当中間連結会計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、 個人消費において持ち直しの動きがみられ、緩やかな回復傾向にありますが、エネルギー価格や原材料価格の高騰、為替相場における円安の長期化、不安定な国際情勢、米国の通商政策による影響など、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
外食業界においては、個人消費やインバウンド消費は増加傾向にありますが、昨今の米の価格の高騰や、エネルギー価格、人件費、原材料価格の上昇など、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは今後の中長期的な成長戦略を実現するため、既存のイートイン事業はもちろんのこと、テイクアウトやデリバリー販売、量販店や通販サイトを通じた販売の強化、社員独立フランチャイズ店舗の拡大など子会社を含めたグループ全体のパフォーマンス向上に取り組んでまいりました。
商品施策では、既存商品のブラッシュアップを継続して提供品質の向上を進めると同時に、試験販売を繰り返してお客様の消費動向を慎重に分析した上で、グランドメニューの改定を1回、秋フェア「いろどり秋味」、冬フェア「ぽかぽか冬の推しメシ」を行いました。
グランドメニューの改定では、カリッとジューシーなチキンと新鮮な野菜が相性バツグンの「野菜たっぷりチキンの竜田揚げと釜揚げしらす丼」、春の登場以来人気の「正統派そば」を使用した「牛肉と焼き葱のみぞれつけそば」、お肉好きの方にはたまらない「ミートラヴァーに捧ぐ!トリプルミートコンボ」、「倍盛りジョイフル塩唐揚げ定食」、今からの季節に嬉しい「鍋メニュー」の充実、丼メニューには「ご当地海鮮丼」、ほっこり甘~い「お芋デザート」など、食欲をそそり、食欲がとまらない新メニューを多数揃えました。また、コストパフォーマンス抜群のランチでは、日替りランチとグリルランチのライスを「カレーライス」にバージョンアップできるようになりました。冬フェアでは、からだが温まる熱々お鍋メニュー「博多もつ鍋定食(ちゃんぽん麺入り)」、深みある味わいを楽しむ定食メニュー「広島県産かきフライ定食」、心が満たされる濃厚なスイーツ「北海道産マスカルポーネチーズの芳醇ティラミスパフェ」など、からだ温まるぽかぽかメニューと3種類の濃厚スイーツを揃えました。
さらに、7月には前期にご好評いただいたPEANUTSとのコラボレーションメニューを販売したほか、12月には人気アニメ「ONE PIECE」とのコラボレーションを2回にわたり行い、「ルフィのドン!!と山盛り肉々グリル&麦わらオムライス」、「チョッパーの桜舞うホットケーキプレート」などの商品を販売しました。
営業施策では、重点的な取り組みとして、料理のクオリティー維持・向上を目的に作業チェックシートを活用してひとつひとつの作業の徹底を行い、良い品質で、見た目にもきれいで、鮮度の良い美味しい料理を安定的に提供できるように努めてまいりました。
また、販売促進として、PEANUTSとのコラボレーション新TVCMやジョイフル宣伝部長の秋山竜次さん(ロバート)が出演し、秋冬の新グランドメニューを紹介する新TVCMを放映しました。さらに、9月には前期ご好評いただいていた一般のお客様やマスコミを対象とした新商品試食会&福岡工場見学ツアーの体験イベントを開催し、世界にひとつだけのオリジナルパフェ作りや、製造・配送の様子を見ることができる工場見学を行いました。11月には子育て世帯に向けた「キッズ半額キャンペーン」を実施しました。また、客席でお好きなタイミングで従業員を介さずに会計ができるテーブル決済を一部フランチャイズ店舗を除くジョイフル全店に導入し、更なるお客様の利便性の向上を図っております。
当中間連結会計期間における店舗数は、グループ直営店8店舗の出店により669店舗となりました。また、グループ直営からフランチャイズへ43店舗転換を行ったことにより、グループ直営421店舗、フランチャイズ248店舗となりました。
以上の取り組みを行った結果、当中間連結会計期間における経営成績は、売上高は37,121百万円(前年同期比4.4%増)、営業利益は2,929百万円(前年同期比15.8%増)、経常利益は2,967百万円(前年同期比16.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は1,874百万円(前年同期比9.6%減)となりました。
なお経営指標としている「総資本経常利益率」「売上高経常利益率」「労働生産性」及び「株主資本当期純利益率」の数値改善のため、より一層の経営努力に努めてまいります。
また、当社は保険代理店業を行う特例子会社を所有しておりますが、連結業績に占める割合が極めて軽微であり、当社グループの報告セグメントがレストラン事業一つであるため、セグメント情報の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
ⅰ) 資産の部
当中間連結会計期間末の総資産は33,895百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,276百万円の増加となりました。
これは主に、土地の増加1,005百万円、現金及び預金の増加742百万円、売掛金の増加461百万円、原材料及び貯蔵品の増加332百万円、流動資産その他の減少152百万円、工具、器具及び備品の減少110百万円によるものであります。
ⅱ) 負債の部
当中間連結会計期間末の負債合計は19,632百万円となり、前連結会計年度末に比べ416百万円の増加となりました。
これは主に、未払法人税等の増加807百万円、流動負債その他の減少713百万円、買掛金の増加671百万円、長期借入金の減少630百万円、短期借入金の増加430百万円、未払消費税等の増加375百万円、未払費用の減少326百万円によるものであります。
ⅲ) 純資産の部
当中間連結会計期間末の純資産合計は14,263百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,859百万円の増加となりました。
これは主に、利益剰余金の増加1,720百万円によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの資金需要のうち主なものは、販売商品に係る原材料費、店舗運営に係る人件費、地代家賃等の運転資金及び設備投資資金であります。これらの原資は営業活動の結果得られた資金を主としましたが、不足するものについては長期借入れで調達するなど、計画的に実施してまいりました。
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、2,521百万円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは前期比1,086百万円増加して3,695百万円となりました。営業活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、税金等調整前中間純利益2,960百万円、減価償却費932百万円、仕入債務の増減額671百万円、未払又は未収消費税等の増減額481百万円、棚卸資産の増減額△410百万円、未払費用の増減額△326百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前期比431百万円減少して△2,369百万円となりました。投資活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、有形及び無形固定資産の取得による支出△2,388百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは前期比860百万円増加して△605百万円となりました。財務活動によるキャッシュ・フローの主な内訳は、長期借入金の返済による支出△808百万円、短期借入金の純増減額430百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間の研究開発費の総額は128百万円であります。
当中間連結会計期間における研究開発活動の状況は、次のとおりであります。
当社は、成長戦略の柱としてDX投資を推進しており、当社独自のシステム構築に係る研究開発活動を行っております。具体的には商品開発のサポートシステム・新店売上予測モデルの開発・調理作業効率化のためのサポートシステムの構築を進めており、今後の商品開発、事業計画、オペレーションの効率化及び新人トレーニングの簡素化を図ってまいります。
ジョイフル(社員独立)フランチャイズチェーン加盟契約
当社は、社員独立フランチャイズ制度により、フランチャイジーとの間にフランチャイズチェーン加盟契約を締結しております。
(期間)
5カ年間(契約満了の6カ月前までに双方合意がなされた場合に限り新契約の締結あり)
(契約内容)
1 ジョイフルフランチャイズチェーン加盟店の運営
2 ジョイフルに係る商標、運営マニュアル等の使用
3 ロイヤリティの受取はフランチャイジー店舗の売上高の一定率及びフランチャイズ契約締結時の一時金
(注)当中間連結会計期間の加盟店舗数は43店舗でありますが、フランチャイジーによって発効日が異なりますので、発効日の記載を省略しております。