、外部評価機関の利用が含まれています。

 レベル3に区分したその他の金融負債は、当社の定める最も適切かつ関連性の高い入手可能なデータを利用するための方針と手続に基づき、支払条件が達成されると見込まれる時期及びその時期に見込まれる支払額を多重的な将来予想と確率分布を用いて見積り、貨幣の時間価値を考慮して、公正価値を算定しています。

 レベル3に区分した金融商品について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に重要な公正価値の増減は見込まれていません。

 レベル間の振替は、振替を生じさせた事象又は状況の変化が生じた日に認識しています。当第3四半期連結累計期間において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。

 当第3四半期連結累計期間における、公正価値測定のヒエラルキーのレベル3に分類された金融商品について、重要な変動は生じていません。

 

 

7.収益

収益の分解

 当社は、顧客との契約から生じる収益を、その性質を適切に反映する製品別及び地域別(顧客の所在地別)に分解しています。製品別及び地域別の収益は、報告セグメント毎に分解しています。

 

 くらし事業の製品は、「くらしアプライアンス」「空質空調」「コールドチェーンソリューション」「エレクトリックワークス」「その他」に区分しています。「くらしアプライアンス」には、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、洗濯機、掃除機、美・理容器具等が含まれています。「空質空調」には、家庭用空調機器、業務用空調機器、ヒートポンプ式温水給湯暖房機、換気・送風機器、空気清浄機等が含まれています。「コールドチェーンソリューション」には、ショーケース、業務用冷蔵庫等が含まれています。「エレクトリックワークス」には、照明器具、ランプ、配線器具、太陽光発電システム、燃料電池等が含まれています。「その他」には、コンプレッサー、自転車、介護関連等が含まれています。

 オートモーティブの製品は、「車載コックピットシステム」「車載エレクトロニクス」「その他」に区分しています。「車載コックピットシステム」には、車載インフォテインメントシステム、「車載エレクトロニクス」には、ヘッドアップディスプレイ、車載スピーカーシステム、車載スイッチ、先進運転支援システム(ADAS)、自動車用ミラー等が含まれています。「その他」には、他社買入商品が含まれています。

 コネクトの製品は、「ハードウェアソリューション」「SCMソリューション」に区分しています。「ハードウェアソリューション」には、航空機内エンターテインメントシステム・通信サービス、電子部品実装システム、溶接機、プロジェクター、業務用カメラシステム、パソコン・タブレット等が含まれています。「SCMソリューション」には、現場ソリューションカンパニーのソリューション事業、SCMソフトウェア等が含まれています。

 インダストリーの製品は、「電子デバイス」「FAソリューション」「電子材料」「その他」に区分しています。「電子デバイス」には、コンデンサ・リレー等が含まれています。「FAソリューション」には、産業用モーター、FAデバイス等が含まれています。「電子材料」には、多層材料、半導体デバイス材料等が含まれています。「その他」には、電源等が含まれています。

 エナジーの製品は、「車載」「産業・民生」に区分しています。「車載」には車載用円筒形リチウムイオン電池、「産業・民生」には一次電池(乾電池、マイクロ電池)、小型二次電池(単品セルとそのシステム商品)等が含まれています。

 その他は、エンターテインメント&コミュニケーション、ハウジング及び原材料の販売等が含まれています。エンターテインメント&コミュニケーションには、テレビ、デジタルカメラ、ビデオ機器、オーディオ機器、固定電話等、ハウジングには、水まわり設備、内装建材、外装建材等が含まれています。

 

 これらの分解した収益は、次のとおりです。

 なお、インダストリーについては、製品区分の見直しを行っており、前連結会計年度において、「制御機器」「FAソリューション」「電子デバイス」「電子材料」「その他」に区分していましたが、当連結会計年度より、「電子デバイス」「FAソリューション」「電子材料」「その他」に区分を変更しています。これにより、前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間において「制御機器」に区分していたリレー等は「電子デバイス」に、電源は「その他」に組み替えて表示しています。

 また、注記「3.(1)報告セグメントの概要」に記載のとおり、2023年10月1日付で一部の事業をセグメント間で移管していますが、分解した収益の情報への影響はありません。

 

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間

① 前第3四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

製品別

売上高

 

地域別

売上高

くらし事業

くらしアプライアンス

739,363

 

日本

1,088,843

空質空調

518,804

 

米州

269,786

コールドチェーンソリューション

251,757

 

欧州

164,445

エレクトリックワークス

475,146

 

アジア・中国他

776,701

その他

314,705

 

 

 

小計(注1)

2,299,775

 

小計(注1)

2,299,775

オートモーティブ

車載コックピットシステム

354,261

 

日本

281,703

車載エレクトロニクス

379,316

 

米州

237,879

その他

105,743

 

欧州

166,878

 

 

 

アジア・中国他

152,860

小計(注1)

839,320

 

小計(注1)

839,320

コネクト

ハードウェアソリューション

548,187

 

日本

189,926

SCMソリューション

233,268

 

米州

304,622

 

 

 

欧州

115,610

 

 

 

アジア・中国他

171,297

小計(注1)

781,455

 

小計(注1)

781,455

インダストリー

電子デバイス

449,835

 

日本

193,457

FAソリューション

61,917

 

米州

62,462

電子材料

109,708

 

欧州

123,175

その他

150,716

 

アジア・中国他

393,082

小計(注1)

772,176

 

小計(注1)

772,176

エナジー

車載

462,871

 

日本

62,497

産業・民生

267,275

 

米州

534,494

 

 

 

欧州

20,495

 

 

 

アジア・中国他

112,660

小計(注1)

730,146

 

小計(注1)

730,146

その他(注2)

801,649

 

 

 

合計

6,224,521

 

 

 

(注1)収益の分解の「小計」と、注記「3.(2)セグメント情報」の「外部顧客に対する売上高」との差額は、各セグメントの製品を他のセグメントで販売した売上高に関する調整等です。

(注2)「その他」には、エンターテインメント&コミュニケーションの製品売上高256,586百万円及びハウジングの製品売上高293,926百万円が含まれています。

 

② 当第3四半期連結累計期間(自 2023年4月1日 至 2023年12月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

製品別

売上高

 

地域別

売上高

くらし事業

くらしアプライアンス

714,857

 

日本

1,120,156

空質空調

521,784

 

米州

296,079

コールドチェーンソリューション

265,525

 

欧州

157,575

エレクトリックワークス

492,051

 

アジア・中国他

719,127

その他

298,720

 

 

 

小計(注1)

2,292,937

 

小計(注1)

2,292,937

オートモーティブ

車載コックピットシステム

418,058

 

日本

347,159

車載エレクトロニクス

436,561

 

米州

285,682

その他

122,414

 

欧州

209,861

 

 

 

アジア・中国他

134,331

小計(注1)

977,033

 

小計(注1)

977,033

コネクト

ハードウェアソリューション

577,041

 

日本

215,347

SCMソリューション

262,298

 

米州

367,292

 

 

 

欧州

128,509

 

 

 

アジア・中国他

128,191

小計(注1)

839,339

 

小計(注1)

839,339

インダストリー

電子デバイス

405,855

 

日本

188,737

FAソリューション

55,928

 

米州

49,477

電子材料

112,931

 

欧州

126,051

その他

107,931

 

アジア・中国他

318,380

小計(注1)

682,645

 

小計(注1)

682,645

エナジー

車載

468,602

 

日本

66,601

産業・民生

250,230

 

米州

554,649

 

 

 

欧州

20,701

 

 

 

アジア・中国他

76,881

小計(注1)

718,832

 

小計(注1)

718,832

その他(注2)

789,520

 

 

 

合計

6,300,306

 

 

 

(注1)収益の分解の「小計」と、注記「3.(2)セグメント情報」の「外部顧客に対する売上高」との差額は、各セグメントの製品を他のセグメントで販売した売上高に関する調整等です。

(注2)「その他」には、エンターテインメント&コミュニケーションの製品売上高244,159百万円及びハウジングの製品売上高285,139百万円が含まれています。

 

前第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結会計期間

① 前第3四半期連結会計期間(自 2022年10月1日 至 2022年12月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

製品別

売上高

 

地域別

売上高

くらし事業

くらしアプライアンス

261,672

 

日本

380,346

空質空調

156,176

 

米州

96,429

コールドチェーンソリューション

88,401

 

欧州

62,514

エレクトリックワークス

172,747

 

アジア・中国他

245,552

その他

105,845

 

 

 

小計(注1)

784,841

 

小計(注1)

784,841

オートモーティブ

車載コックピットシステム

131,257

 

日本

104,137

車載エレクトロニクス

138,431

 

米州

81,728

その他

36,857

 

欧州

66,687

 

 

 

アジア・中国他

53,993

小計(注1)

306,545

 

小計(注1)

306,545

コネクト

ハードウェアソリューション

194,515

 

日本

75,398

SCMソリューション

87,383

 

米州

119,173

 

 

 

欧州

40,137

 

 

 

アジア・中国他

47,190

小計(注1)

281,898

 

小計(注1)

281,898

インダストリー

電子デバイス

146,935

 

日本

68,752

FAソリューション

18,931

 

米州

20,270

電子材料

34,819

 

欧州

46,254

その他

49,630

 

アジア・中国他

115,039

小計(注1)

250,315

 

小計(注1)

250,315

エナジー

車載

169,621

 

日本

23,465

産業・民生

83,984

 

米州

190,633

 

 

 

欧州

7,222

 

 

 

アジア・中国他

32,285

小計(注1)

253,605

 

小計(注1)

253,605

その他(注2)

283,388

 

 

 

合計

2,160,592

 

 

 

(注1)収益の分解の「小計」と、注記「3.(2)セグメント情報」の「外部顧客に対する売上高」との差額は、各セグメントの製品を他のセグメントで販売した売上高に関する調整等です。

(注2)「その他」には、エンターテインメント&コミュニケーションの製品売上高99,608百万円及びハウジングの製品売上高102,825百万円が含まれています。

 

② 当第3四半期連結会計期間(自 2023年10月1日 至 2023年12月31日)

(単位:百万円)

報告セグメント

製品別

売上高

 

地域別

売上高

くらし事業

くらしアプライアンス

258,434

 

日本

394,403

空質空調

156,142

 

米州

102,664

コールドチェーンソリューション

91,717

 

欧州

50,300

エレクトリックワークス

177,909

 

アジア・中国他

240,540

その他

103,705

 

 

 

小計(注1)

787,907

 

小計(注1)

787,907

オートモーティブ

車載コックピットシステム

152,307

 

日本

127,197

車載エレクトロニクス

154,884

 

米州

99,757

その他

45,325

 

欧州

78,746

 

 

 

アジア・中国他

46,816

小計(注1)

352,516

 

小計(注1)

352,516

コネクト

ハードウェアソリューション

201,975

 

日本

82,185

SCMソリューション

95,015

 

米州

128,471

 

 

 

欧州

42,563

 

 

 

アジア・中国他

43,771

小計(注1)

296,990

 

小計(注1)

296,990

インダストリー

電子デバイス

136,270

 

日本

66,236

FAソリューション

16,543

 

米州

16,019

電子材料

39,612

 

欧州

44,429

その他

42,727

 

アジア・中国他

108,468

小計(注1)

235,152

 

小計(注1)

235,152

エナジー

車載

140,352

 

日本

26,330

産業・民生

93,514

 

米州

176,487

 

 

 

欧州

7,168

 

 

 

アジア・中国他

23,881

小計(注1)

233,866

 

小計(注1)

233,866

その他(注2)

274,451

 

 

 

合計

2,180,882

 

 

 

(注1)収益の分解の「小計」と、注記「3.(2)セグメント情報」の「外部顧客に対する売上高」との差額は、各セグメントの製品を他のセグメントで販売した売上高に関する調整等です。

(注2)「その他」には、エンターテインメント&コミュニケーションの製品売上高93,453百万円及びハウジングの製品売上高99,510百万円が含まれています。

 

 

8.補足説明

(1)その他の損益

前第3四半期連結累計期間及び前第3四半期連結会計期間の「その他の損益」の金額の内訳項目に個々に重要性が ないため、開示を省略しています。

当第3四半期連結累計期間の「その他の損益」には、減損損失の戻入が10,352百万円及び固定資産売却益が13,740百万円含まれています。なお、減損損失の戻入及び固定資産売却益は、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書においては、「四半期純利益」に含まれる当該損益を、営業活動によるキャッシュ・フローの「その他(純額)」にて調整しています。

当第3四半期連結会計期間の「その他の損益」には、固定資産売却益が12,223百万円含まれています。

 

(2)法人所得税費用

当第3四半期連結累計期間における「法人所得税費用」において、連結子会社であるパナソニック液晶ディスプレイ㈱(以下、「PLD」)を解散し、特別清算開始の申立てを行うこと及び連結子会社であるパナソニック出資管理(同)のPLDに対する債権を放棄する旨を、2023年7月31日開催の当社取締役会において決議したことを踏まえ、「法人所得税費用」の減少121,348百万円を認識しています。

なお、当該金額には、PLDに対する投資に係る一時差異が予測可能な期間内に解消する可能性が高くなったことに伴う「繰延税金資産」の計上額131,422百万円が「法人所得税費用」の減少として、また、国内通算グループの繰延税金資産の回収可能性を再検討したことに伴う評価減額等10,074百万円が「法人所得税費用」の増加として、それぞれ含まれています。

 

(3)社債の発行

当社は、2023年9月に、国内市場において総額260,000百万円の無担保普通社債を発行しました。

 

(4)有形固定資産の取得

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における「有形固定資産」の取得による帳簿価額の増加額は、それぞれ180,400百万円及び365,106百万円です。

 

(5)有形固定資産の売却又は処分

前第3四半期連結累計期間における「有形固定資産」の売却又は処分による帳簿価額の減少額は、23,273百万円であり、貸手としてのファイナンス・リースによる減少額が含まれています。

当第3四半期連結累計期間における「有形固定資産」の売却又は処分による帳簿価額の減少額は、30,546百万円です。

 

(6)米国インフレ抑制法に基づく補助金

米国インフレ抑制法に基づき認められる補助金のうち、EV向け電池の製造・販売に伴い直接受領すると見込まれる金額を、IAS第20号「政府補助金」に基づき、「売上原価」の減額として処理し、要約四半期連結財政状態計算書の「その他の非流動資産」に含めて表示しています。当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間において、「売上原価」の減額として処理した金額は、それぞれ139,284百万円及び47,799百万円です。なお、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書においては、受領すると見込まれる未収補助金の増減額(△は増加)△139,284百万円を、営業活動によるキャッシュ・フローの「その他(純額)」に含めて表示しています。

また、このうち、将来、北米事業の強化・拡大に向けて顧客と有効活用していくと見込まれる金額を、有効活用の方法は未確定ですが、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」に基づき、「売上高」の減額として処理し、要約四半期連結財政状態計算書の「契約負債」(非流動負債)に含めて表示しています。当第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結会計期間において、「売上高」の減額として処理した金額は、それぞれ75,062百万円及び25,764百万円です。なお、要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書においては、営業活動によるキャッシュ・フローの「契約負債の増減額」に含めて表示しています。

 

 

9.偶発負債

 当社の子会社であるパナソニック インダストリー㈱(以下、「PID」)の電子材料事業部が製造・販売する成形材料、封止材料及び電子回路基板材料の52品番において、米国の第三者安全科学機関であるUL Solutions(以下、「UL」)の認証登録等の際、複数の不正行為を行っていたこと(以下、「本件」)が判明しました。これを受け、PIDは、UL違反事案の調査、その他の品質不正の有無に関する調査及び調査結果を踏まえた原因分析と再発防止策の提言を目的に、社外有識者による外部調査委員会を2024年1月12日付で設置しました。

 また、PIDは、本件に関連し、ISO(国際標準化機構)及びIATF16949の登録認証機関であるLRQAリミテッドから、郡山工場、郡山西工場、四日市工場及び南四日市工場のISO9001及びIATF16949認証を2024年2月2日付で一時停止する旨の通知を受領しました。これを受け、PIDは、当該認証の一時停止解除に向けて取り組んでまいります。

 PIDは、当該製品をご購入いただいているお客様に個別にご説明の上、協議を行うとともに、不正行為の全容解明に向け、外部調査委員会による調査活動に全面的に協力しています。

 本件は今後の調査結果等により、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がありますが、現時点ではその影響額を合理的に見積もることが困難なため、要約四半期連結財務諸表には反映していません。

 

 当社及び一部の子会社は、取引、租税、製品、知的財産権等に関して、複数の訴訟の被告となる、政府機関の調査を受けるなど、複数の法的手続に関与しています。

 当社及び一部の子会社は、これらの訴訟や調査に対応していますが、訴訟や調査の結果によっては損害賠償金や制裁金が課される可能性があるため、金額は不確定であるものの、合理的に見積り可能な制裁金を引当計上しています。

 当社及び一部の子会社はいくつかの訴訟をかかえていますが、それらの訴訟による損害が仮に発生したとしても、要約四半期連結財務諸表に重要な影響を及ぼすものではないと考えています。

 当社は、訴訟や当局の調査に関して、引当金以外の追加的な費用範囲の見積りは開示していません。調査や法的手続等には、複数の法的論点が存在し、多数の関与者が含まれ、あるいは関連法律が複雑又は不透明な海外案件もあり、そのような見積りは困難なためです。

 

 

2【その他】

(1)配当決議

 2023年10月30日開催の取締役会において、2023年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、第117期の中間配当を行うことを決議しました。

 配当金の総額及び1株当たりの金額は、要約四半期連結財務諸表注記「4.(2)配当金」に記載のとおりです。

 

(2)訴訟等

 当社に関する重要な訴訟等は、要約四半期連結財務諸表注記「9.偶発負債」に記載のとおりです。